(再掲写真)
秋の山芋シーズンは毎日でも山芋掘りに行きたい。
でも、畑仕事が優先でままならない。晴天の日に掘りたいなー。それがささやかな夢です。
特に注文はしなかったけれど、昼食に自然薯山掛け蕎麦が出てきました。
乾麺でも今は美味しい蕎麦がありますからね。うん、頂いたばかりの「イチカラ畑」の蕎麦でないのが残念。
自然薯、山芋のとろろは単純な煮干し出汁で伸ばしたもの。
お玉で掬い取れないほどの、粘り気の強いとろろ汁を蕎麦に掛けます。
もう、ずるずると啜り込む音なんて遠慮している場合では有りません。
「美味いなー」「美味しいねー」と啜り込む間に交わす言葉です。
カリカリカリとお玉の音を立てながら最後まで掬い取る。
さて、ご馳走様。この味は来年までお目にはかかれませんね。
先日、小雨の中二回目の山芋掘りに行ったのでした。
でも、いわゆる「蔓が飛ぶ」状態で、蔓の関節から切れて、探し出すのが困難な状況。
スベルべはそんな条件でも、地際から残る最後の一節を見つけ出す眼力を持っています。
雪が降り、雪崩状態で雪が斜面を落ちると、頼みの綱の最後の一節も流れ落ち見つけることはお手上げになります。
先日蕎麦打ちの体験会があり参加しました。教わりながら打ったり切ったり食べたりしてきました。打ち立ては美味しかったのですが自然薯をかけたら最高においしかったでしょうね。みんなが間違っていた蕎麦の茹で方、それは沸騰したお湯にばらばら入れたら箸で掻き回さないことだそうです。いつもすぐに掻き回していましたね。お蕎麦が切れてしまうからいったん湧き上がるまでそのままにしているのがプロだそうです。みんな揃って「へえ~!」でした。
畑仕事に追われて時間が無く、他のことがあまり出来ないので、畑を少し考えなくてはならないようです。
蕎麦打ちも自分で打って食べたら最高ですよね。
かっては自分で栽培し、そして製粉してもらった蕎麦を手打ちで食べていました。
「どうだ、蕎麦打ちをする人は居るけれど、自分で種蒔きからする人は少ないぞ」なんて自慢して。
なにしろ垂直に掘るのだから。
スベルべのとこなんて、あの急斜面ですよ。
中越地震で山が崩れた時なんて、山芋が転がり出たんじゃないかなんて噂さえ。
平らなところを掘るときは、先ず警察に事前連絡を。「決して何かを埋める穴じゃありません」と(大笑)。