畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載248「ルバーブ」(その1)

2021-06-20 04:28:59 | 野菜

    

 春です。枯れ果てた古い葉の根元から芽生えてきたルバーブです。

 

    ルバーブ(その1)

 ルバーブなんて、どこで何から知ったのだろうか。健康特集をする週刊誌か何かの記事だったかな。作ってみようとしたが、何しろ種がどこで売られているのか皆目分からない。調べると、長野の野尻湖畔で別荘、避暑地として過ごしていた駐留米軍の家族が持ち込んだのが、日本でも栽培の起源とされていた。

 タデ科ダイオウ属とされている植物で、大きなスイバ・「すっかし」のようで、直径が30㎝にもなる大きな葉と、3㎝を超えるほどの太さの茎になるのが特徴。さて、変わったこのルバーブは何に使うのか、どんな料理に使うのか。

 実は、その太い茎は美味しいジャムの材料になるのだ。繊維質たっぷりのルバーブは肉食が多いアメリカ人が必要ともする食材らしい。整腸作用に富む、食物繊維の塊のような食べ物でもあるようだ。その後見た資料によると、大きな葉は「シュウ酸」が多く含まれて、食用にしてはいけないとあった。そして、茎が鮮やかな赤色の種類もあり、仕上げ方によっては赤いジャムもできるようだ。

       (続く)

コメント (4)
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