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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

寄稿「記録的な小雪・大雪考」その1

2020-03-05 19:30:19 | 暮らし

 (例年ならば、今ころは雪に埋もれている石碑もご覧のとおり)

    記録的な小雪・大雪考(その1)

 令和二年の正月は雪が少なくて雪国魚沼の人間にとっては、雪かきの心配も無い楽な年明けだった。

しかもその後も雪は降らず、十五日の小正月も近くなると少なかった雪が消え晩秋のような風景になった。


 これならば山の畑への道も雪が無くて行けるかと思い、広域農道に軽トラを乗り入れた。

山の畑、字上の原地域の標高は二一〇メートルから二三〇メートルほどで下島付近とは百数十メートルの標高差があり、

雪はまだ消え残っていた。


 それが、一月末には平地も山の畑でも積雪は全く消え、土が現れた風景が出現する驚きの事態になった。

雪が無いと商売にならないスキー場や、除雪作業に当たる人たちの苦渋、苦労も想像に難くない。

そして、直接除雪に当たらなくても、除雪用品や暖房器具、衣料品の販売にも少なからぬ影響がみられているようだ。

 

 しかし、一般家庭では雪が少ないのは有難いこと。これ幸いとばかりに家の中の片付けに精を出すことになる。


特に溜まりに溜まった本や雑誌の類に手を付け始めて骨を折ることになった。

要不要の判断も難しく、なかなかエイヤーっとばかりには片付けられない。

その古い書物の中で18年前に亡くなった父が残した堀之内老人会の会報誌「年輪」に目を奪われてしまった。

先人の知恵や経験談が宝の山のように埋もれていたのだ。

     (続く)

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遊歩道を歩く「霧に浮かぶ山々」

2020-03-05 04:56:41 | 登山

 朝食後、いやまだその後の時刻に「保育所に送ってから遊歩道に行かない?」とスベルベママ。

唐突気味な提案だが、断る理由も無し。歩き始めてすぐに友人たちを誘えばよかったと異口同音に話した。

 いくら何でもスタートの直前ではそれも無理な話。

二人だけで上り始めたが、曇り空にも関わらず賑やかな小鳥たちの鳴きかわす声。

 

 午後からの天候の崩れ、雨は予報されていたがまずまずの気象条件。

近くの沢から立ち上がってくる霧に包まれて、遠く越後三山「越後駒ケ岳」が浮かぶよう。

 

 権現堂山も霧の中です。

この場所の少し手前で、下山中の山の会の先輩に出会いました。

 

 少し、霧は上がって来たかな。

権現堂山の左の白く雪を頂いた山は「守門岳」です。

 

 春一番に山に咲く「マンサク」の花が咲いていました。

例年だと、雪の残っているうちから咲くのですが、今年は積雪は全くありません。

        (続く)

コメント (2)
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