畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載222「早春の洪水」その3終わり

2020-03-16 05:07:51 | 自然

    早春の洪水(その3終わり)

 配備が決まり入ったばかりの、新鋭小型除雪機「スノーロータリー」を手配して、堤防から川に入れた。

作業は順調に進み橋梁の前後を中心に除雪が終わった。


 その日の直後、不安は的中し典型的な「台湾坊主」が発生した。

「災害警備」が発令され、現場に行った人の話によると、恐ろしいばかりの水量が押し寄せ、

橋梁に近付く事さえ出来なかったそうである。

上流の雪が大きな塊となって流れてきて、そのまま線路を直撃したらと、心配になるほどでもあったとか。

それでも除雪の効果で、線路上まで雪解け水が上がることも無く運転に対する影響は、最小限で済んだという。

結果として上司からお褒めの言葉を頂く結果となった。


 その川は上流の地区名から「名木沢(なぎさわ)」と名付けられていたが、保線人は毎年泣かされる事から、

密かに「泣き沢」と呼んでいたのである。

            (終わり)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鯛の一匹物を食べる「カルパッチョ」

2020-03-16 05:07:06 | 食べ物

 パートが一区切りついたら、ささやかに自分用のお祝いと思っていた。

メニューは先日チラシに載っていた、鯛である。桜鯛と言う旬にはまだ早いのかもしれませんが。

 パート終了後、夫婦二人で買い物に出かけ、まずは鮮魚コーナーへ。

大きな鯛に目星をつけ、担当者を呼んで「五枚卸しで柵を4本と、アラも全部」と注文し他の買い物へ。

 天然物、養殖物と有ったけれども、チープシックに安くて大きなものを選ぶ。

持ち帰り、早速料理。と言っても卸してあるから簡単ですけれどもね。

 

 大身の柵が4本ですから、半分ずつ料理を変えて食べましょう。

先ずは「鯛のカルパッチョ」と洒落てみよう。この場合は身を薄く引きます。

 

 皿の下には、さらし玉ねぎを敷きます。

出掛ける前にレシピを見たらよいのに、帰ってから見るという、いつもの泥縄式 (笑)。

 

 薄く削いだ身を載せて水菜を切ってぱらぱらとその上に。

洒落た盛り付けと、ミニトマト、パプリカでも載せて彩りよくしたら良いのですけれどもね。

         (続く)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする