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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

大雪が一転日本晴れに

2018-02-15 14:18:46 | 自然

 日中だけで1メートルも新雪が積もった大荒れの天気がようやく収まった。

ようやくと言うか、先日4日続いた猛吹雪よりも短い2日間ではありましたが。

 農天市場の建物が、ほぼ雪に埋もれてしまいました。

電柱の横は国道だけれど、除雪車の投げる雪で両側が高くなり、溝状態になっています。

 

 駅前に立ち並ぶ家々の影が朝日に長く尾を引きます。

今回、二日間で積雪量はまたグンと増えましたね。3メートル弱くらいかなー。

 

 大雪の後に晴れ渡り放射冷却現象で、枝葉に着いた雪は落ちずにそのまま凍って雪の花に。

全山樹氷状態の山は、そんなに出現する者では無くて、これも雪国に住むからこそ見られる風景です。

 

 でもねー、この斜面一帯は「奥沢」と呼ぶんだけれど、雪が沢山張り付いたなー。

雪崩となって落ちても、線路までは届かないとは思うけれど、少し心配です。

 楽しみは春の山菜ですねー。この大雪が幸いをもたらせてくれるはず。

沢が雪で埋め尽くされ、その雪に乗って、普通の年には手の届かない場所のゼンマイも採れるのです。

 

 昨日の大雪が降っている最中は最後にこのロータリー除雪車が来たのは22時頃、夜中でした。

彼ら、オペレーターの労をねぎらいたいと待ち構えていたのはスベルべママ。

 この前のタイヤドーザーのオペレーターと、ロータリー除雪車のオペレーターにプレゼント。

熱々の焼き芋でしたが「いつも不平、文句ばかり言われているだろうから、激励にね」だそうです。

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アリさん夫婦の冬仕事(その2終わり)

2018-02-15 07:14:16 | 暮らし

 要領を知り、力があればスコップ無しで「スノーダンプ」で雪塊を切り出して運ぶ。

最初にこの「スノーダンプ」は進化を重ね、今のスタイルに。高価なものはチタン製もあるらしい。

 

 「かんじき」を履くことも有るけれど、ゴム長でも少しずつ雪を踏み固めたら大丈夫。

こうして、押す通路を自分で踏み固めて作りながら先へ先へと捨て続けます。

 

 ここまで、掘り下げたところで板材を撤去しました。

カメラを構えるスベルべの姿がガラス窓に映って見えます。

 

 水分補給、休憩でいったん家に入り、食堂の窓から外を見ます。

大分片付きましたよ。これで、この冬は窓が埋まるほどは降らないでしょう。と、楽観的観測のスベルべ。

 

 休憩を終えて再度表に。頂上の真ん中付近。木々が途切れたところから我が家の畑が始まる。

夏は、アリさんのようにせっせと働き。冬は夏のキリギリスさんのように歌って暮らそう。

 なーんて、思うのですが、働き者と言うよりも貧乏性のスベルべ夫婦。でも、午後からは近くの温泉に。

冬も休むことなく、せっせと働くのでした。って、あれっ夏場より5キロも太ったのは誰だっけ(大笑)。

          (終わり)

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アリさん夫婦の冬仕事(その1)

2018-02-15 04:59:39 | 暮らし

 典型的な楽観的主義のスベルべは、「なーに、雪はこれで終わり」なんて思ったがスベルべママは心配する。

板材で防護しようと言い出したが、しなければ気が済まないスベルべママに敗けて板で臨時措置。

 

  でもね、やると決めたら動きは早いスベルべです。

晴れ渡った大雪の翌日に、放射冷却現象で冷え切った外気が温まるのを待って作業開始。

 

  この雪の山を人力で、取り除こうと言うのです。

この、自然落下式の屋根から落ちた雪は、下に叩きつける様に落ちて結構固い。

 

  スベルべ一人でも大丈夫だと思ったけれど、スベルべママも出動。

隣のお父さんも、出勤前に一仕事。おっとその向こうの隣も二階の窓まで雪が届いているぞ。

 

  作業はこの「スノーダンプ」に雪を四角に切って乗せ、裏の田圃に搬出し、これを繰り返す。

何年前の事だったかなー、この「スノーダンプ」の出現は。雪国の除雪作業のスタイルを一変する発明でした。

          (続く)

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