畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

マックス、カモシカを追う

2012-08-04 04:21:56 | マックス

 昨日の朝もマックスと山の畑に行った。
畑に散水していると、マックスは隣の「タラの木畑」の脇の藪に入って行く。

 やがて連続して吠えるマックスの声が聞こえ始めたが、中々止めない。
あんなに吠え続けるのは、カモシカに遭遇したのに違いない。

 呼んでも帰ってこないので、諦めて草取りをしながら待っていると、荒い息遣いで帰って来た。
「ヨシ、ヨシッー帰ってきたな、どうだカモシカと引き分けだったか」なんて褒める。


 このネギの畑の向こう、さつま芋の畑が終わる辺りから藪に入って行ったのだった。
途中で一度迎えに行き藪から顔を出したマックスに「ヨシヨシ、頑張ったな」なんて声を掛けると、
張り切った様子で「トーちゃんに褒められたからもう一回」なんて再びやぶに消えていた。


 それでも、疲れきって帰り、わずかな日陰の軽トラの後ろで休む。
カメラを構えたスベルべの影も映っているけれど、時刻は七時半を過ぎた頃でしょう。


 洒落たクーリンググッズのネッカチーフも、もう泥で真っ黒に汚れている。


 「マックス、ブーブーに乗って帰ろう」と声を掛け、おやつのビーフジャーキーを上げる。


 軽トラに乗って帰宅の途中、再度タンクに水を組み入れるために水路の傍に停まる。
マックスは、水路に浸り、クールダウンです。

 下の畑に散水し、駅の花にも水を播いて帰宅した。
暑さで食欲の落ちていたマックスも、激しい運動でさすがに空腹を覚えたようで、
大目に盛り付けた餌をぺろりと食べ、ステンレスの食器も舐めるように綺麗になっていた。

 最近何回か食べた「熊の骨付き肉」が効果を表し、闘争心に火が付いたのだったかも知れない。
吠えられて、追いかけられたカモシカは迷惑だったことだとは思うけれども。
コメント (14)
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