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めおと上海生活(旧:北京的生活)

北京での留学生活を終了した年とゆっこ。上海での駐在員・太太の生活や食べ物・文化等を写真と一緒に書いてゆきます

南新彊の旅4-カシュガル!カラクリ湖

2008-05-13 22:35:23 | 旅する:新疆ウイグル自治区(シルクロード

中国は最果ての西の西、カシュガルにやってきました。
ここからさらに西を目指しパキスタンとの国境への道沿いにある「カラクリ湖」を目指します!

まずは朝ごはん♪まんま~るな大きなナンの他に、このタイプのナンもあり。
ずっしり重く小麦粉の味わいがしっかりした素朴なパン。ベーグルよりさらにズッシリ。



途中の村ではロバ車、ではなく馬車に揺られてみました。
この日は快晴!もうやっほ~!と意味もなく呼びかけたくなるくらい気持ちヨーーイ!! 



鈴を付けているので軽やかな音が、チリンチリン。パッカパッカ走る姿が愛おしいね。

何百キロと走行していると徐々に標高アップ。
パスポートがないと通れない道を抜け7000メートル級の山並みの間を駆け抜けてゆきます。
富士山で3800メートルくらいだよね?!ざっと倍!!スケールがおっきいなああ。

めっちゃ強風なのでサングラスは必須。帽子をかぶるならヒモ付きがよいかも?私は現地風にしちゃいました、フフフ。


強風+強烈な陽射しが自然環境の厳しさを物語ってます。
カラクリ湖は「黒い湖」とゆう意味だそうで、なるほど、暗めの色でありました。
湖畔にはラクダがいっぱい。ラクダって熱いところも寒いところもオッケイな強い生き物だよね。かっこいい!

帰りにはキルギス族の民家にお邪魔させてもらいました。



岩肌に張り付くように建てられた家、薄暗い家の中、囲いの中のひつじたち。。上海では見えないモノが見えてきそう。

カシュガルは今回の旅でいちばんしっくり来たところ。
もっとゆっくりと見たかったなぁ~。古い町並みがまだ残っていてそこがたまらなくよかった!!
「カシュガルに行かなければ新疆ウイグル自治区に行ったとはいえない」
とゆう言葉に納得。カラッカラに乾燥してるところなのに、なんだかキラキラした印象の懐の深い街。


PS四川省での大きな地震、たくさんの命が奪われてしまったようです。
心よりご冥福をお祈り申し上げますと同時に上海の私たちを心配して下さったみなさんありがとう。上海は無事です。