喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

ほっと

2015-01-02 16:12:43 | ホンのこと
ホンを書いている時は辛かったり苦しかったりするのだけど、たまーにほっと息をつく時間が出来た時に、やはり書くのが好きなのだと気付く。ホン書きのみならず、それは様々なことに言える。お正月は、そんな「気づき」をいくつも経験出来て素晴らしい。実家に帰り時間の配分がいつもと変わり、息をつくと、ぼんやりと見えてくる。好きなもの、ひと、場所。嫌いなもの、ひと、場所。無くてはならないもの、無くてもいいもの、ずっとやりたいこと、もうやりたくないこと、どういうものを書くのが好きか、書くとはそもそも自分のなんなのか、劇団とはなんなのか、個人とはなんなのか。仕事、人間関係、演劇、恋愛、家族、生き方など、いくつものことが、落ち着いたスピードで頭をよぎる、この時間がありがたい。そんなわけで英気を養い、シナリオの調べものに勤しむ。唸る。唸っている間はもちろん楽しくないが、いずれやってくる「ほっ」に向けて、今日も生きる。生きろ。

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