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実相(“見えない”神の子・神の国)と現象の関係

2019-05-01 16:48:56 | 日記
実相(“見えない”神の子・神の国)と現象の関係
令和元年5月1日
谷口雅春先生のお悟りを『生命の実相』20巻から
復習する。
【「実相とは神である。“ある”ものはただ神“のみ”である。神の心と、神の心の顕現のみである。これが実相だ」ここに神というのはむろん「仏」という意味も含んでいた。】
雅春先生がここで「神の心」とお書きになっているのは
たった今この現象世界の奥に存在している
実相世界(見えないが実在である神の理念)のことであり、
現象から色や形を取っ払ったら
でもそこに残る純粋形相のことである。
これは「神の心」であり、
永遠向上、無限向上、円満完全大調和であって、
神性、仏性充満し
現象世界のあらゆる事物に相応していて
それらを表現するもとになるところの「神の言」世界である。
また雅春先生が「神の心の顕現」とお書きになっているのは
現象世界のことであり、
「神の心」が時間空間世界に
人間の五官を介して表現されている
世界である。
人間がストレートに神我を通して実相を現象化させれば、
実相が人間の我の心で歪められずに顕われ出るのである。
歪んで実相ならざるものが出ているように見えても
それは単なる実相の不在であって、
「実相即現象」という根本真理は
貫かれていることに変わりはない。
雅春先生が「これが実相だ」とお書きになっているのは、
「この実相と現象の在り方自体が、人間の生命の実の(本当の)相(すがた)ですよ」
ということである。
この真理を仏教は「色即是空、空即是色」と
説くのであるが、
雅春先生のお説きになっていることと同じである。
ただ仏教の説く「空」と言う言葉は
雅春先生もご指摘になっているように、
「真空妙有」のことなのだと補足する必要がある。
「空」と見えるものの奥に
「妙なる有(実相)」が存在しているということであって、
「色即是空」という言葉は
現象の奥に妙なる実在「神の心」が実在している、
という意味である。
現象は実相の反映であるという意味から言えば
「現象即実相」「実相即現象」と
言えるのである。
現象に実相の理念「神の心」は
恒に貫かれている、のである。

この見える世界の奥というか裏というか、背後に、
実相世界があるということは
いったんは
現象世界をないとして
否定しなければならない。
でも真理が分ってきて、
雅春先生の
【「実相とは神である。“ある”ものはただ神“のみ”である。神の心と、神の心の顕現のみである。これが実相だ」ここに神というのはむろん「仏」という意味も含んでいた。】
というお悟りを理解できたときに
現象世界がどんな状態であるにせよ、
この現象の奥にある“神の子”“実相世界”が真実世界との
観方をすることができるようになり、
つまり「信」と「観」が
成就するということになるのである。

「恐怖心なければ次の夢なし」

2019-05-01 15:00:02 | 日記
「恐怖心なければ次の夢なし」と
聖経『四部経』には
何か所も
書かれていて、
現象世界を物質世界と誤解することから来る弊害は
とても大きいものがある。
この「恐怖心」について
ステラ・テリル・マン女史が取り上げて記述したのが
「怖れなき生活」という本である。
早速女史の説く真理を
御覧ください。
(参考 怖れなき生活 ステラ・テリル・マン 谷口清超訳 日本教文社)
【現代科学、殊に心理学や精神医学や精神身体医学等における発見によって、私たちは恐怖心が人間の肉体や心や霊を犠牲にしてしまうという、悲劇的結果を知ることができるのであります。更に又最近は、次のようなことをも教えてくれております。すなわち「恐怖は最も伝染性の強い病気よりも、遥かに強い伝染性をもっている」、そして又吾々はしばしば、「吾々の周囲にいる他の人々の恐怖心」の犠牲となっているのであると。しかし吾々の周囲の他人の恐怖心がどのようにして起るかについて、吾々は科学的にあまり多くを知ってはいないし、吾々自身をその恐怖心からどうやって守るかについては、ほとんど何も知らないのです。このような理解を得、救いをうるためには、吾吾は宗教に入らなければならない。ポラード家の人々も遂にそこに到達したのでした。
吾々が本書で研究をすすめてゆくにつれて、ポラードさん一家が学んだ多くのことを学びとりうるでしょう。しかしここで私たちは、次の二、三の点に触れておきたいと思うのです~
一、神様は吾々の罪を罰し給わない。吾々自身が自分自身で処罰するのである。
二、神は全き愛、全き智慧、全き力の神である。
三、恐怖心は悪が善を屈服せしむるという誤った信念の結果である。
四、吾々は霊の法則に従って生きることを学ぶことによって、生活環境を支配する方法を知るのである。そうして吾々は、恐怖心が起る前にそれを未然に防ぐのである。】
恐怖心を克服するには
「物質なし実相あるのみ」の
“人間神の子”“生命の実相”の真理を悟る以外に
方法はない。
ステラ・テリル・マン女史は
ニュー・ソートの立場から
唯神実相哲学と同一の真理を
説いているのである。