![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/ba/fa527bb423861c0ce4e579e79fc0e2d7.jpg)
どん兵衛といえばやっぱり「日清どん兵衛・きつねうどん」です。さて、どうして2つ並んでいるのかといえば、そうです、先の天ぷらそばの時にお話した、WとEのEの方(東日本)を見つけてしまったのです。東海地方に本社を持つチェーン展開のお店で発見いたしました。そうなれば食べ比べてみるしかありません。
左側がW(西日本)、右側がE(東日本)です。以下もその並びで話を進めていきたいと思います。意図的なのか、印刷の関係なのかわかりませんが、右側のうどんの写真のほうが色が濃いように思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/2a/ab17c562058a62f82aa4411008b3efd9.jpg)
この部分はWもEもほとんど同じでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/8f/b49a026704b6d91df906a2326dd9f801.jpg)
左側のWがちょっと見にくいですが、左側に(W)、右側に(E)と印字してあります。先日のおさらいをしますと、(W)のつゆは昆布だし主体の薄口醤油仕上げで、(E)のつゆはかつおだし主体の濃口醤油仕上げだそうです。僕は西日本の人間ですが、23才のときから10年間ほど千葉県に住んでいました。最初、そばのつゆを見たときにはその黒さに驚きました。「こんなもの食べれない」とさえ思いました。ところが慣れてくると美味しいんですね。特に立ち食いそばの大ファンになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/d7/782d2a63b4adab4f7b783d9e4b49e291.jpg)
ふたを開けてみてびっくり。まずスープの袋の色が違っていました。そして「おあげ」をよく見てください。色が違います。おあげの味付けも違っていました。ホームページによりますと(W)の方が「砂糖の甘みでしっかりと味付けされたジューシィなおあげ」とあり、(E)の方が「醤油と砂糖で甘辛くしっかりと味付けされたジューシィなおあげ」とありました。食べてみると違いは歴然としていて、(W)の方は甘みが強く、柔らかな感じのおあげで、(E)の方は甘辛くてしっかりとした味付けといった感じでした。どっちが好みかと聞かれれば(W)の方ですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/cb/f469d5302bdfa53435370f211e114503.jpg)
出来上がりの写真では違いがよくわかりませんね。つゆの色も違っていたのですがこの状態ではよくわかりません。ただおあげの大きさが違います。(E)の方がずいぶん大きかったのです。
肝心のお味の違いですが、こちらも違いは歴然としていて、イメージどおりの違いでした。簡単に言えば(W)の方は甘めのつゆで、(E)の方はしょっぱい感じのつゆでした。どちらも特徴が出ていて美味しく感じました。ただどちらが好みかと聞かれればうどんの場合には(W)の方ですね。そばだったら(E)かもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/58/39fe5debdc5473192de7a60feeec00b6.jpg)
食べ終わったあとのつゆの色を見ると、その違いは歴然です。正直言ってここまではっきりとした違いがあるとは思わなかったので驚きました。でも考えてみれば、2種類の商品を出すからにはコンセプトをはっきりとさせるべきですから、ここまで違いを出した日清食品、「あっぱれ」です。
ホームページによると調査員が新幹線のこだまの駅でひとつひとつ途中下車をしながら、周辺のお蕎麦屋さんなどを食べ歩いたそうです。その調査の結果で関が原あたりに境界線があることが判明したそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/8c/a0691cc1cb69dec0a898d4a4ba872c08.jpg)
「栄養成分表」です。カロリーは同じでしたが、その他の項目は微妙に違っていました。ただカルシウムの量は(E)の方がかなり多いので驚きました。
◆総合評価◆
【個人的好み】(3段階評価)・・・★★★
【山のお供には?】(3段階評価)・・・★
ここまでこだわって作られた商品ですから当然三ツ星です。味も他社の同様の商品を全く寄せ付けません。お見事です。
山へは調理時間が長いのと、パッケージの大きさがネックで持って行きませんが、たまにミニサイズを持っていきます。ただミニサイズは割高です。
分析を有難う御座います。
関が原より東にある三河では概ね(E)が並んでいそうですね。
ところでこのスープは最後まで飲み干されますか?
塩分摂取量が一気に増えるので残しますか?
以前うどん屋をやっている方に聞いたところ、うどんを作るのに一番金がかかるのは出汁だとのことでした。
中華蕎麦屋などでも本当は汁は最後まで飲んで欲しいとかいう話ですね。
口の肥えた御身が三ツ星をつけたきつねうどんであるからには今後心して頂く事に致しましょう。
コメントいただきありがとうございます。試したいと思ったら、すぐにやりたい性質でして、今月東京に行くのでその時に買って帰ろうと思っていたら思わず見つけてしまいました。
だしをとるのは研究費もかかっていることでしょうし、大変だと思います。
つゆは山では飲み干しますが、家ではカロリーと塩分を気にして残します。でも外で食べたときなどは飲み干すようにしています。
日清のきつね、どん兵衛 よく食べています。しかし、山でも手軽に食べることができる、体も暖まる、ことを考慮すれば評価はできますが、ルンバルンバサン同様、調理時間とパッケージが大きいのがネックですね。その点では、カップヌードルでしょうが、しかし、ここまで気にして食べたことはありません。私は西ですから、今まで“W”の方しか食べてないような気がしますね。あたりまえでしょうが、“E”も食べてみたくなりますね。
おあげの大きさが違うのがちょっと気になりますが(笑)
おつゆの色、ホントだ!
はっきし違いが分かりますね。
松山は味噌をはじめ麺類のつゆも甘めなのでEの方はちょっと口に合いにくいかも。
でも話の種に食べてみたいなぁ。。。
コメントいただきありがとうございます。山で食べるうどんというのも格別ですが、これはちょっとカップが大きすぎますね。
西と東とをそれぞれ単独で食べても、その違いはよくわからないと思いますので、食べられるときには並べて食べられることをオススメいたします。
このあたりの醤油も味噌も松山同様に甘いと思います。以前東京の友達が来て、刺身を刺身醤油で食べさせたところ、東京でアナゴの寿司の塗る煮詰めのようだと言っていましたから、関東に比べると甘いですね。逆に関東に行くとしょうゆ味のものがしょっぱく感じます。
ただおそばには関東のしょっぱい味付けのつゆが合うようにも感じます。
ちょびママさんは是非そばのほうでやってみてください。