ハイカーホリックの介護日記~機能訓練指導員の一日~
体の衰えは筋肉の衰えです。筋肉を復活させる事に全力を尽くします。
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「やはり出たか」といった感じです。先日、「怖くて飲めない!」という本の紹介記事を書きました。薬は化学物質ですからただでさえ口に入れるのは怖いものなのに、その怖いものを私利私欲のために製薬会社、官僚、医療関係者がタッグを組んであたかも絶対必要なもののように仕立てて患者に飲ませているという本でした。その本はアメリカでの出来事を書いたものでしたが、絶対に日本の方が巧妙で悪質に違いないとも書きました。そしてこの記事です。タイトルは3月13日の読売新聞の見出しです。以下は記事からの引用です。

>インフルエンザ治療薬「タミフル」を服用した後に異常行動死が相次いでいる問題で、因果関係を調べている厚生労働省研究班主任研究者の教授が主宰する大学の講座(研究部門)が、タミフルの輸入販売元「中外製薬」(東京都中央区)から、4年間に約800万円の寄付金を受けていたことがわかった。

大体こういうものは表面化するのは氷山の一角でしょうから、もっと大きな金が動き、厚生労働省の官僚も絡んでいるに違いないのです。タミフルに対しては昨年から服用後に異常行動を起こして死亡する事件が相次いでいるにもかかわらず、厚生労働省の対応は非常に鈍いものでした。おそらく裏事情があるのだろうとは思っていましたが、やはりこういうことでした。

シナリオはこうだと思います。新型インフルエンザや鳥インフルエンザの流行を受けて、あたかもそれらが人類をも滅ぼしてしまうような怖ろしい感染症のように煽ります。そして現在においてはその特効薬はタミフルだけであり、タミフルを服用することがインフルエンザの蔓延から人類を救う唯一の手段のような印象を与えます。しかしそれがウソであることは、先の記事で書いたとおり全世界のタミフルの大部分を日本人が使用していることからもわかります。そしてそのシナリオ通りに従順な国民はタミフルを服用し、その一部の人が、しかもまだ未成年者が、尊い命を落としました。厚生労働省は未だに異常行動とタミフルとの因果関係を認めていません。そりゃそうです、癒着している企業の首を絞めるような行動はできないのです。

新型インフルエンザにしろ、鳥インフルエンザにしろ、喧伝しているほど怖いものではないと思うのです。一般に流通している役に立たない薬の副作用の方がよっぽど怖いと思うのですが、そんなことは一切話題になりません。感染症ですから免疫力さえしっかりしていれば、自分の体がちゃんと対処してくれるはずです。発熱などのつらい症状が出るというのは体がウイルスと戦っている証拠なのです。またタミフルはインフルエンザの治療薬ですが、特効薬ではないはずです。タミフルにはインフルエンザウイルスを死滅させる作用があるわけではなく、インフルエンザウイルスの体内での増殖を抑える作用しかありません。ですから結局ウイルスと戦うのは自分の免疫機能です。

それにしても厚生労働省は同じ過ちを何度繰り返せば気が済むのでしょう。散々薬害で多くの人たちが犠牲になっているのに、その根本原因である製薬会社・官僚・医療関係者との癒着構造は改善しようとはしません。官僚の天下りを悪いといいつつも一向に改善しない構図と一緒です。今回のタミフルの問題は薬害エイズよりもさらに因果関係の証明が難しそうなので厄介なことになりそうです。というか因果関係の証明が難しいところを探して悪さをしているのですからこれほどの悪はありません。建設業界の談合に関しては厳しい措置を取るくせに、官僚は自分たちに不利益になることには一切手をつけようとしません。

おそらくタミフルに限らず多くの薬がその副作用を隠して使われているはずです。説明書に書かれている副作用は一部のはずで、残りは意図的に隠しているか、因果関係の証明が難しいかのどちらかだと思います。死亡者が出ないと話題にならないので他の薬については取り上げられませんが、効果があると信じて服用している薬が知らず知らずのうちに体を蝕んでいる可能性があるとしたらとても怖いことです。しかもこれがごく一部の人間の利益のために行われているとしたら非常に腹が立ちます。

ペニシリンを服用して起こるアナフィラキシーショックは死に至ることもある副作用ですが、この場合は薬にも効果が認められていますし、副作用が起こることを予測するのが難しいので、ある程度仕方のない副作用といえます。ところが現在のほとんどの副作用は効果を誇大広告して服用させたうえに巧妙に副作用は隠されています。テレビの健康番組やCMもアメリカにおいては製薬会社に操られていると先の本には書いてあります。こうなると自分の体は自分で守るしかありません。「痛みがあるから鎮痛剤」、「くしゃみが出たらカゼ薬」、「熱が出たら解熱剤」と安易に薬を使いますが、こういう姿勢はそろそろ改める必要があると考えます。もっと余裕を持って、できれば薬に頼らずに症状に臨むべきだと思います。

それからあの人相の悪い松岡農水相はしぶといですね。ナントカ還元水に年間500万円を使っているそうですが、ウソをつくのならばもっとマシなウソをつけばいいのにと思います。本当だとしても松岡さんは一日あたり14000円弱の水を税金で飲んでいることになります。そしてこれは家庭ではなく事務所ですから土日を除けば約20000円の水を税金で飲んでいるのです。1ヶ月あたりでも相当な金額なのに一日あたりですからね、とんでもない奴です。国民の常識からはかなり外れています。それを平気な顔して言うあたり、すでに国会議員としての資質に欠けると思うのですが、毎度おなじみ安倍さんは思いっきりかばっています。しかも詳細を公表するといったくせに法律で公表する必要がないので公表しないと発言を翻しました。言っときますけど、こいつらが法律を作っているのですから、その人間が言うセリフではありませんよね。普通の感覚ならば法律を作っている人間だからこそ詳細を明らかにしなくてはいけないのです。そういう言い訳が通用するのならば二度とこいつには法律立案に関わって欲しくありません。熊本県民の皆さん、お願いですから次回の選挙ではこいつを当選させないでください。それしかこいつを罰する方法はないのが現実です。

どうも安倍さんの考える「美しい国」と国民の望む「美しい国」との間には大きな隔たりがあるようです。そしてだんだんその隔たりが大きくなっているように感じるのは僕だけでしょうか。

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