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ハイカーホリックの介護日記~機能訓練指導員の一日~
体の衰えは筋肉の衰えです。筋肉を復活させる事に全力を尽くします。
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夏の登山やお出かけのときの飲み物としてハンディパック(写真)の飲み物は飲み物としてだけでなくいろんな面で重宝します

まず凍らせて保冷剤代わりに使えます。登山なんかの時にはクーラーバッグに飲み物やゼリー、果物を入れていきますが、保冷剤としてこのハンディパックを凍らせたものを入れます。

登山の最中や外を歩いているときに暑さに負けそうになったときには、この凍ったハンディパックをタオルに包み、両端をくるっとひねって固定し、ハンディパックが首の後ろから後頭部にあたるようにしてタオルを首に巻きます。これで熱中症を予防できます。

真夏の登山や野外活動では予想以上に水分を消費します。持参した水がなくなったときには保冷剤代わりのハンディパックが予備の水分になります。本物の保冷剤ではこうはいきません。

保冷剤代わりにペットボトルを凍らせてクーラーバッグに入れることもありますが、この場合溶けてしまったペットボトルの飲み物はその日のうちに飲んでしまわなくてはいけません。ところがハンディパックの場合にはまた凍らせて使うことができます。こうやって僕なんかも同じハンディパックを何度も保冷剤として使っています。ある日、水が足りなくなったときに飲もうとして賞味期限を見たら2年前のものということがありました。妻は「やめとけば」と言ったのですが、「山で飲めば大丈夫」と訳のわからないことを言って飲んでみました。正直恐る恐る飲んでみたのですが、全然平気でした

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どうして熱中症で倒れる前に水分を取ったり、体を冷やしたり、休めたりしなかったのだろう」と誰もが思うのではないかと思います。僕もそう思います

ところが熱中症の恐ろしいところは、熱中症になってしまうと「暑い」「のどが渇いた」という体の感覚が消失してしまうところにあるのです。ですから倒れてしまうまで熱中症にかかってしまったことに気がつかないことがよくあるのです

これを予防するにはのどが渇いていなくてもマメに水分補給をすること、後頭部を濡れたタオルやアイスノンなどの冷たいものでマメに冷やしてあげることです。そして気分が悪くなって倒れてしまったら救急車を呼ぶことが重要ですが、救急車が来るまでに脇の下と太ももの付け根の部分を冷やしてあげることです。冷たい缶ジュースやペットボトル、アイスノンや氷嚢、何でもいいですからとにかく冷やしてあげることです

それから長時間屋外にいなければならないときには、それ以前に暑さに体を慣らしておくことも重要です。しかし熱中症は屋内でも起こりますから水分補給と冷却は怠ることのないようにしなくてはいけません。

昔は部活などで「水を飲むとバテる」という何の根拠もない理由から水を飲ませない指導者がいましたが(現在でもこの化石のような人類がたまにいます)、これなどはもってのほかです。熱中症にかかってからでは手遅れなので、かからないような工夫が必要です。



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