ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

機械や道具の「美」

2022年12月15日 | 日記

 先日、自宅近くの、東京農工大学に付属する、科学博物館を見学した。しばらく、コロナで休館していたが最近開けるようになった。ここには、明治から現代にかけての製糸・紡績・織機・編機の機械を展示している。

 クラシックカーが好きで、以前、名古屋のトヨタ博物館に何度か行った。そして、世界中のクラシックカーを堪能したものだ。その折に、トヨタ産業技術記念館も見学した。この記念館には、豊田佐吉の発明した自動織機が展示されていたが、その機械の美しさに感動した。目に見える機械は、機械音痴の僕ででも「美」として映る。そしてこういった古い時代の機械は、歴史のロマンを感じさせてくれる。

 ということで、織機の美をもとめ、東京農工大学の科学博物館内を散策する。縄文時代の繊維編み機の再現もある。手で回す糸まき機にはインドのガンジーの姿が目に浮かんでくる。昔の実家にあった黒いミシン・・・・等々。もちろん豊田自動織機もある。

 大いなる満足感で、博物館を出る。大学構内は自然豊かで、晩秋から初冬にかけての自然の風景の「美」が待っていた。

 絵は科学博物館内の、大きな糸まき機。高さ、2.5mくらいか。

     2022年12月15日   岩下賢治

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