ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

炎暑での体感温

2023年07月30日 | 日記

           芙蓉

 暑い。七月半ばを過ぎてから、都心では毎日35度を越す酷暑が続いている。この暑さ、世界中、同じ傾向のようで、ギリシャやフランスでは45度を越す激暑になっているようだ。国連の事務総長も、居ても立ってもいられないようで、もはや温暖化ではなく、地球沸騰の時代だというほど。
 ところで外気温というのはどのように感じるものだろうか。気温は、地上から1メートルの高さでの空気の温度のこととなるが、ギリシャで観測された49度というのは、一体どういう体感覚なのか。都内では35度というともう耐えられない暑さなのに、それより10度も高いとなると、もはや外出どころか、外に出ると、あっちっち、という感覚なのか。
 気温に対して水温というのがある。お風呂でちょうどいい加減は42度くらいだろう。45度になると、ヒリヒリして飛び上がる。その温度より高温だというと火傷を負う感覚に近いか。実際、フロリダだったか、道路で転んで火傷したというニュースがあった。
 温暖化とかヒートアイランドとか、エルニーニョとか、色々な理由が取り沙汰されているが、何か地球の地軸が傾いた感がする昨今である。【彬】

 

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この夏、プールで練習

2023年07月28日 | 日記

 先日、もともと故障のある膝が急に痛み出した。整形外科に診てもらい色々と対処法を聞いた。そしてしばらく、長距離のウオーキングは控えることとした。そのかわり、膝への負担の少ない、水中ウオーキングをすることにした。

 自宅から歩いて10分ほどのところに、栗山公園があり、園内に小規模だが運動施設がある。プールもある。今まで使ったことがなかったが、初めて利用することにした。20mで、4コース。水泳をやりたい人には小ぶりだが、水中ウオーキングと少しの泳ぎならまあいいだろう。

 夏休みに入り、水泳教室や、一般の子供たちが多い。僕は、その子供たちが水遊びをする間をかき分け、まじめに、水中ウオーキング練習をする。いささか滑稽な気もするが、何か楽しい。・・・・

 ・・・昔の話。僕が小学生だった頃、学校にプールがあった。屋外に、25mと、小プール。夏休みは、水泳が一番の楽しみ。低学年は、小プールで歩くことから始める。大きいプールでは、きちんと泳ぐ者もいるが、だいたいが、水に突き落としたり、足を引っぱったり、しょせんは水遊び。・・・そんな記憶が、水中ウオーキング練習をしながら、思い出されるのだな。

 若い頃から、陸上競技、山歩き、ワンダーフォーゲル、そして、フルマラソン、と、脚と膝を酷使してきた報いがこの膝の故障なのかもしれない。そんなことで、今、水中ウオーキング練習をしているが、昔の自分の小学生の頃に戻ったようで楽しいのだな。そして、今ようやく、膝も回復し、ウオーキング練習を再開できそうだが、猛暑がキツイし、もうしばらくは水中ウオーキングを続けよう。自分に必要なのは鍛えることではなく、健康維持なのだから。

   2023年7月27日   岩下賢治

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マチス展を観る

2023年07月25日 | 日記

マチス展を見て来ました。大盛況で、日本の絵画ファンの多さに驚きます。
 そんな中、私の印象をいくつか。

 ① まず驚くのは、初期の作品。添付(白黒に変換しておきます。著作権など現物は問題がありそう)した作品は読書をする婦人というタイトル。肝心の婦人は後ろ向きです。絵の焦点は前方のかまどの飾り物。主人公を背中にするという発想は、西洋的ではありません。西洋絵画の王道に反旗を翻しているような構図となっています。しかも色調はすこぶる暗い。まるで中世絵画の趣。

 ②作品の構図に驚きます。図像のように、奥行き、左右の広がり、など遠近法を全く無視。縦の線を強調した構図になっています。普通の絵画では考えられません。マチスは縦の世界である日本の掛け軸を想定していたのではないか、などと想像します。

 ③多様な作品を制作しています。塑像もあります。普通、絵画の人が彫刻もするということは考えられません。塑像で重要なのは、絵画では表現できない背中だと思う。マチスは背中に美を求めたのかもしれない。
 ④後期のマチスは色彩の魔術師として位置付けれています。その色彩というのは究極は今日のグラフィックになる、ということを暗示しているように思う。現在の商業芸術の世界はマチスによって先取りされているように思う。

 私は絵画については全くの素人ですので、絵画史やその由来については全く理解しておりません。毎回、添付しているのは、絵を習ったこともなく、無知蒙昧、素人の手なぐさみでございます。そんな私の大家に対する素人の感想です。【彬】

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果物や野菜は小ぶりがいい

2023年07月21日 | 日記

               アマガンパス

 このところ、あちこちの知り合いや姻戚関係の人から貰い物、お届け物がとどく。お中元というわけではなく、地域の特産物をどうぞ、ということ。
 印象的だったのは、福岡からのシャインマスカット、大粒で種無し、フルーティ。従来の葡萄のイメージからは想像もつかない見事な農産物である。茨城の鹿嶋からはメロンが届いた。青系のアンデスメロン。大きくて独特の青味がほどよく抑えられている名品である。甲府からは白桃。なんと胴回りが28センチもある大粒である。
 そのほか、とうもろこし、さくらんぼ、枝豆など、いろいろといただいた。それぞれ、できがよい。もちろん、出来がよいものを選んで送ってくれているのだろうが、それにしても従来の作物より、品質が数段向上している。
 だが、贅沢を言えば、粒が大きすぎる。私のような夫婦だけの小家族には、一個が食べきれないのだ。果物などは、一人で一個食べたい。その方がその果物をよく味わえるような気がするのである。
 農家の皆さんや農業試験場の研究員の方々、その品種改良の努力に敬意を表するのだが、なんだか今の時代とは方向が逆の改良に向かっているのではないでしょうか。大きい方が見栄えがよい、糖度が高ければ美味しい、、、のではなく、小さくてコクのあるものがよいのではないか、と思う。リンゴや梨など特にそうおもう。スイカは今では店頭で大玉を見ることはなくなった。小玉の味が数段良くなったからだろう。野菜も同様だ。なす、キューリ、トマト、もっと小さいのが良い。
 品種改良には農家の努力もさることながら、資金が必要。篤農家の資金だけに頼らずに、広くお金を集められる株式会社組織が必要ではないのか。ところが今は農業に株式会社の参入が禁止されている。この法律を改正し、もっと多彩な農業経営に進めてもらいたいものである。
 小ぶりの充実した果物や野菜類が欲しいのです。【彬】

 

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セミの初鳴を聞く

2023年07月17日 | 日記

         キバナコスモス

 ミンミンゼミがたどたどしい鳴き声を張り上げているのを、7月12日に聞いた。初鳴きである。例年、ミンミンゼミは7月上旬に鳴き出すとされていて、梅雨明けと重なるようだ。
 ところでセミが地上に出るのは、温度のせいだろうか。気温だとすると、今年の暑さは例年以上なので、もっと早く鳴き出してもいいように思う。気温ではなく、地中温度も大きな要因だろうが、それ以外にもっと何か違う要素が絡んでいるようにも思う。今年の暑さを思うと、特に思う。
 例えば地中でのセミの食糧。セミは地中では何を食べているのだろうか。多分、木の根っこの樹液を啜っているに違いないので、その樹液が気温の変化で味が変わるのではないか、とか。その変化を感じて地上に出て羽化するのではないのか、などと勝手に想像する。
 昔、我が子が小学生であった時、夏休みの研究テーマとして、公園の朝、昼、夕の地中温度の推移とセミとの関係を調べてみるといいのではないか、と提案したことがあったが、全く関心を持たれなかった。でも、今でも重要なテーマのような気がする。自分で調べればいいことなのだが。
 初鳴きについては、ネット上で面白い記事を見つけた。ミンミンゼミの初鳴きはなんと北海道が一番先で6月だという。本州では、7月だが、この早鳴き、科学者の中でも理由ははっきりしないようだ。【彬】

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