ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

コロナ収束、もうすぐ

2021年08月30日 | 日記

           ボランティア先の廃校跡地に咲いた大振りの朝顔

 コロナ禍の中の自粛生活。少々退屈だが、今少しの辛抱だ。といっても、私はコロナが怖いわけではない。

 ところが医者や識者の多くが、大変だ大変だと恐怖を煽るように喚いている。内閣の諮問機関である尾身さんなど、青筋を立てて、バッハ会長が銀座に出歩いていた、用もないのにパラリンピックに来日した、などと公言する始末。何をそんなに息巻いているのか。

 専門家として感染拡大が思うように制御できないからなのか。でも、そんな事は当たり前。全く新しい、原因も治療方法も分からない病気なのだらか、制御できるわけがない。辛うじてmRNAワクチンが開発され、多少の予防ができるようになっただけである。

 今回のコロナ、幸いなことに日本では死にいたる病気ではないことがはっきりしている。多少の重傷者が出るのは致し方なかろう。芸人やら何やり、感染して大変な目にあったなどと、得意げにメディアに露出しているが、普通に考えれば通常の風邪より重い症状が出るくらいなのだろう。

 同時に、感染者数の把握に問題がある。尾身さんたちは感染者が増えていると警告している.。感染症学者の忽那さんは東京都の専門家の話として「検査が必要な人に迅速に対応できていない恐れがある。1日当たりの数は4631人以外にも把握されていない多数の感染者が存在する可能性がある」と指摘しており、診断されていない感染者が多くいるのではないかという懸念を示している。

 発表される数をどう読むのか、が問題である。数字は感染者の実態を表すものではなく、拾い上げたものである。当然、背後に無数の感染者がいるのは当たり前。誰だったか、数を見るには比率を、比率には数を見よ、と言っている。例えば、世論調査の菅内閣支持率が30%云々などと言っているが、30%の比率の背後にどんな数があるのか、200人なのか、2000人なのか。

 だから数えられない現在の感染症には、実効再生産数という考えがあるのだ。感染者の増減を実数ではなく、傾向として計算するものだ。

 東京都のこの数字は8月28日(土)、29日(日)両日は、0.9〜0.8台に入った。感染のピークは過ぎ、は明らかに収束に向かっている。【彬】

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今年の夏は「高校生物」

2021年08月28日 | 日記

 子供の頃から、夏休みにはまとまったことをやってきたが、そんな習慣が今でもある。今年の夏は、高校生向けの生物の参考書を最初から通して読んだ。いや、勉強した。

 以前、2度ほど読んでいるが、難しいせいもあり、浅い読み方だったが、今回は深く読もうとした。

 高校生物は、「生物基礎」と「生物」に分かれているが、両方をまとめて扱っている。あらためて、読み物としても、大変面白いものだと思う。

 46億年前の地球の誕生とその後の変貌、生命の誕生、そして、生物の起源と進化。細胞と分子。生殖と遺伝。動物の行動、植物の環境対応。人間活動と生態系の保全。・・・・・・。生物の壮大な物語。だが、本当は「読み物」ではない。やはり、勉強するの「書物」だろう。強い意識がないと、先へ進めない。難しい部分は、ネットで動画配信の授業をみる。高校生か受験生になった気分。

 この夏、何とか、読了したが、終わった感はない。まだまだ感が残る。

 さて、克服しなければならない多くの問題、ウイルス、ワクチン、そして、環境問題、地球温暖化、・・・・等への基礎知識が「高校生物」にふくまれている。今の高校生はしっかり勉強しているだろう。充分おとなの僕は将来を担う彼らに期待する。

 絵は、参考書の中の挿し絵をスケッチしたもの。

    2021年8月27日  岩下賢治

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ニュースは有料である

2021年08月22日 | 日記

                       日日草 赤と白

 私たちの暮らしは、日々のニュースで張り巡らされている。テレビ、新聞、各種看板や広告の記事。こうしたニュースを何気なく受け止めているのだが、いうまでもなく、これらは有料である。無料のものなどない。電車内の中吊り広告でも、電車賃の中に微量に含まれている。民放も同じ。私たちが広告品を購買することが前提になって、放送が成り立っている。しかしこれらは目に見える形では存在しないから、無料だと勘違いする

 ニュースの有料がはっきりと意識できるのは、最近のネットチャンネルである。放送者はチャンネル登録を呼びかけているし、また明らかに有料を示している記事、例えばnoteとか大手新聞社のwebサイトもある。

 もちろん、有料だから悪いわけではない。

 送信者と受信者が対等に渡り合えるのは、この世の中、金銭関係以外にない。不必要なら送信されるデータは買わないことだ。民放テレビなら視聴しないことで意思表示できる。

 最近の中国情勢、日韓問題、アフガン状況、アメリカ大統領の言辞、オリンピック開催問題、コロナ感染状況、日々、動きの激しい、おそらく時代の変わり目なのだろう。そんな時代だからこそ、有益な情報には対価を払うべきだ。

 言論の自由とか、公益・公共性とかの名目に引かれ、ニュースを無料という霧の中に押し込めないことが大切だと思う。今、新聞社は購読者の減少に悩み、テレビ局は視聴率の低迷に四苦八苦である。これは受け手がメディアからの受信が有料だと理解してきた結果だと思いたい。

 マッチポンプという諺がある。注目を引くため、自分で火をつけ、事を大きくして自分で消防するというものである。私には、今日の様々なニュースに、メディア自身によるマッチポンプの匂いを嗅ぎ取るのである。【彬】

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高温多湿、作物には好環境

2021年08月18日 | 日記

                      白粉花、白い花のもの

 地球温暖化などと大袈裟なことを言わずとも、今年の夏は変な気象だ。
 オリンピックは真夏の暑さの中で凌いだが、終わると各地とも豪雨。一週間ほど降雨が続いて甚大な被害が出ている。ところが豪雨がやっと納ったと思うと、次のパラリンピックが始まる。雨が両イベントの狭間を埋めた形になって、天は一体何を祝福しているものやら。
 この不安定な気象、果樹類や野菜類、さらに木々の生育には驚くほどの好環境のようだ。
 私の住む地区の廃校では、跡地を農園として活用している。農園といってもほんの5〜6坪の小さな畑地で、そこで有志たちが野菜を栽培している。トマト、きゅうり、なす、インゲンなど、よくある作物。この野菜、今年は生育が順調で大豊作。時々、いただくのだが、もちろん素人農だから作物の形はよくない。でも食べると、美味しい。美味しいのは当然で、収穫したものを日を置かず直ぐ食べるから。
 日本各地の果樹類も不作などとの報道はない。
 作物には高温と適度の雨が最適なのである。【彬】

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コロナはエアゾル感染なのか?

2021年08月13日 | 日記

                              蓮の花

 コロナ・ウイルスの感染者が急増して先行が見えない状況にあるようだ。東京都の感染者が一日に5000人を超えたことなどから、ネット上でも様々が意見が飛び交っている。マスメディアでは「東京 感染『制御不能』」(朝日新聞8/13)などと訳も分からない煽り見出しが踊っている。感染というのは、もともと制御不能のことの態様ではないのか。
 で、私が今一番疑問に思うのが、このウイルスの感染経路である。
 当初は飛沫感染だとされてきた。現在の三密を避ける、マスクを付けるというのは、飛沫感染の防止策だと思う。ところがいつの間にやら空気感染(エアゾル)だという説が出てきた。アメリカのCDCが言い始めたとかなんとか。
 飛沫感染と空気感染では意味が全然違うと思う。空気感染はその代表例が結核だが、この場合、細菌核が空気中に数時間漂うことになる。そして付着する。もしそうなら感染者はもっと大幅に増えると思う。閉鎖された空間、例えば職場、劇場、ホテル、病院、スーパー、コンビニなどはもちろんのこと、満員電車などは危険この上ない。しかし、そのような場所で感染が異常発生したという報告はない。今、一番多いのは家庭感染である。
 専門家の皆さん、この感染経路をできるだけ早く突き止めて欲しい。素人考えだが、人体実験ではなく、培養液で、コロナのエアゾル(細菌核)が転移ができるかどうか、実験ができると思う。
 飛沫かエアゾルかで、収束の出口が大いに違ってくると思う。もしエアゾルなら、私たちの生活習慣は大幅に変えなくてはならない。ストレプトマイシンが開発されるまで、私たちは結核に怯えていたのだ。【彬】

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