ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

ラーメンの思い出

2019年01月24日 | 日記

 寒い日が続く。こういう時は、何か暖かいものが食べたいものだ。

 さて、今、放送中のNHK朝ドラ、「まんぷく」は、インスタントラーメンを発明した実話をもとにした奮闘物語。時代は、日本が高度経済成長に入っていく頃。ドラマ全体から当時のエネルギッシュな気分が伝わってくる。

 僕は、ラーメンは好きだが、今は、あまり食べることがない。食事はご飯が基本で、飲んだあとの締めのラーメンというのも控えている。インスタントラーメンは、若いときは、休日の昼食でよく食べたが、今はあまり食さない。今のラーメンブームとは反対だ。

 寒いときに食べるラーメンは旨い。

 インスタントラーメンの深い思い出がある。学生時代のある一時期、冬山登山をやっていた。雪山を歩くのはもちろんだが、テントの中で食べる暖かい、力(ちから)ラーメン、がなによりの楽しみだった。鍋の中に、インスタントラーメンに餅を加え煮たもので、こういう環境の中でしか味わえないものだ。冬山での記憶は薄れていっても、力ラーメンのあの時食べた味は忘れることがない。もう、あのような経験をすることはない。だから大切な記憶だ。

 もう一つ、ラーメンの思い出。3年前、会津を旅行した時のこと。帰り支度を終えたところで、地元の人が、ラーメンをたべて行きましょうというのだ。近くに店があるのかと思ったら、車で40分ほどかけ、隣町の喜多方市に向かい、喜多方ラーメンを食した。実に、このラーメンが今までで一番うまいラーメンであった。

 寒い日には、暖かいものが食べたい。ラーメンもいいな。

 絵は、3年前たべた喜多方ラーメン。

     2019年1月23日  岩下賢治

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風邪予防マスク疑問論に疑問

2019年01月20日 | 日記

ネコヤナギ。川べりに咲いています。

 風邪の季節。都内ではインフルエンザ流行の注意信号が出ている。

 そんな中、テレビなどで、風邪予防のためのマスクに効果がないのではないか、といった解説が医療関係者から出ている。マスクの効用は飛沫感染を防ぐのが目的であるが、風邪ウイルスの場合は、マスクのガーゼなど簡単に通過してしまうので効果がないというのだ。確かにウイルスそのものは目には見えないほど微小な物体であるから、ガーゼは役に立たないだろう。マスクをかける人は日本人以外には、いないようだ。

 しかしと思う。ウイルスは細かい粉塵ではなく、生きている微生物であることを忘れてはなるまい。生物や栄養素に寄生し、好適地に辿り付くや否やあっというまに増殖して、食い尽くす。いつも最適な営巣地を求めていて、移動しているのである。問題なのは、その移動手段である。
 ウイルスは単独では生きてはいけないし、羽があるわけではないので、いつも何かに乗って移動していると考えられる。細菌として空気中に浮遊しているわけではないのである。冬場に感染が広がるのは、その時期がウイルスの移動しやすい状況、すなわち空気が乾燥し粉塵がよく飛び交う環境となっているのである。粉塵の中にはタンパク質などの有機物を多く含んだ微小物があり、それに乗って移動するのである。だからその微小物を遮れば感染は防げることになる。また、ウィルスは口や鼻から侵入する。だから目が粗いとはいえ、マスクはその役目は十分に果たすことができると思うのだ。
 ひととき名前を馳せたドーキングとう生物学者は、ウイルスを世界最強の生き物だと言っている。というのは、寄生地が枯渇しても、次から次へと寄生地を求めて乗り移っていくことのできる特性が彼らの生き方だからだ。すぐ寄生地を乗り換えるのだ。
 こうしたウイルスを撃退できるのは、動物の場合は、それぞれの免疫体だろう。だから、風邪予防の場合は免疫体が活発に活動していることが大事で、ヒトの場合は日頃の代謝活動が順調に行われていることが、免疫活動の活発さのメルクマークとなっていると思われる。
 など、と記しているうちにちょっとばかり頭痛がし始めた。はては風邪か。今日はマスクをかけ忘れたか。【彬】

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年賀状、新年の挨拶。

2019年01月10日 | 日記

 お正月の楽しみの一つは年賀状をよむことだ。

 よく言われることだが、新年の挨拶は、電子メール、などが、より簡単、便利、とういことのようだが、仕事の連絡ではないのだから、ハガキでいただくのがうれしい。普段、会っている人でも、年が改まったので、改まって、挨拶する。殆ど会わない人、おそらく、これからも会うことがないような人でも、年に一度、賀状の上であうことができるのは嬉しいことだ。

 だが、年賀状は、書くのも、発送するのも大変なことだ。以前は、やらなければならないこと、と覚悟して、ワープロで書いていた。・・・昔、僕の親達は、一通一通、毛筆で書いていた。その大変な様子を思い出す。いただく賀状も手書きの毛筆であった。そして、楽しそうに読んでいた。書いてだしたのが報われているような様子に見えた。

 今、僕は手書きにしている。随分前、僕の尊敬する会社の上司が、大切な挨拶状は、仕事のことでも、手書きでだすようにと教えられた。それを思い出して、この数年は、手書きの賀状を出している。賀状を書くことが、大変なことではなく、楽しみなことにしようと絵を描きそえることにしている。もちろん、一枚一枚は、書けないので、原版を作り、コピーしている。

 さて、「僕らの日記絵」の今年の最初の絵は、自分の年賀状です。ことしもよろしくお願いします

       2019年1月9日  岩下賢治

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バネ指になった

2019年01月08日 | 日記

ローバイが咲き始めています。


 昨年11月頃だったと思うが、朝起きた時、右手の薬指が屈曲し、動かなくなった。なんだろうと思って、伸ばそうと引っ張ると痛い。しかし、しばらくすると指が伸びできて、通常通りどおりに動くようになった。気になるものだから近くの整形外科にいって、診てもらった。医者の診断は「骨に異常はないから、これは腱鞘炎ですね。湿布薬を処方しておきます」というものであった。しかし場所が場所だけに湿布薬は貼りずらい。そのためか、なかなか快復せず、年を越してしまった。

 医者の診断をベースにして、自分でもウエッブ上でいろいろ調べてみた。すると腱鞘炎ではあるが、通常は「バネ指」として、少なくない人がかかっていることが分かった。そして原因とされているのは、指の使いすぎだという。だから直すには指を使わないことが第一だと。さらには指だけの問題ではなく、肩コリなど、肩周辺の硬直が原因しているとの記事もあった。

 右手の薬指だから、使わないわけにはいかない。そんなわけで現在も症状が快復していないのである。

 そんなあれやこれやの情報を整理していくうちに、私の場合、直接の原因だと思えるものがおぼろげにわかってきた。それはスポーツジムでの筋力トレーニングである。昨年秋口から近所のジムに週1回のペースで通い、主に上半身と腹筋を鍛えてきた。高齢なのに今更ジムでもあるまいに、と思うかもしれないが、私の場合肩コリがあって、例えば床屋に行き、マッサージを受けると、肩の筋肉が異常に硬直しているとビックリされ笑われる。また近年、食後など、胃が膨れて腹が出る症状があって、これも笑われる。そんなこともあって、上半身の筋肉に刺激を与えようとジムに通い始めたのである。効果は徐々に現れ、腕力もついてきたようだし、お腹など締め上げられるようになってきた。多分この筋力の増強が、部分的であるために、指の力とのバランスが崩れてのではないか。その結果がバネ指を引き起こしているのではないか、と想像できるのだ。

 人間の体はそれぞれの体型に従って、筋力のバランスがとられて維持されている。そのバランスが崩れると怪我をしたり、異常をきたすようだ。高齢の女性がよく膝が痛くなる症状で、関節の軟骨がすり減ってなどというのだが、本当は下半身と上半身のバランスが崩れるから起きる症状なのではないのか。だから部分的に脚の筋力を鍛えたりとか、ダイエットとかでは解決しない。それぞれ、若い時からのおのれ自身の体型にそった筋力のバランスがあるはずで、その回復が一番なのだと思う。
 ならば、私の場合のバネ指に関わる体型のバランスはいかにすべきか。答えはなかなか出てこない。とりあえずは肩周りの筋力を解きほぐすことがいちばんのように思うので、ジムでのトレーニングは続け、あまり負担のかからないトレーニングを行ってみようと考えている次第。【彬】

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