ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

ロシアの戦争

2023年01月09日 | 日記

                我が家のキンカン

 ロシアがなぜウクライナに侵攻したのか、依然として不明である。私が知らないだけでなく、日本人の誰もが知らないだろう。日本人だけでなく、世界中の人々、あるいは当事者であるロシアの国民も知らないに違いない。
 プーチンはなぜ戦争をしはじめたのか。
 本人はネオナチ対策だという。しかしそんなものは顕在していない。ましてやナチズムの脅威などというのは、空想上のことに過ぎない。WW2の時、ドイツナチズムはソ連に侵攻、さらにはポーランドなどでの戦闘で、西洋諸国は各国が入り乱れて、残虐の限りを尽くした事実がある。確かにナチズムは一定の主義主張のもとに世界侵略に乗り出した。しかしそれは帝国主義戦争の成れの果てであって、単にナチズムという政治思想の問題だと片付けることは、当時の社会主義インタナショナルのプロパガンダにすぎないことが分かってきている。
 今、プーチンがいうネオナチも同じである。
 ではプーチンにとって何が一番の問題なのか。それが不明なのである。誰もが分からない。その問題の所在が分かれば、解決の方途が見つかるかもしれないのだ。
 人間が社会生活を営むにあたって政治は不可欠だ。しかしその政治を主導する人が、一人、あるいは少人数に限定されること=専制になることが最悪であることは、古今東西に限ったことではない。【彬】

 

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