2020/03/17
カナダのCBCsportsより、羽生選手のインタビュー動画があがってきています。
http://www.cbc.ca/player/play/1711800899846/
こういうのうれしいなあ!
暖炉のある部屋の光が素敵。
欧米って、部屋をあまり明るくしませんものね。
10分間の動画ですが、回想場面も多く入って丁寧に作られていますね。
インタビューの一部抜粋
羽生:常に命がけで滑っています。それが自分の使命だと思っています。そのために生まれてきました。
スコット:そのために生まれてきたんだね。
羽生:はい。自分のスケートをするために生まれてきました。
泣かせる。25歳にしてこの境地に至っているんだね!
なんと高いところにいるんでしょう。
ところで、私が羽生選手を意識して知ったのはソチのショートの日。そして2月25日の旧ブログには、「スケートをするために生まれてきたような」と書いているんですよ。
【1年前くらいまでは、スリムな、女の子のような衣装を着た少年と思って見ていたけれど、表現力の豊かさや全身の動きの美しさが誰にも真似できない。「スケートをするために生まれてきたような」という形容は、この人のためにあるようです。】
もう、ソチ直後からずっとそう思って見続けてきましたよ。
そのときのブログ記事では、『蒼い炎』の中で印象的だった部分を記してあります。ああ、そうだったなあと思い出しながら、また載せておきます。
【滑っている時の本人の感覚などは興味深いです。ジャンプは疲れそうに思いますが、うまく着氷したときは、すーっと流れ、その間、体を休めることができるんだそうです。
へえ、これは滑っている人でないとわからない感覚ですね。言い換えれば、そのときに休むくらいしか、他には休めないのね。
調子がいい時には、自分が飛ぶ瞬間のフォームが3Dで見えて、フォームの修正ができる。360度の視界がすべて見えるなんて、あの速さの回転なのにすごいですね。
スピンは回っている間ずっと息を止めているので、ジャンプより疲れるそうです。】
ここでびっくりするような悲しいお知らせが入ってきました。
アイスダンスで五輪3大会に日本代表として出場したクリス・リードさんが、30歳の若さで亡くなりました。心臓突然死だそうです。
ただ驚くばかりです。まだこれからという若さなのに。言葉もありません。
ご冥福をお祈りいたします。