2017/03/03
今回訪れた江陵アイスアリーナは、来年の平昌オリンピックの会場です
四大陸で訪れた、この会場のことをまとめてみたら、けっこう長くなりました
江陵は海岸近くですが、会場付近は畑か田んぼか野原だったと思われるところで、お店もあまり見られません
バスから見た、会場近くの平昌マスコットの白虎スホラン、ツキノワグマのバンダビの像がオリンピックを感じさせます
江陵アイスアリーナ
入場の際のチケットをさばく手際は、まあ普通程度かなと思います
入口で手荷物検査があり、食料は持って入ってはいけないと聞かされていました
これは、係員によって対応が変わった気がします。大丈夫だったり、厳しかったり
また、厳しすぎて、入場に時間がかかりすぎて列が長くなり、不満が出たりすると緩くしたり、日によって変わったという印象を受けました
私も16日にはコンビニで買ったサンドイッチを持っていたときは何も言われなかったのですが
最終日の19日にホテルでもらったランチボックスのときは
入口で「これは持って入れない」と言われました
「中で食べない。外で食べる」(一応英語で・笑)と言って、入れてもらいました
会場はトイレが多く、ゲートもわかりやすくて、その点はよかったと思います
でも、困った点も多かったので、来年までに改善してほしいと思ったことを書いておきます
Wifiも会場は使えるということでしたが、繋がったり、繋がらなかったりで、不安定でしたね
会場用のパスワードも友人から聞いて、持って行ったイモトのWifiを使わなくて済んだこともありました
会場の外やフードコートでも同様で、友人との連絡もできたりできなかったりでした
来年には改善されているかな
座席の前の空間の狭さ、座席に行く通路階段の少なさに困りました
この座席の様子を見てください
座っている人と前の座席の背もたれの間に隙間がないでしょう
でも、ロビーに出る通路(階段)が少ないため、トイレなどでロビーに出るためには
この人たちの膝の前の隙間を通らなければなりません
通路から奥まった席になってしまうと、10人くらいの膝の前を通らなくてはならないので、とても気を使います
つい遠慮して、いったん席に座ると動けなくなってしまいます
これは考えられていないなあ。
オリンピックまでには改善して欲しいと思いますね
1番前の席の手すりでリンクが見にくいというのも、前の席に座らせてもらって実感しました
売店は2ヶ所ありますが、肉まんのようなもの(?)、ペットボトル飲料、スナック菓子などを売っていました
小腹を満たす程度のものであり、食事は会場の外に出なければなりません
旅行社から、売店の近くに休憩スペースがあり、そこで食事ができると聞いていましたが
それらしいものはなく、サンドイッチも立って食べたりしました
翌日、テーブルと椅子がいくつか運び込まれましたが、数は少なかったです
会場の外には、キッチンカーが5台来ており、食べ物を売っていました
最終日19日にキッチンカーで買って食べたもの。グリルチキン、トッポギ、おでん
温かくて、味もおいしかったですが、この日の外は小雪まじりで寒かった~
室内で食べたかったけれど、どこも混みすぎていて、せめてテーブルが確保できただけでもよかった
また会場から数分歩いた敷地内に大きなフードコートがあり、
そこでは、その場で作ってくれる温かい食事ができるということを2日目に知りました。
演技の終わったアイスダンスの選手たちが食事をしていたり、松岡修造さんがインタビューをしていたという情報を聞きました
ですが、ここも数千人に対処するのは無理で、19日は混みすぎて食べることを諦めたのです
これは別の日の夕方ですが、フードコートに向かう道
オリンピックを紹介している建物
広場にはまだ雪が残っています
最終日には韓国舞踊のパフォーマンス
フードコートの建物です
中はこんな感じ。
まわりを厨房が取り囲み、食券と引き換えに食事を受け取り、このテーブルでいただきます
先に食券を買います
この写真では人が並んでいませんが、最終日には、この行列がすごかった~
この看板のメニューを見て注文します
値段はそれほど高くありません
最初の日、私が注文した「野菜混ぜご飯」
7,000ウォン おいしくて量も多かったです
この献立は人気で、ご飯を受け取るまでに15分くらいは並んだかな
にこにこしたお姉さんが、1人だけで調理しているのです
別の日、友人が食べていたスンドゥブ。このあたりの名物食らしいです
水餃子 皮が黒っぽいですね。 これもかなりおいしかったです
こちらは隣の建物の名産品などのおみやげ物展示コーナー
排水溝の蓋にピョンチャン2018の文字
会場内にはボランティアらしいスタッフがたくさんいて、うれしそうに海外から来た客を迎えてくれました
親切でフレンドリーで、私は好印象を持ったのですが、不慣れな感じは見受けられました
すべてが終わり、あとにしたアリーナ
江陵自体が地方の町であり、それほど外国人が大挙して訪れることはなかったらしいのです。
この四大陸の経験を生かして、オリンピックではスムーズなおもてなしを期待したいです。