よし坊のあっちこっち

神出鬼没、中年オヤジ、いや、老年オヤジの何でも有りブログだ!

映画三昧 - 007 James Bondの世界

2012年11月19日 | 映画
007最新作のスカイフォールを観て来た。ダニエル・クレイグの三作目だが、相変わらず息もつかせぬ展開であった。ボンド映画は、ダニエル・クレイグになってから最もハードボイルドな味付けになっているような気がする。それにしても昼間11ドルが早朝割引だと6ドルだから、まことにもって得をした気分にさせてくれる。

それにしてもボンド映画誕生から50年とは大したシリーズだ。日本映画だと「男はつらいよ」がよく続いたものだと思うが、こちらも負けてはいない。ショーン・コネリーのドクター・ノーを観たのが中学か高校の時だから、15~6から観始めて今はもう65だから、なんだか化け物的存在の映画である。

面白いもので、役者が好きになると、その作品を観たくなるのがファンだろうか。上の娘などは007の何処が面白いの?という感じだったのだが、どこでダニエル・クレイグに惚れたのか、カジノロワイアルから観始めている。12月に日本は封切るそうだが、早速観にいくそうだ。

初代のショーン・コネリー作品では、「ロシアより愛を込めて」がイチオシで次が「ゴールド・フィンガー」だろうか。3代目のロジャー・ムーア作品になると、コメディーの味付けがより強くなってきたように思う。「ムーン・レイカー」なんかは面白かった。4代目のティモシー・ダルトンでちょっとハードボイルドに戻した感はあるが2作で本来の舞台にさっさと戻ってしまった。ブロスナンも4作撮ったが、やはり長期間ボンドのイメージが付き纏うのは役者として考えさせられるのだろう。とすれば、ダニエル・クレイグも今回で最後かもしれない。

ボンド映画と言えば、コネリー映画の時に「二度死ぬ」のタイトルで日本が舞台になったが、ボンド映画の中でも評価は高い。日本人からみれば残念なのはボンドが花婿になって日本流の結婚式をあげるのだが、”日本と言えばフジヤマ、ゲイシャ”の戦後初期を代表するイメージに近く、違和感が残る。もちろんガイジンには知る由も無いが。

今作でジュディ・デンチのMが死に新しいMが誕生、併せてQも新しくなった。次回作はクレイグがやるのか、Newか、ひとつの興味ではある。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。