ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

整理整頓を心がけよう!

2009年11月07日 | 日記
今週はなんだかんだと多忙でした。

知人のHさんが母親の介護のために、こちらにアパートを残したまま日本に帰国しておよそ10年くらいか・・。その間、1年に1度か2度の頻度でこちらに来たりしてましたが、この夏に本人が病気になってしまいました。おそらく2度とこちらに来れないと思ったのか、ついにアパートを売却する決心をしましたが、部屋の中には家財を全部残したままです。

一番仲良しだった連中が中心となって家の整理をしていますが、私も手伝ってます。他人にあげられない様な物はすべて粗大ゴミとして市に回収してもらったり、近くのゴミ捨て場に捨てに行ったり。使える家具は、入れ替わりのようにドイツに再び住む決心をした友人のSちゃんのアパートに昨日搬送してもらい、部屋のほうはこれで何とか片付きました。

で、昨日のことですが、地下室の掃除を友人と開始してびっくり。

普段使用しないものを地下室に置いておくのは理解できるけど、彼女の地下室はそんなものではありませんでした。まるでゴミ溜めとはこのことか!・・と驚くばかり。空き瓶や紙くずや古着が山のようにあるんだもの。それを袋につめて近くのゴミ捨て場まで数度往復。あまり根をつめると腰痛になりそうだし、ほこりアレルギーでくしゃみが出てきそうなので、1時間で中断。残りはさらに1週間後に整理することにしました。ヤレヤレ。

Hさんは、意外にもゴミを小まめに捨てるタイプの人ではなく、溜め込む性格の人だったようです。それにしても、ゴミを地下室に持っていくよりも、アパートに必ずついているゴミ捨てボックスに捨てるほうが近いし簡単なはずなのに・・・・う~~ん、わからん。ゴミにも愛着があったのかしらん・・・。

地下室には、読み終わったと見られる日本の文庫本も山のようにありましたが、それも手分けして紙類のゴミを入れるボックスまで運びましたが、重いなあ・・もう。

全くもって人の振り見て我が振り直せ・・ですわね。私の家も本とCDが山のように堆積しているので、何とかしなくてはいけません・・・。今回の整理で、Hさんの形見分けになるかもしれない・・とのことで、本やCDをたくさんもらってしまったしなあ・・本は読んだらどんどん捨てるか古本屋に運ばなくっては。

おひとりさまが異国の地で病に倒れると残された友人たちも大変です。Hさんの前にも同じようなケースがあり、後に残された友人たちがアパートの売却まで全部引き受けておりました。

私もいつ重篤な病に倒れるかもしれないし・・・物はどんどん減らさないといけません・・・んが、減りません。あ~~、でも私はゴミを溜め込む性格ではないので、ゴミはないのですが、本、CD,服・・の山・・。処分します、少しずつ。

あと、もしものときに、誰に何を形見で残すか・・などということも考えておかなくってはいけないのよね。アパートの売却も頼まなくってはいけないしなあ・・。
いろいろ面倒な仕事を残った友人・知人に頼むことになるわけか・・・。

それにしても、今年は身近なところでいろんなことが起こります。それだけ歳を取って危険な年齢域に皆が近づいてきているわけですわね。