日本滞在記２００６ その３

９月１７日は母親の３回忌だった。姉と途中で待ち合わせて実家に行く。
台風１３号が近づいていたが午前中は風もなく雨も降らずで１１時にお坊さんが見えて無事に法事もその後の食事も済んだ。

しかし！その後叔母さんを送って母親の実家に行った頃から雨と風が徐々に激しくなりモノレールの駅に着いた頃はもうかなりの暴風雨となっていた。慌ててモノレールに飛び乗り何とか午後４時ごろにＣちゃんの家にたどり着いたが、その後すべての交通機関は運休となり、芦屋市から来ていた弟は新幹線の運休で福岡で足止めを食ったんじゃないかな・・おそらく。

この晩の台風は凄まじかった。久しぶりに台風を体験。懐かしいやら怖いやら。ヤレヤレ。

この台風の中、タクシー運転手のＩさんは私が「食べたい！オーダー！」と叫んでいた料理を作りに昼間Ｃちゃんの家に来たらしい。

で、またまたサクサクっと「鯖茶漬け」用に新鮮な鯖を漬け込んで、残りの鯖で糠床煮を作ってタクシーの仕事に戻って行ったらしい。

鯖茶漬けはおふくろの味だったのだ。私が冬に帰国するといつも母親が作ってくれていた。新鮮な鯖を小さく切って醤油、しょうが、ゴマの中に漬け込み、それをご飯の上に乗せてお茶をかけて食べるのだ。鯛茶漬けもいいけど、私は鯖茶漬けが大好きだったのだ。Ｉさん、ありがとうさん！

そういうわけで、この日も昼間は法事の料理でお腹一杯。夜も鯖茶漬けと鯖の糠床煮でお腹一杯となり、私の体重リバウンドの日々は続くのであった。

日本滞在記２００６ その２

１６日のお昼には３種類のスパゲティ他たっぷり食べてトド状態でゴロゴロした後、晩には約束していた飲み会に出かける。

この日は高校の同級生２人との飲み会だ。Ｓ君と待ち合わせて予約してあった場所へ行く。Ｋ君が到着する前にＳ君が「なつかしいやろ～。」とオハギのパックを差し出す。「そう言えばもうじきお彼岸だね～。」とお店の人がいなくなった隙に２人でオハギをパクつく。おいしかったよ、ありがとねＳ君。そのあとはいろいろなおつまみを食べつつ焼酎を飲む。

Ｓ君は、大学に行く子供たちや年老いた父親の介護問題も抱え元気がない。Ｋ君も脱サラして始めた事業などで大変そう。皆元気でがんばってよね～

何だかんだと話に花が咲き１１時過ぎに店を出たけど、博多方面から来ていたＫ君は帰りの電車に乗れたのでしょうか？

日本滞在記２００６ その１

９月１４日の午後３時半に家を出て、故郷の親友の家に到着したのが１５日の午後１１時半過ぎ。２５時間の移動の果てにようやく到着！
当地の空港から日本への直行便はかなり前に廃止となり、今はフランクフルトかミュンヘンからのみ。なので、ここからフランクフルトまで今回はＪＡＬバスを使用して、午後２１時の便で成田へと飛ぶ。成田から福岡への便は４時間もの乗り換え時間がある。少しでも近づきたいので成田から羽田へバスで行きそこから福岡へ飛ぶ。ここからさらに高速バス、モノレールと乗り換えてようやくの到着だ。あ～あ、何だか地の果てまで来たみたい。

今年も昨年同様、小学校時代の親友Ｃちゃんの家にお世話になる。Ｃちゃんは早くに結婚して小学校一年生の孫もいるのだけど、数年前に熟年離婚して今では優雅な１人暮らしだ。

Ｃちゃんにはタクシー運転手のＩさんという友達がいて、彼のストレス解消は料理を作って人に食べさせることなのだそうだ。

で、私が久しぶりに帰国ということを聞き、「僕の出番だね～。」と１６日の昼に登場し、サクサクっと３種類のスパゲティとスペアリブの角煮風、ワンタンスープと無国籍料理をあっという間に作り上げたのだった。タラコのクリーム和えスパゲティ、シメジと水菜の入った和風スパゲティ、トマトとベーコンのスパゲティ。どれも絶品でした。