ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

日本滞在記2006 その7 ~京都編~

2006年10月16日 | ゴルフ & 旅行

今年の秋はいい天気が続いている。ドイツの9月は過去数十年で最高の気温をマークしたらしいが10月の気温も例年に比べて高め。昨日も今日も朝から雲ひとつない青空でゴルフ日和!なのであるが、本日はゴルフなし。ゴルフ師匠妻は上手な人たちとゴルフ、もう1人の同じくらいのレベルの仲間は腰痛で出来ず、私は3週間前に挫いた右足がまだ痛いのだ。

帰国した次の週末にラウンドしたけど足が痛くて踏ん張れず、おまけに日本で遊んでいるあいだにスウィングも忘れ散々な結果になってしまった。足は痛いけど、スウィングだけでも思い出さねばと練習場に通いゴルフ師匠妻からああだこうだと指南を受けつつ何とか少しずつ調子が戻ってきたみたい。

来年はゴルフ仲間のひとりとどこかのクラブのメンバーになろう・・ということで今いろいろ物色中なのであるけれど、難しい選択だ。

3週間前の今頃は京都にいたのだった。
故郷をあとにして9月22日(金)の早朝、新幹線に乗り京都駅で友人と待ち合わせ。

その足で駅の南にある東福寺の市松模様の庭園を鑑賞。紅葉前のシーズンオフのせいかそんなに旅行客も多くなく庭園もゆっくり見れました。友人は紅葉の頃に来たことがあるらしいが、そのときはお寺のずいぶん前からすごい人の行列で中に入っても芋混みの人の波に押されてどんどん進むはめになりゆっくり庭を見るどころじゃなかったらしい。春や秋になると日本人は「そうだ、京都に行こう!」と思い立つらしい。で、人、人、人の芋混み状態になるのだね。

それはともかく、東福寺を出て歩いているときに、右足を挫いてしまったのだ。
足首というよりも足の平をぐりっとやってしまった。それが3週間経った今もまだ少し痛い。だんだんよくはなっているけどね。痛いけど運動不足だから今晩はダンスの練習に行く予定。

東福寺の後は、「土曜サスペンス、京都XX殺人事件」なんかの舞台によく出てくる伏見稲荷に行き、祇園でランチ、甘味処でデザートを食べて旅館へチェックイン。




今回は私の希望に合わせて友人が町家の旅館を探してくれたのだ。これがホントに町家で宿泊客は2組しか取れないという民宿風のお宿。まだ若い女性がひとりでやっているとっても素敵な旅館でした。

今回宿泊した町家のお宿 あずきや さんについて

夕食は祇園のおばんざいの店「山ふく」で食事。こわ~いオバちゃんが仕切っているお店だけど、鱧の卵の入った炒り卵風がおいしかった。

9月23日(土)
朝神戸からやってきた高校の友人と待ち合わせ3人で散歩。
挫いた右足に湿布を貼り付けさらに痛み止めスプレーも吹き付けてびっこを引きながらそれでも歩く。あずきやさんのすぐ裏手の方を歩いていくとまず瓢亭の本店があり、表に飾られたお月見団子を見つつ無りん庵へ。ここは山県有朋の別荘だったところ。幸いにして観光客がいない。私達3人だけ。京都もきれいなお寺や場所は多いけど観光客が多すぎだし、それを当てにした商売も多すぎ。人がいなけりゃ本当にいいんだけど・・・って私もその観光客の1人なんだが。


瓢亭のお月見団子とススキ。10月6日でしたっけね。


無りん庵の後は南禅寺を見学して本日のお楽しみ、ランチの場所へとタクシーを飛ばす。

場所は鹿ケ谷山荘というちょっと「大人の隠れ家」風の和食レストランで急で狭い坂を上り詰めたところにある。隠れ家風なのであるが、ここで高校の2年先輩2人と待ち合わせ、我ら女ばかり5人で久しぶりの再会を祝して乾杯。隠れ家風なのに、来ている客は私達同様の中年女性グループが多い感じで全然隠れてなくて写真はパチパチ取りまくるわ、おしゃべりはするわでうるさいのであった。



鹿ケ谷山荘のバーと玄関ロビーにあった鹿ケ谷カボチャ(左)



鹿ケ谷山荘について

食事の後は階上のテラスでデザートを食べつつ話に花が咲いて、その後京都美術館の辺りまでタクシーで出てだらだら散歩してまた祇園に戻りお茶してみんなとお別れ。夕食は先斗町近くのおばんざいのお店で。先斗町も何だか新宿歌舞伎町みたいに下品になったかんじ。