ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

コンフェデ杯 ドイツ対アルゼンチン

2005年06月22日 | サッカー

結果は2対2の引き分けで、ドイツ側の解説者や監督など皆とっても満足気味のコメントを並べていたけど、技術的にはアルゼンチンの方が勝っていた。今晩のドイツチームはバラックも休憩でほとんど若手のみでの試合となったが、準決勝出場も決まっていたことだし、若手の技量を試すのが目的で、そこそこいい試合をしたからよかったってことのようだ。ゴールキーパーもカーンでもなくレーマンでもなく若いティモ・ヒルデブラントを起用していた。監督のクリンスマンはどうもすでにカーンを見限っているような気がする。最近のカーンは全く普通の人になってしまって3年前のワールドカップで見せてくれた壁のような守りは期待できなくなっているんだものね。

さて、明日の日本対ブラジル戦どういったゲームになるのかな?
ドイツは準決勝・決勝で強い相手に当たって鍛えられたいためにブラジルに勝ってほしいと思っている。ま、順当にいけばブラジルが残るでしょうよ。

セクハラオヤジとジェントルマン

2005年06月22日 | 日記
先週の金曜日出張でドイツへやって来た高校の同級生と会った。また同じ日に別の同級生から、5月に故郷で開催された高校の同窓会の記念授業やパーティの様子をコピーしたDVDが日本から送られてきた。2人とも高校時代には一度も同じクラスにはなったことがなくその存在すら知らなかったのだけど、そのうちの1人とは社会人になってから数年目に母校が甲子園に出場した際、野球の応援にかけつけて知り合い、もう1人とは数年前の同窓会で知り合ったのだが・・・、う~ん、この間の金曜日から私はちょっとだけムカついているのだ。何故って出張でやってきた方の男は、数年前の同窓会で会ったときからその素振りがあったのだが、全く何を考えているのかやたら人の身体にそれとなく触れたがるのだ。話している分には全く普通なのだけど、何かスケベな下心がありそうで私は少々不愉快だった。思うに彼のそういったセクハラっぽい行動は私という特定の女性に向かってやっていることではなく、女性一般に対してそういう機会があればおそらく自然と手が出てしまうってもんじゃないかな・・。つまり、高校卒業?十年たって、セクハラっぽいオヤジになってしまったというわけ。本人にその自覚があるのかどうかは定かではないけれど。何だか、悲しいサラリーマンの姿を見てしまったような・・。

ところで、私は何が嫌いって他の女に自分の女房の悪口を言ったり、女房から相手にされてないとか嫌われているとか、女房が韓流ドラマにはまっているとか愚痴るやつが一番嫌いなのだ。これまでの経験から、あわよくば据え膳食らおうと思っているような男に限って自分の奥さんとは上手く行ってないような台詞を口にするんだよね。一番身近にいる女性から愛想をつかされているということは、その男に超問題ありだと思うから、男がそんなことを言った時点で、パスなんだけど、馬鹿な男たちは、「妻とは上手く行ってない」という台詞に他の女が靡くとでも思っているんだろうか?男たちよ!これは完全に間違った作戦ですよ。女はそんな自分の女房に愛想つかされるようなカスには興味はないのよ。本当に夫婦関係が上手く行ってない人はそんな愚痴や悪口を言わずに黙ってちゃんといつの間にか離婚している。

以前ここに駐在していた上司でとても夫婦仲のよろしいカップルがいた。2人とも60歳に手が届くくらいの年代だったけど、とにかく2人でいるときはいつも手をつないでいるし、皆で食事をしたときも隣同士の席でテーブルの上で仲良く手をつないでいたっけ。それでなくてもこの上司はとても魅力的な人で女性のあしらい方も上手だった。同僚のドイツ人女性も彼に憧れていたくらいだった。こういう素敵な男性だと略奪のし甲斐があろうというものだ・・・しないけど、っていうか相手にされないだろうけど。
私自身はシングルだけど、仲の良いカップルを見ているのは大好きだ。そういう夫婦とは仲良くしたいと思うけど、逆に離婚する勇気も能力も気力もないくせに、相方の悪口ばかり言ってるような二人は辟易するな。大体夫婦においてどちらかが一方的に性格悪いなどというのはあまりないんじゃないだろうか。両方いいか悪いかのどちらかのような気がするけど・・ま、夫婦のことはわかりません。

話が逸れてしまったけど、さてもうひとりの同級生のほうは帰郷したときに2人で飲んだり、他の同級生と一緒に飲んだりという付き合いだが、とても夫婦仲も良さそうだし、というかそういう話は一切しないけど、いたって折り目正しいジェントルマンで忙しい中私のためにたくさんの音楽CDを作成してくれたり、今回のようにDVDを作ってくれたり申し訳ないくらいやさしくしてくれる。こういうジェントルマンには帰郷の折にはおいしいワインでもお土産に持って帰ろうって気にもなるもんだわ。こんなにいい人だったのなら、甲子園で知り合った後の2回目のデート断るんじゃなかった。残念!

というわけでセクハラオヤジっぽくなっている同級生の方は、結婚生活に問題あるんじゃないでしょうかね?定年離婚されないように、今からでも遅くないから修復努力したほうがいいよ。ひとごとながら心配してしまいます。