やわらかい螺旋

徒然なるままに

2020-02

2020-03-01 07:31:28 | 
2020年2月の読書メーター
読んだ本の数:65冊
読んだページ数:14370ページ
ナイス数:749ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly
■殺し屋、続けてます。
経営コンサルタントの富澤とインターネット通信販売業者の鴻池、どちらも副業で殺し屋をやってるふたりの短編7話。
依頼に応えるためにターゲットを観察し、ターゲットのおかしな行動の理由、依頼者の正体などを考える。
富澤と鴻池がそれぞれ依頼を受けた「靴と手袋」は、ストッキングとコーヒー缶の組み合わせ、そして札束は、なんとなくそういう風に使えるなと思いながら読んでいました。
襲われたあと逃げ切れる自信もないと、ごつい手袋で防御するのを選ばない気がする。
それにしても、殺し屋同士、現場で鉢合わせしてたら面倒だな。
読了日:02月29日 著者:石持 浅海
https://bookmeter.com/books/14455040

■つんつんブラザーズ The cream of the notes 8 (講談社文庫)
クリームシリーズ8弾。
『19:「謝罪しろ」という怒りは、謝罪されたら行き場を失って、困ることになる』
『24:現場のレポートの八割は意味がない。無駄なことはやめてはいかがか』
『39:エッセィが売れるようになってきたが、残念ながら本人は飽きてきた』
小説派とエッセィ派の読者がほとんど重複しないっていうのは少し意外でした。作家コンプリートするぞと思うひとって少数派なのね。

読了日:02月29日 著者:森 博嗣
https://bookmeter.com/books/14672699

■学園キノ(6) (電撃文庫)
そうですか8年ぶりの新作ですかそんなに経ちますか、8年ぶりなので5巻までのことをあんまり覚えていないのが難点ですが、覚えてなくても面白かった。
フォトの変身後の姿に大笑いしすぎて、必死になって戦ってるシーンまで笑いを引きずってしまい、ソウが慌てるほど真剣だってことにしばらく気が付きませんでした。
(黒星さんのイラスト素晴らしい)
キノが間に合って良かった。キノを信じて時間ギリギリまで耐えたフォトがカッコいい。
黄泉の国の夢のなかにまだ残っている静さまと陸は、閉じた時間の中で旅を続けるのだろうか。

読了日:02月28日 著者:時雨沢 恵一
https://bookmeter.com/books/14494670

■交通誘導員ヨレヨレ日記――当年73歳、本日も炎天下、朝っぱらから現場に立ちます
73歳の著者が交通誘導員を経験して思ったことや人間関係など。
できる警備員は全体の2割。できない警備員は1割。
普通の会社でもだいたいそんな割合なんじゃないかな。
嘘つきだとか詐欺漢だとか妻から一方的に責められたというのは、奥さんの言い分が正しい。
滞納した家賃を払うためにと渡した15万を競馬で使われてしまってはエンドレスで愚痴も言いたくなるでしょう。

読了日:02月28日 著者:柏耕一
https://bookmeter.com/books/13995802

■むかしむかしあるところに、死体がありました。
日本昔話を軸にした殺人事件。
こういうのが成立するほど、日本人には昔話がちゃんと浸透しているんだなあ。
竜宮城と鬼ヶ島の見取り図があるのがそれらしくて嬉しい。
「絶海の鬼ヶ島」クリスティとも言えるし横溝正史風味でもあって、カバー裏も合わせて読みつつ楽しめました。

読了日:02月27日 著者:青柳 碧人
https://bookmeter.com/books/13636548

■部屋も心も軽くなる「小さく暮らす」知恵
ものがあってもなさすぎても、自分らしいとはとても言えない。
機械的に捨ててしまうより何を持つか何を持たないかを自分で判定するほうが満足できる。
「今でも収入のなかった頃を思い出し、お金に縛られず、生活の質を吟味しながらつつましく暮らすように心がけています」
それで自宅の他に山小屋と週末を過ごす海の部屋があるというのがなんとも。
「生活の質」が「つつましく」を凌駕してるような居心地の悪さを感じますが、まあひとそれぞれなんでしょう。

読了日:02月27日 著者:沖 幸子
https://bookmeter.com/books/11847114

■ほどなく、お別れです
実家のご近所さんから頂いた本。
就活に励みながら葬儀場「坂東会館」でアルバイトをしている大学生の清水美空は、葬祭ディレクター漆原と僧侶の里見と一緒に、亡くなったひとと家族の思いを送り出す。
「降誕祭のプレゼント」
義母が亡くなったのがこの話と同じくクリスマス時期で、式場の雰囲気を思い出しました。
ママ、ヒナのブルちゃんをあげるからなかないで。

読了日:02月26日 著者:長月 天音
https://bookmeter.com/books/13276779

■僕たちはガンダムのジムである (日経ビジネス人文庫)
みんなが自分をガンダムだと思っていたとしても、実際はそんな存在の人は組織にほぼいない。
なぜなら、会社は普通の人で動いているから。
いくら名経営者がいたところで、ジムがいなければ世の中は動かない。
ジムに期待されているのはガンダムやホワイトベースを援護しつつ勝つこと。
自分に期待されていること、得意なこと、楽勝で高い成果を出せることで勝負することである。

読了日:02月26日 著者:常見 陽平
https://bookmeter.com/books/10096693

■魔法の庭ものがたり15 魔女カフェのしあわせメニュー (ポプラ物語館)
ジャレットとスー、エイプリルの3人は、ビーハイブ・ホテルで1日に1時間だけ「魔女カフェ」をオープンしてウェルカムドリンクを振る舞うことになった。
けれどお客さんたちの反応はいまひとつ。
「どんなに体にいいハーブティーでも、どんなに正しいことでも、自分がいいって思いこんでいるだけだったら、その人の身になって考えてるってことにはならないんだわ」
どうしてお客さんたちに不評なんだろうとジャレットと一緒に考えられるし、ハーブの扱いや組み合わせ方など分かりやすくて、やってみたい子供も多いのでは。

読了日:02月25日 著者:あんびる やすこ
https://bookmeter.com/books/7913494

■フィッシュ・オン (新潮文庫)
世界のあちこちを、日本でも、釣りをしながら旅をする。
釣り旅は必ずしも順調ではなくてハプニングも。
紅海でマーリンを釣るはずだったのに戦争で許可が下りなかったエジプト。
エジプトの戦争ってなんだっけと調べたら、多分これは第四次中東戦争のこと。
バンコクでは砂泥に足を取られて骨折、日本に戻って新潟県の銀山湖に3か月ほど滞在して、足が治るのを待ちつつイワナのルアー釣り。
「九月一日に私は山をおりた。釣ったイワナは合計三十一匹になった。みな逃がしてやった」

読了日:02月25日 著者:開高 健
https://bookmeter.com/books/453226

■ベルサイユのゆり -マリー・アントワネットの花籠- (新潮文庫nex)
ランバル公妃の幽霊がアントワネットゆかりのひとたちを訪ねた回想録。
トワネットちゃんの天真爛漫なところを愛したひとたちばかりではなく、
首飾り事件のラ・モット夫人なんかもいて、トワネットちゃんとは違う側面からフランス革命を見られた気がしました。
たった一人生き残った娘のマリー・テレーズの人生は波瀾万丈、どれほどの苦労を重ねたことか。
あなたが旅立つそのときは、どうぞ心やすらかでありますように。

読了日:02月24日 著者:吉川 トリコ
https://bookmeter.com/books/14260490

■旅の食卓
あとがきで、肝心の食べ物は添え物みたいだ、みたいに書いてますが、食べ物を添え物にしてしまえるほどの人生の経験値の高さがないと書けない言葉だと思いました。
「長崎のカツ丼」の描写がほんとにもう。
「一つぶ残さず、きれいにたいらげた。
丸い丼物はそれ自体が胃袋の形と似ており、中身がそっくり鉢から袋に移動した。手にした鉢の重みが胃袋に移り、鉢にしたのと同じように、われ知らず腹を撫でていた」

読了日:02月24日 著者:池内 紀
https://bookmeter.com/books/11097367

■やさしい人(愛蔵版)
世の中には、本当のやさしさと偽りのやさしさがある。あなたが幸せになるために必要なのは、「本当のやさしさ」である。
鳥が伝線に留まるように、心の疲れたときに、人はどこかに留まらなければならない。
その心の留まる場所が、やさしい人なのである。
自分が生きることが苦しかったのは、やさしさがなかったからだと気づくだけでも先はある。
これに気づかなければ、今もこれから先もあなたは断崖絶壁にいる。

読了日:02月23日 著者:加藤 諦三
https://bookmeter.com/books/9041853

■霊峰富士の力 日本人がFUJISANの虜になる理由 (講談社+α新書)
2月23日は富士山の日。登山しなくても楽しめる、知られざる富士山の姿を紹介する。
富士山信仰は日本固有の文化的な伝統。
それなのに、ゴミを捨てたり、塩や酒をまいたり、神様を怒らせるようなことを平気でするやつらの気が知れない。
小石を拾って持ち帰った結果、最悪、一族全滅なんてこともあるらしいので、神聖な場所なのだと言うことを忘れないようにするべき。
あの姿を保ってほしいから噴火しないといいなあと思うけれど、どうなるかは神のみぞ知る、なのかな。

読了日:02月23日 著者:加門 七海
https://bookmeter.com/books/7851350

■カラー版 虫や鳥が見ている世界―紫外線写真が明かす生存戦略 (中公新書)
ネクターガイドについてちらっと触れてる小説を読んで、興味がわいて図書館で借りた本。
白色の花はフラボノイドの色素により、比較的紫外線を吸収する花が多い。
多くの黄色の花は紫外線を反射する。
園芸種で同じ個体の花びらの色が異なっても紫外線反射量はそれほど変わらない。
けれど例外はパンジーとペチュニア。
パンジーの白い花は紫外線を強く反射、ペチュニアは紫外線吸収部のパターンがバラバラで撮影してみないと分からない。

読了日:02月22日 著者:浅間 茂
https://bookmeter.com/books/13644170

■猫俳句パラダイス (幻冬舎新書)
疲れてくると獣篇の漢字がすべて猫に見え、「蕗の薹」を「猫の墓」と間違えるほど、たくさんの俳句から選りすぐった猫俳句。
丸山南石「猫の子にどの子も声をかけてゆく」
いそむら菊「仔猫らの逃げ場所となる書棚かな」
きむらけんじ「することがない猫の肉球をつまむ」
松井貴子「昼寝猫誰より長く家にゐる」
武藤雅治「うどん屋のネコは本日留守である」
草地豊子「自動ドアから入る電気屋さんの猫」
戸部好郎「泣き笑い我が人生は猫といた」
読了日:02月22日 著者:倉阪 鬼一郎
https://bookmeter.com/books/11495994

■巴里マカロンの謎 (創元推理文庫)
マカロンとチーズケーキは雑誌で既読。
「伯林あげぱんの謎」
小鳩くんが真剣に推理しているというのに、読んでる途中から小佐内さんのあの姿がチラチラしだして、気の毒に思いながらもなんとなく笑ってしまいました。
「花府シュークリームの謎」
古城さんの無実は学校側に伝わったかな。
お菓子の山をプレゼントされた小佐内さんはおしるこで厄落としした甲斐がありましたね。

読了日:02月21日 著者:米澤 穂信
https://bookmeter.com/books/14938387

■西村玲子の50歳からのおしゃれ生活―いくつになっても素敵のヒミツ
あちこちに書いたものを寄せ集めているので特に50歳がどうのという感じではありませんでした。
Sさんの「女の子のきれいなときってあるじゃない?いわゆる旬だと思うのね。その一番きれいなときに結婚してもらいたいの。ウェディングドレスが一番似合うときに」
若さこそが美しいみたいな前時代的な考え方をするひとにはウンザリ。

読了日:02月21日 著者:西村 玲子
https://bookmeter.com/books/168926

■こうしてイギリスから熊がいなくなりました
熊とイギリス人をめぐる8話からなる物語。
珍しく、訳者あとがきから先に読んで良かったなと思いました。
人間は人間の都合で行動しているのに、人間は熊が熊の都合で行動することを許さない。
それはイギリス人だけじゃないだろうけれども、イギリスは熊を駆逐してしまったのに、くまのプーさんやパディントンを生み出しているのが何とも皮肉。
大海原に漕ぎ出した熊はイギリスを見限った。
他の動物があとに続いたりしませんように。
読了日:02月20日 著者:ミック・ジャクソン
https://bookmeter.com/books/13003551

■日々是口実 (文春文庫 つ 11-26)
まえがきでフフフってなったあとに本編の目次を見るのが楽しみです。
今回の章立てに使われてる四字熟語は「巧言令色」、これでまたちょっとフフフってなります。
圧迫面接を受けたときの対抗策は、本当にこのくらい言い返せる度胸があったほうがいいんだろうな。
実際に入居するのは先でも、介護付き有料老人ホームの入居契約をしたことが衝撃的でした。

読了日:02月20日 著者:土屋 賢二
https://bookmeter.com/books/14985272

■花のある暮らしフラワーアレンジメント (マイ・フルール シリーズ (7))
図書館のリサイクル本棚から貰ってきた本。
フラワーアレンジメントってワイヤリングしたり葉っぱをホチキスで止めたりすることもあるから、生け花よりも見た目が派手で自由な感じ。
基本を身に着けてから経験を重ね、応用していったほうが楽しいだろうな、というのはどちらも同じかも。

読了日:02月19日 著者:
https://bookmeter.com/books/3268400

■ひと口で人間をダメにするウマさ! リュウジ式 悪魔のレシピ(ライツ社)
私のなかではリュウジさん=じゃがアリゴのひと。
そのじゃがアリゴも掲載。
撮影のためにじゃがりこ容器を使っているだけで、作るときは耐熱容器に移し替えてくださいとカルビー公式も書いているのでそのように。
Twitterでレシピが書けるくらい材料もレシピも簡単なのだけれど、そのテがあったかと気付かされます。

読了日:02月19日 著者:リュウジ
https://bookmeter.com/books/14671954

■世界の美しい博物館
外観が印象的な博物館を紹介する。
所蔵する品物にもよると思うけれど、建物の雰囲気と所蔵品の内容がかけ離れていないのが良い博物館なのかもしれない。
そういう意味では、フランス・シャンティイ城の厩舎は競走馬などを含めた馬関係の展示に利用していて「生きた馬博物館」の名前にも合ってていいなと思う。
「ヴァイオリン博物館」があるのはやっぱりイタリア・クレモナの地、そりゃそうだよなと納得。

読了日:02月19日 著者:
https://bookmeter.com/books/13011497

■声優道 名優50人が伝えたい仕事の心得と生きるヒント
雑誌「声優グランプリ」での誌上インタビューを掲載。
自分自身が色んな経験をしないと演技の幅が広がらない、という意見が結構あった。
若いときに若い役が出来るのは当たり前かもしれないけれど、それなりの年齢になってから演じるほうが深みが感じられるのかもしれない。
野沢雅子
「スタジオでの私は悟空なんです。だから演技じゃありません。私は悟空なのでかめはめ波だって撃てるし、自由に空だって飛べる」

読了日:02月18日 著者:
https://bookmeter.com/books/13522242

■前略・ミルクハウス (10) (フラワーコミックス)
「芹香ちゃんのこと好きな今のぼくだけじゃ─足りない・・・?」
ドイツに行くなら一緒に行くと言えるようになって良かったね芹香。
何十年ぶりかで読み返してみて、昔の自分だったらこうは思わなかったのに、っていうことが多々あって、そういう読み方をする大人になった自分にしみじみする。
そして所蔵していた横浜市立図書館に感謝。

読了日:02月18日 著者:川原 由美子
https://bookmeter.com/books/505317

■彼女の家出
女50代、しょっぱい現実にどう立ち向かう?
同世代にささげるエッセイ。
神代植物公園を雨の日に散歩した「植物園にいこう」の文章がとても詩的で、雨の日特有のしっとりした空気とか、そういうものを感じながら読めました。
長野県南木曽の綿入り防寒着「ねこ」が(いちばん似ているのは清水崑の漫画、黄桜のかっぱかもしれません)って書いてあるところに納得する。うん、確かにそんな風情だ。

読了日:02月17日 著者:平松 洋子
https://bookmeter.com/books/11070976

■前略・ミルクハウス (9) (フラワーコミックス)
水城が教授と再婚しそうでまずはめでたい。
勇が「おかーさま」って呼べるようになるにはまだ時間はかかりそうだけどね。
芹香が子供のころ近所に住んでいた雄作と偶然に再会したり、涼音の初めての相手さやかが登場したりでまた騒がしい。
涼音の両親がドイツへ移住を決めた。
お前たちはどうすると電話で聞かれ、最終巻へと続く。

読了日:02月17日 著者:川原 由美子
https://bookmeter.com/books/505315

■はじめてだってうまくいくガンプラ塗装の教科書 (012Hobby)
エアブラシを制する者は塗装を制する、みたいな感じです。
メンテナンスのやり方や使うときの注意点などの記載もあるので、初めてエアブラシを使うひとも安心なのでは。
(塗装ブースがない場合にはベランダなどの換気が良い場所で作業するように)
ジョニー・ライデンのザクってこんなに赤いんだっけ。
エルピー・プルのキュベレイMk-IIはこのくらい光沢がある黒のほうがカッコいい。

読了日:02月16日 著者:オオゴシトモエ
https://bookmeter.com/books/5156100

■四季の山野草
野草とその食べ方。
シロツメクサの若葉は茹でておひたしに、花は茹でて水にさらしたら硬く絞って三杯酢。
おひたしに四つ葉が混ざってたらラッキーってことでいいのかな。
ツリフネソウみたいに
「全草、苦味質が含まれ、有毒とされているが詳しくはわかっていない」
なんていうのもあるので注意。
読了日:02月16日 著者:近藤嘉和
https://bookmeter.com/books/11892764

■前略・ミルクハウス (8) (フラワーコミックス)
雨の日に出会った芹香を忘れられずにラブレターを送ってきた道治。
芹香宛ての手紙を握り潰すとか、ミルクハウスの面々のやってることが酷すぎて可哀そうになってくる。
姉と妹に囲まれている道治に、芹香に対して幻想を抱きすぎだと言ってやりたくなりますが、そういうお年頃だったのかもねと思いつつ9巻に続く。

読了日:02月16日 著者:川原 由美子
https://bookmeter.com/books/505314

■廃校の博物館 Dr.片倉の生物学入門 (講談社タイガ)
廃校になった小学校に住み着いている生物学者・片倉と、押しかけ助手の結衣、そして子供たちが遭遇する不思議な事件。
事件とは言ってもミステリ慣れしてるひとにはもの足りないだろうな。
圭太の思い詰めた様子から金切りバサミはヒヤッとしました。
頼りない様子の片倉は、母親と次郎との板挟みになった圭太にとっては救いの神。
片倉の悩み事はそんなにあっさり解決することだったのか、なんだか拍子抜け。
ネクターガイドの写真集があったら見たいな。

読了日:02月15日 著者:二宮 敦人
https://bookmeter.com/books/10851991

■前略・ミルクハウス (7) (フラワーコミックス)
浪人したり結衣の元カレが出てきたりで、藤くんとしては色々と散々な目にあってる。
涼音は芹香にずっと好きだよと言ってるけど、それが本当に本気なのだと本人に伝わっているかどうかはまた別の話。
藤くんは、まず結衣とのことをどうするかを考えなくちゃダメでしょうと説教したい気分のまま8巻に続く。

読了日:02月15日 著者:川原 由美子
https://bookmeter.com/books/505313

■季節を感じる配色パターン
季節別、行事別、カラー別、23カテゴリー約400パターンの配色見本とCMYK、RGB、Webカラーの数値を掲載。
例えばハロウィンと聞いて思い浮かべるオレンジ色は、C5・M60・Y100・K0。
RGBなら232・129・0。
バレンタインらしい配色はチョコとハートのイメージから茶・赤・ピンクが中心になる。 

読了日:02月14日 著者:iyamadesign
https://bookmeter.com/books/11011183

■前略・ミルクハウス (6) (フラワーコミックス)
受験そのものに迷いがある藤くんに田代先輩が出版社のバイトを紹介する。
そこで出会った22歳で子持ちの高木麻子の生き方に触れて、やっと決心を固めた矢先に出会った女の子に振り回され、共通一次を受けそこなった藤くん。
ショックを受けてるひとにそれはないんじゃないのと思うほどみんなが軽いノリ。
がんばれ藤くんとエールを送りながら7巻に続く。

読了日:02月14日 著者:川原 由美子
https://bookmeter.com/books/505309

■標本BOOK
身の回りにある愛すべきものたちを、より永く美しく保存し楽しむための標本づくり。
秤量瓶とか試験管など、理系アイテムを使った標本は本当にサマになってて美しい。
手作り木製標本箱とラベルのエイジング方法の解説もありコレクター気質のひとならすごく楽しめそう。
私は小中高と理科部員で、文化祭で葉脈標本を作りまくってきましたが、そうかパイプ洗浄剤でもいいのか。
(学校では水酸化カリウムを使ってた気がする)
パイプ洗浄剤は水酸化ナトリウムの成分が1.8~2.0%のものを選ぶこと。そしてゴム手袋必須。


読了日:02月13日 著者:さとう かよこ
https://bookmeter.com/books/11711005

■花粉症をすっきり解消する!アロマ&ハーブライフ (Inforest mook)
ハーブティーやアロマテラピー、手作り石鹸など、花粉症の薬だけに頼らない生活。
自分は花粉症じゃないと思っていますが、いつ発症してもおかしくないので予防のために。
サプリやお茶で花粉シーズンを過ごした4人の体験談が参考になりました。
甜茶は味があんまり好きじゃないので、カモマイルにしてみようかな。

読了日:02月13日 著者:
https://bookmeter.com/books/1292426

■前略・ミルクハウス (5) (フラワーコミックス)
ワケアリ女の尚美のところに乗り込んだ芹香。
卓美のことでムキになってるのが姉らしいと思うか、そこまで言うのかウザイと思うのかは意見が分かれるところじゃないかと。
芹香ってあんまりひとの話を聞かないからなあ。
涼音の父と再婚した藤くんの母は涼音母の妹、なので涼音と藤くんは従兄弟だけれど兄弟でもあることが発覚、6巻に続く。

読了日:02月13日 著者:川原 由美子
https://bookmeter.com/books/505307

■不連続線 (光文社文庫)
バッグに詰められた義母の遺体が名古屋の裏街で発見されたその3か月後、義母あてのハガキを受け取った吉本紀子。
差出人の福岡県・秋津村役場に向かい、手掛かりを求め義母の足取りを追う。
土地の描写はともかく、そんなに熱心に食べ物やお店の中の描写を盛り込まなくてもいいのにな、って感じでした。
義母が参加した旅行のアルバイト添乗員、国本晴子が行方不明になってる件は、上島警部が結果を出せるかは微妙なところ。
捜査して追及できないと二宗源次の思う壺だけれど。

読了日:02月12日 著者:石川 真介
https://bookmeter.com/books/559790

■前略・ミルクハウス (4) (フラワーコミックス)
芹香の弟、卓美が登場。
涼音が自分の姉のことを「けっこうまじ」で思ってることに関しては、変態でさえなけりゃいいヤツと意外と好意的。
田代先輩はやよいと付き合い始めて良かった。お似合いだと思う。
飲み屋の女とワケアリな涼音の事情を知った卓美がそれを隠してるのが気に入らない芹香。
卓美は北海道から家出してきていることもあって、心配するのは仕方ないにしても、そこまでくると弟を信用してないってことにならないかと思いつつ5巻に続く。

読了日:02月12日 著者:川原 由美子
https://bookmeter.com/books/505306

■今すぐ美肌習慣 週に1度のリセットケア
綺麗な人が「何もしてない」というのは、習慣化していて当たり前すぎることだから特別なことじゃない、という意識があるから。
洗顔・化粧水・乳液の基本を徹底すること。
自分でケアしていいのは白ニキビ・黒ニキビだけ。
赤ニキビになったら皮膚科にかかり、もう来なくていいと言われるまでちゃんと通院するように。

読了日:02月11日 著者:小峯 貴子
https://bookmeter.com/books/8026335

■わかりやすい観葉植物とベランダ園芸
図書館のリサイクル本棚から貰ってきた本。検索しても出てこないので自分で登録しました。
室内やベランダなどで楽しむための観葉植物、ベランダの飾り方など。
水やりの頻度や冬越しのための温度の目安などの作業カレンダーもあり、文字が大きくて読みやすいですが、参照ページの表記に間違いがあるのは気になるなあ。
実家にある「マドカズラ」が「モンステラ・フレドリチスタリー」と同じものだというのがこれで分かりました。

読了日:02月11日 著者:主婦の友社
https://bookmeter.com/books/15390503

■前略・ミルクハウス (3) (フラワーコミックス)
芹香のことがが好きな田代先輩、藤くんのことが好きなやよい。
二人とも、どうしたら自分を好きになってくれますか、って焦り過ぎてる気がする。
自分の気持ちが迷子になってる芹香はともかく、藤くんはどうにも板挟みすぎて大変。
田代先輩を義理で好きになろうとしてるなんて残酷だと言う藤くんってば正論だな、4巻に続く。

読了日:02月11日 著者:川原 由美子
https://bookmeter.com/books/505305

■漂流巌流島 (ミステリ・フロンティア)
4編からなるオムニバス映画「実録チャンバラ外伝巻之壱」のために集めた史料から、監督とシナリオライターが歴史の意外な真相を突き止める。
鯨統一郎の作品を彷彿とさせますが、この当時のミステリーズ!選考委員の綾辻行人・有栖川有栖が絶賛というのも頷けます。
史料からよくここまで練り上げたなあ。
「亡霊忠臣蔵」江戸城内における刃傷沙汰が御法度というのは忠臣蔵で知ったようなものですが、そもそも刃傷事件が全部で11件もあったなんていうのが意外でした。

読了日:02月10日 著者:高井 忍
https://bookmeter.com/books/48996

■前略・ミルクハウス (2) (フラワーコミックス)
離婚して引き取るのは私。
どっちを選んでも恨みっこなし。
おとなの話はおとな同士で解決してると思ってるかもしれないけれど、小学生の勇にはどちらも親、本当は選びたくない気持ちにその理屈は通用しない。
失恋した藤くんは芹香に弟みたいと言われて意外とショックを受けてて、芹香が田代先輩が好きなのかどうかも気になって仕方ない。
ひとの気持ちはままならないよねと思いながら3巻に続く。

読了日:02月10日 著者:川原 由美子
https://bookmeter.com/books/505303

■脱ブラック部活 (新書y)
精神論を振りかざし気合と根性があればどうにかなるはずだ、っていう時代はとっくに終わったと思っていたのに、まだ問題を抱えている部活動。
テスト期間中も練習があり、土日はいつも遠征で、休養日は週に1日もないほどの活動時間の長さ。
そして、暴力的な指導も辞さず、という態度を許す保護者は、本当に子どものためと思っているんだろうか。
部活動は学校教育の一環、主役は生徒で指導者はサポート役。


読了日:02月09日 著者:中小路 徹
https://bookmeter.com/books/13103843

■前略・ミルクハウス 1 (フラワーコミックス)
まさか横浜市立図書館の蔵書にあるとは。ありがとう図書館。すごく久しぶりに(多分30年とかそのくらい)読めて嬉しいです。
東京の大学に通うため部屋探しをしていた芹香は、ひょんなことから涼音と知り合い、洋館「ミルクハウス」で下宿生活を送ることになる。
涼音の従弟の藤、ジャズ歌手の水城、吉川教授と息子の勇、多彩な下宿人たちとの出会いを紹介したエピソードが詰まってて、これから始まる共同生活へと流れ込んで行く。
「みんな幸せになれるといいのにね」と眠る芹香の幸せも祈りつつ2巻に続く。

読了日:02月09日 著者:川原 由美子
https://bookmeter.com/books/505297

■午後からはワニ日和 (文春文庫)
楓ヶ丘動物園からイリエワニが盗まれた。
飼育員たちが警察の捜査に協力しているさなか、第二、第三の犯行がおきる。
キリンにべろべろ舐められる桃本くんをはじめ、飼育員たちのキャラがたってて面白い。
七森さんのマニアックな折り紙がどうなってるのかぜひ見たい。
最初から分かっていたと言う園長は、園長の立場で物事を見て事件の収拾を図らなくちゃいけないことは重々承知しているけれど、
ミニブタの時点でどうにかできなかったのか。
読了日:02月08日 著者:似鳥 鶏
https://bookmeter.com/books/4702908

■おつまミステリー
お酒のアテ、おつまみに関するあれこれ雑学。
ジャイアントコーンの産地は世界でただ一カ所、ペルーのウルバンバ村の周辺のみ。
そして買い付けているのはスペインと日本だけ。
ジャイアントコーンってスペインと買い付け合戦するような食べ物とは思ってませんでした。
南米を植民地にしていたスペインが食べているのは分かるけど、日本はどうしてなんだろう。
そして、なめこのお味噌汁がおつまみ扱いなのが解せぬ。
読了日:02月08日 著者:浅暮 三文
https://bookmeter.com/books/14028585

■エジプト十字架の謎【新訳版】 (創元推理文庫)
Tのかたちがあふれる現場に残された首なし死体。
エラリーたちは犯人追跡に東奔西走するが、昔のことなので捜査関係者同士が連絡を取り合うのも一苦労。
飛行機に乗るときに置いてきたデューセンバーグはその後、無事に回収できたのだろうか。
今回はエジプトも十字架も関係なくて、犯人の目星もついてしまっていて、あまり謎はないなと思っていたら、最後の最後で例のヨードチンキ。
そういえばこのときはまだモンテネグロはユーゴスラヴィアの一員だったのだよね。

読了日:02月07日 著者:エラリー・クイーン
https://bookmeter.com/books/11054308

■座右の本 (宝島社新書)
著名人70名による自分自身を形作った本。
綾辻行人「しあわせの書」買ってひとにあげたくなるのは分かるなあ、袋とじがちゃんと仕事してる本ってそんなにないと思うし。
土屋賢二「ペリー・メイスンシリーズ」の、面白かったけど湖と女性が出てくることしか覚えていない本って結局は何だったんだろう。すごく気になる。

読了日:02月07日 著者:原田 かずこ
https://bookmeter.com/books/6701210

■世界で一番美しい人体図鑑
この大きさの図鑑、それに緻密な絵で描かれているからこそ、人体の仕組みを隅々までちゃんと見られて理解が深まりそうです。
「耳寄り話:大人の身体中の神経をつなぐと約75㎞にもなる」
そして「最も感度の高い部位は手、唇、顔、首、舌、指先である」
切ったあとの細かい髪の毛がついてるくらいでも分かるもんね、納得。

読了日:02月06日 著者:
https://bookmeter.com/books/4011223

■カルト宗教信じてました。 「エホバの証人2世」の私が25年間の信仰を捨てた理由
小学5年生のときに親の都合で入信させられ、結婚して生まれた子供の病気がきっかけで脱退。
親がどんな宗教を信じようともそれは大人の勝手だけれども、何も分からない子供を道連れにするのは本当に卑怯なやり方。
旦那さんが視野の広いひとだったから、世間との祖語に気が付いたってこともあったんだろうな。
廃止された教理について教団はどう言い訳したんだろうか。

読了日:02月06日 著者:たもさん
https://bookmeter.com/books/12820588

■西村玲子のビーズアクセサリー私スタイル
指輪、ブレスレットなど、ビーズを使ったアクセサリーの作り方を紹介する。
ただビーズを繋げて作るなら簡単なのでしょうが(それでも色合わせとか細かい作業ばかりで大変だと思うけど)ワイヤーを曲げたり丸めたり適当にやってる風情なのがサマになってるのはセンスを問われそう。

読了日:02月06日 著者:西村 玲子
https://bookmeter.com/books/2244131

■File2 チョコレートは忘れない (おたずねもの姉妹の探偵修行)
ウィルシャー大学で講演する教授の名前が「シャテンバーグ」と知ったサムとソフィー。
姉妹の親戚かもしれないのだが、身分を偽っているので聞くに聞けない。
その教授の昔の恋人の行方と絵画の盗難事件の調査を請け負ったふたり。
気をつけろと警告されていたのに継母が雇った探偵とニアミスしてヒヤヒヤしました。連れ戻されないように用心深くならないと。
ソフィーはサムとジョシュの恋を応援してますが、そろそろコリンの気持ちに気付いてもいいんじゃないかな。

読了日:02月05日 著者:M.E.ラブ
https://bookmeter.com/books/9800476

■目指せ!「大人の女」―ココロとカラダを美しくする50の秘密 (PHPエル新書)
「女性として、人間としての幅を広げるための、知恵とマナーが満載」
畳のヘリを踏んではいけない、って良く聞くけれど、礼法が始まった室町時代ならそれは有効。
ヘリと畳に少々の段差があったから躓いてしまう恐れがあり、あらかじめ歩幅を合わせていた。
今はそれほど段差がないので、動作がぎこちなくなったりするくらいなら踏んでも許される。
お礼状が必要な贈り物を受け取ったことがないけれど、やっぱり書き方くらいは知っておいたほうがいいだろうな。
それにしても岸本さん、丸っこい文字を書いてるのが意外でした。
読了日:02月05日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/58263

■世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事
数多くの信頼できる研究によって本当に健康に良いと現在考えられている食品は、魚、野菜と果物(フルーツジュース、じゃがいもは含まない)、茶色い炭水化物、オリーブオイル、ナッツ類。
逆に悪いと考えられているのは、赤い肉(牛肉や豚肉のこと、鶏肉は含まない。ハムなど加工肉は特に悪い)、白い炭水化物、バターなどの飽和脂肪酸。
貧血改善のため頑張って肉を食べていたのに裏目に出そうな予感が。続きはコメント欄→

読了日:02月04日 著者:津川 友介
https://bookmeter.com/books/12752470

■団地巡礼 日本の生んだ奇跡の住宅様式
現役の団地もあるけれど、取り壊される前の無人の団地だったり取り壊されてる最中だったりしている写真のほうが分量が多いので、廃墟マニアも好きそうな感じ。
団地が醸し出す生活感は他の集合住宅とは一味違う気がするので、生きてる団地が見たかったなあ。
百草団地って無印良品がリノベーションを手掛けた部屋があるところじゃなかったっけ。

読了日:02月04日 著者:石本 馨
https://bookmeter.com/books/550682

■ときめくコケ図鑑 (Book for Discovery)
ほかの植物とはまったく違う、コケの楽しさ不思議さが分かる本。
「コケは、一見どこにでも生えているようでも、何にでも生えるコケというものはいないのです」
あっ、そうなのか。
道を歩いていて何となく目に留まり、ああコケが生えているなあ、と思うくらいの認識でしかなかったけれど、ルーペ片手にコケ探しするのも面白そう。

読了日:02月04日 著者:田中美穂
https://bookmeter.com/books/7763437

■依存 (幻冬舎文庫)
欲しいものはどんなことをしても手に入れたいのが人間、それを阻止できるのも人間。
ウサコの暗黒面は誰でもそういうことあるよね、という感じで、むしろウサコの切実さがクローズアップされて読み応えがありました。
タックの盾になったタカチは前作での宣言を実行したことになり、愛だというならそれでもいいけど、どちらかというと戦友かもなあと思う。
小石の件やらタックの母親のこと、最初から最後まで剣呑な雰囲気の中、唯一の救いが達観している風情なボアン先輩でした。

読了日:02月03日 著者:西澤 保彦
https://bookmeter.com/books/2210

■駆け込み、セーフ? (講談社文庫)
週刊現代2005年4月~2006年7月掲載分をまとめたもの。
バブルの当時はまだ学生だったので、社会人としてあれこれ経験したわけじゃありませんが、世の中の派手で荒んだ感じが嫌イヤでした。
タクシー運転手が妙に高飛車で怖かったよ。
一番印象に残ったのは、お姫さまだっこのところ。
「男性の皆さまにおかれましては、何かの機会の折、一世一代の気力と体力をふりしぼって、女性をお姫さまだっこしてあげてみるというのは、いかがでしょうか」

読了日:02月03日 著者:酒井 順子
https://bookmeter.com/books/476765

■オリーブオイル和食
表紙は、冷ややっこに塩とオリーブオイルをかけたもの。
意外とオリーブオイルって使えるかもと思ったけれど、ブルスケッタやチヂミも和食なのかとツッコミ不可避。
「マッシュルームとエビの簡単ガーリックオイル煮」ってつまりはアヒージョ、いつから和食になったんだ。
おいしそうではあるけれど、和食レシピというよりオリーブオイルを使うためのレシピと思って見るほうが良い。

読了日:02月02日 著者:青木 敦子
https://bookmeter.com/books/233634

■シュガー・マイ・ベイビー (H&C Comics ihr HertZシリーズ)
大学の同級生がこんなイケメン居酒屋でバイトしてたら、あのお団子ちゃんじゃなくても通いたい女子は多いだろうな。
しかし私は目のやり場に困ってしまって多分無理。
自分の弟も含め、店のあれこれを掌握している共同オーナーの嵩にーちゃんが意外とデキる男。

読了日:02月02日 著者:ツノ ナツメ
https://bookmeter.com/books/12803302

■世界の城と要塞 (空から見る驚異の歴史シリーズ)
ドゥブロヴニク目当てで図書館で借りた本。
城壁の中は外と比べたら建物がぎゅうぎゅうに建てられてるのが一目瞭然。
外に比べたら樹木が少ない。
他にも、万里の長城やアレッポ城など紹介されてる場所を上から見ると、えっこんなに、と驚くほどの大きさというのが良く分かります。
日本の姫路城も掲載。
読了日:02月02日 著者:アンリ・スティルラン
https://bookmeter.com/books/130368

■神津恭介への挑戦 (光文社文庫)
電車の中で男が死んだ。
現場に居合わせたことから事件を追うことになった東洋新聞の記者・山下誠一は、
東洋新聞の社長令嬢で新人記者の清水香織とコンビを組まされる。
伊豆の別荘にいる神津恭介はほとんど出番なし。
けれど事件の真相に気が付いて犯人に同情していた心の動きがあとからひしひし伝わってきます。
若い清水香織が「~ですわ」な言葉遣いで、いつの時代の作品なのかと確認してしまった。

読了日:02月01日 著者:高木 彬光
https://bookmeter.com/books/4700293

■わしらは怪しい雑魚釣り隊 (新潮文庫)
時代とともにメンバーが少しずつ入れ替わっているものの、大人数のキャンプは相変わらず。
海仁さんの一番の好物が冷めていく白湯、そんなに胃弱なのに釣り旅に参加してるなんて大変だ。
でもそれより仲間で集まるのが楽しいんだろうなあ。
ドレイよりもキャンプ張りの経験値が高い長老にはこれから益々腕を磨いてくださいと言うべきなのだろうか。ふふふ。

読了日:02月01日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/549152


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