やわらかい螺旋

徒然なるままに

短歌

2010-09-02 10:18:07 | 短歌
残骸となり朽ち果ててゆく前に盛大に鳴け蝉の大群

背が低い草が覆った枕木の熱を吸い取らないよう走る

日曜に印をつけて忙しいふりをしているこの一ヶ月

左手をグーに握って米粒の勇気あつめるフルオブシット

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