ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

いかとおなすのたいたん

2011年08月24日 | ごはん

また暑くなりましたね。

今日はまた着物を着て出かけましたが、蒸し蒸ししていたので暑かったです。でも、JRは冷房ききすぎてると思いませんか?乗っているうちに寒くなってしまいました。

 

さて、おなすが美味しく食べられる時期もあとわずかとなりました。

秋茄子がおいしいのは昔から言われているけれど、なすをたくさん食べると体が冷えるし、やはり暑い夏の間にたくさんいただいておきたいもの。

・・・とか考えて買い物に行ったら、いかが1ぱい105円!!

見た感じもとても新鮮そうだし、うーん、なすと炊いてみたい・・・と3はい購入。

ついでに、おなすも105円で購入。

そう、この日はH百貨店の月曜105円市でした。百貨店のお魚売り場は総じて新鮮で美味しいものが多いので、ちょくちょくここで買います。



作り方。
なすはへたを取ったら、縦半分に切り、実の厚いあたりに包丁をタテヨコに入れておきます。たっぷりの塩水につけてアクを抜きます。


いかをさばきます。
みなさんはイカをどのようにしてさばきますか? 私はキッチンバサミも使ってさばきます。そうすると、大体失敗なくできます。
ハサミを使うと気分は「解体」に近くなっちゃうんですけどね(^^;) でも、扱いやすいです。


いかの足を引っ張って、わたを出します。ひっついてる部分を先に切っておくと、スムーズに出せます。足の吸盤は指でしごいて取っておきます。
胴体の軟骨を抜き取ったあと、適当な大きさに切ります。実は私はこの時輪切りにしたかったのに、忘れていてハサミで胴を開いてしまったの。失敗。
輪切りにすればきれいだったのに・・・と思いつつ、あとの祭り。まあ味は変わらないから。
足は根元にある目の部分を落とさないといけません。これもキッチンハサミで簡単に・・・とちがうことを考えてると失敗!!
目の付け根をつい切ってしまったら・・・そう。ぴゅーって黒いスミが飛び出しました。油断禁物です(^^;)

 

鍋になすを並べ、水、いつもの小さく切った昆布数枚、酒、濃口醤油、みりん(味の母)を大体同量入れて煮立てます。味を見て、砂糖を足してコトコト・・。

大方火が通ったら、いかを入れてまたコトコト。

あまり煮すぎるといかが固くなるので、適当なところで火を止めて予熱調理。

冷蔵庫にモロッコいんげんがあったので、4等分位に切っておいたものを火を少し止める前に入れました。

こうして、火を止めたあと、冷めていく間に味が染み込んでいきます。

 

 

さて、お味の方は・・・。うん、美味しい♪

これ作るとなすのアクが残っていて一日置かないときついときがありますが、今回は長めに塩水に漬けておいたのがよかったのか、うまくできました。

ひと手間簡単にと、なすを煮てからいかを入れましたが、初めにいかだけでさっと煮て、煮汁にいかの味を染み込ませてからなすをゆっくり煮て、最後にいかを戻す・・・そのほうがいかの煮物はうまくいきます。

まあ、それでもさばきたてのいかは十分やわらかくて美味しかったです(^^)

 

このなすをいかと炊いたものは、母が帰省のたびに作ってくれていた、夏の思い出の味です。

そう思って、心をこめて作ったのですが、子どもたちに聞くと・・・「うーん、味はおばあちゃんのと似てるけど、いかが微妙にちがう。まだまだね」

・・・そうですか・・・。きびしい審判がいる限り、また頑張らなくちゃ!!


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