ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

栗ごはん

2011年10月05日 | ごはん

 

今日は急に冷え込んで、雨も降り、本当にとても寒い一日ですね。

寒いけどコートを着るのは早い気がして、ニット・カーデを羽織って出かけたら、ちょうどいい感じでした。

 

 

朝、お布団から出たくないけど、かすかにいい匂いがする。

そう、昨日寝る前、栗ごはんをしかけておいた。そろそろ炊ける頃。味見をしなくちゃ。

 

 

栗は「利平栗(りへいぐり)」。

先日、時々寄る八百屋さんの店先で見つけました。

あー、もうそんな季節か。栗ごはん食べたいなあと見ていたら、利平、丹波、熊本・・・とある。

利平が一番高い。

お店のおばちゃんが「せっかく買うなら利平がいいよ。木が少ないから、なかなか手に入らないし。1,000円に負けとくよ。」って。

うーん、どうしよう。 ・・・なんとなく乗せられて買ってしまいました。また、着物だったのに(^^;)。

 

おばちゃんは、これが一番おいしいと言う。

ただ、「ちょっと固いから、普通より長く水に漬けておいてからむくといいよ」とのこと。

はい。おいしもんのためなら頑張ります!!

 

  お、大きい。大粒なんです。

 

 

普通の栗なら、ひと晩漬けてから皮をむきます。

でも、長く・・・と言われたから、1昼夜と少し、水に浸けておきました。

さあ、むくぞ。

 

ところが、ドラマを見ながらむけばいいや・・・と、夜に残したのが失敗。

この栗、本当に固い。指が、指が、めちゃくちゃ痛くなる。肩にも力入って、つまってくる。

そやけど、明日は絶対栗ごはんと決めたから、挫折できないし。

「栗むき太郎」だっけ。便利グッズのコーナーで売ってるの。あれがあれば・・・(**)。

あれだけふやかしておいたのに、鬼皮が本当に固い。泣きそう・・・。

 

結局、2時間以上かかって1kgくらいの栗をむき終えました。

 

 

米は普通に研いでざるにあげ、吸水させてから普通の水加減。

本当なら30分くらい吸わせてすぐ炊きたいところだけど、朝炊いてお弁当に入れてあげたい。

だから、そのへんは適当に妥協して。

塩を小さじ1杯強・・・かな。これもいつも適当だから(^^;)。

入れて必ずかき混ぜて味見をします。ちょっとしょっぱいかな・・・というくらいに。

昆布とお酒を入れようかと迷ったけど、おいしい栗ならシンプルに塩だけで味わいたいから入れませんでした。

栗を上にのせて、・・・おやすみなさい。

 

 

さてさて、炊き上がって味見。

うーん、少し塩気が足りなかった。栗を崩さないように気を付けてかき混ぜながら、塩もパラパラとふり入れて、まんべんなく塩も回るようにして修正しよう。

 

 

いただきます!!

おー。本当に美味しい。

口に入れたときはそっけないというか、ねっとりした甘さもないし、もさもさして感じる。

でも、食べ始めるととまらない。栗本来の甘さ、存在感。美味しいよ~(^^)。

 

たっぷり炊いたから、夜もまた食べられました。

そのまま保温にしておくとまずくなるから、すぐ切って、夜は温めて食べます。

数年前までは、土鍋で炊いておひつに入れていました。うーん、今もそうしていたら、さらに絶品栗ごはんだわ。

 

夜でもおいしい、この栗ごはん。

どれだけおいしいかというと、栗をおかずに栗ごはんを食べられる・・・わかるかなあ、そういう感じ。

炒りごまとかもいらない。邪道に感じる。これだけでいくらでも食べられる。

食べきるのが本当にお名残惜しかった。

 

苦労したけど、おいしかったし、よかった。

でも、でも、・・・ちょっとしばらくはむきたくないなあ(^^;)。

おいしかった。八百屋のおばちゃん、ありがとう♪


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