ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

静かな「集い」@4月20日の産前産後の集い

2015年04月21日 | 産前産後の集い(ママスハウス)

昨日は助産院ママスハウスの「産前産後の集い」。

私は月1回のこの「集い」でファシリテーターをしています。

朝から雨降りで、足もとの悪い中、18組のお母さんと赤ちゃんがいらしてくださいました。

湿気も多いし、部屋の人口密度が高い状態だったので、もしかしたら赤ちゃんがぐずったりざわざわと落ち着かない時間になるかなあ・・・と思いつつ、まずは自己紹介。

私から近況等を話し、順番にお隣りに回していってもらいました。

そうしているうちにふと気がついたのです。

「今日はお母さまのことばがはっきり聞こえる」

そして、聞いている他のお母様方も、それぞれが話している人を見て聞いている。

赤ちゃんもぐずることなく、いっしょに静かに耳を傾けているかのようでした。

今まで開院からずっと集いのファシリテーターをしていますが、今回のように全員のお名前などをしっかりノートに書き留められたのは初めてでした。

すごい!!

 

全員が回ってから、「何か気がついたことはない?」と聞いてみました。

何度か参加しているお母さまはわかったようでした。

それから全員でいろんな話題について話してみましたが、その後も私も声を張り上げることはまったくありませんでした。

 

18組・・・と、私となぎさ先生、下村さん。

人数だけだと40人学級くらいは確実にいたと思います。

それが静かに普通に円になってひとつのわができていました。

なんかかなりうれしかったので、興奮して話してしまった私です(*^^*)

 

静かな「集い」は、あの日あの場所にいたみんなで作った空間でした。

食べ物の話とかいろんな話題が上がりましたが、あの静けさを味わえたことが、この日参加された方にとって一番のお土産かも。

普通ならこの人数の集まりというだけで、つい声を張り上げたり、もしくはあきらめてぼそぼそ話したり。

何となく近くの人と話を始めてしまったり。

そんなことがありがちな、日によって参加される方も違う集いなのだけれど、この日は話す方、聞く方、いやそんな区別も要らないほど、それぞれが空間と時間を自分のものにしていたと思います。

それは人に対する思いやりでもあり、自分を大切にすることでもある。そして一緒に連れてきた赤ちゃんもね。

集いの1時間半、終始お部屋には温かくやさしい空気が流れていた気がします。

あのとき感じた感覚、覚えていてもらえるといいなあ。

静かな「集い」は、皆に一体感をもたらし、ほんわか楽しさ倍増のひとときでした♪

コメント
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