ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

あずきかぼちゃ

2011年09月05日 | ごはん

「かぼちゃのいとこ煮」という料理があります。

「いとこ煮」というのは豆と野菜を一緒に煮た料理で、各地に伝わるものがあるようですが、有名なのは「かぼちゃのいとこ煮」でしょう。

甘く煮るもので、レシピを検索してみると、あずきの缶詰を使って作っているものもあったりします。

でも、今日、私が書くのは全く違うもので、お砂糖はもちろん使わないし、料理ではあるんだけど料理というより食養=手当にあたるものです。

でもね、またまたおいしいんです。なので、最後までご覧あれ(^^)

 

 

先週の半ばごろだったか、近所の自然食品店・太陽食品に行くと、何やらおいしそうなかぼちゃが。

「切ったとこなんですよ」とおっしゃって、まだ味はわからないとのこと。

おいしいかぼちゃの選び方って、いつも難しい気がします。よく見ると、あきらかにおいしいかぼちゃってあるものだけど、切り口の感覚で選ぶことが多い。だから、丸ごと買うのってもっと難しい。

同じ生産者さんの同じ畑から採れたものってよく似てることが多い。なので、一度美味しいなと思ったらそこにまた買いに行くようにしています。


とにかくこのかぼちゃはきっとおいしいだろうと思う。そして試しに買うことにしました。
レジに向かう途中・・・棚の小豆が目に止って、「あー、小豆かぼちゃが食べたい」って無性に思う。

そう思ったら、なんだか我慢できない。小豆もカゴに入れる。

 

 

小豆はさっと洗って平たい鍋に入れます。今回はひとつかみくらいにしました。

昆布を1cm各切りくらいにしたものを15枚くらいかな、あずきの10%が目安だそうですが、適当にしてしまいました。

小豆の3倍の水を入れてコトコト煮ます。昆布を入れると早く煮えやすいけど、水がなくなってきたら足して、やわらかくなったら塩で調味します。

 

かぼちゃを2cm角位に切り、この鍋に加えて、コトコト煮ます。

かぼちゃがやわらかくなったら、できあがり。

 

・・・ね、簡単でしょう。といいつつ、久しぶりに作りました(^^;)

 

 

あずきかぼちゃは昆布を入れない作り方もあります。

あずきとかぼちゃだけの「あずきかぼちゃ」、「あずきかぼちゃ昆布」、「あずき昆布」の順に陽性な食べ物となります。

むくんだり、糖尿病の改善をしたいとき、腎臓の弱い人に向くおかずです。

 

実は私、作っている時からつまみぐいしたくてしたくて。あずき昆布をです。

で、いくつかつまんじゃいました。

うーん、美味しいよ。あかん、いくらでもいけそうや・・・。

 

さて、できました。晩ご飯に出すと、みんなおそるおそる・・・。

ん、おいしい。

塩であずきとかぼちゃの甘味が引き出されて、甘いのです。

長男は「懐かしいなあ、見た目汚いけど、美味しいなあ」というとおり、そう、見た目は地味、ひたすら地味・・・です。

昆布を入れると特にそうなっちゃう。でも、美味しいのよね、なんともいえず・・・。

気がついたら私は茶碗一杯分くらい食べていました。

 

これを欲するということは、体がなんらかのサインを示してるんでしょうね。

最近、体の中の水分バランスがよくないと思うので、てきめんだった気がします。むくんでる感じがするんですよね。

だから、作ってよかった。

 

体の声を聴くのが大切なんだなあとしみじみ思っています。

雨もようの毎日でムシムシしてるけれどでも、秋に向かう体つくりをしないとね。

また作ろう。

コメント
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