久々の自転車です。悪天候とお仕事に阻まれ乗れずにずるずると早一ヶ月。漸く跨る機会がやってまいりました。
逸る気持ちを抑えつつ、マイペースを保って走るよう心がけて走ります。
午前中は北北東の風。風の向こう側には真間川がある。そうだ真間川の桜を見に行こう。
ということで湾岸線を東進し、真間川を遡上する。
今日の桜はまだ早いんじゃねーか。とか、見頃はおそらく水曜日ぐらいだろう。などとカミさん桜見物の見頃予想。
しかし、水曜日じゃ、僕行けないし。まして真間川の桜なんて車で行くのはちと厳しい場所だ。
んなら、是非自転車で行くのが良いのではないかと、前々から虎視眈々と狙っていた場所であった次第です。
去年は震災で桜どころではなく、僕らの記憶のなかでも桜が咲いているのを見た気が全然しない。
今年は是非ちゃんと季節を噛み締めるためにも桜を見ておきたかった。
しかし、予報に反して風がめっちゃ強い。
真間川のほとりもすごい逆風。
それでもめけずにペダルを回す。
おぉっ！
おー。すばらしい。頑張って来たかいがありました。
こーですよ。この界隈に住んでいる方がうらやましい。
一ヶ月のブランクは足よりも、腕・手首に来た。上半身を支える腕がくたびれてきた。
それでも素晴らしい桜に疲れも忘れるほど。
真間川に沿って西へルートを返る。そして里見公園で一休み。
公園に入ると古典的なお花見モードに足が止まった。
舞台の上ではおばあさん達も時間が止まった形で固まっていた。
「・・・・」
音待ちをしているおばあさんと段取りがわるくてなかなか曲をスタートできない音声係りの焦っている場面に出くわしたのでした。
江戸川を北上するも、ますます強まる風。そしてハイキングの方々の行列にまっすぐ走れない。国道６号でもうギブアップ。これ以上北に進むのは無理。
６号を西へ進み中川へでました。
中川の桜もきれい。
そしてこちらは正蔵院の桜。
４０キロ。自転車を漕いで流れる光景に集中して、日常を忘れる。脳の凝り固まったしわがほぐれていくのがわかるような心地よさ。
とても気持ちのいいポタリングでありました。
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