浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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なぜはしごははずされたのか

2011-07-07 22:19:00 | 出来事
まさかなとは思うけども、

<海江田経産相>原発再稼働見解、首相に事前報告せず
毎日新聞 7月6日(水)13時49分配信

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衆院予算委で自民・塩崎恭久元官房長官の質問に答える海江田万里経産相=国会内で2011年7月6日午前11時48分、藤井太郎撮影
 海江田万里経済産業相は6日の衆院予算委員会で、運転停止中の原発について、6月に再稼働可能との見解を示した際、菅首相に事前報告していなかったことを明らかにした。自民党の塩崎恭久氏は海江田経産相の「安全宣言」を巡り、菅首相が事前に知っていたのか追及。海江田経産相は「(報告は)事前に、ということではない」と答弁し、再稼働に向けた認識が共有されていなかったことを明らかにした。

【福島原発 図説集】

 一方、菅首相は衆院予算委で「しっかりしたストレステスト(耐性試験)を含め、国民が納得できる検討の場が必要ではないか」と述べた。【西田進一郎】

ここで海江田はフライングしてますけど、これに菅は「誰がボスだとおもっとるんやわれー」的なはしごはずしに走ったように見えなくもない。

正に何が正しいかよりもボスは誰かということの方が優先順位が上だと。

まさかそんなわけはないけども「バカを遷す」ことで相対的優位を図るというのが政治戦略としてまだ有用に使われているとするとあながち「ない」とも否定できない今日この頃。

まさかそんなわけはないのだけども、仮にそうだとしたら、被災地の都合や状況、復興よりも誰が偉いかが先だということで世の中が動いていることになりますが、完全には否定できない気もします。

そんななか九電のオウンゴールはステキすぎるタイミングで、これこそ正に後世にのこる素晴らしいキックでありました。

おみごと。あっぱれでした。

つくづく政治とはみんな自分が本来やりたいこととは逆の方に動いていくものなのだなーと。


バカは遷る

2011-07-06 21:51:00 | 出来事
なんとももやもや感のある松本龍の辞任。「暴言で辞任」は違うなと。そんな話ではないだろう。僕自身態度が横柄だからというただそれだけで、怒りを感じていた訳ではない。うまく説明できないこの怒りはなんなのだと。仕事してても気が散るようなこの思いは何かとやや悶々としておりましたが、それについて内田樹氏のブログはいつもながら明快でありました。

http://blog.tatsuru.com/2011/07/05_1924.php

やはり才覚のある方は言う事が違う。

災害復旧に全力であたるべき職のリーダーたる存在が、恫喝という手段でメンバーのパフォーマンスを低下させることで相対的に自分がリーダーであるという存在自体を明確にしようとした。この愚鈍な行為によって組織全体のパフォーマンスを低下させるという本末転倒な言動を行った事が辞任に追い込まれたというのが実態なのだと。

正にその通り。


つまり、そのなんだ。バカは遷るのだ。

バカは遷るとよく言われておりましたが、恫喝などの理不尽なプレッシャーをまき散らすことで周囲の人は好むと好まざるを得ず「バカが遷る」。

なんなんだあの男はほんと頭に来るよ等と繰り返し脳裏をよぎっていた僕にも、そうバカが遷っていた訳だ。

僕があたまに来ていたのは、正にそこ。突然現れて「バカを遷された」こと。映画館で映画を観ているときに前を遮られたかのように邪魔くさい。これ。

これに頭にきてたわけだ。

こんなにも広くあまねくバカを遷してしまい社会的パフォーマンスを低下させた事が問題だと問われた訳だ。なるほどそれは正しい。なによりほっといたら社会全体が不効率で停滞するばかりだ。

僕もこのおっさんのために、随分とツィッターでつぶやき、ブログに記事を更新し、家族の団欒で愚痴を垂れ流すという無駄な時間を費やしてしまった。

電車も止めれば賠償金が請求される訳なので、我々の思考を停止させたあのバカにも請求できるかもね。

一方で任命責任を負うとしながらも刀折れ矢がつきるまで続けると発言した菅さんもバカを撒き散らしている訳で、それはまるで扇風機にクソを投げつけたがごとく飛び散ってる感じだ。

社会全体のパフォーマンスを低下させていることに対する罪状では菅氏の方が桁違いに罪が重いと思うのだが、これを浄化できない政治のシステムはやはりどこか問題があると思う次第です。

バカに付き合って無駄なエネルギーを使わないようにするのが一番ですねぇ。修行。修行。


チーム・ドラゴン

2011-07-05 22:44:00 | 出来事
お騒がせ、不思議発言であっと云う間に閣僚辞任。その理由は「暴言」ではなく「個人的理由」だったらしい。家でカミさんにぶん殴られたとかそんな理由なのかもしれん。

勿論お騒がせしているのはわれらがチーム・ドラゴン。復興担当相。いや失礼しました元復興担当相の松本龍ちゃんであります。

復興担当相は辞任しても議員は辞職しないらしい。世間は忘れっぽいかもしれないけど僕は忘れないし、くどく何度でも言うつもりだ。こんなやつを議員にしている党執行部も福岡県民ももっとちゃんとしろ。

復興担当相を辞めた、県民性なのか血液型なのかしらんが上から目線であんな態度をとっているのは間違いなく「氏」も「育ち」も悪くて政治家には不適切。

民主党も福岡県民も自浄能力がないなら国政に参加してほしくないと思います。まじでしっかりしてほしいと思います。あとB型のひともね。

以下はニュースクリップ

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<松本復興相辞任>政治迷走うんざり 「とにかく復興を」
毎日新聞 7月5日(火)11時52分配信

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松本復興相の辞任を伝えるニュースを見る被災者=岩手県釜石市の釜石市民体育館で2011年7月5日午前10時5分、金澤稔撮影
 「もううんざり」「これでは誰が後任でも変わらない」。被災地での放言が招いた松本龍復興担当相のわずか9日目での辞任に、避難生活が長引く被災者からは、政治への失望やあきらめの声が相次いだ。復興に奔走する地元自治体には、人事で国の動きが一層遅れることへの懸念も広がった。

【写真で見る】松本龍復興担当相 辞任

 ■被災者

 岩手県山田町の山田湾で、津波で壊れたカキ養殖棚の撤去作業をしていた同町の漁業、白野貴さん(29)は「誰がやっても、何党がやってもいい。とにかく復旧・復興を早く進める政治が欲しい」と注文を付けた。

 宮城県石巻市の蛇田小学校に避難しているトラック運転手、狩野明さん(47)は「民主党政権には何も期待していない。誰が後任になっても変わらない」と話す。母親と身体障害者の妹とともに4カ月避難所で暮らしているが、「一向に仮設住宅の抽選に当たる気配がない。職も失いそうだ。民主党の復興対策は本当に腹立たしい。政治家はもっと避難所の被災者の声を聞くべきだ」とまくしたてた。

 福島県大熊町から東京都町田市の公営住宅に夫婦で避難している元飲食店経営、杉内麗子さん(56)は「食費を惜しみながら毎日必死で仕事探しをしているが、いつまでこんな状況が続くのか。担当大臣が代わってこの状況が少しでも変わるのなら、被災者のために動いてくれる大臣にさっさと交代してほしい」。入所者と共に首都圏での集団避難生活が3カ月を迎える福島県内の障害者施設の施設長(52)は「辞める辞めないといった話がニュースになることに被災住民はうんざりしている。毎日が闘いのような生活で帰れる見通しもない。政府は本気で復興策を進めてほしい」と話した。

 ■自治体

 岩手県庁にあり被災地の復旧にあたる政府現地連絡対策室の職員約10人は午前10時ごろ、仕事の手を止めて松本氏辞任のニュースを伝えるテレビ画面に見入った。職員の一人は「また人事で(国会が)止まるのか……」とため息をついた。岩手県幹部は「知事を県民の代表としてとらえていれば、あんな接し方はできないはずだ」と憤りつつ、「たとえ上から目線でも、発言の要旨は『それぐらいの気構えをもって』ということだと受け止めた。辞めなくても良かったのでは」と述べた。別の幹部は「ただでさえ国には早く復興策を決めてもらいたいと思っている。辞めてしまっては、また遅れる」とぼやいた。

 奥山恵美子・仙台市長は5日午前の定例会見で「(松本氏は)被災地とともに歩むという真剣さや、寄り添うという温かさを感じるのには遠い口調だった。(復興に向け)加速すべき推進力が、また頓挫したという残念な気持ちだ」と感想を述べた。さらに、菅首相の任命責任について「災害復旧は通常業務以外のことが起こる。非常時だということを総理も踏まえて、われわれとともに歩んでいただける方を責任を持って任命していただきたい」と指摘した。

 宮城県松島町の大橋健男(たけお)町長は「松本氏は被災地の気持ちをくみ取れなかった」と述べ、辞任は当然との認識を示した。「知恵を出さないやつは助けない」との発言には「市町村は復興計画の策定作業を進めており、知恵を出している。『困っている国民を守る』という役割を果たしていないのは国の方だ」と不快感をあらわにした。

 宮城県東松島市の阿部秀保市長は「一日も早く復興に向けて、法律の整備と予算審議をお願いしたい」とのコメントを出した。

 宮城県の村井嘉浩知事は5日午後、「辞任は大変残念だが、被災地の窮状は一刻の猶予も許されない。国には引き続き県、市町村との強力なパートナーシップのもと、復興に向け全力を挙げて取り組んでほしい」とのコメントを出した。岩手県の達増拓也知事は午後に会見を開いて見解を表明する。また、福島県の佐藤雄平知事は「後任の大臣には被災地のことを頭の真ん中に置いてもらいたい」と記者団に話した。

 ◇辞任の理由「話せません」

 「岩手でキックオフして、3日でノーサイドになりました」。5日午前9時45分、東京・霞が関で記者会見に臨んだ松本龍復興担当相は、岩手県庁で達増拓也知事にサッカーボールを蹴りこんだ日から辞任に追い込まれるまでの経緯を、自嘲気味に説明した。

 黒のネクタイを締めて臨んだ会見。涙ぐみながら「被災者のみなさんから離れません」「相変わらず嫌いな与野党ですけど、心を合わせて復興に取り組んで」と話す一方、辞任の理由は「個人的な都合」「話せません」と繰り返した。辞任を決めた時を尋ねる質問にも、記者に向かって「あなたといる時」となぞかけした。「(記事の)冒頭に被災者へのおわびを入れておいてください」と注文をつける場面もあった。

 最後に、岩手県で100冊購入したという被災地の子どもの作文集「つなみ」を取り出し、「みんな売りつけようと思ったけど、最後なので残念ながらプレゼントしまーす」と言い残し、10分余りで会見場を後にした。

 会見後、記者団にもみくちゃにされながら、辞任を決めた時を問い詰められると、渋々「(4日)午後9時半ごろ、店で音楽を聴きながらだよ」。最後までマイペースを崩さなかった。【青島顕】



「死に体」政権、緊張感欠如=松本復興相辞任
 東日本大震災の被災住民を愚弄(ぐろう)する言動を繰り返した松本龍復興担当相の辞任は、本格復興の前提となる政府と被災地の信頼関係を松本氏が大きく損ねた点を考えても当然だ。だが、任命権者の菅直人首相は発言が問題化しても被災地向けに謝罪すらせず、松本氏の更迭にも動かず、沈黙を決め込んだ。閣僚からは松本氏擁護論すら聞かれたほどで、政権の緊張感欠如は目を覆うばかりだ。
 松本氏は政府の復興対策本部の総括役として、被災自治体と連携しながら復興対策を進める重要な役割を担った。しかし、被災地に入るなり、知事に命令口調で指示したり、叱責したりして地元の反発を招いた。担当閣僚としてばかりか、政治家としての資質も疑わせる対応だったことは議論の余地がない。
 松本氏は、首相からの復興相の打診をいったんは断った経緯がある。就任要請は首相が退陣表明した後だっただけに、復興対策半ばでの内閣総辞職を覚悟しつつ重責を引き受けることには抵抗があったとみられる。一連の放言はそれが伏線となったとの見方が民主党内には出ているが、問題は、政権が死に体となる中、政府・与党内で事態を深刻に受け止める声がほとんど聞かれなかったことだ。
 誰が後任の復興相に就こうと、「暫定」色の強い政権の下で、国民の信頼を回復するのは容易ではない。松本氏辞任を受け、与野党では首相への早期退陣要求が再び強まっている。辞任時期を明示せずに居座り続ける首相の政治責任は、極めて重い。(2011/07/05-13:31)


最後まで「謎」の発言 松本氏、目潤ませ思い強調
2011.7.5 11:10

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記者会見で辞任の意向を表明する松本復興相=5日午前、東京・霞が関

 被災地で「知恵を出さないやつは助けない」などと発言、前日まで「辞めない」としていた松本龍復興対策担当相(60)が5日、突然辞任した。記者会見では目を潤ませ、「私は被災した方から離れません」と話す一方、辞任に当たっても記者団に「謎掛けをしようと思ったが」と最後まで真意を測りかねるような発言を繰り返した。

被災者に怒り「発言は高飛車で人をばかにしていた」「辞めて当然」
2011.7.5 11:07

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辞任会見をする松本龍復興担当相。カメラのフラッシュを遮るように会見場をあとにした =5日午前、千代田区霞が関 (大西正純撮影)

 東日本大震災の被災地岩手、宮城両県で放言し、5日に辞表を提出した松本龍復興対策担当相。両県の仮設住宅などに暮らす被災者からは怒りや困惑の声が広がった。

 先月下旬に避難所から仮設住宅に引っ越した宮城県石巻市の武山伸さん(62)。「被災地ではみんな知恵を出し合ってなんとかやっているというのに、大臣の発言は高飛車で人をばかにしていた。辞めて当然だ」と語気を強める。

 東松島市の自宅が全壊し、仮設住宅で暮らす主婦(68)は「自分はまだ義援金ももらっていないし、復興に向けた作業が遅れてしまうのが心配。ころころ大臣が代わられても困る」と困惑した様子。

 津波で1階が被災した自宅に住んでいる岩手県釜石市の自営業の女性(50)は「上から目線での発言に見合うだけの復興を成し遂げてから辞めるべきだったのでは」と皮肉った。


「書いたら、その社は終わりだから」 松本復興相「脅し」に屈しなかった地元テレビ
J-CASTニュース 7月4日(月)20時2分配信
 岩手・宮城両県を訪れた松本龍復興相が知事に「暴言」を吐いたことが、本人の謝罪にまで発展した。発言の背景には、現状へのある不満があるというのだ。

 発覚のきっかけは、地元の東北放送が松本龍復興相の発言を「波紋を呼びそうです」と紹介したことだった。

■東北放送がニュースで流したのがきっかけ

 松本氏は、2011年7月3日に就任後初めて岩手・宮城両県を訪れた。

 東北放送のニュース番組によると、宮城県庁を訪れた松本氏は、村井嘉浩知事が自分を応接室で待たせたことに腹を立てた。数分後に村井知事が笑顔で現れて握手を求めると、松本氏は、「終わってから」と言って拒否。村井知事が水産特区を要望すると、県がコンセンサスを得ないと国は何もしないと突っぱね、応接室で待たせたことをこう非難したのだ。

  「お客さんが来るときは、自分が入ってからお客さんを呼べ。いいか、長幼の序が分かっている自衛隊なら、そんなことやるぞ!」

 村井知事が自衛隊出身なのを指して言ったらしい。松本氏が身を乗り出して同意を迫ると、村井知事は、年下であることを意識したのか、「はい」と答えた。しかし、顔は引きつり、苦笑いを浮かべていた。

 さらに、松本氏は、最後の言葉をオフレコとして、報道陣を見渡しながら、「書いたら、もうその社は終わりだから」と威嚇した。東北放送は、この場面さえ流しており、脅しには安易に屈しなかったわけだ。

 その後、次々に他のマスコミが報道し始め、松本氏は、岩手県庁訪問でもきわどい発言をしていたことが分かった。

 達増拓也知事が仮設住宅を要望したのに対し、「本当は仮設はあなた方の仕事だ」と指摘。さらに、「知恵を出したところは助けるが、知恵を出さないヤツは助けない」「九州の人間だから、東北の何市がどこの県とか分からない」と放言を繰り返した。

■退陣しない菅首相への当てつけ?

 こうした発言の数々が報道されると、ネット上などで松本龍復興相への批判が相次いだ。松本氏は、正論を言っているのではとの擁護もあるものの、被災者のことを考えないひどい発言だとの声が多い。岩手・宮城両県にも、同様な意見が殺到しているようだ。

 宮城県の村井知事も2011年7月4日、自治体が国に相談しやすいようにしてほしいと不快感を訴え、岩手県の達増知事も被災者の心情に配慮するよう求めた。松本氏の発言は、野党から非難を受けており、民主党内からも大臣辞任論が出ているようだ。

 一方、松本氏は、この日になって釈明した。発言については、「問題なかった」としながらも、「結果として被災者の気持ちを傷つけたのは申し訳なく思う」と謝罪した。

 松本氏の発言について、事情を知る政治部関係者は、その背景をこうみる。

  「松本氏は、復興を急ぐために菅直人首相の一日も早い退陣を求めていました。その後、復興相就任を3度も断っていますが、ほかにだれもいないとして、菅首相に押しつけられた形になっています。ですから、そのことでうんざりしていたのでしょう。その前に防災相に就任して以来、こもりきりになっており、復興対策に不満を持っています。それで、自分が思う通りにやりたいと開き直って、あの発言になったのだと思います」

 松本氏は、政局に明け暮れて復興対策が後手に回っている状況を批判し、「民主党も自民党も公明党も嫌いだ」と発言して物議を醸したこともある。

 6月28日の就任会見で、普段はしていないという「サングラス」をかけたのも、こうした不満からではないかという。とはいえ、だからと言って、被災者の感情を逆なでしていいわけがない。民主党は、こうした人しか大臣のなり手がいないほど人材不足なのか。


 午前9時45分ごろから始まった会見。口元を引き締め、落ち着かない様子で報道陣を見回す。「8時45分、総理に職を辞するとご報告しました」と切り出した。

 言葉に詰まったのは「言いたいことはある。(記者に対し)謎掛けをしようと思ったが」と話し始めた直後。斜め上を見て口を閉ざしたまま、後が続かない。やっと「私は被災された皆さんから離れませんから」と話し、被災地のことを思ってきたことを強調した。

社説:松本復興担当相 「司令塔」のあきれた放言

 耳を疑う放言である。東日本大震災の復興対策の担い手に起用された松本龍復興担当相が被災県を訪問した際、宮城、岩手両県知事に命令口調で高圧的な発言を連発した。

 復旧、復興を進める自治体に国が寄り添い、全力を挙げて支援する姿勢を伝えることが松本氏に課せられた責務のはずだ。にもかかわらず、国と地方があたかも主従関係と認識したかのような言動は信頼関係を根底から崩しかねない。復興の司令塔としての資質すら問われよう。

 「(県が漁港集約の)コンセンサスを得ろよ。そうしないと我々も何もしないぞ。ちゃんとやれ」--。こんな言いぶりに村井嘉浩宮城県知事も驚いたに違いない。

 被災者支援をこれまで担当した松本氏が復興行政も受け持つことに、被災自治体は期待を抱いていたはずだ。ところが岩手県の達増拓也知事との会談で松本氏は「九州の人間だから東北の何市がどこの県とかわからない」と冗談めかし、今後の復興について「知恵出したところは助けるが、知恵出さないやつは助けない」と言い放った。

 宮城では村井知事の入室が遅れたことに腹を立て、握手を拒んだ。「甘えるところは甘えて(いいが)、突き放すところは突き放す」と語り「お客さんが来る時は自分が入ってから呼べ」と知事を叱責した。

 一連の言動からは国と地方を「対等」と位置づけ、敬意を払う意識が感じられない。まるで知事を部下扱いするような口調は「九州の人間ですけん、語気が荒かったりして」との釈明では済まされない。

 復興への認識も問われる。確かに地域再生には地方の主体的な創意工夫が不可欠であり、多くの自治体は被災のハンディを抱えつつ懸命に議論を進めている。

 だが、「助けない」「突き放す」と地方に自助努力を促す言いぶりは国の支援がまるで恩典で、地方の要望は「甘え」と言わんばかりの印象だ。本人は叱咤(しった)激励のつもりかもしれないが復旧すらままならぬ多くの自治体にとって、感情を逆なでする恫喝(どうかつ)にしか聞こえまい。

 むしろ叱責されるべきは、国の覚悟不足と対応の遅れだろう。政府の復興構想会議が提言した住民の高台移住について記者団から問われた松本氏は財源対策について慎重な言い回しだった。地方に「知恵」を強いながら、自分は汗をかかないのか。

 政府は月内に復興基本方針を策定する。松本氏は4日、発言を陳謝したが復興ビジョンの担い手としてふさわしいか、疑問を抱かざるを得ない。再開する国会論戦で各党は松本氏の復興にのぞむ姿勢を厳しくたださねばならない。

私B型でちょっと短絡的…4日の復興相発言=3
読売新聞 7月4日(月)18時17分配信
 ――野党が国会などで追及する構えを見せているが、どう対応するか。

 「自然体で参ります」

 ――民主党の方からはどういう注意があったのか。

 「何もありません」

 ――幹事長から電話は。

 「電話があっただけです」

 ――電話の内容は。

 「『私は知らないから』と言いますという話でしたね。詳細を」

 ――大臣就任以来、おわびは短い間で2回目だが、自身の言葉の重みをどう考えているか。

 「私はちょっと、B型で短絡的なところがあって、私の本意が伝わらないという部分があるということは、さっき女房からも電話がありましたし、反省しなければならないと思っています」

 ――野党からは辞任や更迭という声も出ているが。

 「いや、このまま真っすぐ前を向いて、復興に当たっていきます」

 ――今回、(記者への説明を)屋外でやられた理由は何かあるか。

 「外が好きだから」

 ――今日、サングラスは。

 「いや、忘れた」
最終更新:7月4日(月)18時17分
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自らいい家柄でリベラルで小さな政府を標榜していながら自身政治家だという自己矛盾を乗り越えていること事態個人的には全く信頼のおけない層の人だと僕は思う次第です。こんな人を応援している人たちもどうかと思うよ。





祝!Boeing787日本初飛来!

2011-07-03 06:49:00 | 出来事


本日はB787の初来日。それも羽田。風向き次第では新浦安の目の前を通っていくことになる。ちょっと興味があるというか、是非見えるものならみたいじゃありませんか。

この時期朝明るくて早めに目が覚めるというか、年取ってきたせいか朝が早くなってきた僕は、海岸の公園まで行ってみましたよ。

残念ながら今日の着陸はC滑走路に南から進入でした。

遠くてほとんど見えない。

送信者 ドロップ ボックス


わかります?これ着陸直前。

送信者 ドロップ ボックス



祝!Boeing787日本初飛来!

おめでとう!!

ま一応見られたということで。

送信者 ドロップ ボックス


朝の海辺は気持ちいい。

送信者 ドロップ ボックス


刻々と変わっていく光景もまた美しい。

送信者 ドロップ ボックス


シンボルロードのセブンイレブンは見事に更地になっておりました。ここ便利だったんだけどなー。

今日のポタリング

2011-07-02 12:55:00 | 自転車
今日は古隅田川を行ってみた。ここはかつて武蔵国と下総国の境界線となっていたと考えられている川の跡。現在は足立区と葛飾区の区境になっている。

古隅田川の北岸にあたる場所には、ほら氷川神社が。

送信者 文化財部


古隅田川と中川の接点は長門排水機場だ。そこから区境に沿って道が走っているので追いやすいはずではないか。

しかし、あれ。排水機場がみつからない。おかしいと思ったら更地になっておりました。

長門排水機場。まさか見落とすわけがないと思っていたら、無くなっていた。びっくり。

何時の間に更地になってたんだろうか。

送信者 ドロップ ボックス


何れにせよここから西に向かって川の跡をたどる。

送信者 ドロップ ボックス


そうそうここは以前、葛西用水路をたどって北上した道でした。古隅田川はここで葛西用水路と交差してていたというわけですね。ここを通ったときに絶対ここは川だなと思っていたのだけど、そうゆう訳ですか。なるほど。

送信者 ドロップ ボックス


ここには古隅田川の総合案内がありました。そのときには僕これ見落としてたということですね。

送信者 文化財部


やっぱり来て見るとわかることが沢山あります。川の気配全開の道は走ってて楽しい。

送信者 ドロップ ボックス


そして後半は親水緑道化された古隅田川。近所の子どもたちが大勢川遊びをしておりました。

送信者 ドロップ ボックス


昔このあたりの景色はどんなだったんでしょうか。

送信者 ドロップ ボックス


そして小菅。終点は大六天排水場

送信者 水門と橋その2


大六天なんて変わった名前ですが、大六天とは第六天ともいい、欲界の〈他化自在天(タケジザイテン)〉のこと。仏教用語で難しい。第六天魔王波旬という修行の妨げを行う悪魔のことを差しているのか、なんなのか。なんでそんな名前をつけられてしまったのだろうか。

気になるなー。

小菅から荒川に出て、隅田神社へなんて考えたのだけど、ちと時間がなくなってきたのでこのまま帰路へ。荒川から新川を東進して戻ってまいりました。

本日は45キロ。

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