浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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ベランダの鉢植えの入れ替え

2010-11-07 23:19:00 | 出来事
本日はカミさんの助手としてベランダの鉢植えの入れ替えを実施。

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シーズンを過ぎた鉢植えを撤収し新たに球根や苗を植え、更にベランダを全体的に清掃。

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狭いベランダだけど、一通りの作業は結構な重労働になる。

側溝もヘラとワイヤーブラシで土やこびりついた汚れをすっかり落として、すごく気持ちの良い感じになりました。


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カミさん任せなので何の球根がどんな風に植えられたのか解りませんが、すくすくと育ってくれるといいなぁ。

花が咲いたらまたここでご紹介したいとおもいます。

明日は腰が心配なので、今夜は低周波治療器のお世話になっておきます。

今日のポタリング

2010-11-06 12:26:00 | 自転車
今日はすごく良い天気。子供たちも学校だったので早めに出発。本日は、曳舟川、葛西用水路を行くのだ。



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四つ木橋

送信者 水門と橋その2


四つ木橋は新しく掛け替えられているが、親柱は昔のものがそのまま使われてました。
橋と橋の間には四つ木橋排水機場が。ここが暗渠化された曳舟川の荒川への注ぎ口だ。

曳舟川は別名葛西用水路、1660年に掘られたもので江戸時代は亀有上水と呼ばれていたこともある由緒ある掘なのだ。


四つ木橋排水機場

送信者 水門と橋その2



曳舟川跡を辿る入口はこんな感じでした。

送信者 水門と橋その2


実はこの葛西用水路、橋が沢山掛かっているのだけど、ウィキペディアにはその記載がはっきりしない。そんなら俺がと思っていたりしたのだが、実際に走ってみると暗渠の上を親水公園が整備され、橋なのか交差点なのか、よく解らない場所だらけなのだ。

曳舟橋

送信者 水門と橋その2


曳舟橋なんて昔からあった橋っぽいけど、この親柱っぽいヤツは昔のものとは思えない。

送信者 水門と橋その2


そうそうに橋は諦めて、川の気配を楽しむことに専念させてもらう事にしました。



送信者 水門と橋その2



東京都葛飾区西亀有1丁目

十三橋なんて表示もある八差路。


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なかなか素敵に穏やかな街並み。

その昔は川に沿って町が発展したハズなので、川沿いの場所はかつて栄えた場所。そして今、その街並みは情緒溢れる旧市街になっていると云う訳だ。


東京都足立区中川4丁目


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ここも掘だったりしたのだろうか。



八か村落し親水緑道が交差する。この道路も川の雰囲気で一杯。

六木、佐野新田、大谷田、蒲原、北山谷、普賢寺、五兵衛新田、伊藤谷という八つの村の新田の用水だったようです。

送信者 水門と橋その2




葛西用水路が親水公園化された記念に建てられた銀河の塔。

送信者 水門と橋その2


当然登らせていただきました。交番の前だと落ち着かない気分になるのは何故?

送信者 水門と橋その2


そして足立区郷土博物館へ。

東渕江庭園

ここの奥行きの作り方は素晴らしいですねぇ。

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足立区文化財地図をゲットしました。

千住新橋親柱

送信者 水門と橋その2


おお、今日は親柱に縁のある日ですねぇ。大正13年に架けられた橋の親柱だそうです。


そして蛇橋。花畑八丁目、綾瀬川にかかっていたのだそうです。なんで蛇橋か、そしてそこには悲劇があったのだそうです。

送信者 水門と橋その2


この蛇橋にまつわる悲劇があるそうです。

江戸時代、将軍家の小菅御殿を水害から守るために綾瀬川の水を以前の流路どおりに古利根川に流すように堤防が築かれました。ある夏、大雨が降り続くと対岸の大曽根村は水害にあい大きな被害を受けました。村を救うために名主新八が堤防を切って水を小菅方面に流そうとしました。しかし、この企てを知った下流村民の襲撃を受けた新八は堤防の上で命を落としてしまいました。また、幕府の役人にもこの計画が伝わり新八の家は絶家となりました。残された新八の母は悲しんで「新八や蛇になれ」と叫び、ついには濁流の中に身投げしました。

 それからというもの、村人がこの川筋を通ろうとすると大木が横たわり、それが突然大蛇となり動き出すのを見るようになりました。村人は、これは新八親子のせいだと驚き、恐れるようになりました。その付近に石碑をたてて供養をしたところ、大蛇はみられなくなったといいます。いつしか、この地にかかる橋を蛇橋と呼ぶようになったとのことです。



中川に抜け北風にのって気持ちよく帰巣いたしました。今日もいいポタリングでありました。

今日のポタリング

2010-11-03 13:05:00 | 自転車
久しぶりに自転車を踏んで参りました。

今はもうない掘の気配を追ってみた。

舟入川跡

ここは江戸時代から大正にかけて入舟川と云う川が流れていた場所。北から井戸の橋、神明橋、土橋、榎本橋という橋が架かっていたそうです。今は四十町通りと呼ばれています。

送信者 水門と橋その2




旧葛西橋

ここから東西に流れるのは境川。

送信者 水門と橋その2





境川跡

送信者 水門と橋その2


一本南へ下るとここは元〆川跡という事になるらしい。

豊砂橋


送信者 水門と橋その2


井住橋

木場を通って深川へ。

送信者 水門と橋その2



そして今日のメインイベント。

八幡橋

この八幡橋は明治11年に中央区の京橋楓川に架けられていた橋で、弾正橋と云う名だった。大正二年に新しい弾正橋が架けられた事から元弾正橋と改名され、昭和4年に廃橋され、この場所に移設され八幡橋という名前に変わったものだそうだ。

アーチの部分は鋳鉄製、引張材は錬鉄製、鋳錬混合の橋は珍しいものなのだそうだ。


送信者 水門と橋その2


この佇まいとデザイン。素晴らしいですね。


送信者 水門と橋その2


これは是非渡らせていただかないと。


送信者 水門と橋その2


この下を流れていたのは八丁堀です。

送信者 水門と橋その2



八丁堀跡

川の名残がまざまざと残っていていいですねぇ。

送信者 水門と橋その2



旧新田橋

こちらは昭和7年に、大横川に架けられた橋で、新田清三郎と云うお医者さんが事故で亡くなった事から地元の人たちの有志に橋供養として架けられたものだそうです。

送信者 水門と橋その2



雲雀橋

送信者 水門と橋その2





白妙橋

送信者 水門と橋その2


白妙橋は塗り直されてとてもキレイになっておりました。


こちら運河とJR京葉線を跨ぐ人道橋。京葉線はこの真下で地下に入る。

普段は通勤で電車から眺めている場所だが、地上はこんな景色になっていたんですね。

しおかぜ橋

送信者 水門と橋その2


しかもこの橋。なかなか素敵じゃないですか。

送信者 水門と橋その2


ぐるぐると地図を見ながらのんびりと走ってきました。朝は北風がちょっと辛かったですが、徐々に穏やかな天候となりとても気持ちいいポタリングでした。





10月の読書メーター

2010-11-01 20:56:00 | 読書
10月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2873ページ

グローバリズムは世界を破壊するグローバリズムは世界を破壊する
☆☆☆☆☆ 10年以上前の本であるにもかかわらず、その時点でここまで世の中が見通せていたという事も含めてチョムスキーの鋭さは恐ろしいまでに明らかになる本だ。
読了日:10月28日 著者:ノーム チョムスキー,デイヴィッド バーサミアン
レックス・ムンディ (集英社文庫)レックス・ムンディ (集英社文庫)
☆☆☆★★ 着想・構想はあっぱれなんですが、登場人物もストーリーも生かし切れずでしたね。勿体ない。
読了日:10月23日 著者:荒俣 宏
暗記力暗記力
☆☆☆☆★ 暗記は苦手ですが、ちょっと頑張ってみようかなという気になってきました。今からじゃ遅いですが。
読了日:10月16日 著者:齋藤 孝
一万年の進化爆発 文明が進化を加速した一万年の進化爆発 文明が進化を加速した
☆☆☆☆★ 氏か育ちか云う点を突きつけてくる訳だけど、どうしてもどっちか一方だと決めなければいけないのかと云う点で僕は尻込みしてしまいます。
読了日:10月14日 著者:グレゴリー・コクラン,ヘンリー・ハーペンディング
フランキー・マシーンの冬 下 (角川文庫)フランキー・マシーンの冬 下 (角川文庫)
☆☆☆☆★ 怒濤の一気読み。残念ながら「犬の力」には及ばすって感じでしたが。これはこれで十分楽しめました。
読了日:10月09日 著者:ドン・ウィンズロウ
フランキー・マシーンの冬 上 (角川文庫)フランキー・マシーンの冬 上 (角川文庫)
☆☆☆☆★ 面白い。やめられないとまれない
読了日:10月09日 著者:ドン・ウィンズロウ
進化の運命-孤独な宇宙の必然としての人間進化の運命-孤独な宇宙の必然としての人間
☆☆☆☆★ ドーキンスやグールドと激しく対峙する本書だが、収斂の概念は慧眼。三人の主張に関する評価は今暫く保留します。
読了日:10月05日 著者:サイモン・コンウェイ=モリス

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