僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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ポップモンスター~香取慎吾「WHO AM I」と「Black Rabit」

2023年01月29日 | SMAP

先週、先々週と香取慎吾クンの展覧会とライブに行ったのでその感想を(ライブはネタバレあり注意!)

先々週の日曜日、コレクターズLIVE前に渋谷ヒカリエで開催の香取クン展覧会「WHO AM I」を観た。
3年前豊洲で観た「BOOM!BOOM!BOOM!」が素晴らしかったので嫁@パンダを誘って観ました。
大した宣伝をしていないのに大勢のお客さんが来てた。しかも年齢層も幅広い。流石SMAP。
入場に時間が掛かり、LIVE前であったので駆け足で観たのが残念。

駆け足で見たけど、展覧会は刺激溢れる素晴らしい物だった。
前半はダーク&シュール。後半はPOP&カラフル。
ダークだけどユーモアがあり明るくても棘がある。
それはそのまま香取クンの内面を表している様。
自画像の殆どが顔を潰してたり自虐的なタイトルを付けてるのが印象に残った。
それは自己否定なのか?それとも自分を唯の素材として捉えているからか?
香取クンの光と影を感じた刺激だらけの体験だった。

先週の土曜日は有明アリーナで香取クンLive「Black Rabbit」を観た。
香取クンLiveを見るのは2021年明治座以来2回目。
大きなハコで、しかもバンド演奏で香取クンの歌を観れる。ホント楽しみにしてた。
ゆりかもめに乗ってウォークマンで「20200101」を聴きながら新豊洲に向かう。
「Metlopolis」のオトが窓外に広がる都市風景にピッタリハマっていた。

友人(誘ってくれて感謝☆)と落合ってグッズ買って席に着く(1Fアリーナ)。
グッズはペンライトを購入。ペンライト持ってLIVE見るのは生まれて初めて(^^)

場内には香取クンの2枚のソロアルバムのインストVerが掛かってた。これイイな売って欲しい!
予定より遅れてLive開始。マスク、銀のスーツを着た香取クンが登場。曲は「Metolopolis」!
2曲目は「Plologue」。「他人が点けた×印」という歌詞に先週見た顔を潰した肖像画を思い出した。
前半は「20200101」の曲に「東京SNG」の「Catharsis」「Slow Ja,m」のファンキーな曲を歌う。
香取クンは10人のダンサーを引き連れて都度花道を駆けまわり客席に近い場所に行く。
ボクの席からだと丁度香取クンを横から見る事に。これは中々ない体験。

香取クンの歌、ダンス、そしてバックダンサーの皆さん、映像総てが完璧。
1曲毎に演出も衣装も変わる。その情報量の多さにアタマがバグる(^^;
普段ボクが見てるロックバンドのLive(基本派手な演出なし)とは全く違う世界。
出てくるのは「うゎぁ」と「スゲェ」しかない(T▽T)。兎も角圧倒されまくり。

そして中盤からバンドが登場していよいよ「東京SNG」曲中心の展開。
香取クンの歌と生バンドの組合せはホント楽しみにしていたが・・・期待を遥かに超えていた。
バンドの音は完璧、その完璧な音に香取クンの歌声がますます伸びやかになり踊りもキレを増す。
(MCはゼーゼーだったけど(^^;
総てがパーフェクト。歌も踊りも映像も演奏も総てがお客さんを楽しませるために機能する。
この空間凄い。ただただヒトを喜ばせシアワセにする世界・・・また圧倒された。

終盤。香取クンはソロで大きなハコでLiveが出来た事を凄く嬉しいと言った。
SMAP時代スタジアムでLiveをするのがフツーだったヒトがこんな事を言うんだと意外だった。
そして「皆さんの笑顔がボクの笑顔です。今日ボクの夢がかないました」と満面の笑顔で語った。
このヒトが言うと綺麗事が綺麗事として真っ直ぐココロに届く。
汚れまくったオッサンもここはウルウル来ました(^^;
そして、その後歌われた「ふたりきりのひとり」。孤独な魂、ココロの痛みに寄り添う歌。
この日、歌われた中で最も優しい歌を花道の前、客席に近い場所で歌う。
その姿にひたすら魅入られた。香取クンが光り輝いて見えた。錯覚でなくホントに光が見えた。
本編ラストは「Future World」。客席はペンライトで光り輝いてる。
香取クンはその光に向かって真っすぐ歌ってる。その様にチョット、いやかなり感動した。

アンコールは新曲「BETTING」。新曲をバンド演奏で観れるという喜び。
そしてオーラスは「東京SNG」。香取クンもダンサーも演奏も最高潮。
ボクもイッパイ手を叩いて踊りました(^^♪
香取クン最後「アイシテマース!」と叫んでLiveは終了。

終わった瞬間笑ってた。スゲェモン見たスゲェモン見た。トンデモない。凄すぎる。
これが・・・これがSMAPか!
何もかもすべて揃って何もかもが楽しい。こんなの見た事が無い。
やっぱ、このヒトバケモンだ。ポップモンスターだ。
そして、こんなのが後4人も居るのか?居るんだ?SMAP凄すぎるだろ?ワケわかんねー\(T▽T)/

Live後は友人と乾杯。おかげ様で貴重な体験が出来ました。唯々感謝。

Liveの翌日も、しばらくの間、心地いい余韻が残ってた。
香取クンのLIVE、エレクトロニカ、ジャズ、ファンク色んな音楽要素が詰め込まれ飽きなかった。
ダンサーさんやバンドメンバーを一人一人紹介するコーナーもリスペクトが有って良かった。
香取クンは勿論若いダンサーが輝いていて、この人達にもまた何処かで見たいと思った。
何度も書くが総てが完璧に揃ってて満足満足。フルコース料理をたらふく食べた感じ♬
これがアイドル、スーパースターのLiveなんだな。唯々感動するしかない。

おはちゃん、もなちゃん、アイドルってスーパースターって凄いね。
ヒトをシアワセにするヒトって素晴らしいね。キミ等もヒトをシアワセにするコだよ。
イイ子イイ子(^^)

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28年

2023年01月17日 | 日記
今日で、阪神大震災から28年。
震災で亡くなった方の冥福をお祈りすると共に
無事生き残った方も穏やかに過ごして心の傷が癒される事を希います。
 
此処からは自分自身の話。
兵庫県の大学に通い神戸でよく遊んだ自分。震災発生時は就職先の東京にいた。
震災後の5月に神戸に住んでた兄を訪ねて元気そうな様子に安心した。
でも、神戸の街のあちこちに残った震災の傷痕に恐怖を覚えて東京に逃げ帰った。
それ以来、2度と神戸を訪れることは無かった。
そして神戸のために何もせず、サッサと忘れた。
 
311が起きてから、あの時何もしなかった自分を恥じた後悔した。
でも、あれからも怖くて神戸に行くことが出来なかった。
毎年、この日は震災をモチーフとしたドラマ「その街のこども」を視て
震災をモチーフとした歌「満月の夕」を聴いていた。
でも、今日はドラマを視る気にも歌を聴く気にもなれなかった。
あの時何もせず現在(いま)も神戸のため何もしてない自分。
そのオレがドラマを視て歌を聴いて何かをした気になって・・・
心を解き放つのは何か違う、絶対違う。
オレがするべきは、あの時何もしなかった後悔と後ろめたさを抱えて生きることだ。
歌を聴いて解放されること・・・・じゃない😢
解き放たれるべきは亡くなった方の魂、傷ついた人の心だ。
オレじゃない。
それをこれからも忘れず・・・心に刻んでいこう。
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喪の仕事~藤原新也写真展「祈り」

2023年01月09日 | Art・本・映画

3連休。土曜日は家でヨモフェス。嫁@パンダがIPodでヨモちゃんの写真を映しながら酒盛り。
ヨモちゃん
のオモシロ写真に二人で笑った。最後の方は少しシュンとしたけど。
ただ、
おはちゃんが鍋帽子に入った様子がヨモちゃんそっくりでまた笑った。
二人ともイイ子だよ🎵

 

昨日、朝新聞を見ると山田詠美さんの死に関するエッセイが掲載されていた。
山田さんが死を縁起悪い物として捉えている人に疑問を呈しているけどボクも同意見。
生きている時、大切な人は死んでも大切だ。死んだら縁起悪いとか忌み嫌うはしたくない。
死は悲しいけど縁起悪いワケがない。死は生の延長にある。
死も悲しみもオレにとっては大切な友だちだ。
一方でオレはSNSに頻繁に「死」について書く。父親、友人、震災、そしてヨモちゃん。
もしかしたらオレの死に関する文章を不快に思ってる人も居るかもしれない。
だとしたらスミマセン<(_ _)>
でも、オレは死を忌むべき物として遠ざけたくない。
これは自分にとって大切な喪の仕事なんだ。 だから、これからも書き続ける。

そんな気持ちを持って昨日世田谷に藤原新也の写真展「祈り」を観に行った。
NHKの日曜美術館で、この展覧会には多くの死を映し撮った写真が展示されていると知っていた。
ヨモちゃんが旅立って1年経ったこのタイミングで是非観たくて・・・独りで行った。

会場の世田谷美術館に用賀駅から歩いて向かった。
向かう途中、貝殻のアートや鬼瓦が道端に飾られて異界に向かう感じがして愉しかった(^^;

15分程歩いて到着。ボクは藤原さんの「メメントモリ」や「印度放浪」その他著書を持ってるが
作品を実際に観るのは初めて。期待と怖れにココロがドキドキしてた。


入場。最初に仏像の写真。「そして神はいるのかいないのか」というコトバに迎えられた。
この1枚だけでココロが撃ち抜かれた。一気に藤原さんの世界に取り込まれた。
展示された写真の横に藤原さんのコトバが添えられている。そのコトバは詩でありそれ自体が作品だった。
「メメントモリ」に掲載されていた死体を犬が喰らう写真、死体を火葬する様、強烈な写真が続く。
場内は撮影自由。でも生と死の際を映した作品を自分のケータイに収めるのは違う気がした。
2枚だけ映して後は・・・写真に映されている生、そして死とひたすら向かい合った。
一方で藤原さんのコトバは持帰りたくて写真を撮りまくった。



死は病ではない・・・のコトバにはただ泣いた。


数年前の雑誌Switchに掲載された香港雨傘運動とハロウィンの写真も良かった。
渋谷で大騒ぎするハロウィンには批判も多いが参加してる若者は色んな疵を抱えてる。

藤原さんの言う様に「参加しなければそれが何かわからない」、まさにそうだ。

 
生命に溢れたこの写真だけは映したかった。

病床の寂聴さんに送った私信、藤原さんの父上が臨終の間際に笑った写真は・・
ただただ・・・見入ってしまった。
美術館を出た後、重い物がココロに残っていた。でもそれは決して暗い物ではなかった。
帰りの電車の中、butchersやナンバーガールを掛けながら今日撮った藤原さんのコトバを振り返った。
ココロの中に温かい物が広がり泣きそうになった。

このタイミングで藤原さんの展覧会を観て良かった。
オレは生きてる人とも生きているが、先に死んだ者たちとも一緒に生きている。
先に逝った者との対話も自分にとって大切な時間だ。
だから、喪の仕事はやめない、やめるわけにはいかない。これからも続けよう。


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ヨモちゃん1年~君のことで笑う

2023年01月06日 | 

¨何処までも 何処までも つづく旅の隅で 何時までも 何時までも 君のことで笑う¨

(星野源「Friend Ship」)

昨日、1月5日はヨモちゃんの命日。1年前、ヨモちゃん🐱は虹の橋を渡った。

ホントはウチでゆっくりヨモちゃんを想いたかったが仕事初め、会社に行きました(^^;

帰宅したら、嫁@パンダがヨモちゃんにお花とお菓子をお供えしてました。イイねV(^^)

その後、好きな曲流しながらケータイの中のヨモちゃんの写真を見た。

13年分。ウチに来た日から逝く日まで。ゆっくりと時間を掛けて。

もう涙は出なかった。去年1年散々泣いたから。

そして、どの写真のヨモちゃんもイイ子でカワイイ💗(当然だ)

ヨモちゃんは虹の橋を渡ったけど、オレ達が家族であることに変わりはない。

オレ達は永遠の家族だ、そして最強の家族だ。これからもずっと一緒だよ(^_^)

ヨモちゃん、キミはカワイイよ。イイ子だよ。大好きだよ。

週末はキミを想って、お酒呑んで旨いモン食ってにゃっと騒ぐよ(いつもと一緒(゚゜)\バキ☆)

さ、ヨモフェスはじめるぜ。今日も笑って愉快に過ごそうな🐱V(^^)

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あたらしい1年に

2023年01月01日 | 日記

新年が明けました。
関係各位友人皆様、今年も嫁@パンダ、猫たち共々よろしぅお願いします<(_ _)>。
この1年を皆様が息災でゴキゲンに過ごせます様に。
年末の日記にも書きましたが、兎も角、無事でいましょう。元気でいましょう。
元春も「無事でなんとかいよう」と歌ってるし(「新しい雨」)

今年も我が家は家族5人、おめでたく笑って生きますV(^^)
ライブ会場で皆様にお逢いできる日を楽しみにしています。

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