僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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コレからカネへ

2007年08月27日 | カーネーション

昨日は渋谷でコレクターズのライブ。嫁と行って来ました。
嫁は「ボ・ガンボローザ熱闘祭」に引き続いて浴衣でお出掛け。
携帯で写真を映したら、思い切りイヤな顔をされました(^^;)ヾ 



ボクはコレのライブ見るのは昨年10月の日比谷野音以来。ほぼ1年ぶり。
ダンスフロアの中央に陣取りバンドメンバー全員見える好位置。オトもイイ♪

リーダー加藤クンとギターのコータロー君の相変わらずの「ロック漫談」に
笑い、コータロー君の熱いギター。Qちゃんと小里クンのタイトなリズムに
目を見張る。加藤クンの声も毒気あふれたトークも絶好調。

このバンドはいつも「平均以上」のライブを見せてくれる。
ボクはコレの熱心なファンではないけど、嫁に連れられて10回以上見てる。
でもいつもガッカリしたことは無い。いつも楽しく過ごせる。
今回も充実したライブでした。

12月23日のクリスマスイブイブにもライブあるみたい。
元春や祥子さんのライブが重ならなければ、また行こうかな。

さて次は9月の恵比寿リキッドルーム。カーネーションのライブ。
カネのソロライブ見るのは実に3年ぶり。

今日からベストアルバムを聴いて予習を開始。
「New Morning」「Hello、Hello」「クエスチョンズ」カッコいい~!
「Real Man」「Superman」の少し情けない歌詞に共感しまくり。

来月はまた仕事が大変そう。ライブを楽しみにがんばりましょう♪

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”SHO-CO-JOURNEYへの道@A.B面でたしかめて”

2007年08月22日 | 鈴木祥子

クレフィンのライブレポと前後しちゃうけど、8月16日南青山曼荼羅に
祥子さんのライブを見に行ってきたのでそのレポを。

4月から続いた東名阪マンスリーライブツアーの最終日。
今回のライブの趣旨は6月に出た2枚組ベスト「SHO-CO-JOURNEY」の
収録曲、全28曲を歌うという、祥子さんらしいムチャをするライブ(^^;

チケットの整理番号は7番。でも当日仕事が中々終らない。
会場入りしたのは開演5分前。場内は既にギッシリ。席はほとんど無い。
店員さんの心遣いのお陰で比較的見易い席を確保。

開演時間を少し過ぎて白いドレスの祥子さんが登場。
ピアノに向かいゆっくりと弾きだす。デビューシングル「夏はどこへ行った」。
「次のホームでさよならを言うの」。
続いては「Swallow」。
「故郷、その文字で気が楽になるなら」「ただ帰りたくて帰ったのに」。

ピアノとコトバが響く。疲れたココロに刺さる。胸がざわめく。
ライブで何回も聴いたウタ。でも何度聴いてもせつなく狂おしい。

懐かしい曲が続く。途中でアルバムの収録順に歌うのに飽きたのか、
いきなりリクエストを募ったり合唱する客席とワザと調子ずらして歌ったり(笑
いつもどおりの歌詞忘れ、演奏マチガイもあった(笑。
相変わらずの暴走ぶり、とっちらかぶり。この自由さが素晴らしい。
来年でデビュー20周年。そのコトバに場内が温かい拍手に包まれる。

「今回のツアーのテーマ曲」として歌われた「どこにもかえらない」。
「あの場所にはもどらない、もうどこにもかえらない」に胸がズキズキ痛む。
客席も一緒に歌う。ステージが何か明るい光につつまれた。
ボクも唄った。楽しい唄。。。でも唄いながら涙が出てくる。

第一部の最後に歌われた「モノクロームの夏」。
「モノクロームの夏が逝く」「あの角を曲がれば逢えそうな気がした」。
数年前みた「夏の景色」がよみがえる。白い道、青い空。

いろんなことを忘れてしまった。でもあの夏だけは忘れない。けっして。


第2部は比較的最近のウタ。祥子さん曰く「やさぐれたウタ」たち(笑。
祥子さんは帽子、シックなグレーのドレスで登場。
「あたしの場所で」の 「どうしてぜんぶうまくいかないの?」
「たしかめていてよ」の 「たしかめていてよ ここにいると」が・・刺さる。
今の自分にリアルに重なるウタばかり。とてもいたい。

会場みんなで歌った「あたらしい愛の詩」。ボクも一緒に歌った。
でも「この街で育ってきたって ふるさとはどこにもなくって」の部分は
なぜか歌えなかった。

終盤「忘却」そして「東京で生まれた女」。
亡き父を・・・京都の母を・・そして嫁を想った。

この齢まで好き勝手に生きてきた。ホントに好き勝手に生きて来た。
家族や故郷から逃げて、嫌なことからは・・目を背けてきた。
都合の悪いことはみんな忘れて・・・・ココロにふたをして誤魔化して。
昔のことは・・・もうほとんど憶えていない。

そんな想いがあふれてきた。おさえようと想ってもおさえられない。
昔観た風景が突然よみがえる。
ステージを見ていられない、声をまともに聴いていられない。

祥子さんのウタはいつも自分の感情の一部をえぐりとっていく。

アンコール。、祥子さんはエレキをかき鳴らしながら「GOIN HOME」を歌った。
客席も一緒に歌う。祥子さんもファンもみんな笑顔。ステージが輝いてる。
「太陽は誰にでも平等にあたる」
「もうどこにもいかない」
「いつも笑っていよう」
このウタを聴くとハッピーな気分になれる。
一緒に歌うと、力がわいてくる。

それはホンの一瞬だけのシアワセ、でも、一瞬でもシアワセならイイ。

最後のコーラスを何度もみんなで歌い拍手の中、最高の笑顔で祥子さんは
去って行った。いい笑顔をしてた。

ライブのあとはサイン会。祥子さんに「5日後、お誕生日ですね。ライブで
云えばよかったのに」と言うと「そんな余裕なかった」と笑ってた。
サインをもらってお礼を言って会場をあとにした。

「余裕がない」・・そのコトバに・・なんか安心した。
「余裕ないくらい」必死に歌ってひたむきで・・そうだよな。

オレも同じだ。余裕なんてない。毎日なんとかやってる。
それだけでイッパイイッパイ。必死だ。
昔のことは忘れた、先も見えない。「いま」を何とかやるだけ。

でも、そうしかできない。いまをがんばるしかない。それしかない。
その果てに・・もしかしてああゆう風に満面に笑える日があるかもしれない。

そう思えた。・・・・・祥子さんのライブ・・・
行ってよかった。ウン、行ってよかった。

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下北クレフィンパーティ

2007年08月18日 | オトの記憶(CD、ライブ)



昨日、行ってきましたクレフィンパーティ。
結局当日券の発売は無かったけどある方のおかげでチケットを入手。
本当に感謝しています。
もし、見れなかったら一生後悔モノのライブでした。

午前中、ウチでビデオ見たり近所のゴミ拾いをする。
外は曇ってて風もふいてて涼しい。イイ1日になりそうな予感。

1昨日の祥子さんのライブ、またココロがうちのめされた。
そこで感じたイタミがまだココロに残ってる。

クレフィンのライブを見に来る遠来の友人と電話で打合せ。
夕方から下北に向かう。
下北に来るのは去年の8月の「ロックざ・どんと」以来。
下北の街の賑わい、ゆるやかなムードはダイスキ。
再開発でこの街の風景も変わると言う話も。
もったいない。いろいろ問題あるんだろうけど・・・
古くからの街の景色を変えなくてもイイのに。そのままでイイのに。

下北はフィッシュマンズ佐藤伸治クンゆかりの街。
フィッシュマンズを聴きながら会場である440まで歩いてみる。
佐藤クンの声と下北の空が・・ピッタリで。。なんか泣きそうになる。

友人と落ち合って事前に軽く食事する。
年齢、家族、故郷、仕事、いろいろ話せてうれしかった。
ホントにうれしかった。これだけでここに来た甲斐がある。

開場待ちで並ぶ。知り合いと会ったり、紹介してもらったり。
皆さんボクが痩せたのにビックリしてる。「別人みたい」とのオコトバ(^^;

KyOnさんが会場外を歩いてる。カッコいい!
後1年で○十歳とは思えない。

入場し中央の席に陣取る。友人と友人夫婦と並んでみる。
開演、オンガクに乗って猫のお面をつけたメンバー入場。この時点で大笑い。
ピアノに猫のお面をひっかけリクオさんの「外は暑いけどもっと暑くしよ!」
の声に場内大歓声。

「ミックスブレッシング」でライブはスタート。
スタカンのこの曲は好きだったなあ。
早速、超絶プレイの応酬に思わず身を乗り出す。
ライブはガンガン進む。「ピアノライダー」のアレンジにビックリ。
ドラムもベースもないピアノだけなのにすごいリズム感。
座って聞いているのに踊ってるような感じ。手拍子をひたすら取る。

リクオの伊達男っぷりもイイ、YANCYさんの声は凄い渋い。

そして・・KyOnさん、ピアノを弾いてないときもひたすら腕が動く。
あおったり、ナハナハポーズだったり、振り回したり、
逆くるくるパンにはビックリした!
なんで・・・なんでそんなに腕が動くんですかぁ~!!
KyOnさん、貴方は「千手観音」ですか~!すごい、すごすぎる!

ゲストの種ともこさんはステキでした。
ちなみに種さんの出身地がボクと同じ街なのにはビックリ。
そしてリクオも・・ボクと同じ・・(以下自粛)

後半は斉藤有太も飛び入り。
ひたすら盛り上がる。曲目知らなくても楽しめる。ひたすら手を叩く。
YANCYさんはタンクトップになる。女子の黄色い声が飛ぶ。
KyOnさんはタンバリン持ってステージ脇で踊る。

最後は「光」という曲。
「ここじゃないどこかなんかいらない。いまいる場所でカーニバル」の歌詞
(間違ってたらゴメン)が印象に残った。
そう・・・今いる場所が苦しくても・・・別の場所に行っても一緒。
どこ行っても何も変わらない。ならば今いるトコでがんばるしかない。

ライブ後、友人達と沖縄料理屋で打ち上げ。お酒も料理も美味しい!

遠来の友人と電車の中でいろいろ話した。再会を誓って別れる。

クレフィン初ライブ、ホントに楽しかった。
祥子さんのライブでひきずってたキモチが笑って踊ってスッキリした。

2日続けてライブ行って・・・なにか自分のココロにあった汚れや傷が
抜けた感じがする。

次回のクレフィンライブ、また行こう。今度は嫁も連れて。
絶対、行こう・・・そう思ってる。

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初盆

2007年08月14日 | 日々の泡(日記)

土曜日から嫁と初盆のため京都に行ってきました。
お昼過ぎに「のぞみ」に乗るため東京駅に向かう。
帰省の客で混雑。ランチに駅弁屋で「マイセン」の「カツサンド」をゲット♪

お弁当売り場の端に
「フォークの神様」岡林信康がぽつねんといたのにはびっくり(・_・!)
・・・思わず柱の陰から凝視してしまいました(^_^;)

新幹線の中で早速カツサンドを食べる。上品なあっさりした味わい。
でも、もう少しソース味が強くてもよかったような・・・。
行きは仕事疲れでひたすら寝る(笑。

京都駅に着いて地元駅に向かう途中でちょっとしたハプニングが。
地元駅・・・特急快速が停まるものと思い込んで乗ったら・・・
停車せず一駅乗り越してしまいました。
「キミの地元だろ?」と嫁に呆れられました(^^;)ゞ

何とか我が家について母親の歓待を受ける。
晩御飯を食べながら、父が入院してから亡くなるまでの経過を聞く。
その他アルバムを見ながら昔話に花を咲かせたが・・・
ボクは、ほとんど憶えていない。忘れてしまってる。
我が家の行く末、息子としてのボクの役割と責任・・少し耳に痛い話も。

翌日は兄、妹夫婦、姪がやってきてお墓参り。
タクシーで霊園まで行くけどお盆で車が混んでて中々到着せず。
30分遅れで着いて父のお墓を掃除する。

天気は快晴。空が蒼く、雲が高い。
お坊さんがお経をあげている間、涼しい風が吹いてキモチいい。
無事、初盆は終了。

お墓参りの後は地元の料亭でランチ。
神社の中にある料亭、地元では有名なお店。
池が見える個室で食事。それぞれ手をかけた料理が美味しい。
姪がおどけて大騒ぎ、みんな笑う。
窓からみえる写真が美しくみんな写真をパチリ。



食事の後、料亭の中の庭園を歩く。風光明媚な景色に溜息。


帰宅してからは暑さ疲れでみんなお休み。ボクと嫁は姪の子守。
無邪気な姪に振り回される。楽しかったけど正直疲れた。(^_^;)

兄と妹夫婦とはここでお別れ。
夜は母に連れられて地元の創作料理屋で晩御飯。手をつくした料理を堪能。
かんがえてみればボク、嫁、母親と外で食事するのははじめてかも。

翌朝、東京に戻る日。母と3人でいろいろ話す。
母の体調が少し悪いことを聞いたり、母親が実行している健康法、
「女性を馬鹿にしてはいけない」等、母らしい人生訓の連射(^^;

母に別れを告げて東京に戻る。新幹線の中で酒盛り。
東京に戻ると・・・ひたすら暑い。
ウチでゆっくりしようか?とも思ったけど晩御飯調達のためすぐお出掛け。
駅前のスーパーで寿司と酒を調達。他に本屋でCoccoのエッセイ「想い事」を入手。

夜は寿司と酒でゆっくり過ごす。

今日も夏休み。電車で長時間旅行したせいか、体の節々が痛い。
外は相変わらず暑そう・・・でもお昼から上野に散歩に出掛けます。

明日からまた仕事・・・でも週末は祥子さんのライブとクレフィンライブある。
がんばらなくちゃ☆

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ボ・ガンボローザ熱闘祭

2007年08月06日 | オトの記憶(CD、ライブ)

昨日は、どんとの43回目の誕生日。
渋谷クラブクアトロに「ボ・ガンボローザ熱闘祭」を見に行ってきました。

バースデイプレゼントに買った浴衣を嫁は着ていく。
結構似合ってました(笑。


いつもは下北の小さなライブハウスであるけど今回はやや大きめのハコ。
先ずはゲストバンド「UNLOMITED」が客席を温める。
ボ・ガンボスの「ギターマン」のカバーが聴けたのがウレシイ。

ボ・ガンボローザメンバーが登場し場内一気に盛り上がる。
玉ちゃんは黒シャツ、イエローパンツで左に陣取る。
三原さんが左のドラム、岡地さんは右のドラム。
グリーンの帽子を被った永井さんが中央に陣取る。
KyOnさんは襟付き白シャツに四角形の模様で右ピアノに陣取る。
中央はボーカルうつみようこさん。

永井さんの陽気なMC+「デリックさん物語」でいきなり場内ヒートアップ。
その後は玉ちゃん「おいなり少年コン」、KyOnさんギターが唸る。
岡地さんマラカス持って踊り狂う。
KyOnさんの「恋のYeah Yeah Boogaloo」は振り付きで(笑。
玉ちゃんが「不思議だがほんとうだ」で叫ぶ!
「カウボーイジャンキーブルース」ではフライングⅤも飛び出した!
永井さん「夢の中」ではみんな大合唱。玉ちゃんのストラトが熱くかき鳴らされる。

その後はソロ+ゲストコーナー。
永井さんのソロ、岡地さん+吾妻光良のブルースコーナー、
三原さん+MINGUSのコーナーをまったりゆったり楽しむ。
クレフィンは初めてライブ見た!リクオはよく喋る。やっぱりリクオだ(笑。
でも鍵盤の音がすごくキモチいい。「魚ごっこ」「Sleepin」のカバーも秀逸。
その後は玉ちゃんソロ。「毬絵」「モンゴル放送局」のインスト熱演。

ただこの中盤楽しかったけど正直ぐだぐだユルユルな気も(^_^;)

終盤はいつもの盛り上がり。井垣クン、川上次郎のゲストボーカルも入り盛り上る。
うつみさんボーカル、KyOnさんが白いアコーディオンを弾いた「橋の下」は感動。
玉ちゃんストラト、KyOnさんフライングⅤが唸る「ナイトトリッパーイエー」で
踊り、川上クン熱唱「トンネルぬけて」「もしもしOK」では一緒に歌う。
うつみさんの「泥んこ道」でみんな踊る踊る。
「フラワーマン」のダンスは若いお客も大喜び。

井垣クンの「ダイナマイト」で客席拳ふりあげ絶叫。
井垣クンあおる、玉ちゃん、KyONさんギター振り回す。
最後はKyOnさん高速ピアノの「見返り不美人」
かなりゆるく始まった「少女の夢」で締め。

終わらない「ボ・ガンボラップ」の拍手の中、登場した
玉ちゃん、三原さんの挨拶で終了。

楽しいライブだったな~。
改めてKyOnさんのギタープレイのカッコよさ、玉ちゃんのストラトの圧倒的力、
うつみさんのウタ力に感銘。
そして・・クレフィンはウレシイ発見でした。8月17日の下北440、
もう前売り売り切れたけど当日券で是非見てみたい。

正直「やや後半の盛り上がりが予定調和?」「構成はもっとまとめた方が?」
「もっとレア曲聴きたかったな」という気も少しする。
でもまぁ固いこと云うのは止めとこう。どんとのバースデイだし。(^^;

ただ今年1月に見た「Soul Of どんと」もあたらしい方向に向かい出したし。
「ロック・ざ・どんと」も去年で一旦一区切り。
そろそろ「どんとイベント」は卒業かな?という少しする。
まぁ今決める必要もない。行きたくなったら行けば善いんだし。
そのときのキモチに従えばイイ。

ともかくローザ解散、ボ・ガンボスデビュー20周年おめでとう。
そして、どんと43回目のバースデイおめでとう。
ホントに楽しいバースデイパーティだったよ☆

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