僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
コメント欄はモラルを守った上で御自由に書込みどうぞ。

愛らしい

2010年07月31日 | 
今日は嫁と上野までお散歩。比較的涼しかったけど湿気が強くて汗が止まらない。

我が家の近くのお寿司屋の前でいつも猫さんがお昼寝。
今日もノンビリと寝てました。カワイイ。

我が家のヨモギも負けてません。イケ面ぶりを発揮(^_^)
ホントはこの写真よりもっとカワイイのがあるんですが(^^;

嫁のPCが壊れてボクのPCから更新。
ボクのPCだとブログの画像投稿が出来ないので携帯から画像を投稿。
PCで編集という・・ひたすら面倒な作業をしてます。
しかもボクのPC・・・98で動作が遅いし。

でも、負けない。ヨモギのカワイイ写真をUPするのだ。
ヨモギ、見てろよ。オレは負けないからね~
WEBを通じてキミの可愛さを世界に叫ぶのだ。(゜゜ )\バキ☆(゜゜ )\バキ☆
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レッテル

2010年07月26日 | 日々の泡(日記)
ソングライターズ2人目のゲストはアジカン後藤正文クン。
非常に音楽に対して真摯に向かい合う姿勢に好感を持った。
中でも興味をそそられたのは「ロストジェネレーション」と呼ばれることに
対する違和感・苛立ち・年長者に対する怒りを語ったとき。

昔から若い世代を言い表したキャッチコピーというかレッテルはイッパイあった。
「全共闘世代」だの「ベビーブーム」だの「団塊世代」だの・・
オレ等の世代は「新人類」か?それとも「バブル世代」?
更には「ロストジェネレーション」に最近は「団塊ジュニア?」「ゆとり世代」?

ハッキリ言ってどれもこれも・・・・・・
上の世代が下の世代を見下しているイメージしか無いんですけど。

オレ別に「あたらしくも旧く」もないし
ハッキリ言ってバブルの恩恵なんて何も受けてません。
って言うかオレの周囲もそう。ごく普通の若者ばかりだけど。

後藤クンは「ロストジェネレーション」を生み出したのは前の世代の責任では?
って言ってたけど・・
一方で今度はロスジェネが「団塊ジュニア」「ゆとり」をバカにする。
なんなの?このネガティブな連鎖は?

なんでこんなレッテルが必要なんだろう?
どの世代でも人は個人として尊重すべき。
なんとか世代って十派一からげで語ったり判断するのはあまりに雑だし危険。
これはメディアか広告代理店がモノを売り易いように始めた風潮か?

じゃあこんな風潮やめようぜ。こんな切り口はハッキリいって古い。
共同体も崩壊し個人の趣味も細分化したこの時代に「~世代」なんて
レッテルを貼るなんてナンセンス極まりない。

といいつつオレも「団塊世代」を疎んじてる。全共闘世代なんて信じてない。
「女子高生はキャピキャピしてて騒々しくて面倒で怖い」・・・
・・・思い切りレッテルを貼って十派一からげで語ってますね(^^;)ゞ

でもホント気をつけよう。
「世代」だけでなく「国籍・学歴・職業」なんでもイイけど
「この人は○○だから○○」とレッテルを貼って安易に決めつけないように。

あくまで目の前にいるヒトが好きかキライか、オモシロいか。それで判断しよう。

佐野クンだって直枝さんだって祥子さんだってキヨシローだって
「ロックミュージシャン」だから聴いてるワケじゃない。
見ててオモシロいから、唯一無二の存在だから、だ。

今日ヨモギは嫁が買ってきた鰻重の髪袋に顔を突っ込んだそう。
このコのオモシロさはスペシャルです。\(T▽T)/

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湊かなえ「告白」

2010年07月22日 | Art・本・映画
最近松たか子主演映画で話題が再燃している「告白」。
前から興味はあったんだけど怖そうだし後に引きずりそうで手を出さなかった。
でも文庫本になったので丁度良い機会だと思い読みました。

(以下かなりネタばれあり!これから読む人要注意!!)

想像通り読後感は後味悪い。モヤモヤずるずる嗚呼!って感じ(^_^;
でも直ぐ2度目読みに入ってます。これはボクには珍しい。
この手の話って1度読んだら2度と読まないのが普通なのに。

粗筋は各所に書かれているように中学生に娘を殺された女教師の復讐談。
各章ごとに語り手が交代して自らの想いを告白する構成は秀逸。
読んでてページを繰る手が止まらなかった。
まさか、こういう展開をするとは!こう来たか!と興奮(^^;)ゞ

登場人物が森口先生を含めて自分勝手。自分のことしか考えてない。
もう少し客観的な目を持とうよ。あと、相手の言うことを簡単に信じすぎ。
相手がウソを言ってるとか誤魔化してるとか考えないのか?
それを真に受けて更なる愚かな行為で周りを巻き添えにして・・ホント馬鹿。

それに犯罪を犯した少年2人が全く反省していないのも恐ろしい。
森口先生に復讐への躊躇が無いのもゾッとする。
アンタ、復讐を・・犯人を追詰めることを楽しんでないか?
確かに彼等の行為はサイテーだけどアンタに人を裁く権利はあるのか?

もっと直接とことん話し合うべきでは?そうしたら分かり合えるのでは?
でもこの小説はそんな甘っちょろいキレイごとを吹き飛ばす闇パワーに満ちてる。
登場人物の誰にも共感できない。人間的魅力は全く感じない。
そして誰も信用できない。こういう物語を読むのは初めて。
人間の嫌な部分、ダークな闇を表に曝け出して・・サイアクの読後感。
でも・・・読んでて何故か爽快感がある。オモシロい。ワクワクしてる。

ラストシーン。森口先生は本当に「爆破」したんだろうか?
幾らなんでもそこまでするだろうか?でも、するかも知れない。
その気になれば人間なんだってやるだろうしできる。
一方であれはウソであってほしい。そんな気もする。
それは「人間はそんなに愚かじゃない」と信じたいから。

もしオレが森口先生の立場だったら同じことをするだろうか?うーん。
ここまではしないけど・・・似たようなことはするかも。
でも、多分「復讐する」ことに躊躇いを感じて止めるかも。ワカラン。

この小説、「少年法、親子、法に守られた犯罪者への復讐」の視点で語られることが
多いようだけどボクの感想は全然違う。

むしろ、「人は分かり合える、許しあえる」そんな性善説に作者は揺さぶりを
掛けたかったのでは?
「人間は愚かだ、どうしようもない」悲しいけど・・ありえるでしょ?って。
それを前提として「あなたたちはどうするの?どうしたいの?」って突き付けてる気がする。
そして悔しいことに読んでて楽しい。エキサイトしてる。
自分にこんなダークな作品を楽しむ感性がある。おぞましくも新鮮な発見。
先生の復讐に「これはイカンだろ」と思いつつ「もっとやっちゃえ」というキモチがある。
認めたくないけど認めざるを得ない。嗚呼イヤだ。
イジメって若しかしたらこういう感情から起こるのか?だとしたらイヤだ。
思うのは自由。でも行動には移さない。あくまで思うだけ。行動はダメ。それを肝に銘じよう。
絶対に。

中島哲也監督の映画版も素晴らしい出来らしい。
一人で映画館で見るのは怖いので・・・DVDになったらレンタルしてウチでみよう(^_^;
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絶好調

2010年07月20日 | 
嫁がブログに書いてますがヨモギはここ数日薬を飲んでます。
毎日、朝と夜の食事前に嫁がヨモギを膝に抱えて飲ませてます。
ヨモギはお薬が気に召さないらしく吐き出したり逃げ回る始末。
嫁は毎回苦労しながら何とか飲ませています。

ボク?ボクは2人を応援しています。邪魔にならない様に(゚゜)\バキ☆

嫁のがんばりのおかげか、薬の効果かヨモギはすっかり元気になりました。
オモチャを追いかけて走ったりボク等がツマミ食べてたらチョッカイ出したり。
いつもと全然変わりません。って言うか病気前よりも元気?(^^;)ゞ

夜嫁に抱っこされると気持ちよさそうにウトウト。
毎日嫁に抱っこされて薬を飲まされるのに抱っこされるのを全然嫌がらない。
キミはホントに嫁@パンダが大好きなんだねぇ(^_^)

ボク?ボクが抱っこしようとすると嫌がって逃げます。
今日帰宅後チューしようとしたら思い切り拒否されました。(T0T)

3連休の間も元気イッパイでした。とても楽しそうに尻尾をふって。
嫁@パンダをキラキラした瞳でみてます。
その「ボク可愛いでしょ~?ステキでしょ~?」顔はやめなさい!\(T▽T)/


つぶらな瞳で見られてボクも嫁も大喜び。バカ一家(^^;)ゞ
キミは一体何がそんなに楽しいんだ?っていうか絶好調だね☆

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海さくら「セツナグルーブ2010」

2010年07月18日 | RIKUO

昨日は「海さくら」イベントに参加。
江ノ島で定期的にゴミ拾いしたり音楽イベントを開催したり、と様々な活動を展開。
http://www.umisakura.com/
友人がよく参加してて以前からよく誘われてました。
折角の機会なのでゴミ拾い、ライブとも参加しました。

普段地元で一人でゴミ拾ってる。この活動も既に6年。マンネリ化。
今回別の人がやってるイベントに参加して新しい刺激が欲しかった。
リクオ、小坂忠が出演。図らずもここ数ヶ月続けている
「ニホンのロック歴史探訪」も兼ねることになりました(^^;)ゞ

昨日は晴天。というか猛暑。
早目に江ノ島に行く。片瀬江ノ島駅は竜宮城を象ったオモシロい形。
早目に行ったにも関らず集合場所が分からず迷子(゚゜)\バキ☆
友人に迎えに来てもらう。大変ご迷惑をお掛けしました<(_ _)>

参加者は50人くらい?リーダーの方は優しそうな男性。
因みにボクはいつも使ってるトングを持って行きました。マイ箸(゚゜)\バキ☆
海辺に路上に散らばってゴミ拾いを開始。

海岸は思った以上にゴミが少なく路上でゴミを拾う。
何時の間にか他の皆さんとは離れている。集団活動が出来ない奴r(^^;)”
Coccoを聴きながらひたすら拾う。相変わらず煙草の吸殻が多いな。

1時間半ほど過ぎて終了。集合場所が分からずまた友人に迷惑かけました<(_ _)>
珍しいゴミの紹介・賞品プレゼント等楽しい時間でした。

ライブまで時間があるので海辺を歩く。
海水浴場に来るなんて何十年ぶり。普段海と縁のない生活をしてるし。
遊ぶのは大抵室内。海山に行こうという発想がないし(^^;)
派手なタトゥを入れている男の子が多いのが印象的でした。

夕方からライブ。店内は椅子・テーブルを配し食事を楽しめる様式。
お客さんも20代の女の子から年配の方まで幅広い。
ハコの形態は違うけど横浜サムズアップを思い出させた。


ボク勘違いしてたけど今日のライブのメインはあくまでリクオなんですね(^_^;
リクオのライブ見るのは昨年末クレフィン以来。バンド形式では9年ぶり。
先ずはリクオがバンドメンバーと登場。いよいよライブ開始
リクオは軽快なトークを交えつつピアノを転がすように弾き倒す。
ただクレフィンでの圧倒的な演奏と違ってもっとスマートで洗練してる。
キヨシローとの共作「胸が痛いよ」は素晴らしい。
改めて歌が上手い人だな、と思った。
お客さんもノリノリの拍手、歓声で答える。リクオはホントうれしそう。
「べっぴんさんは~♪」のフレーズをお客さんに歌わせたり
演奏終わるといきなり前に飛び出して客席に入ってくる場面もあった。
ウン、このハコ、お客さんのノリもイイ。こういうライブはうれしくなる。

休憩の間に窓から見えるオーシャンビューを写真に撮る。素晴らしい景色だった。


ここから小坂忠さんが登場。名盤「ほうろう」の曲を披露。
勿論お名前は知っているし「ありがとう」「機関車」等の名曲も知ってる。
ただ何れも幸宏さんや矢野顕子さんのカバーで知ってるだけ。
先ずはリクオにあげたサングラスネタでみんなの笑いを誘う。

歌いだすと・・・声が素晴らしい。重みのある風格のある声。
曲は「氷雨色のスケッチ」うわぁ「はっぴいえんど」のカバーじゃん!
続いては「ありがとう」細野さんの曲。アイロニーに満ちた歌詞。
続いては「機関車」。リクオもカバーしてる。よく聴くと歌詞が凄い。
最後は「しらけちまうぜ」。
威風堂々。重厚。ダンディズム。ともかくカッコよかった。凄いモノをみた。

最後はリクオコーナー。ノリノリの曲を次から次へと連発。
メンバーも次から次へと技を繰り出す。ステージ上はお祭り状態。
ナオエさんとの共演が「対決」なら、ここは気心知れた仲間での「ドンちゃん騒ぎ」。
「アイノウタ」「マウンテンバイク」「ミラクルマン」名曲が次から次へと飛び出す。
客は大騒ぎ。手拍子が止まらず丸で打楽器のように鳴り響く。

アンコールでは小坂さんがもう1度登場「ほうろう」を演奏。
おまけに小坂さんにバースデイケーキをサプライズで用意。
小坂さん・・7月で62歳を迎えたそう。カッコよすぎ(・_・!)

最後は「満月の夕」。
何度も演奏してきたからこそ生まれるウタノチカラ。ズンときた。

楽しいライブだった。呑み足らず居酒屋で2次会。

今日のライブの話をイッパイする。オモシロいネタが次から次と出てくる。
イッパイ笑ってイッパイ呑んだ。

ホント楽しいライブだったな。誘ってくれた友人に多謝(^_^)
そしてライブは・・・お客さんがつくるものと改めて思った。
虎丸座のお客さんはホントに素晴らしかった。
ミュージシャンを乗せてその魅力を引き出していた。
あの空間の中にいるのがホントに楽しかった。

このイベント、また参加したいな。
9月11日のライブはカーネーションでいけないので別の機会に。
(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆

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アートな休日

2010年07月12日 | Art・本・映画
昨日は某所で某先生のモト、某テーマについて学習しました(某だらけ(^^;)ゞ)
その内容は何れ、某TV局で放映されるでしょうが(爆)。
参加した雑感をざっと。

 ①社会人になってセミナーには参加しますが専門外のことを勉強する体験は
  大学以来。講義内容について思い切りメモりました。
  ってこのメモ、何に使うんだ。オレの仕事とは分野が違いすぎ。(゚゜)\バキ☆
 ②仕切っているのは若い女性。指示も明確、テキパキしていて無駄が無い。
  他のスタッフの動きも迅速。有能さ、優秀さが感じられた。
 ③先生の議事進行が素晴らしい。人の意見を活かし更に話をひろげる。
  自分の意見、体験も話す。あと生徒の質問に対してムリに先に進めず
  相手の意見がまとまるのをジッと待ってた。
  こんな先生なら授業がホント楽しいだろうなぁ。
 ④生徒の人たちの意識の高さ、視点の素晴らしさ、表現能力の高さにも感動。
  オレが彼等の年齢では自分の意見をこんなチャンとは言えなかった。

ホント刺激にあふれた時間でした。
脳みその普段使わない神経をマッサージされたようなヘンな感じ。
脳や神経がヘンな風に疲れている。でもミョーに満足。

会社でやってる勉強は「仕事のため、資格をとるため、将来のため」と
目的があってやってる。「知りたい・学びたい」欲求とは別のもの。
でも昨日の勉強は「知的興味・好奇心・探究心」を満たすものだった。
勉強するって・・・こんな楽しいことだったんだ。忘れてた。

ホント楽しかったな。うん、ホントおもしろかった。
またこういう「お勉強」をどこかでしてみたいな。
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庭園へ行こう

2010年07月11日 | 日々の泡(日記)
明日の月曜日は定期検診。
事前に少しでも運動して脂を落としておきたい(嗚呼一夜漬け(^^;)ゞ)

ってことで昨日は嫁を誘ってお散歩に。
嫁はウチでヨモギと遊びたかったようだけど一人で散歩は寂しいので
無理矢理お願いしてついてきてもらいました。(子供か?(゚゜)\バキ☆)
ヨモギは元気に走り回る。ただお薬だけは嫌がってましたが。


天気は良い。旧古河庭園を目指して歩くことに。
田端駅の車輌基地を横に歩く。ボクは電車
この通り緑が多くて静かで歩いていてキモチいい。
ただ、ともかく暑い。持っていたウーロン茶は直ぐ空に。
ランチは冷やし蕎麦で。暑いときは冷たい麺に限りますV(^_^)

歩いて1時間ほどで旧古河庭園に到着。

残念ながら季節はずれで薔薇は咲いておらず。
前回来たときはバラ園の中に猫さんが潜んでいたんですが今回は会えず。

代わりに庭園の緑を楽しみました。ホント一面の緑。
考えてみれば此処って洋館があってバラ園があって日本庭園もある。
まさに和洋折衷。凄い造り方をしてますね。

森の中で数羽のカラスと遭遇。人に慣れているのか逃げない。
カメラを向けるとポーズをとってくれました(^_^;

その後も緑をイッパイ浴びて少し元気になりました。

帰りも田端経由で。途中で嫁と「女子高生談義」になる(謎)
風がそこそこ冷たくてキモチイイ。往復3時間半。
もう少し歩きたかった気もするけど夏の散歩。これくらいで丁度イイかも。

夜はアド街、ソングライターズ見ながら喰って呑みました。
佐野クンの「眼鏡をつけたりはずしたり」のあまりの激しさに爆笑。
嫁がアイスクリームを食べてるとヨモギがそそくさとやって来る。
キミ、いたって元気じゃないか~?\(T▽T)/


今日も午後からお出掛け。選挙に行ってその後は・・。
ふ・ふ・ふ・ふ(謎(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆)

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ROCK THE JOINT!麗蘭&シナロケ@町田

2010年07月10日 | オトの記憶(CD、ライブ)
鮎川さんは次々と話す。とてもとても楽しそうだ。
「このホールいいですね。町田はまた素晴らしいホールをお持ちで」
「チャボは武道館でビートルズを生で見たんだよね。楽屋で自慢しとった。
 オレ等は遠く離れた島でTVで見とった。うらやましい。」
「でビートルズのロックンロールをやろうか?と思ったけど打合せしとらんので
 別の曲をやりまぁす!(チャボ、ズルッとすべる^^;)」

昨夜、麗蘭&シナロケ@町田市民ホールに行って来ました。
元々はマチガイで取ったチケット。でも滅多にない組合せ。楽しみにしてました。
余ったチケットも無事お譲りできましたし。

シナロケは先月の下北Gardenで見て魅了された。もっと大きい場所で見たいと思った。
麗蘭、チャボさんのライブも久しぶり。麗蘭は実に13年ぶりに見る。
チャボさんのライブも実に6年ぶり。久しぶりに生で見たいと思った。

町田は職場から1時間かかる。定時で飛び出した。
仕事で少しヤなことがあって気分はムシャクシャ。外は大雨。
乗換えに手間取ったけど何とか開演には間に合った。

町田市民ホールは中規模で傾斜が大きくてステージも見やすい。ほぼ満員。
ステージ後ろのスクリーンに「麗蘭」のロゴが映っている。

開演時間を少し過ぎて先ず麗蘭が登場。
チャボさんは黒い水玉模様もシャツ。蘭丸は派手なジャケット。
オープニングはやっぱ「ミッドナイト・ブギ」。チャボさん「ブギー!」と叫ぶ。
ただ・・アレンジがオリジナルとは全く違う。リズムを強調してファンキー。
オトのうねり、ギターのからみ。13年前とは全く違う。カッコええ!
続いては「HUSTLE」。蘭丸の華麗なギターソロ。
「まこっちゃんが今回のライブに呼んでくれた、ありがとう!」とチャボさん嬉しそう。
麗蘭のライブ自体結構久しぶりみたい。
後半は1昨年出たミニアルバムの曲をやったり蘭丸が歌ったり、
ビートルズやストーンズの日本語カバーなんてのも飛び出た。
ストーンズの「ハーレムシャッフル」では客に一緒に歌わせる。
チャボさん「オマエらのレベルに合わせて日本語で歌ってやった!」と楽しそう。
最後は「GetBack」。ここでも客席に歌わせる。
あ、こんな風にお客さんをいじるヒトなんだぁ。こんな喋るヒトだったんだ。
ステージも客席もノリノリ。チャボさんは楽しそうにギターを鳴らす。
全部で7曲。意外とアッサリ終わった。「ミュージック」の演奏が無かったのは残念。
でも13年ぶりの麗蘭・・・じゅうぶん楽しめました。

次はシナロケの登場。鮎川さんが登場するともう大歓声。見ただけでエキサイト!
曲は当然「バットマン」。鮎川さんのギターがバキバキ鳴る。
サウンドがいい!やっぱシナロケはホールの方がいいみたい。
シーナが登場するとまた客席は大興奮。見ただけでオレの熱もあがる。

今まで色んなミュージシャンを見てきた。
でも見ただけで血が騒ぐ熱くなるって中々ない。鮎川さん、シーナは確実にそう。

シーナは相変わらずラメのミニワンピース。一体あんた何歳ですか?
手をヒラヒラさせながらキュートに歌い踊る。なんか別の生き物みたい。
こういう派手でキラキラした感じ。誰か見たな。こういうヒト。
そうキヨシローだ!キヨシローを見たときのあの感じに似てる。

セットリストは下北とはかなり変わってた。
「ハッピーハウス」「ジャパニック」が聴けたのは嬉しかった!
「ジェットコースター」、何かRCの「つ・き・あ・い・た・い」に似てる。
こういう発見も楽しい。
曲の終わりに間をおかず直ぐ次の曲の演奏が出来る。これも中々無いな。
鮎川さんは町田によく遊びにくるそう。
後ろのスクリーンを見て「ウチにほしい」とか言ってました(^_^;
相変わらずの天然ぶり。ホントおもしろいヒトだ。
ライブは「レモンティー」「YOU MAY DREAM」でエンド。

当然終わらない!だってこのメンバー共演してもらわなくちゃ。
アンコールの間セッティングが変わる。どちらのバンド全員出る様子。
シーナさん以外のシナロケメンバーが出て麗蘭のメンバーを呼ぶ。
そして最後にチャボさんとシーナが手をつないで登場。しかもハグ!
いやぁカッコいいわ。

アンコールはロックンロールカバー大会。
マンフレッドマン、「ROUTE66」、「サティスファクション」。
ロックンロールの定番。でも実はオレこの辺は全く聞いてない。
知識としてはあるけど、こういうライブでないと中々聴けない名作たち。
ギタリスト4人が並んでギターを高々と振り上げて弾く様は感動した。

ここでも鮎川さんの天然トークが炸裂!
「サティスファクション」が終わってこれで終わりかな?と思ったら
ビートルズの来日公演時の想い出話を延々する。
でビートルズの「ロックンロール」か?と思ったら同じチャックベリー
の「ジョニーBグッド」のカバー。思わずこけた(^^;)ゞ

これも凄かった。シーナさんは客席とハイタッチしながら歌う。
客席も「GOGO!」と歌う。オレも歌う。
ギターのソロ回し。チャボさんステージの袖までくる。思わず叫んだ!
延々続く演奏。ともかく楽しい。会社の嫌な気分も吹っ飛んでた。
最後はメンバー全員で手をつないで挨拶。
実に3時間のライブ。でも全然疲れなかった。爽快な気分だった。

いやぁ行って善かったな。ホントに善かった。
考えてみればこういうストレートなロック、ブルースのバンドって行かない。
ボクの見るミュージシャンのライブではストーンズやチャック・ベリーの
カバーは先ずないだろう。オレもこういうのは聴かない。でも楽しかった。
伝統的なロックンロール、定番、いいじゃん。楽しいじゃん。

ひさしぶりのチャボさん、麗蘭。ホント楽しめた。
13年前に見たときよりもぶっとくカッコよくなってた。

このライブ見て思った。滅多に言わないセリフだけど言いたくなった。
「ロックンロール万歳!」って(^^;)ゞ
ウン、やっぱロックはいい。最高だ。


写真は会場で売ってたシナロケバッジ。チープだけどカワイイ。
しばらくは鮎川バッジをバッグにつけます。佐野クンもこういうの出したらイイのに。




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きみの友だち

2010年07月05日 | Art・本・映画
最近重松清さんの「きみの友だち」を再読。
今日読み終えた。最初に読んだのは3月。そのときとは印象が異なる。

主人公は交通事故で松葉杖生活となった恵美ちゃんと重病を抱えた由香ちゃん。
この2人の子供時代から恵美が大人になるまで時を行きつ戻りつ話は進む。
恵美と由香の周囲、家族の話を交えながら。

恵美ちゃんも由香ちゃんもクラスの中で浮いてる。っていうか他に友人はいない。
最初は2人とも「はぶかれていた(仲間はずれ)」。
でも2人は周囲との交流するより2人だけの時間を世界を大切にすることを選ぶ。
自分の意思で。
恵美は言う「みんながみんなでいるうちは友だちにならない」
「大切な友人は1人いればイイ。他のコと付き合ってるヒマはない」と。

女の子の友だちはみんなそんな恵美に反感を覚えつつ惹かれる。
そして、「みんなも」それぞれ色んなことを抱えている。
それは男子も同じ。友情、コンプレックス、嫉妬。

最初読んだときは恵美と由香の友情に感動したけど今回は違った。
周囲の人間関係の話が痛かった。特に女子の付合いが・・・痛々しかった。
「友だちならこうすべき」「あいつら、今度からはぶくからね」。
勝手に「友人とはこうあるべき」を定義し、そのとおりにならないと非難。
そして気に入らないと仲間はずれ。時が経つと別のコを「ハブく」。
あるコは仲間はずれにならない様にキャラを作って周囲の空気を読む。
あるコは過去のイジメの想い出に自分に自信を無くしてしまう。
みんな引っ込み思案。目立たないように、嫌われないようにしてる。

をいをい、みんな「子供」だろ?そんなの気にするなよ。
「空気読む」「他人の顔色を伺う」なんて大人になったら山ほど
しなくちゃイケナイんだから、そんなことに必死になるなよ。
もっと身勝手で自由でいいだろ?子供なんだから。それが許されるんだから。

この息苦しさはリアルだ。でも・・・共感はしたくない。

一方で男子の方は微笑ましく読んだ。幼なじみ、ライバル、恋。
いいたいことはある。でもカッコつけて意地張って・・バカだなぁ。

友だちか・・・。友だちって何だろう?よくワカンナイ。
まして親友となるとお手上げだ。自分にとってそういうヒトいたっけ?
オレの子供時代、一緒に遊ぶ友人はいた。
でも・・ただクラスが同じ。それだけの関係。
クラスが変わり進学すると付き合いは止まった。
いや・・・そもそもオレも「はぶかれてた」のかも。
不器用で鈍感でマイペースで「いじめられてる」のも気付かなかった。
何処かで「みんなとはちがう」「ずれてる」ことは分かってたけど。
恵美のように自分の意思で離れることは出来なかった。
そんな意志力もなく、何も考えず学校に行ってた。

今、小学校~高校時代で交流のある友人は一人もいない。
って言うか、みんな名前も顔も覚えてない。卒業アルバムも見ない。

「友だち」・・・って何だろうね?この年齢になってもワカンナイ。
ただ1つだけハッキリしていることは「会って話したい」そんなヒト。
それがオレにとっての「友だち」だ。

幸いにも、この10年で「友だち」が何人かできた。
話して楽しいヒト、また会いたくなるヒト。離れてても想ってるヒト。
みんな、大切なヒトだ。ありがたい。ホントありがたいことだ。

ここ数年会ってない友人もいる。でもいつか会って話したい。
あっちはどう思ってるか知らないがオレは勝手に思ってる。
そして何時か必ず会う積りだ。あっちが迷惑だろうが(^^;
オレが会いたい、話したい。そういうヒトが出来た。それでイイじゃないか。

物語のラストはみんな大人になって再会するところで終わる。
それは、とても爽やかでハッピーな終わり方だった。
読んでてグッと来た。泣きそうになった、でも同時に笑顔になった。
重松さんの作品は重い終わり方が多いけどこれは珍しくハッピーエンド。
だから、もう1度読みたくなったのかも。

登場人物では恵美が一番好き。ともかくキャラクターが秀逸。
ぶっきらぼうで素っ気無くて、でも心の中に熱いものを秘めていて。
「勝ち続けるのはキツイよ。早いうちに負けといたほうが楽だよ」
イイなぁ。このセリフ。ホントに優しいとはこういうコのことを言うんだろう。

そして・・恵美・・・誰かに似てるなぁと思って・・・気が付いた。
ウチの嫁に似てる(・_・!)特に素っ気無いトコがそっくりr(^^;)”

只ウチの嫁は恵美ほど「ぶっきらぼう」じゃありませんが熱く燃える最強パンダさんです(^^;)ゞ

そう嫁に話したら満更でも無さそうな顔で笑ってました(^_^)

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うたをとりもどした日~高野寛ライブレポ~

2010年07月04日 | オトの記憶(CD、ライブ)
今夜高野寛クンのライブに行ってきました。
善かった・・・善かったなぁ。20年ぶり。行った甲斐があった。


場所はShibuya Preasure Preasure 会場は満員。女性が多かった。
ボクの席は2階最後列。でも御陰で後ろを気にせず楽しめた。

新曲から開始して新曲で終わる。間に新旧の曲を織り交ぜて。
ほっそりとした爽やかなルックスは昔のまま。
でもボーカルは思った以上にたくましくギターも太い音。
トークが上手いのも意外だった。

去年のアルバム収録の「季節はずれの風が吹く街で」を聴いたとき
泪が出てきた。イイ曲・・・ホント、いい曲なんだよな。
「やがてふる」「Is That Love?」なんて初期の曲が聴けるとは!
トッド・ラングレン「君の瞳」の日本語カバーはうわぁ!って感じ。
高野クンがいたからトッド、YMO、はっぴいえんど、ムーンライダーズを聴いた。
「確かな光」聴いた事ない90年代、2000年代の曲も確かに響いた。

「プロテウスマーチ」・・インスト最初何の曲か分かんなかった。
「Black&White」・・・ニューアルバムの曲。未来に対する真摯な眼差し、昔と同じだ。
「べステンダンク」「虹の都へ」ガマンできず立って踊った。
この2曲はいわゆるヒット曲。決して好きじゃない。
でも聴いてて泣きそうになった。なつかしさなんぞじゃない。
「All over,Starting over」・・熱くなる。泪があふれる。
なんだろう、この真っ直ぐさ。なぜこんなに真っ直ぐなままなんだろう?

高野クンはオレと同い年。でも全然曲がってない。ねじれてない。
20年前と全然変わらない。オレは・・・ねじれたな、ゆがんだな。
羨ましいと思った。そしてカッコいいと思った。

アンコールは客席にリクエストをつのる。こんなことやるんだ(・_・!)
「500マイル」をリクエストしたが採用されず。
でも別のお客さんが「Drifter」をリクエスト。これも好きだった!
そしてYMOの「君に胸キュン♪」・・・
オレも世代的にはYMOチルドレン。でもリアルタイムでは聴かず。
高野クン経由で聴き出した。そして最高のグループだと分かった。

最後は「夢の中で会えるでしょう」を客席と大合唱。
ホントの最後は新曲。「うたうこと」について語ったイイ唄だった。

ここでライブは終わり。ウン、すごく満足した。ホント満足した。
自分が好きだったこと、好きだったものを想い出した。
高野クンを聴いてた90年代前半。オンガクがホント好きだった。
ただメロディがいい、声が好き、歌詞がイイ。それで聴いてた。
今みたいに自分の生や情念をオンガクに重ねない。純粋に聴いてた。
だから・・飽きるとすぐ別のオンガクに乗り換えた。
そこで色んなオンガクを捨てていった。高野クンもその1つ。

20年ぶりに見てあのときのオンガクを好きだったキモチを想い出した。
なんか・・・なくしたもの、すてたものをとりもどせた。そんな気がした。

高野クンは今ニューアルバムを製作中らしい。またツアーがあるだろう。
今度も行こう、いや絶対行くぞ。

写真は昨晩のヨモギ。眠くて沈没。嫁@パンダの膝の上でスヤスヤ。
でもカメラを向けると途端に顔を整える。
なんだよ!その「ボク素敵でしょ?」顔は~!!\(T▽T)/



今週末は17年ぶりの麗蘭のライブ。また歌をとりもどしにいきます♪

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