僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
コメント欄はモラルを守った上で御自由に書込みどうぞ。

マチルダロドリゲス@神田SHOJIMARU

2018年07月30日 | オトの記憶(CD、ライブ)
今年は玉城宏志さん(玉ちゃん)率いるマチルダロドリゲス結成20年。
マチルダのライブは2013年アルバム「マルガリータ21」レコ発以来行っていない。
玉ちゃんも2013年10月のカーネーションゲスト以来見ていない。
直枝さんと並んで好きなギタリストなのにLIVEはサボりっぱなし(-_-;
先週神田SHOJIMARUでワンマンLIVEがあったので行ってきました。

SHOJIMARUはMOJOCLUBのドラマー杉山章二丸さんが経営するライブハウス。
場内は満員。ボクは比較的前の席に陣取る。なお今日のライブは録音されるらしい。
ほぼ時間通りに開演。玉ちゃんは帽子・紅いシャツ・サングラス。


以下セットリスト(曲名・曲順かなり怪しい(笑))
【第1部】
1.幸福論Z、2.すっとこどっこい節、3.アラブのばちかぶり、4.ぐるぐるワイン、
5.新曲1、6.新曲2、7.海の底から、
【第2部】
8.サーターアンダーギー、9.さらばジェームズ、10.ゴルバニア、
11.懺悔の値打ちも無い男の歌(新曲)、12.橋の下、13.曼荼羅の夜、
14.電気ブラン
【アンコール】
15.だけどジュリー


先ずは「幸福論Z」からスタート。好きな曲!嬉しい!
そのまま「すっとこどっこい節」に突入。玉ちゃんのストラットが疾走する!
そう、このギターだよ!歌心溢れたサイケでハードな音色。
そのまま「アラブのばちかぶり」と思ったら玉ちゃん歌詞が飛んだ!(T▽T)
玉ちゃんの「やり直しちゃダメ」の言葉にベースのカッサーが「ダメ!」のお叱り。
でも、玉響楽団の「ぐるぐるワイン」では疾走感あふれる演奏を聴かせてくれた!
その後は新曲。老いや酒呑みをテーマにした自虐的な曲。
メロディ・演奏は滅茶苦茶カッコいいのに歌詞がコミカル・笑える。
因みに今日メンバー3人とも既に出来上がった状態。玉ちゃんのVOかなり怪しい(^_^;
第1部最後は「海の底から」。この曲はどうしても、どんとを思い出させる。
退場の時、ドラマーのこせやんが声を掛けてくれた。
5年ぶりなのにオレの事覚えてくれてたんだ。昔はライブに通い詰めだったしな。

休憩の後、第2部開始。ここでは玉ちゃんの歌もギターもバッチリ!
「さらばジェームズ」は初代VO時代の曲だけど今の玉ちゃんの声、ギターにピッタリ!
その後の「ゴルバニア」。変幻自在のバンドの演奏にひたすら聞惚れる。
更に内省的な感情を歌った「懺悔の値打ちも無い・・」も素晴らしかった。
「海の底から」やこの曲みたいな少し悲しい感じの曲の方が玉ちゃんのギターが映える。
そして・・・久しぶりの「橋の下」。
ここ数年どんとイベントも行かなくなったので、この曲を聴くのもホント久しぶり。
玉ちゃんのストラットの音色がどんどん熱くなり爆発する。嗚呼、この瞬間!
アンコールではまたまたローザの「だけどジュリー」を演奏!
LIVEはここで終わり。久しぶりのマチルダ、サイコーに愉しかった!

写真は会場でゲットした玉ちゃん還暦記念タオル。メッセージは1個1個違うらしい。
玉ちゃん、もう60歳なんだ。オレが初めて見たのは18年前。もう、そんなに経つんだ。
やっぱ玉ちゃんは凄かった。!11月にまたライブあるみたい。行きたいな。
ここ数年サボってたけど・・・また行こう。必ず行こう。


土曜日は大雨。日曜日は晴れたので昭和館に行く。
「この世界の片隅に」をモチーフに昭和を学ぶ展覧会。
戦中、戦後の日常生活を実物を見学しながら学ぶ形式。
特定の思想に染まった表現も無く淡々と実物を展示。
戦中の不自由な生活、それを一般市民に強制した政治の無能に怒りを覚える。
更に終戦後3ヶ月で「アメリカの民主主義に学ぼう!」なんて節操の無さにも呆れた。
だから・・・国とか政治とかは信じられない。疑いの眼を以て見るに限る。
まぁオレの思想的な部分はどうでも善いけど、有意義な時間でした。


夜は隅田川花火大会をTVで楽しむ。第二会場の花火は我が家からも見える。
雨で中止にならず良かった。色とりどりの花火を堪能しました。
愉しい週末でした。さぁ来週のお休みは何して遊ぼうかな?(゚゜)\バキ☆


(パンダちゃん、こいつ遊ぶことしか考えてないニャ。アホにゃ)
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鈴木祥子デビュー30周年ライブ「1988→2018/30years,/...AND THEN?」@代官山ヒルサイドプラザ

2018年07月23日 | 鈴木祥子
今年は鈴木祥子さんデビュー30年。土曜日に記念ライブが開催。
バンドにKyOnさん、矢部浩志さんとボクが好きなミュージシャンが参加っつー事でボクも参加。
祥子さんライブは去年3月の「Candy Apple Red」再現ライブ以来。
場所は代官山ヒルサイドプラザ。祥子さんはデビューライブを此処でやったらしい。

代官山のお店の人工的・ハイソな造りに辟易する。型通りのお洒落感にゲンナリ(^_^;
ビルボード東京もそうだけど用事が無いと、こういう場所は絶対来ないな。


整理券を貰って入場。ステージ正面、客席後方に友人と陣取る。
開演時間を少し遅れてメンバーと祥子さん登場。祥子さんは肩を出した黒いドレス。
メンバーは祥子さん(Vo、Piano、シェイカー)、菅原弘明さん(guitar)、名村武さん(Bass)、
KyOnさん(Key、ピアニカ、Guitar)、矢部浩志さん(Drums、ペダルスティール)



〇セットリスト
1.空色のくれよん(大瀧詠一cover)、2.ステーションワゴン、3.恋人たちの月、
4.True Romance(祥子さんドラム)、5.月とスナップショッツ(祥子さんドラム)、
5.イケナイコトカイ(岡村靖幸cover。祥子さんPiano弾語り)、6.ただの恋だから、
7.プリヴェ(バンド)、8.依存と支配(KyOnさんguitar!)、9.完全な愛、
10.Any way you want it(お気に召すまま)(ジャーニーcover。KyOnさんguitar)、
11.夏はどこへ行った、12.風に折れない花、13.メロディ、14.優しい雨、
15.鼓動(ハートビート。新曲)、
 (アンコール1)
16.あたらしい愛の詩、17.HAPPINESS、18.そしてなお永遠に (KyOnさんguitar!)、
 (アンコール2)
19.ファーラウェイソング

先ずは大瀧詠一さんっつーか、はっぴいえんどのcoverから。
祥子さんの声、以前よりハスキーだけど凄く伸びている。 
2曲目「ステーションワゴン」。原曲よりブルージーなアレンジが素晴らしい。
既存曲をバンドで演る際はソウル風味かつロック色が強いアレンジ。ボクが好きな感じ。
これはKyOnさん効果なのか?祥子さんが現在こういうムードなのかな?
此処からは「私小説」から中心に展開。
今回ワーナー時代のアルバムのボックスセットを発売。
「私小説」は当初の案と別の形で販売された。祥子さんはそれを後悔してたらしい。
ということでアルバムアウトテイクスの「恋人たちの月」を歌う。
大好きな曲をKyOnさん、やんべさんで!感動。

この歌で大好きなフレーズがある。

「いつかどこかへたどりつくなんて どこかへ 甘い夢を見るのはやめよう」
「そして希望とか約束だとか そんなことだって捨てちゃってさ。
何よりかるくなれたら そこに´愛´みたいなものが見えるかな?」
ある意味、元春の「サムデイ」「ロックンロールナイト」の世界観を否定した歌。
嗚呼、思い出した。このヒトの歌はそうだった。
「ここでない何処かに幸福が待ってる」なんて無邪気には歌わない。(元春もそうだけど。)
愛だの希望だの歌うためには、まず絶望や孤独を通らなければならない。
「いつか」や「希望」を否定しながら、実は一番求めてる。
面倒くさい(笑)。でも衒いなく希望を語られるよりオレはそっちの方が信じられる。
(元春「サムデイ」「ロックンロールナイト」は好きですよ。念のため。^^;)

中盤は祥子さん一人でピアノ弾語り。岡村ちゃんcover「イケナイコトカイ」が素晴らしい!
最後のフェイクした歌い方が岡村ちゃんっぽかった(^_^;
バンドが戻って再び「私小説」から。KyOnさん、菅原さんツィンギターで「依存と支配」!
後半、KyOnさんのスライドギターに合わせて祥子さんがドラムを爆打ち!
更にジャーニーのcoverも飛び出て会場は大盛り上がり。
祥子さん楽器は持たずハンドマイクでステップ踏みながら歌う。スッゲェ楽しそう。

後半は「優しい雨」をソウルフルなアレンジで。これ素晴らしかった!
オリジナルのしっとりしたアレンジも善いけどボクはこっちの方が・・好きだな。
最後は今回出たシングルより新曲を。優しいメロディ。

アンコールは大好きな曲連発!
KyOnさんのKeyで「あたらしい愛の詩」が聴けるなんて!
今日のライブで「痛い系」の歌は殆どなかったけど久しぶりに聴くこの歌は刺さった。
「あたらしい愛の詩」だけど、此処で歌われるのは「別れ」と「孤独」。
「ふるさとは何処にも無くって・・」の一節は。。。いつまで経っても一緒に唄えない。

続いて「HAPPINESS」。この曲も出すとき色々紆余曲折があったらしい。
祥子さんは当時を思い出しつつ明るく語る。
「昔はプロデューサーの意見を聴いて自分のやりたい事をひっこめた。
 でも、やっぱり自分の意志を通さなくっちゃ。
 できなければ、また出来るチャンスが来る。そう思える様になりました」
決してビッグセールスに恵まれた人じゃない。今までも過去の葛藤を語る事があった。
でも以前の様な「恨み節」を語るのでなく笑って話せるようになった。
それは年齢なのか・・・経験なのか・・・・。
最後は「そしてなお永遠に」。此処でもKyOnさん、菅原さんのツィンギター!
以前は叫ぶように歌っていたけど、今回は祥子さんは落ち着いた歌い方。
この歌には何度も助けられた。でも、ボクもこれ聴いて以前の様に胸が疼く、は無くなった。
それも・・・年齢なんだろうか?経験なんだろうか?
でも・・久しぶりにこの歌が聴けてよかった。此処に来た甲斐があった。

アンコール2回目。以前出した未発表曲集から歌う。これもポップな優しいメロディ。
実はこの作品持ってません。配信されてないここ数年出た作品集は全く聴いてない。
編集物、ベスト盤、ボックスセット。。過去物には正直心が動かない。
聴きたいのは、あくまでNew、だ。現在(いま)だ。
でも、この最後の曲も良かった。「未発表曲集」・・買おうかな?(゚゜)\バキ☆
LIVE終了後は、写真撮影会になったけどボクはガラケーなのでボケボケ写真。(゚゜)\バキ☆


ウン、いいLIVEだった。ここ数年の祥子さんのライブでNextを感じなかった。
でも、今回のライブは「Next」、「New」を感じた。また見たい。行きたい。
このバンドでの祥子さんを。このバンドで是非アルバムを作って欲しい。


帰宅してNewシングルを聴く。1曲目のアナログ感満載のサウンドに爆笑(T▽T)
明るくキュートだけどサイケなフレーバーもある。
「鼓動」は逆に打ち込み系のを使ったアダルトな曲。
最後の「二人の願い」は三線入れて沖縄風味。祥子さんでは嘗て無かった路線。
どの曲も正直オレの好みとは一寸ズレる(^_^;
でも、いずれの曲も今迄の祥子さんに無い新しさを感じた。そこが良かった。
聴き慣れたら・・・この歌たちと友達になれるかな?そうなれるとイイな。

今回のライブ、新曲とも、嘗ての様な打ちのめされる感じは無かった。
ヘヴィーな曲は無く明るく楽しいライブだった。
でも、まぁそれもイイだろう。
オレも祥子さんも50を当に超えている。
いつまでも「痛い」とか言ってられないし、自分の痛い部分を歌に投影してられない。
もう子供(ガキ)じゃないんだから。自分探しの旅なんてもう要らん。

祥子さんの歌・・・昔の様な向かい方はもう出来ないかもしれない。
でも、あたらしい向かい方ができるのかも。それはそれで、悪くないかも。
な、ヨモちゃん☆

(パンダちゃん、こいつ「ショーコ、ショーコ」って五月蠅いニャ。)
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「野口哲哉展」と「和のあかり展」とカーネーショントークイベント

2018年07月19日 | 日々の泡(日記)
週末3連休は色んな展覧会を見る。
土曜日は、銀座ポーラミュージアムアネックスで
野口哲哉「〜中世より愛をこめて〜 From Medieval with Love」を見る。
こじんまりとしたギャラリーに小さな武士たちが犇めきあってる。
何と作品は撮影OK!太っ腹!

ワシが気に入ったのはこれ↓
「この街のロビンフッド」BY佐野元春「インディビジュアリスト」)(゚゜)\バキ☆

一見パロディ・ユーモアのある作品だけど、武具・甲冑とも精巧な造り。
武士の表情もリアル。作者の熱意が感じられて素晴らしい。ホント楽しめた。

その後は小田急線の某所であったビールフェアに参加。友人たちと呑み会♪

ワシ等が到着した時は既に友人たちは出来上がってる(^_^;
色々話せて愉しかった~!

翌日は目黒雅叙園百段階段に「和のあかり展」を見に行く。
青森ねぶた他、東北をモチーフとした色んな作品を展示。


どれも手を掛けた作品で素晴らしいけどボクと嫁がハマったのが
階段に置いてあるこけしさんたち。一々カワイイ♪


連休最終日は御茶ノ水ディスクユニオンでカーネーショントークイベント♪

音楽ライター湯浅学さん進行で直枝さん、ゆるずさんを招いて、
野音ライブ、ベスト盤の裏話を聞く。
整理券を持ってる嫁はイベントエリア内で整理券無いボクはエリア外で見る。

野音で共演した岡村ちゃんの汗の話とか、鈴木博文さんが「E.B.I」の歌詞を
全然覚えてこず、打上げでゆるずさんが怒ったとか、
森高さんがキラキラ衣装を纏ってたのに直枝さんが感心したとか、
某ミュージシャンが酔っぱらって客席で踊ってたとか、
KyOnさんから差入れあったとか色々オモシロい話が聴けました。
ベスト盤について、ファンの好きな曲をネットで募集した件について、
ゆるずさんが全く話を聴いてなくて直枝さんが苦笑。
湯浅さんが「ゆるずさんベスト盤の選曲に意見出したんですか?」の問いに
ゆるずさん「別に意見無い」と天然な答え(T▽T)
湯浅さんが「直枝さんは永遠の中学生」と評したのにも何か納得いった。
暫く録音は無い観たいだけど年末にはツアーがある。当然参加します。
直枝さん、ゆるずさん、カネのこれからは未だ見ていたい。

ヨモちゃんはボク等がお出かけばかりしてるのでご機嫌ななめ♪
でも、嫁が構ってあげると嬉しそう。甘えっ子♪


今週末は久しぶりに祥子さんのライブ。KyOnさん、やんべさん参加。
楽しみだ☆

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水戸華之介デビュー30周年LIVE「溢れる人々」、上野パンダシャンシャン邂逅記

2018年07月09日 | オトの記憶(CD、ライブ)
今年は水戸華之介さん、水戸ちゃんデビュー30年。
アンジーのデビューアルバム「溢れる人々」の再現ライブが有るというので行ってきました。
場所は下北沢Club QUE。演奏は3-10Chain。入ると超満員。
ボクはナマ水戸ちゃん見るのは2010年の「バンド80´sリターンズ」以来。
ソロライブとなると10年ぶり?

予定より少し遅れて開演。水戸ちゃんバンダナで登場。変わってない!
先ずは3-10の曲を数曲。客席大盛り上がり。
水戸ちゃん「30周年という事で息切れしないように」
「30周年は1年ある!今日のライブだけ来れば良いと言うものでは無い!」
「1年かけて来るように!」相変わらずMCがオモシロい(T▽T)
中盤から「溢れる人々」の再現ライブ。実はワシ、このアルバム聴いてない。
嫁が持ってるCD「黄金時代」以降のアルバムは何度か聴いてる。
唯、ベスト盤に収録された曲は知ってる。
最初から「天井裏から愛をこめて」なんて盛り上がり曲が来て一気にヒートアップ。
知らない曲も楽しい。「笑い者」なんて独特の醒めた世界観が素晴らしい。
最後の「おやすみ」も素晴らしかった。

アンコール。お客さんが「アンコール」と唱和するライブ久しぶりに見た!
アンコールは更にヒートアップ!「素晴らしい僕ら」「でくのぼう」を演った!
客は前に押し寄せ、丸で若手パンクバンドのライブみたい!
「でくのぼう」は何度も最後のフレーズを繰返しお客さんに歌わせる。
水戸ちゃん、メンバー一旦引っ込むが収まらないお客さんにまたまだ登場!
再び「でくのぼう」を歌う!\(T▽T)/
2度ほど再登場して(笑)「でくのぼう」を演って最後は「花火」で終了。
嗚呼、愉しかった~!久しぶりの水戸ちゃん、サイコーだった!
写真は会場でゲットした水戸ちゃんワッペン。どこに貼ろうかな?


アンジーを知ったのは18年前。嫁がくれたテープを聴いてだった。
それまでボクが聴いてたポップスとは明らかに違う音楽だった。
言葉遣いは汚いけど、表現していることは「美しさ」だった。
オレたちダメと言いつつ、見事な夜を諦めてない真摯な姿勢に好感を持った。
水戸ちゃんは秋にツアーをやる。また、行って見ようかな?☆


日曜日は嫁@パンダに誘われて上野動物園へ。🐼シャンシャンに逢いにV(^^)
混んでるかと思ったら30分程度並んだら見れた!
先ずはリーリー、その後はシンシンとシャンシャン!

僅か数分、シャンシャンは後ろ姿のみ。それでも満足♪♪

その後はホッキョクグマの遊泳を観たり昼寝するアシカを観たり。
パンダ以外も堪能。嫁@パンダも楽しそう。

因みに嫁@パンダ、動物園内の熊の置き物にケンカを売ってました。
\(T▽T)/\(T▽T)/\(T▽T)/


水戸ちゃん、シャンシャンと楽しい週末を過ごしました。
我が家の至宝ヨモちゃんも楽しそう。
キミはシャンシャンに負けないくらい可愛くてオモシロいよ♪

さ、いよいよ夏真っ盛りだ。楽しもうぜ

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夏の日の怪物たち~35年目のカーネーション「SUNSET MONSTERS」@日比谷野音

2018年07月03日 | カーネーション
カーネーション35周年アニバーサリーLIVE!場所は日比谷野音。
去年の発表以来、ずっと楽しみにこの日を待っていました。
カネでは嘗てない大きい規模のLIVE。開場前の混雑。グッズ売り場に並ぶ行列。
ガチャガチャで手に入れた「SPY FOR THE BAND」の缶バッジ。全てに胸が高鳴る。


ブラウンノーズのオープニング演奏、ケラの前説。どちらもカネ愛に溢れていてジーン。
いつもの通りシナトラが鳴り響き直枝さん・ゆるずさん登場した段階で既に涙腺崩壊(^_^:
オープニングは現在のサポメンを入れたバンドで
「アダムスキー」「いつかここで会いましょう」「Little jetty」の新しめの曲3連発!
フツー、こういうアニバーサリーライブは初期の曲から始めるだろうに。
直枝さんのそのひねくれ具合に思わずニヤニヤしてしまう。


此処からはバンドメンバーが入れ替わり時代順に演奏。
先ずは最初期のメンバーが揃う。ボクは徳永さんは初めて見た!
既にミュージシャンで無い人も居るだろうが演奏に緩みは全くなかった。
野音に響く「ごきげんいかが工場長」に熱くなり一緒に歌った。
90年代コロムビア時代のメンバーも揃った。
今は脱退した鳥羽さん、矢部さん、そして棚やん。
3人時代から見始めたボクは・・・初・棚やん。
「Edo River」「It´s Beautiful Day」「Garden City Life」。
90年代の名曲たちを棚やんのキーボードで聴けることに感動。
女性コーラス(真城さん、ZOOCO!)が入っての「Future Rock Show」の演奏も嬉しい。
唯、直枝さんもメンバーも昔話なんてしない。演奏する音もあくまで現在(いま)の音。
鳥羽さんがギターの音をアルバムと変えていたり真城さんがフェイクを入れたり・・
決してアルバム再現じゃなく現在(いま)の音を奏でている。そこが活かしてる♬
そして旧メンバーで新録した新曲「Future Song」!
旧いメンバーで演奏してるのに新しさが詰まったバリバリのパワーポップ。
周年LIVEなのに懐かしさ・振り返りゼロって・・どうよ?(T▽T)流石カネ攻めてるぜ♪


夕暮れに包まれ、涼しい風が吹く。
直枝さんが都度「嗚呼、良い風だ。気持ちイイ♪」と呟いてたのが印象的だった。
野外・夏の野音でカネ・・・最高のシチュエーションじゃん♪

中盤はMoonRiders鈴木兄弟、白井良明が加わりバンドは張替クン、渡辺シュンスケに交代。
「E.B.I」では鈴木博文さんが歌詞を飛ばして苦笑。でも、この曲なんか博文さんに合ってる。
食べ物をひたすら連呼するだけの歌だけど、野音の空に切なさが翻っていた。
張替クンのドラム、シュンスケのKeyが暴走する「ジェイソン」!
直枝さんのイキモノの様にうねるギターにオレの感情も暴走が止まらない。
直枝さんがひたすら叫ぶ「New Morning」。女性コーラスも入っての「Paradise Express」。
どれも・・LIVEでお馴染みの曲。でも今日は特別に聴こえた。なんか泣きそうだ。

いよいよ終盤。バックバンドが松江潤Guitar、佐藤優介Key、そして岡本圭祐Dsに代わる。
岡本君のドラムは初めて見たけどタイトで・・・イイ!
「Real Man」でゆるずさんがベースを振り回す。客席一緒になって手を振り上げて歌う。
この曲の一説「スープ一杯の幸せがあれば大抵の事は我満できる」には何度も励まされた。
そう、ちっぽけなシアワセがあれば何とかやっていける。何とかなるんだ。

そして、夜も更けいよいよクライマックスへ。待望の大物ゲスト登場2連発!
先ずは森高千里!キラキラのスパンコールの衣装にミニスカートで登場!
客席に潜伏していた森高ファンが一気に盛上る。会場の空気が・・・変わった。
先ずは「はだかにはならない」。森高さんのステップがキュート。声もダンスも溌剌!
ファンの人がペンライトを振り、会場は一気にアイドルコンサートムードに!
そして直枝さんが此処で一旦退場。森高さんはTV同様淀みなくトーク。
直枝さんが登場!チョンマゲつけてる!\(T▽T)/
森高さんの『夜の煙突』MVの再現だぁ!っつーことで当然「夜の煙突」!(森高Ver)

アンコールラストで演ると思っていたこの曲をまさか本編で演るとは!
森高Verの「夜の煙突」はカネVerと違ってキラキラした音色に溢れている。
森高さんと一緒に歌う直枝さん満面の笑顔。本当に楽しそう。会場の盛上りも最高潮!
クライマックスは更に続く・・・。
森高さんが去った後、長身の眼鏡スーツの男子が登場・・・・・・岡村ちゃん!!
曲は当然「学校で何おそわってんの?」。岡村ちゃんと直枝さんが一緒に歌う。
この怪物を迎えて直枝さんのギターの音が狂暴に鳴り響く。
更に「あの娘ぼくがロングシュートを決めたらどんな顔をするんだろう」!!!
ま・さ・か、この曲を聴けるとは!!しかも、ゆるずさんがドラムを叩く!!!

ボクが岡村ちゃんの音楽を認識したのは2000年のトリビュートアルバムが切っ掛け。
直枝さんのカバーを通じて嫁が持ってるベスト盤聴いて好きなシンガーになった。
「あの娘ぼく。。」のイントロが鳴り2人が歌い出した瞬間、涙があふれ出した。
オレ、このまま死んでもイイと思った。ロック聴いててよかった!カネ好きでよかった!

怪物ゲスト2人が去った後、山本精一さんを迎える。山本さんのギターが吼える。
ここで鳴ったのが「ヘヴン」!ここで・・これを演るか!この超ヘヴィーな曲を!
森高さん・岡村ちゃんとキラキラ輝く世界を魅せた後に・・・・
絶望と不安に満ちたダークな世界を叩きつける直枝さんの揺れ具合に感動。
直枝さん、山本さん、松江クンの轟音ギターが鳴り響く。
直枝さん呻くように歌う。歌う様に叫ぶ。
この曲にも・・・何度も救われた。ワケも無く涙が零れる。オレ既に狂ってた(^_^;
本編最後はケラ、堂島クンも加わって最新曲「サンセットモンスターズ」。
こちらも振り返りゼロのロックンロール。
「風を呼ぼうぜ」「地図にない獣道を行く時が来た」「試合はまだ終わらせないよ」。
直枝さんが綴るコトバが一々刺さる。
「まだ終わらせないよ」最新の曲で直枝さんの意地・覚悟が見れた。サイコーだ。


アンコールは棚やん・佐藤優介、岡本クン、矢部さんが入って「The End Of Summer」!
まさに今日鳴るべき曲。直枝さんと一緒に何度も「Hey!」と叫んで歌った。
この曲の終盤にゲストメンバー全員がステージに雪崩れ込んでくる(岡村ちゃん除く(笑))
オーラスは当然「夜の煙突」(カネVer)!!
ステージに溢れる人・・人・・・人。直枝さんが何処にいるか分かんない。
鈴木慶一、博文、良明が珍妙なダンスを繰広げる。
森高さんは一番端っこで控え目にコーラス。
そして巨漢2人がステージ脇で取っ組み合ってる。ブラウンノーズ1号とスカート澤部!
スカートなんで今日ゲストで居ないんだ?と思ったら最後に飛び入りかよ~!(T▽T)

ステージ上に溢れる人。皆楽しそうに歌ったり踊ったりしてる。
オレも歌って踊って発狂してた。
嗚呼・・・此処は自由だ。ホント楽しい。
ヘンなオンガクを奏でるサイコーの奴らが集まる最高の場所だ。
直枝さん「日比谷!東京ありがとう!またやろうぜ!」と叫んで終了。


嗚呼・・・愉しかった。愉しすぎた。凄いモン見た。
・・・カネ@日比谷野音。また見たいな。是非、夏の恒例行事にしてほしい。
今日、聴けなかった歌、鳴らなかった曲・・・山ほどある。
当然だ。カネの35年が僅か3時間のLIVEに収まるワケが無い。

ライブが終ってからも会場で購入したパンフレットを読んではニヤニヤ余韻に浸ってる。
サイコーだったなぁ。凄かったなぁ。
ゲストどの人も怪物だったけど直枝さんとゆるずさんが一番のバケモノだった。


オレがカネのファンになったのは2003年。嫁@パンダ所有のアルバムを聴いてから。
ファン歴15年。初期・5人時代のLIVEは見てない。3人・2人時代しか知らない。
でも、カネの歌は元春同様、オレの中に根づいてる。無くてはならない物となってる。

年末にもツアーが予定されている。当然行きます。
カネ、直枝さん35周年おめでとうございます!
世界最狂のバンド、これからもずっと、追いかけるね。ね、ヨモちゃん☆

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