僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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「ソレダケ」8年目

2022年05月29日 | bloodthirsty butchers(ブッチャ―ズ)

5月27日はbloodthirsty butchers吉村秀樹さんの命日。

そしてこの日にはシネマート新宿で必ず映画「ソレダケ」復活上映がある!

ボクも当然行く積り・・だが現在は年度末決算対応で超多忙。平日の夜映画行けるのか・・・・

無理矢理仕事の算段を付けて行くことにしました(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆

映画観る前に先ず新宿タワレコに。「Kocorono」blue-ray発売に伴いbutchersのパネル展を開催!

吉村さんのギターが観れた!

ずっと探してて未入手だったアルバム「No Album(無題)」もゲット。幸先イイぞ🎵

上映少し前に映画館に到着して発券。吉村さんが好きな「いいちこウーロンハイ」は振舞われる。

当然呑みましたv(^^) 時間になり、いよいよ上映。

映画開始早々、吉村さんのつんざくようなギターが鳴り響き、大黒と千手の怒号が飛び交う。

同じ映画を観てるんだから変わるワケがない。でも・・何度見てもこの衝撃は変わらない。

何度も見た映画だが視る度に映像がキレイにオトがデカくなっている気がする(^^;

「オレはまだ死んじゃいない!」の大黒の叫び、阿弥の歌う「襟がゆれてる」。。

エンディングで鳴響く吉村さんの歌とギターに涙した😢

終演後ロビーに出ると、石井岳龍監督がいらしてて少しだけお話しできた。光栄(^_^)

吉村さんが愛飲していた「いいちこ」の瓶が有ったので写真を撮った。カワイイぜ☺

今日、新宿タワレコ、シネマート新宿、「ソレダケ」・・色んな場所で吉村さんに逢えた。満足🎵

帰路、buthersを大音量で聴く。ココロがどんどん研ぎ澄まされていくのを感じた。

butchersの音楽にある暴力的な部分と静謐な部分に触れると・・・ココロが落着く。

自分の中に凶暴な部分、暴力的な部分、冷酷な部分・・・かなり或る。

他人から罵倒されたり嫌な事されると、その凶暴な部分を解き放ちたくなる。

オレはその気になったら幾らでも他人に酷いことが出来るニンゲンだ。

嬉々として他人に酷いコトバを浴びせて他人の弱点を突き回して楽しむ。そういうニンゲンだ。

でも、それやったらニンゲンとしてオシマイだ。絶対そうはなりたくない。

だから他人から罵声を浴びせられても笑ってやり過ごし自分が正しくても謝ることにしてる。

争いことになってニンゲンを棄てる自分になりたくないから。

ただ、笑ってやり過ごす謝る自分は本当じゃない。ウソつきだ。自分にも相手にもウソついてる。

腹の中では、こいつ、ぶん殴ってやろうかと思う。もっと酷いコトバを投げかけようかと思う。

そういうときはbutchersを聴く。吉村さんの絶叫と喧しく鳴るギターを浴びてココロが狂う。

・・・・・そうすると落着く。荒れたココロが鎮まる。

映画「ソレダケ」もそう。毎年この映画を観て自分の凶暴な部分を映画館の中で開放する。

そうやってオレは凶暴な自分とまともな自分に折り合いをつけてる。そんな気がする。

だから、butchersのオト、吉村さんの歌とギターはオレには絶対必要なのだ。

狂わないためにおかしくならないために。

吉村さん、今年も逢えて嬉しかったです。来年も、また逢いに行きます。

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Family Song ~おはぎともなかとヨモギ

2022年05月16日 | 

「出会いに意味などないけど 血の色 形も違うけれど いつまでも側にいることができたらいいだろうな」

「ただ 幸せが 一日でも多く 側にありますように」「星野源「Family Song」

新しい家族が来て2日目。今日はボクは所用があって会社が休み。

昼前に終わるかと思ったら色々会って中々終わらない。早く帰っておはぎともなかと遊びたいのに!(゚゜)\バキ☆

改めて、新しい家族を紹介します。

〇茶白の男のコは「おはぎ」。8月生まれの8ヶ月。おとめ座のBOY🎵

とても元気な男のコです。帰宅後ケージから出すとひたすら走り回ってます\(T▽T)/

大洗で会った時は大人しかったけどウチに来たらもう元気イッパイ。そしてよく喋る。

カワイイ奴だ。これからヨロシクなV(^^)

そして、もう1匹は三毛猫の「もなか」。こちらも8月生まれ。おとめ座のLady。

もなかもよく鳴きます。そして凄く甘えっコ🎵

嫁@パンダとボクの膝や肩の上に乗っかる。

オマケにボクの手を矢鱈舐めて特に噛む。痛いけどカワイイから怒れない。コイツぅ(゚゜)\バキ☆

2人とも凄く仲良し。見てて凄く愉しいです。

今月から仕事は出社してるけど・・このコ達に早く会える様に帰宅しなくっちゃ(゚゜)\バキ☆

そして、そして最後に・・・・ヨモちゃん!

虹の橋を渡っても我が家の家族であることに変わりはありません。

新しく来た2人の「にいに」として2人を見守ってあげてね☆

ヨモちゃん、おはぎ、もなか。オレ達は最強の家族だ。Happyに笑っていこうぜV(^^)

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Cat Lifeふたたび

2022年05月15日 | 

ヨモちゃんが虹の橋を渡って4ヶ月。
そろそろ次の猫さんを飼う事を考えてました。
4月に上野の譲渡会に参加。そこで出会った猫さんが気になり
GWに茨城県大洗で保護主さんと会い話を伺う。
茶白の子♂と三毛猫の子♀とお見合い🎵

話はどんどんまとまりGW明けに引取ることに。

そして、本日2人を無事我が家の家族として迎え入ることができました。

茶白の男の子は「おはぎクン」、三毛の女の子は「もなかチャン」。

ヨモギの名前と同じ和菓子つながりの名前です🤣

2人は最初は慣れない環境にドキドキしたのかミャァミャァ鳴いたり走り回っていましたが

今は落着いてます。ボクと嫁@パンダが撫でると手を舐めてくれて嫌われてはいないみたい(^^;

おはぎ、もなか。カワイイね、イイ子だよ。これからも仲良く過ごそうな。

こうして、また我が家のCat Lifeがはじまりました。

勿論、ヨモちゃんも一緒だよ。家族5人で愉快に笑って過ごそうな☆

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15ねん

2022年05月04日 | 日記

今日は父の命日。15年が経った。
毎年、この日はお線香を上げて父に話しかけてる。
去年のこの日は父に話しかけても返事はなかった。
今年、話しかけたら「オマエはバカだな」のいつもの答えが返ってきた\(T▽T)/
どうした?オヤジ去年は返事なかったのに。
この1年のオレのバカっぷりに呆れて返事をくれたのか。

毎年この日は父が好きなワインをお供えしているが
今年は猫梅酒をお供えすることにした。
アンタが天国に行ってからホント色々あった。
その間にヨモちゃんがウチに来て虹の橋を渡って・・・
未だに色々あるよ。そしてオレは相変わらずバカやってる(^^;

ヨモちゃんアンタの側にいるかい?かわいがってやってくれ。
カワイイだろ?イイ子だろ?イッパイナデナデしてやってくれV(^^)

オレはまだまだこっちでバカまっしぐらで生きてくよ。それしか出来ねーし。
久しぶりに。。アンタと話せてよかったよ。じゃぁまた、来年な☆

 

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音楽への向かい方を学ぶ~佐野元春「ザ・ソングライターズ」 

2022年05月01日 | 佐野元春

元春「ザ・ソングライターズ」書籍版、3月発売時に購入して1ヶ月掛けて読破。
ホント読み応えが有った。
TVは全シリーズ見てたけど、今回読んで改めて発見があったので感想を。
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①内容は元春とシンガーの対談のみを再録。
 番組ではワークショップや質問コーナーが有ったが書籍版では全部カット。
 星野源の「死ね死ねみんな死ね。まずは僕からだ」が収録されていないのは残念だが、
 まぁこれ全部収録してたら収集つかないだろうし、
 対談部分の未放映部分を収録してる編集姿勢は寧ろ誠実さを感じた。
②元春は全シンガーの全作品をチャンと聴いてインタビューをしている。
 次から次に作品について言及する。相手の作品をチャンと聴いて質問する。
 その誠実さに・・・撃たれた。
 昨今SNSで作品を聴かない・見ない。先入観や印象論だけで批評する風潮に違和感がある。
 作品に触れず(事実を観ないで)思い込みで相手を叩く。
 元春がこの番組で見せた姿勢はそういうSNSの風潮とは真逆だ。見習いたい。
 対するシンガーも元春の質問に答えて自分の創作技術を惜しみなく曝け出していた。
 元春の意見が違う場合はチャンと異論を提示する。
 元春も自分の意見を強要しないし異論を示されても不機嫌にならない。
 これが本来「対話」のあるべき姿では無いか。
 過去「議論」という名の下に自説を強要する相手の意見に耳を貸さずマウントする
 そういう輩を多く見て来た。
 学生とのワークショップ、Q&Aを含め此処には「開かれた対話」が有った。
 これは本当に素晴らしい事だ。
③第1シリーズは小田和正、矢野顕子、さだまさしの超大物が出演
 でも意外とこういうベテランJ-POPシンガーの作品論って音楽誌にはない。
 ロック雑誌はこの辺の人は一切取上げない。
 当時は何となく見てたが、これらのJ-POPレジェンドの創作論を観れたのは貴重だ。
④元春より若い、つまりボクより年下のシンガー達のコトバも刺激的だった。
  Gotch「大人は若者にレッテルを貼る。でもそういう世界を作ったのは大人。怒りを感じる。」
  サカナクション山口一郎「戦略さえも売りたい」
  七尾旅人「表現への外圧はあって当たり前。それを超えたい」
  星野源「共感なんていらない。みんなで1つになるなんてムリ」
 バブルが弾けた後に出て来た彼等のコトバは、根拠ないノー天気な夢や理想を
 唱える上のオッサン達のコトバより現実的且つ浮ついてない。
 今回、文字で改めて読んで彼等の視点の確かさに感銘を受けた。
⑤KREVAは番組を見た時はそれ程印象に残らなかったが今回彼の創作論に触れて唸った。
 特にグッと来たのは「不良の多い場所では校則(ルール)をガチガチに守るのがパンク」のコトバ。
 オレ以前「コンプライアンス嫌い!ウルセー!」と多数が叫ぶ場所で
 独りだけ「コンプライアンスの意義」を唱えて罵声を浴びた。
 そうか、あの場ではオレPUNKだったんだ\(T▽T)/
 KREVAのコトバに少しだけ「オレまちがってなかった」と胸を張れたよ。感謝☆
 唯、もうああゆうのはしない。
 誰かを楽しく叩いてる場所ではオレみたいのは邪魔者。そんな場所からはサッサと逃げるV(^^)
⑥最終回は元春自身が自分の創作論を語った。
 元春が語る「良い歌詞の定義」は他の仕事にも通じる気がする。
 特に「他者への優しい眼差しがあるか」と「良いユーモアのセンスがあるか」
 は自分自身も心がけたい。
 他人を汚い言葉で罵倒する、自分の正義を絶対化し他人を見下す、
 知らないモノを知ろうとせず勝手なレッテルを貼って叩く。
 そんなの他人が観たらウンザリするだけ。そうならない様に気をつけよう。

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この番組全体、「相手への敬意、公平さ(フェア)、解放されたムード」に満ちていた。
元春、シンガー、学生の間には「決めつけ・見下す・否定」はなかった。
彼等の姿勢にボクはオンガクやアートに向かう姿勢を学んだ。気がする。
七尾旅人が語っていた様に「歌」はそれだけで素晴らしい。
先ずは作品に触れること。ジャンルとか経歴はどうでもイイ。
上手いヘタもどうでもイイ。
売れてるから叩くのはバカらしいし売れてないから見下すのもくだらない。
自分が歌に触れて何を感じたか、オモシロいか刺激あるか大事なのはソレダケだ。
もし自分に響かない、としてもそれは作品がダメだからじゃない。
その作品を消化する感性が自分にないからだ。そう考えた方がHappyだ。

この番組見るだけでなく出演したアーティストの作品に触れた。
Gotch/アジカン、サカナクション、くるり、星野源、そして・・・七尾旅人!
どのシンガーの作品もボクが過去聴いてきたロックやPOPSと全く違う(特に七尾旅人^^;)
直ぐには馴染めなかったが何度も聴く内にオモシロさが分かってきた。
そして彼等の作品は今でも触れている。
こんな素晴らしいシンガー達を紹介してくれた元春に唯感謝だ。
また、この番組には出演してないが此処数年SMAPや宇多田ヒカルも聴く様になった。
それもこの番組から刺激を得て自分の知らない音楽へのアンテナを立てたおかげだと思う。

因みにGothのソロアルバム「Lives By The Sea」のブックレットに
影響を受けた人=佐野元春と紹介されている。
Gothエエ子や!☺ますます好きになったよ💗

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