僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
コメント欄はモラルを守った上で御自由に書込みどうぞ。

美しいノイズに揺れて~映画「キリエのうた」を視て

2023年11月05日 | Art・本・映画

普段映画はあまり見ない。それでもコロナ前は会社帰りに観に行ってたが。
コロナの影響で在宅業務が増えて、仕事の後わざわざ外出して映画館に行くがなくなった。
ただ、現在公開中の岩井俊二監督「キリエのうた」はどうしても視たくて連休を活かして観に行った。
新宿駅東口に映画の大きなポスターが掲示。昼食の後、新塾ピカデリーで視た。

映画の感想。上映中なのでネタバレ少な目で。
路上で歌うある少女キリエを巡る物語。
彼女の子供時代~高校生~現在に至る十数年を大阪、北海道、東北、東京を舞台に描く。
ある意味ロードムービー。
主演は元BISHのアイナ・ジ・エンドと広瀬すず。
主人公が少女2人。大切な者の死の記憶。喪失。遺された者、待ってる者。
輝く青春の背後にある残酷な秘密。過去岩井俊二が何度も描いたテーマ。
今回もそのモチーフの繰返し。物語自体も決して新鮮ではない。

でも、それでも善かった!圧倒的に美しい映像と音楽に3時間飽きなかった。
音楽の鳴りがこんな美しい映画初めて視た。特にアコギの音の響きがホントに良い🎵

そして主演アイナ演じるキリエの歌声。凄かった💗
アイナ嬢の存在は勿論知ってしTVで何度も視てるが歌声を聴くのは初めて。
決して美声ではない巧くもない。しゃがれてて聴きづらい声だ。
でも空間を軋ませハウらせる。ある意味ノイズ。
こんな歌声、初めて聴いた。衝撃だった惹きこまれた🥰
キリエの声、有り様に目が離せなかった。

キリエの相棒イッコを演じる広瀬すずも素晴らしかった。
天使と悪魔が共存する存在感。
そしてキリエをサポートする夏彦演じる松村北斗は唯素晴らしい。
ミュージシャンが色んな処で登場してるのも良かった。
七尾旅人の演技が見れたのが個人的には嬉しかった☺

そして仙台出身の岩井監督が初めて311を正面から描く。
こう描くか!視てて・・・ただ苦しかった😢
自分が実際に視た東北被災地の光景がアタマの中で渦巻く。
混乱し泣き叫びそうになった。
311を逃げずに真摯に描いてくれた岩井監督には感謝したい。
3時間の大作。見易い映画じゃない。
色んな要素詰込み過ぎだし時勢や場所も途中で分からなくなる。
スッキリ視れない分、それが色んな引っ掛かりとなってココロに残る。
映画を視てる間ずっとココロが揺れてたざわめいてた。なんか・・喰らった映画だった(^^

映画を見終わった後、ココロを静めようと新宿の街を散策した。
夕暮れどきが美しい。タワレコで最近気になるバンド羊文学のCDを買った。
話題のゴジラや東口の巨大猫さん🐱を観た。楽しくてようやく気分が落着いた。


今日は家でパンフレットを読んでる。1日経っても未だ余韻が消えない。
映画自体がノイズとなって自分に響いてる。
それは矢張り・・・自分にとってイイ映画だったのだろう。
岩井俊二。やっぱり好きな映像作家だ。この映画視て改めてそう想った。

来週は稲垣吾郎さん主演の「正欲」を視に行く予定。
予告編見て。。これも揺さぶられそうな映画と感じた。
単純に楽しめる映画も善いけどオレはココロに
刺さる揺さぶられるノイジーな映画を視たい。
それがオレにとって「楽しむ」って事なので。
おはちゃん、お休みってイイね。来週も仕事休んで映画行くよ。楽しいね(^_^)

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リアルを伝えたヒト ~手塚治虫ブラックジャック展

2023年10月29日 | Art・本・映画

今年はブラックジャック連載50周年。ということで六本木森タワーでブラックジャックの原画展を開催。
BJはボクにとって世界で一番好きな漫画。ということで嫁@パンダと一緒に観に行って来ました。
ミッドタウンはよく行くけど森タワーに行くのは数年ぶり。コイツも久しぶりに視ました(^^;

入場するといきなり名シーンが大きく引き伸ばされて展示。
ボクの一番好きなシーン。Dr.キリコエピソードの最終シーンを目の当たりにする。
既にこの段階でウルウル状態(^^;

その後も数々の名シーンが展示されている(撮影&SNS掲載可)

「正義かそんなもんはこの世の中にありはしない」
少年漫画、子供向けの作品で綺麗事でなく厳しいリアルを表現する。
その事に・・・唯々撃たれた😢

此処からは原画展示コーナー。テーマ毎に各話を再構成し原画展示と物語解説(撮影禁止)。
どの話も読んでる。絵も台詞もストーリー展開も全部アタマの中に入ってる。
それでも読んでて感動した。読んでてずっと涙がとまらなかった。

BJは決して正義漢ではない。無免許で高額な報酬を要求する。
治療を拒否したこともあるし
患者を見棄てたこともあるし権力を嵩に来た連中には牙をむく。
母親を死に追いやり自分に大怪我をさせた連中には復讐を企てる。
一方で必死に生きようとする小さな命には粋な計らいをする。タダで治療することも度々ある。
色んな面を持ってる実に魅力的なキャラクター。
その中で何度も問われる「医者は何のためにある?」「自分は何故人を治す」の自問自答。
そして描かれる戦争の酷さ。権力者の横暴、人間の身勝手さ醜さ。一方で人間の素晴らしさ。

10代でこんな素晴らしい作品に出逢えたことが本当に嬉しい。
ボクはクリエイターを崇拝することは大嫌いだ。でも手塚は自分にとって「神」だ。
ボクの思考回路の多くの部分は手塚の作品の影響を受けている。手塚は自分にとってココロの師なのだ。

会場には多くの人が詰め掛けていた。手塚が亡くなった後生まれた若い人も多かった。
ボクの前にいた若いカップルがBJを相当読み込んでたらしく原画を目をキラキラさせて見てる様が善かった。
嫁@パンダも愉しんだ様子。ホント行って良かった。

帰り電車の中で嫁@パンダに話した。
「もしBJが現実にいたらヨモちゃん🐱を治してくれたかな?でも1億円くらい
治療費要求されるかも」
「1億じゃ済まないかもよ10億ぐらいかかるんじゃない」「ならオレ生命保険入るよ」
1億?10億、オレの稼ぎじゃとても払えないな。
・・・構うもんか。お安いモンだ。
それでヨモちゃん🐱が助けられたなら一生かけて払ってやるよV(^^)

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「怪物」を視た

2023年07月23日 | Art・本・映画
先週は新宿ピカデリーで映画「怪物」を見た。
脚本が大好きな坂元裕二、監督が是枝裕和という最高の組合せ。
いつも通り前情報を一切遮断して見た。
以下、感想(少しネタバレ有)

坂元裕二は以前インタビューで脚本を書く際に心がけている事として
「登場人物に本音を語らせない」と言ってた。
人間は思っている事と逆の事を話す。或いは大事な事と関係ない事を話す。
この映画は「本音を語らない」から更に進んで「真実は何処にもない。何処にでもある」を描いている。
学校で起きたある事件。事実をどう視るかは人によって変わる。
また場面場面での対応を間違えて更にややこしくする。
同じ人間が別の場面では全く違う事を言い出す。
或いは同じ相手に対しても、違う事を言う。
一貫性なんてない。同じ人が全然印象が変わる。
でも・・・ヒトってそんなモンだろ?

この映画の中にいるヒトは・・・現実にもいる。
相手によって人格を変える。オレもそうだ。
そこをチャンと描く坂元裕二。
そしてその人間模様を必要以上に盛上げず淡々と描写する是枝監督。
やっぱ、この2人信頼できると思ったV(^^)

また映画内に生活音が溢れているのにも感心した。
子供がドタドタと階段を駆け下りる音。子供を追っかけて走る母親の足音。
街中に流れる数々のアナウンス音。学校で流れる吹奏楽の音。
こういう音は存在してるのに映画やドラマではカットされる。
それをチャンと描く。そこにも感銘を受けた。

物語は二転三転して進む。子役の2人の有り様がともかく良い。
2人が森の中で遊ぶシーン、草原を満面の笑顔で駆けるシーンは
本当に素晴らしく美しかった。
この美しい世界がずっと続いて欲しいと祈った😿
そして坂本龍一の音楽が素晴らしい。
大仰に鳴り響くのでなく静かに静かに鳴り登場人物に寄り添う。
「aqua」の鳴るシーンはもう・・泣いて見た。😢
観終わった後、凄く満足してた。良い物を見せて貰った。

映画の中では度々「かいぶつ、だ~れだ」の台詞が出て来る。
他のコと少し違う依里は怪物なのか?それとも彼を異端扱いする周囲の子供が怪物か?
物語が進むに連れモンペ化する沙織?チャンと本当の事を説明できない教師?
映画の中で「怪物が誰か、何か」の答えは出されていない。
ただ・・・オレ自身も怪物になるかもしれない、その感覚は持ち続けよう。
自分は絶対「正義」の側にいる。だから他人を排除してイイ。
そんな思いあがった奴にはなりたくない(-_-)

 
最後にこの映画視て高校時代の同級生を思い出した。
オレは学校の中で浮いた存在でイジメられ仲間外れにされてた(^^;
ソイツも何処か浮いた存在だった。
でイジメっ子が面白がってソイツにオレの悪口を吹き込んでオレと無理やりケンカをさせてた。
仕方なくオレもケンカしたがソイツ凄く弱かった。(相撲取って倒して終わり)
それでもソイツは度々オレにケンカを売って来た。
クラス替えして以来、ソイツとは会っていない。
「怪物」視て・・久しぶりにソイツのことを思い出した。
ケンカして倒して・・・ゴメンな。
オレはイジメっ子に逆らうべきだったけど・・できなかったな😑
でも、オレ、キミの事嫌いじゃなかったよ。
出来れば・・友達になりたかったけど、言えなかったな。
 
今はどうしてる?元気にやってる?シアワセかい?
オレは嫁@パンダと猫と暮らして何とか必死に・・シアワセだ。
キミも元気で・・・シアワセだとイイな。そう願うよ。
ずっと忘れてたのに自分勝手な都合で思い出してゴメンな。
オレの事なんて、きっと忘れてるだろな。
それでイイよ。永遠に思い出さないでねV(^^)

↓ 我が家のカワイイモンスターです(^_^)

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喪の仕事~藤原新也写真展「祈り」

2023年01月09日 | Art・本・映画

3連休。土曜日は家でヨモフェス。嫁@パンダがIPodでヨモちゃんの写真を映しながら酒盛り。
ヨモちゃん
のオモシロ写真に二人で笑った。最後の方は少しシュンとしたけど。
ただ、
おはちゃんが鍋帽子に入った様子がヨモちゃんそっくりでまた笑った。
二人ともイイ子だよ🎵

 

昨日、朝新聞を見ると山田詠美さんの死に関するエッセイが掲載されていた。
山田さんが死を縁起悪い物として捉えている人に疑問を呈しているけどボクも同意見。
生きている時、大切な人は死んでも大切だ。死んだら縁起悪いとか忌み嫌うはしたくない。
死は悲しいけど縁起悪いワケがない。死は生の延長にある。
死も悲しみもオレにとっては大切な友だちだ。
一方でオレはSNSに頻繁に「死」について書く。父親、友人、震災、そしてヨモちゃん。
もしかしたらオレの死に関する文章を不快に思ってる人も居るかもしれない。
だとしたらスミマセン<(_ _)>
でも、オレは死を忌むべき物として遠ざけたくない。
これは自分にとって大切な喪の仕事なんだ。 だから、これからも書き続ける。

そんな気持ちを持って昨日世田谷に藤原新也の写真展「祈り」を観に行った。
NHKの日曜美術館で、この展覧会には多くの死を映し撮った写真が展示されていると知っていた。
ヨモちゃんが旅立って1年経ったこのタイミングで是非観たくて・・・独りで行った。

会場の世田谷美術館に用賀駅から歩いて向かった。
向かう途中、貝殻のアートや鬼瓦が道端に飾られて異界に向かう感じがして愉しかった(^^;

15分程歩いて到着。ボクは藤原さんの「メメントモリ」や「印度放浪」その他著書を持ってるが
作品を実際に観るのは初めて。期待と怖れにココロがドキドキしてた。


入場。最初に仏像の写真。「そして神はいるのかいないのか」というコトバに迎えられた。
この1枚だけでココロが撃ち抜かれた。一気に藤原さんの世界に取り込まれた。
展示された写真の横に藤原さんのコトバが添えられている。そのコトバは詩でありそれ自体が作品だった。
「メメントモリ」に掲載されていた死体を犬が喰らう写真、死体を火葬する様、強烈な写真が続く。
場内は撮影自由。でも生と死の際を映した作品を自分のケータイに収めるのは違う気がした。
2枚だけ映して後は・・・写真に映されている生、そして死とひたすら向かい合った。
一方で藤原さんのコトバは持帰りたくて写真を撮りまくった。



死は病ではない・・・のコトバにはただ泣いた。


数年前の雑誌Switchに掲載された香港雨傘運動とハロウィンの写真も良かった。
渋谷で大騒ぎするハロウィンには批判も多いが参加してる若者は色んな疵を抱えてる。

藤原さんの言う様に「参加しなければそれが何かわからない」、まさにそうだ。

 
生命に溢れたこの写真だけは映したかった。

病床の寂聴さんに送った私信、藤原さんの父上が臨終の間際に笑った写真は・・
ただただ・・・見入ってしまった。
美術館を出た後、重い物がココロに残っていた。でもそれは決して暗い物ではなかった。
帰りの電車の中、butchersやナンバーガールを掛けながら今日撮った藤原さんのコトバを振り返った。
ココロの中に温かい物が広がり泣きそうになった。

このタイミングで藤原さんの展覧会を観て良かった。
オレは生きてる人とも生きているが、先に死んだ者たちとも一緒に生きている。
先に逝った者との対話も自分にとって大切な時間だ。
だから、喪の仕事はやめない、やめるわけにはいかない。これからも続けよう。


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なつやすみ~太郎に会いにいく

2022年08月15日 | Art・本・映画
夏休み。終戦記念日。
生きる意味を考えたくて、南青山岡本太郎記念館を独りで訪問。
ヘンな奴等が高らかに笑って出迎えてくれた。オマエら元気だったか?
 
中に入ると太郎さんが語りかけて来た。
「オマエはホントに生きているのか?」と。
イヤ、ウン、ワカラン、何とも言えんな。
唯、自分にも他人にも必死にウソついて必死に生きてるよ。
そう答えると、黒い太陽の塔が「それでイイ」と笑いやがった。
敗けたと思った。打ちひしがれて泣きながら帰った(>_<)
ミュージアムショップで見つけて持ち帰った太郎のカケラ。
否戦・暴力・殺戮絶対拒絶の願いを込めて。
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太郎に逢いに行く

2021年12月18日 | Art・本・映画
昨日は11月休日出勤した代休を取得。ただ夕方から会議あり。
折角のお休み。何処か行こうと思いついたのが南青山にある岡本太郎記念館。

この1年色々煮詰まっていた。特に後半は色々考えてしまうことが多かった。
いや。。この1年だけじゃない。
ここ数年色んなことがあり過ぎて自分がどんどん弱っていくのを感じてる。
最近、やたら涙もろいし。
久しぶりに太郎に逢って自分に気合を入れたかった。

表参道駅から歩いて太郎記念館に到着。
扉に書家柿沼康二さんが猛々しい字で太郎のコトバを書いてる。これを視てシャンとなった。


庭がヘンなイキモノで溢れ返ってる。どいつもこいつも笑ってる。
よぉ久しぶりだったな。元気だったか?
オレは子供のときから色んなヒトに「ヘンだフツーじゃない」と言われてきた。
庭にいる子たちを撫でながら・・・ココロが裸になっていくのを感じてた。
此処はイイ。此処ではヘンなのがフツーだ。
フツーじゃないからって追い出す奴もいない。此処に居るとホッとする安心する。
此処はサイコーだ。オマエ等滅茶カワイイぜ、いかしてるぜ🎵



中に入る。太郎さんと敏子さんが笑顔で迎えてくれた。2人の笑顔を見た途端涙が出て来た。
太郎さんと敏子さんをイキモノが取り囲んでいる。どいつもこいつもカワイイぞ☺

太郎さんのアトリエも観た。自分がどんどん元気になっていくのを感じた。


2階では書家柿沼康二さんと太郎作品とのコラボ。
太陽の塔のオブジェに遠慮会釈なくコトバを叩きつけてるのが爽快だ。
太郎さんをレジェンドだのカリスマに祭り上げて不可侵のモノにするのは違う。
大いに弄って楽しむ方がオモシロい。太郎と柿沼さんのコラボ滅茶苦茶愉しめた。


記念館を出た後、独りで歩きながら色々考えた。
人と話すより絵を見たり音楽聴いたり本を読む方が好き。
子供のときからそうだった。
ヒトと話すときは準備しないと出来ない。緊張して話がまとまらなくなる。
まして非難や罵倒されると、もうワケがわからなくなる(^^;
イイ齢してこれだ。情けない。
だから、なるべく他人と深い関係は持たない様にしてる。
最初は仲良く付き合えても長く付き合ってると大体拗れる上手くいかなくなる。
そうやって色んなヒトから離れた。幾つかは追い出された(笑)。
子供時代、学生時代、前の会社、今の会社。友人とか仲間と呼べる人はいない。
愚痴をこぼしたり、悩みを相談する人も居ないし、ましてオレに相談する人も居ない(笑)。

オレ・・・凄いさみしいニンゲンだったんだな。この日、そう想った。
一方で、それは凄く楽だ。今更新しい人間関係なんて築きたくない。
そこでトラブルとか揉め事に巻き込まれるのも真っ平ゴメン。
さみしいかも知れないが、それがオレの選んだ道だ。仕方ない。あきらめよう。
答が出ない自問自答を繰返す。いつだってオレはこうだ(^^;

でも太郎に逢って独りで歩いてるうちに少し元気が出た。
友人は少ないけど、それでも何人かはいる。そのヒトと偶に逢って呑めればそれでイイ。
そして家族3人、穏やかに生きていければそれでイイ。

渋谷でSMAPの持ってないアルバムを買って帰宅。夕方からの仕事は問題なく終了。
今日1日で色々できた。
太郎に逢って渋谷で美味しいラーメン食べてSMAPアルバム買って色々考えた。
まぁ、悪くない1日だった☆ そう考えると少し明るい気持ちになれた。

元気になれたのは太郎と逢ったおかげだ。太郎、ありがとな。
アンタに逢うと・・・ココロの鎧がぶっ壊れて素直になれる。
また逢いに行くよ。じゃぁな太郎V(^^)

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はしもとみお木彫展「いきものたちの交差点」

2021年09月06日 | Art・本・映画

はしもとみおさんの彫刻が好きだ。
数年前、とある展覧会で作品に触れて動物達が活き活きと描写されていて一気に好きになった。
それから都内で展覧会が開催されていれば必ず足を運ぶ様にしている。
今回、吉祥寺で木彫の展覧会を開催。しかも「わさお」も展示。
嫁@パンダと土曜日に行ってきました。

吉祥寺・・来るのは何年ぶりだろう?
以前は鈴木祥子のライブがStarPinesCafeやMandara2で開催されたので、
よくこの街に来てた。でも2人の音楽から離れてこの街にも来なくなった。
でも、好きだった一部の音楽から離れて、他の音楽のオモシロさが分かるようになった。
SMAPや星野源、ミヤジ、折坂悠太。それは決して悪いことじゃないと思う。

美術館に到着後、チケットを購入。チケットが何と、わさおの形!カワイイ!

入場すると、彼方此方に動物が居る!因みに写真撮影&Web掲載可。
猫さんたちカワイイ!木彫なのにモフモフ感がある。ナデナデしたい!(ダメ^^;)

このコはキラキラお目目でヨモちゃんに似てる🎵


わさおは展示場の真ん中に鎮座していた。丸で生きてるかの様。
わさおを知ってる人がこの彫像を観て泣いたというのも分かる。
ウン、キミはホントにカワイイよ☆


嗚呼、楽しかった。楽しいだけで無くシアワセな空間でした。
嫁@パンダも堪能した様子。
はしもとさんの描く動物は勿論カワイイんだけど単に愛らしいだけじゃない。
造形、表情が丁寧に造りこまれていて、それははしもとさんの命に対する敬意、
イキモノに対する優しさが込められていると感じる。
それは昨今の他者に対する敬意が無い、自分と異なる者に対して冷酷な風潮とは真逆。
だから観ていてシアワセを感じたんだろう。

昨日は谷中をお散歩して沢山の猫に会い遊んでもらった。
そして、夜はパラリンピック閉会式を観た。此処にも他者への敬意が込められていた。
「調和のある不協和音」か。ステキなメッセージだ。
パラリンピックには一貫してこのメッセージが通底していた。
でも、外の世界に出ると排除・差別・冷笑・嘲笑に溢れている。
「パラ良かった!楽しかった!」で終わらせちゃイケナイ。考えねば。

ヨモちゃん。イキモノって居るだけでステキなのに何故仲良く出来ないんだろうね。
よくワカンナイね。
ワカンナイけど、キミはカワイイね(T▽T)。
キミといるとオレはシアワセだよ。キミを撫でてると手がシアワセになるよ💗
現在(いま)はそれでイイ。それだけでイイ。

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坂元裕二朗読劇2021「不倫カラシニコフ海峡」

2021年04月26日 | Art・本・映画
先週の日曜日、よみうり大手町ホールで坂元裕二原作朗読劇
「カラシニコフ不倫海峡」を観た。朗読するのは高橋一生と酒井若菜。
演劇見るのは実に21年ぶり(^^;
この朗読劇は過去何回か演じられて好評を博してる。
坂元裕二大好きな(笑)ボクは原作本は買って読んでいた。
「カラシニコフ・・」は大好きな作品。
他の演者で他の演目もあったが一生クン若菜さんの
好きな役者さんの声で是非この物語に触れたかった。


ボクの席は左手7列目。舞台はソファが2つ並ぶだけ。
時間になって2人が登場して座って朗読スタート。
2人とも白黒の衣装。
特別な仕掛は無く2人の朗読と照明と音楽の切替だけで物語は進む。


物語は1通のメールから始まる。
妻がアフリカの地雷除去運動に参加していて、
少年兵にカラシニコフ銃で撃たれた後、行方不明。
東京に居る夫は絶望し自殺を考えた処に1通のメールが届く。
「貴方の妻は生きている。私の夫と不倫関係で一緒にいる」と驚きの内容。
そこから物語は怒涛の展開。

前半は主人公2人の探り合い。
2人の声は冷たく淡々としている。
噛み合わない会話。本音を語らずムダな雑談が繰り広げられる。

2人が実際に逢ってからの後半が凄い。
何気ない言葉がナイフの様に刺さり暴走する物語に神経が削られる。
穏やかな落着いたラブストーリーと思ったら、暴力的に凶暴に物語は進む。

最後の2人の会話に、ココロがえぐられた。
流石、坂元裕二、トンデモなかった!
終演後、鳴りやまない拍手に一生クンと若菜嬢は何度も登場。
コトバは無かったが笑顔で応えてくれた。
若菜嬢、満場の拍手に嬉しかったのか一生クンの腕を取って
ピョンピョン跳ねてた(😊

久しぶりの演劇、観て良かったな。
普段芝居は全く観ないけど、大好きな作家の描く物語を
大好きな役者さんの声で観れる。最高に贅沢な時間だった。



コロナ感染はどんどん広がり、今週になって、また緊急事態宣言。
この舞台は続けて開催してるけど中止延期に追い込まれたエンタメ行事も多数。
エンタメや飲食を「不要不急」と切り捨てる政治の冷酷さは支持できない。

それぞれが大切な仕事。それを生き甲斐としてる人もいる。
他人が勝手に「要不要」を決めんなよ。
自粛をお願いするなら、生きていけるだけの補償をするべきだ(-_-;
此処(SNS)で政府の悪口を叩いても、奴らの耳には届かん。
なら、何をする?自分でやれることをするしかない。
寄付する・買い物する・支援に繋がるイベントに参加するだけ。
困ってる人の腹が少しでも膨れるように。
オレのデモ(抗議)は誰かの役に立つことだ。東北の時と同じ。
オレはこれからも、ライブ、映画ドラマ、展覧会を見たい!
この芝居の再演があるなら、また行きたい!
旨い飯と酒を良いお店で食らいたい!

とりあえず新しい地図主催「LOVE POCKT」に寄付をしてみた。
こちらは医療関係者のサポートに繋がる活動。
他にも支援に繋がるような活動があったら応援する。
音楽やドラマ、本、artには今まで色々助けてもらった。
今度はオレがサポートする番だ。な、ヨモちゃん☆

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花束みたいな恋をした~私的坂元裕二論(笑)

2021年03月01日 | Art・本・映画
話題の映画「花束みたいな恋をした」。興行収入1位の大ヒット。
基本、ヒット映画は見ない(笑)、恋愛映画も見ない(笑)ボクですが
大好きな坂元裕二の脚本ということで先週23日の祝日に観てきました。
上野TOHOシネマの午後の回で見たけど、ほぼ満員。
客層は若い男女カップルだけで無く男同士、女性同士、年配の夫婦と幅広い。

趣味が似通った若い男女が出会ってから別れるまでの5年間を描いた映画。
ストーリーは公式HPをどうぞ(笑)
https://hana-koi.jp/

で以下映画の感想を。
見終わってから何度もこの映画の感想を書くことにトライしたけど上手くいかない(^^;
オモシロかったし凄く楽しめたのに・・・何故だろう?
で、長年坂元裕二が手掛けるドラマを見てきたファンの視点で感想を書きます(^^;

上にも書いたが、この映画凄く楽しめた。
軽やかに始まり、軽やかに終わった。オチにも笑ったし終わった瞬間拍手した。
中盤、主人公2人の間にズレが生じてからはヘヴィーな場面もあったけど、
嘗てみた坂元裕二のドラマに比べれば引きずるような重さは無く、
爽やかな気分で映画館を出た。

で気づいた。こんな軽い爽やかな気持ちで見た坂元裕二の作品って嘗てあったろうか?
ボクが坂元作品にハマったのはフジ2007年ドラマ「わたしたちの教科書」以来。
それ以来「Mother」「それでも、生きてゆく」「Woman」「問題のあるレストラン」
「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「カルテット」「anone」
「Living」「スィッチ」と殆どのドラマは見ている(「最高の離婚」は見てない(笑))。
坂元さんのドラマは、どれも違う立場にいる人物が話しながら、ぶつかり合い、
お互いを理解していく・・・。大雑把にまとめれば、そこが見どころだと思う。
その中で独特のセリフ使い、モチーフとなるような小道具、途中でのどんでん返し。
観る側は、それぞれの人物に感情移入し、その言動に振り回されニヤニヤし泣き・・
途中はヘヴィーな展開があっても、ラスト明確な解決が無くても、
「ま、イイや」と幸福な気持ちでドラマを見終える。

でも、今回見た「花束みたいな恋をした」は過去の作品と異質だった。
いや、この映画も独特のセリフ坂元節は健在だし他のドラマ同様、色んな仕掛けがある。
2020年麦と絹が同じレストランにいるシーンが、2人の出会いかと思ったら
実は2人はもう別れていて、ここから5年前に遡る。。という展開には
「やられた!」と思った(T▽T)

そこからの怒涛のモノローグ、2人のサブカル会話にも一々笑った。
前半の2人が海岸でイチャイチャしてる背景に「死と恋の終わり」を
語る絹のモノローグを被せるシーンには「流石坂元裕二!」と膝を打った。
イラストレーターとして全然食べていけない麦の焦燥や
職場で同僚から少し仲間外れの絹の様子も坂元裕二らしさを感じた。

一方で、前半の2人の恋模様をキラキラしたトーンで描く展開に違和感があった。
過去、坂元裕二が描く恋愛はこんなキラキラしてなかった。
「いつかこの恋を‥」も「anone」もヒリヒリしててくすんでた。
対して麦と絹の恋の始まりには、そういう痛さやヒリヒリ感が全くない。
好きなことについて話して、好きなことをして・・・凄くキラキラしてる。
あれ?坂元裕二が描く恋ってこんなんだったっけ?
楽しく見つつも・・どこか違和感があって正直入り込めなかった
(それはキラキラした青春が無く恋愛経験が乏しいボクの感じ方の問題化も^^;)

だから、麦が就職してから絹とズレが生じる中盤からのシーンに入り込めた。
好きなことを仕事にしたい、仕事を楽しみたいという絹に対し
仕事は責任、生きる手段、稼ぐためなら何でもするという麦。
このシーンは刺さった。痛かった。
前半のHappyさとは対照的に生活というリアルをチャンと描くのは流石だと唸った。

一方で、麦と絹はそれ以上はお互いに真剣にぶつかろうとはしない。
それぞれの世界で生き、お互いを労わるも思いやるもない。
互いの欠点を声高に非難するシーンも無い。
無言のまま、お互いの埋められない裂け目を想いつつ・・・別れに向かう。

スンナリ別れに向かう展開に、もっと葛藤があっても良いんじゃないかと思った。
坂元裕二らしくないとも思った(面倒くさいファン ^^;)。
坂元さんのドラマには、いつも感情のぶつかり合いや葛藤があった。
或いは、コトバにならない感情をやっと絞り出すみたいなシーンが必ずあった。

でも、この2人の別れはそうはならない。ドロドロ展開は無くキレイに別れる。
最後、別れを決めたレストランのシーンでは別れたくない麦と別れたい絹の
ぶつかり合いがあったが・・・それでもキレイすぎる。
でも・・・でも・・・別席の嘗ての自分たちに似た若い2人の恋のはじまりと
麦と絹の別れを決める光景を対比して描くシーンは素晴らしかった。
こんな別れの描き方があるのか!と感嘆した!
(ホメてんのか落としたいのか、どっちやねん(゚゜)\バキ☆)

別れを決めた後も絹の引っ越し先を探すのに時間が掛かること、
飼い猫をどっちが引き取るかを決める。
一緒に棲んでる2人が別れるって結構大変なのだ。手続きが色々あるのだ。
恋愛がリアルな日常生活の上に成り立ってることをチャンと描いてる。
恋は夢物語じゃないのだ。現実なのだ。そこを描く坂元裕二凄い!

そして2人が別れて2020年の最初のシーンに戻る。
2人とも横に現在の恋人がいる。
お互い知らんぷり。会話もしない。ましてや、また恋をはじめようとしない。
さりげなくバイバイする。そして最後の最後のオチ。
ここ、ホント笑った。素晴らしい終わり方だった。拍手した。


坂元裕二らしくないといいつつ・・・結局大絶賛で終わってますね(^^;
いや、麦と絹の周囲の人物について深く描写していない。
麦と絹と周囲の人物の係りが表面的で全然深くない。
過去あれだけ群像劇を深いレベルで描いてきた坂元裕二なのに・・・
今回は麦と絹以外の人間を全然描いてない。
とまぁ色々意見はあるけど・・・それでも楽しく見れた。

菅田将暉と有村加純の若い2人が画面の中でイキイキ動いていた。
出逢ったころは幼く、別れるときは大人の顔になってる。この2人素晴らしい。
大友良英の音楽もキュートでよかった。
そして。。。今回、感情のぶつかり合いや葛藤や群像を描かなかった。
それは・・寧ろ、坂元裕二が新しいフェーズに入ったと喜ぶべきではないか。
「違う立場の登場人物が話し合ってぶつかり合う群像劇」のパターンから
「分かり合えてると思ってた登場人物が実は分かり合えてなかった」
そんな作風に変わっていったのかもしれない
(「Living」や「スィッチ」にもそういう萌芽が見られたし)。

文句をいいつつ、この映画楽しんだ。
映画見終わった後もパンフやユリイカの坂元裕二特集読んで反芻してニヤニヤしてる。
今日は、ついにシナリオブックも買ってしまった!(゚゜)\バキ☆


そして・・嬉しいことに坂元裕二の新作ドラマが春から見れる。
「大豆田とわ子と三人の元夫」。松たか子主演というだけで今から楽しみ。
絶対見ます。4月の朗読劇舞台もチケット何とかゲットして見に行きたい!

ヨモちゃん、お楽しみはこれからも続くぜ。たっぷり楽しませてもらいますよ☆

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解放される場所~映画「ダンシングホームレス」

2020年11月02日 | Art・本・映画
ダンスチーム・ソケリッサを描いたドキュメンタリー映画「ダンシングホームレス」。
2月に渋谷で公開されたが、当時はコロナ禍で外出自粛の風潮。行かなかった。
その後、5月、7月に再度上映があったがコロナ原因で行けず。
映画に行くのは不要不急の用事。
でも「りんりんふぇす」で彼等のパフォーマンスに触れ、すっかり魅了された自分としては、
この映画は何としても見たかった。
今月、下高井戸シネマで再上映。しかもソケリッサメンバーの舞台挨拶もある!
息込んで10/3の土曜日に行ってきました。実に公開から8カ月経っての鑑賞(^_^;
見てから随分時間が過ぎましたが(笑)映画の感想をUP。


映画は雨の中で踊るメンバーの姿から始まる。メンバーそれぞれの人生の振返り。
主宰者アオキ広キさんのソケリッサ結成話。現在の表現を選んだ理由。
様々な場所でのパフォーマンス。大阪でのイベントでのヤジやネットでの中傷。
定職について脱退するメンバー。そして最後の新宿中央公園での圧巻のパフォーマンス。


映画、最初から最後まで楽しく見れた。
ボクはソケリッサのパフォーマンスを何度か見てるがメンバーの人と成りを知ってるワケ
では無かったので今回彼等がホームレスをしている理由、ソケリッサに加入した理由を
初めて知った。
ただ映画はそれ以上彼らのプライベートを描かない。
アオキさんも「メンバーの人生を見せたいわけじゃない。見せたいのはあくまでダンス」
と言い切った。ボクはそこに好感を持った。
ボクが惹かれるのはソケリッサのダンスだ。
勿論メンバーのキャラクターに興味はあるが他人のボクが彼等の私生活を知る必要は無い。
その一線を引いてる三浦監督とアオキさんの節度に好感を持った。

アオキさんの指導方法も素晴らしい。
「練習への参加を強制しない」「決められた振付を踊るより心のまま踊ればいい」
監督の「それで世間で通りますか?」の問いに対し「社会のルールがイイですか?」
と笑う姿がステキだった。

ボクはコンプライアンスが仕事だしルールやモラルを守るのは大切だと考える。
でもアートやダンスは心の表現。縛りは無い方が絶対イイ。
現にルールに縛られないソケリッサのダンスはとてもステキだ。

ソケリッサの活動はどんどん広がる。色んなイベントへの参加。
一般の方とのワークショップ。自由な彼等のダンスは一般の方の自由な発想も引き出す。
多分普段ダンスをしない一般の人がソケリッサと踊って楽しそうな笑顔をしてる姿がステキだった。
一方で彼等に否定的な意見を示す人も居る。
大阪のイベントに参加したソケリッサの踊りに野次を飛ばす人。
「ホームレスがダンスするな」「踊るなら働いて税金納めろ」と揶揄するヤフコメ。
勿論色んな考え方があるし、すべての人がソケリッサを肯定する必要は無い。
一方で踊りやアートの話なのにお金の事を言い出すヤフコメにはアートへの無理解を感じた。
コロナ下で「ライブハウス無くていい」「エンタメ支援は後回し」と言った意見が多く見られた。
彼等にとって「音楽、エンタメ、アート」は一種の贅沢なんだろう。
生活の余裕があるとき楽しむもので生活不安があるときは無くしても良いもの。
でもボクは違うと思う。表現は日常生活と共にある物だと思う。
勿論生活は大事。でも音楽やアートに心を豊かにしてもらい時に救われた。
そういうボクにとってソケリッサのダンスは無くなっては困る大切なモノなのだ。
この映画を見て改めてそれを感じた。

そして言っておきたいのはボクはソケリッサがホームレスだから見るワケじゃない。
いや、ホームレスというのは彼等にとって大切なアイデンティティかも知れない。
それを否定する気はない。
ただ、ボクが彼等のダンスを見るのはオモシロいからだ。楽しいからだ。ステキだからだ。
彼らのダンスは技術と鍛錬に裏打ちされたプロのダンスだ。
お金を払って見る価値が十分ある。それは声を大にして言いたいV(^^)

映画後半になるとメンバーそれぞれ色んな考え方がありソケリッサを辞める人も出てくる。
勿論定職について自立するのは素晴らしい事なんだが脱退は少し悲しかった。

映画クライマックスは新宿中央公園での10分以上に亘るダンスパフォーマンス。
雨の中で踊るメンバーたち。大きな装置を使い見せ方も工夫してる。
雨の中で踊るソケリッサ皆さんを見てるうちに自分のココロが解放されていくのを感じた。

ダンスシーンが終わったとき泣いてる自分に気が付いた。
終幕、場内は拍手喝采。ボクも思い切り拍手しましたV(^^)


上映の後は、三浦監督とアオキさん、ソケリッサメンバーのトークイベント。
三浦監督が雨男であるエピソードなど楽しい話が満載。
そして映画の中でソケリッサを辞めたメンバーHさんが居る!
「戻ってきました」と照れ笑いするHさん。メンバー笑いながら冷やかす。
ボクはHさんを見て・・
馴染みのロックバンドを脱退したメンバーが戻ってきたようなそんな嬉しさがあった。
ホント嬉しかった。

今年は春に開催予定だったりんりんふぇすがコロナの所為で来年に延期になって、
ソケリッサのパフォーマンスを生で観れてない。
でも、コロナ明け機会があったら是非見てみたい!
そして機会があれば・・・是非自分もソケリッサ皆さんと踊ってみたい。
いやダンスなんて全然できないしリズム感も悪いけど・・・・
彼らと踊ったら絶対楽しい。その機会があれば勇気を出してみよう。
そう・・・決めている。

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