僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
コメント欄はモラルを守った上で御自由に書込みどうぞ。

Coccoが紅白出場!

2006年11月26日 | 日々の泡(日記)

今日、ネットで知りましたが・・・

Coccoが今年の大晦日の「紅白歌合戦」に出場するとのこと!!!!
ニュースソースはこちら↓

http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20061122102929/Nikkan_p-et-tp0-061122-0003.html

ひょえ~!何か意外・・・

でも復活後はTVによく出てるし、NHKの番組の主題歌も歌ってるし
決して不思議じゃないかも。

何歌うのかな?
ニューアルバムの「音速パンチ」?「陽の照りながら雨の降る」?

いっそ「カウントダウン」か「首」「Rainning」でも歌って
客席を凍りつかせてほしい気も(^_^;

紅白に付き物の司会者や共演者の余計なコメントやエピソード紹介は
止めて欲しい。
ただウタだけ聞かせてほしいな。



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DVD「星の下 路の上」感想

2006年11月25日 | 佐野元春

元春「星の下 路の上」DVDをざっと観たのでその感想を。

3時間完全収録という内容に最初正直ひいていた。
ライブビデオって好きだけど・・・実は結構観なかったりする。
ライブに参加したときは楽しんでも映像になると多少退屈さを感じるから。

でもこのDVDは飽きることなく最初から最後まで見れた。
自分の席では分からなかった元春のアクションやメンバーの表情を楽しめる。

カメラアングルがともかく凝ってて飽きない。
思わぬ方向からメンバーを捉えてる。
佐野クンの背中、ホボキンの演奏ぶり。TTシスターズの手。
スタッフのダンス。ギターのボディの輝き。

色彩の美しさ、音の素晴らしさ・・・。これも凄い。
今まで色んなミュージシャンのライブ映像見たけど映像と音の美しさでは
グンを抜いてる。

メンバーでは、やっぱり元春が面白い(スンません(^^;)ヾ )
仕草がカッコいいんだけど何か笑える。
しかも曲中で意味不明のシャウト・・・
「インディビジュアリスト」の「ハ~にゃにゃにゃ~!!」
「国のための準備」の「にゃ~!!」
には大笑いしました\(T▽T)/

いえ、カッコいいんですよ。ホントに。
他のミュージシャンじゃ絶対許せない気障なトークもアクションも
佐野クンなら許せる。

勿論、何よりも素晴らしいのは唄と演奏。
「ストレンジデイズ」「ワイルドハ-ツ」「約束の橋」の歌詞の素晴らしさに
改めて胸が熱くなる。
ニューエイジでの風船シーンは映像でも熱くなる。
「国のための準備」の佐野クンとkyOnさんのエレキ合戦には乗り出してしまう。
「彼女はデリケート」はアンコールラストにピッタリって改めて思った。
佐野クンの曲の善さ、新しい魅力を発見できた。

最後の「シーたか紹介忘れ」もしっかり収録されてたのがウレシイ。
ホントに素晴らしいDVDです。

ただ・・・・一箇所を除いては(笑。
ワシは頭を抱え、嫁は大爆笑でした。

・・・林渉さん、あそこだけ・・モザイクかけてくれませんかね?(゜゜ )\バキ☆

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キヨシロー復活!!

2006年11月19日 | 日々の泡(日記)
11月17日の東京ブルーノートであったサム・ムーアのライブに

なんと・・・客席にいたキヨシローが飛入りし一緒に歌ったとか・・。
キヨシローのHPにその模様がUPされてます。

http://www.kiyoshiro.co.jp/topics/index.html

もう退院して歌える状態なんだ・・・さすがGod。
坊主頭が一寸痛々しいけど・・先ずは復活おめでとう!!

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GET どんと UP!!!!!

2006年11月17日 | オトの記憶(CD、ライブ)
今、ボ・ガンボスのニューアルバム「GET ON UP」に付いてる
DVDを見てる。過去のライブ秘蔵映像。

すごい映像がイッパイ。
「シングルコレクション」持ってない僕・・・どんとの声で「最後にひとつ」
を聴くのは初めて。ソウルおぶどんとではYUKIちゃんの声で聴いてたのに。

野音や代々木公園でボ・ガンボス・・・最高じゃん!
ボ・ガンボスの演奏で「ひなたぼっこ」しんみり見たよ~!

CandyCandyBlues!
どんとの後ろでKyonさんがエレキかき鳴らして駆ける。
何なんだ?この熱。すごい・・すごい。

どんとライブ毎に衣装も顔も・・変わる。でも、どんと。何を着てもどんと。
永井さんがどんどん人間離れしていく。
KyOnさん若いぜ~!もうあんな化粧や衣装はしないかな?
岡地さん今も変わらない!

参ったのは魚ごっこ。92年京都四条大橋でのパレード。
阪急百貨店がある!高島屋ある!
京阪四条駅だよ~!
鴨川沿いにあるあの中華料理屋行ったことあるよ~!
北京ダック美味いんだよ~!

オレ92年京都にいたんだよ!
電車で僅か20分のとこに暮らしてた。
四条通・・・休日にはよく歩いてた。

でも・・・このライブ見なかった。

何でオレこのライブ見なかったんだろう?
何でオレ行かなかったんだろう?
こんなステキなことあったなんて知らなかった。

このライブ見た人がうらやましい、嫉妬する!
見たかった!見なかったこと一生後悔してる。

だから毎年「ソウルおぶどんと」行く。
「ロック・ざ・どんと」行く。

オレもパレードに合わせて四条大橋を走りたかったな。
京都に住んでたけど西部講堂の存在すら知らなかった。
京都にこんなロックの殿堂があったことも知らずに生きてた。

馬鹿だな~オレ、なんてもったいないことしたんだろう。
ボ・ガンボスのライブを見なかったなんて・・・一生の後悔し続ける。
そして・・・一生どんとの影を追い続けるんだろな。

色々落ち込んでたけど・・・どんと見て気が晴れたよ。
オレもダイナマイトに火をつけてみるよ☆


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だれでもない

2006年11月10日 | ノンジャンル
 以前沢木耕太郎さんが大学の先生に「君は何かになれる人間だ」と
 励まされた、それは若者が社会で生きていくうえの支えとなったと
 書いていらした。

 読んだのは・・・もう10年前。
 その文章に感銘を受けた。
 自分も「何かになれる」「何かをできる」人間になりたいと思ってた。

 でも・・最近思う。
 「何かになれる」「何かをできる」なんて別に思う必要あるんだろうか?
 だってオレは既にオレじゃん。キミは既にキミだ。
 別の誰かになることを・・何かになることをなぜ目指す必要がある?

 浜田真理子さんのこのウタは今のそんな気分にピッタリ。

   何かになりたいと あなたは言う
   何かになりたいと あなたは言う

   何かが足りないと あなたは言う
   何かが足りないと あなたは言う

   だれでもない あなたが そのまま好きです
   だれでもない あなたが そのまま好きです

   だれでもない わたしから あなたへのことば


    浜田真理子「あなたへ」
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No Way,No Place & My Home7「忘却」

2006年11月09日 | ショートストーリー

あたし、誰を愛してたんだっけ?―忘れた―忘れた。
鈴木祥子「忘却」

病室のドアを開けた。・・・部屋の中は白い陽光(ひかり)に包まれてた。
彼女は・・今目覚めたようだ。眩しそうに僕を見た。。
「今日、仕事でしょ?大丈夫?」「いいの、どーせヒマだから。」
30分くらい話した。仕事のこと、共通の友人のこと、適当に「話を作って」。

彼女を見舞うのは今日で何度目だろう?見舞いの数だけ僕は彼女にウソをついている。
見舞いの後、廊下で看護婦とすれ違った。「あれ?先生、今日は奥さんの見舞いですか?」
その後気付いたように言い直した。「奥さん・・ってどっちの奥さん?」「馬鹿殴るぞ」
僕が睨むと、看護婦は慌てて逃げてった。溜息をつくと、僕は階段を下りてった。

特別治療室で僕の「妻」は眠ってる。その体には沢山のチュ-ブが繋がってる。
あれから・・半年、「妻」は未だに意識が戻らない。
この病院には僕の「妻」と呼ばれる女性が二人いる。一人は本当の妻、もう一人は赤の他人。

僕は市内病院に勤める医者。半年前バスの横転事故があって多くの患者が運び込まれた。
その中に僕の妻と、若い夫婦がいた。ご主人は即死。奥さんは昏睡状態。
そして妻は二度と目を覚まさなかった。生きてはいるが、ただ息をしてる。それだけだった。
2ヵ月後奥さんが意識を取り戻した。そして僕を死んだご主人と思い込んでしまった。
事故のショックで記憶が混乱したらしい。奥さんのご両親の依頼で僕はご主人を演じる羽目になってしまった。以来、僕はご主人のフリをして奥さん-「彼女」を見舞ってる。

「これって浮気じゃないよな?人助けだよな?」僕は妻に話し掛けた。勿論、妻は答えない。
妻が目覚めて僕の名前を呼ぶ事はもうないだろう。それについては、とうの昔にあきらめる。

その日は急患続きで疲れてた。知らずに僕は彼女の病室を訪ねていた。
彼女は起きてた。僕は仕事のグチを彼女にぶちまけてた。彼女は黙って聞いてた。
それから、妻を見舞う事が減った。彼女を見舞う事が増えていった。
僕は話さない妻に会うのが億劫になってたのだ。そして誰かと話す事に飢えてたのだ。
その日・・・妻が死んだ。急に容態が悪化し・・そのまま亡くなった。
僕は後悔した。。もっとチャンとそばにいるべきだった。チャンと診てやるべきだった。
僕は妻を裏切ってた、妻でなく彼女を選んでいた。僕は彼女の病室に足を向けてた。
もう本当のことを話そう。ウソはもう終わりだ。こんな作り話、もうやめるべきだ。

病室に入り、僕は彼女を見ると、急に大声で泣き出してしまった。
「どうしたの?」僕は何もいわずただ泣くだけだった。彼女はすこし笑ってた。

今日は素晴らしく陽気がいい。彼女を車椅子にのせて庭に出た。
結局、あのとき真相を話せなかった。僕は相変わらず彼女の夫を演じている。
いやそれ処か最近では演じる事が楽しくなってる、彼女と話すのが楽しみになっている。
このまま彼女の記憶が戻らなければいいな・・・そんなことを考えたりする。

この感情が「愛情」なのか?「同情」なのか?「現実逃避」なのか?
そんなのわからないし、わかりたくもない。
いつかはきっと、このウソはバレるだろう。それまでは未来(さき)のことは忘れよう。
いまは・・・ただ、この女性(ひと)といたい、この女性(ひと)と話していたい。

最近死んだ妻のことを忘れてる。妻の顔を声を・・思い出せなくなってる。
それは・・・イケナイことだろうか?

ボクはホントは誰を愛してたんだろう?誰を愛してるんだろう?誰を愛して行くんだろう?
もう・・ワカラナイ・・・もう・・・思い出せない・・・
もう・・忘れた、忘れた・・忘れた・・
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わからないことだらけ

2006年11月09日 | コトバの杜
 祥子さんファンにはなじみの深い歌詞。
 ライブではそのときどきの年齢に歌い替えて
 祥子さんの漫談トークがはじまる(笑。

 オレは生まれてから既に・・・40ウン年経ったけど。
 なんもワカラン。
 としとれば、とるほど自分が「何もわかってない」わかるだけ。

 20、30代のとき「オレはわかってる」って思ってた。
 あの根拠のない自信・・・なんだったんだろう?
 わかさ?おろかさ?・・・怖いものしらず・・・今思い出すと身がすくむ。

 いっぽうで「わかった」なんて云いたくない気がする。
 そんなのウソや誤魔化しとしか思えない。

 そんな・・・簡単に「わかった」なんか云えるはずない・・云いたくもない。


  うまれてから もう25年もたったけど  何もわからない

   鈴木祥子「Happiness」より。
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ひさしぶりにU2を聴いた

2006年11月03日 | オトの記憶(CD、ライブ)
今週、数年ぶりにU2のアルバムを聴いている。
「ベスト・オブ・81-90」「魂の叫び」「All That You Cant Leave Behind」
の3枚を通勤や風呂の中で聴いてる。

 U2・・・・ここ最近全然聴いてなかったなぁ。
 昔は聴いた、ホントよく聴いた。海賊盤のライブ盤とかも買った。
 ロッキングオンは離れてたけどボノのインタビュー載るときは買った。

出会いは大学時代(21年前!)に先輩が「ヨシュアトゥリー」を貸してくれた。
オープニングの「約束の地」のカッコよさに痺れた。
大好きなバンドになった。

映画「魂の叫び」も見に行った。「アクトンBaby」の変貌振りにも痺れた。
「Zooropa」「POP」のディスコサウンドには付いていけなかったな。
でも好みじゃないけど彼等のやり方はカッコいいと思った。

99年に出たベストアルバム、
00年に出た「オール・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド」は何度も聴いた。
あんなに繰返し洋楽のアルバムはないだろう。


ボノの書く詞は最高にロマンチックで大好きだ。

  君がいてもいなくても 僕は生きていけない
  僕は探しているものをまだ見つけていない
  ほしいものは君だけだ
  ビューティフルデイ
  歩くんだ、歩き続けるんだ
  きみみたいになろうと思い、きみと同じように感じたい
  
英語の歌詞でも何かが伝わってきた。

でも2001年以降U2を聴かなくなった。いやU2だけじゃない。
洋楽そのものから離れた。
 ホール&オーツ、プリファヴ・スプラウト、リッキー・リー・ジョーンズ、
 ジョニ・ミッチェル、REM
どれも聴かなくなったな・・・パティ・スミスをのぞいては。
逆に日本のロックに惹きつけられていった。
どんと、チャボさん、Cocco、ベンジー、佐藤クン、UA

U2の活動からすっかりご無沙汰だ。
2年前に出たU2のニューアルバムも聴いていない。
2枚目のベストアルバムも買わなかった。


 ここ1ヶ月色々あって・・・高揚感のあるオンガクを聴きたかった。
 勿論日本のロックにもそれはあるけど・・・コトバが分るだけに痛すぎる。
 もっとフラットにオンガクを聴きたかった。

ひさしぶりにU2聴いてみようと思った。
ベストの1曲目「プライド」冒頭のエッジが鳴らすギターにココロ踊った。
「BAD」の美しさに聞惚れた。
「オール・ユーキャント」の「ビューティフルデイ」「ウォーク・オン」に熱くなった。

やっぱりイイなぁ・・・イカシテルぜ・・・U2&ボノ。

U2は今年ひさしぶりに来日するらしい。
11月末にさいたまスーパーアリーナでライブがある。

でも・・このライブには行かない。
以前はライブ見たかった。・・・今はそうでもない。
 
ニューアルバムもまだ聴こうとは思わない。
 
 そのうち、昔みたいに熱心に聴くときが来るだろう。
 ライブを見たくて仕方ない時期があるだろう。
 そのとき・・・・ニューアルバム買おうと思う。

焦る事はない。これから・・○十年・・彼等はまだまだオンガクやってるはずだ。

週末の休み・・・今度は「ヨシュアトリー」を聴いてみようかな?


 
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赤裸々

2006年11月01日 | コトバの杜
 2年前の祥子さんのツアーパンフ「創作ノオト」に書かれた詩の一節。

 自分のココロが病んでるとき、這いつくばってるとき、叫びたいとき、

 このヒトの歌詞やコトバに触れると・・・安心する。
 癒されはしない、このヒトのコトバにそんな生易しさはない。

 セキララで切っ先鋭くてナイフみたいで・・・その痛さに触れると・・・
 落着く。

  
  時々、情念みたいなモンが、ぎゅーっと突っ走って、
   みうごき出来ないことがある。

    やっぱ水。暗い水。光。舟。血液。みずうみ。空。
     そのしゅんかんのことはうまく言えない。

      むぼうびなカラダ。   ココロ。
       
     カラダを酷使。       ココロの自傷行為。

            一日中泣く。



   小さいけれど消えない炎、蒼く、赤く、高温の。

    空に舞い上がりほほえむ女神のように、 それは包んでしまうだろう。

   過去を、弱さを、否定的な想いを、恐れを、傷を、
                     あなたの前に立ちふさがる全てを。

    いつかあなたは道のうえに立つだろう、長い、まっすぐな道のうえに。

     そしてあいするきみと手をとって、私はどこかを目指すだろう。


       その時全ての心配ごとは、青空にとけて消えるだろう。


       鈴木祥子「創作ノオト セックス 恋 情熱」より
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