僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
コメント欄はモラルを守った上で御自由に書込みどうぞ。

「ソレダケ」「ネコライオン」ふたたび

2016年05月29日 | bloodthirsty butchers(ブッチャ―ズ)
金曜日はbloodthirsty butchers吉村秀樹さんの3回目の命日。
去年公開された映画「ソレダケ」がこの日だけ新宿シネマートで復活上映。当然行きます。
朝、嫁@パンダを誘ったら「どんな映画?」と聴くので
「拷問シーンがイッパイあってギターがギャンギャン鳴る映画」
と言ったら嫁は「・・・やめとく」とのこと(^_^;

ブッチャーズの音楽にインスパイアされて奇才石井岳龍監督が撮ったこの映画。
昨年の吉村さんの2回目の命日に公開された。本上映のとき、ボクは2回観に行った。
今回で3回目。同じ映画を映画館で3回観るなんて今まで無かった。
bluelayも発売されているけど、この映画は絶対映画館で見たかった。
映画館に入ると「ポスター」の横に「覚えてますか 5月27日」とある。勿論覚えてますよ。

吉村さんが好きだったという「いいちこのウーロンハイ」は振る舞われる。

映画は当然サイコー。吉村さんの歌とギターが爆音で響く中、音楽と同じ位爆発した物語が進む。
過去2回観たときはバックで掛かるブッチャーズの曲で知らないのが沢山あった。
でも、この1年でブッチャーズのアルバムを集めて、曲はバッチリ自分の中に入ってる。
「10月」「アンニュイ」「襟がゆれてる」・・名曲が実に良いシーンで鳴り響く。
中でも「イッポ」が鳴る中で繰り広げられる戦闘シーンは鳥肌モノだった。
大黒と阿弥が銃で敵を撃ち殺すシーンにテンションがアガる。拳を突き上げ叫びたくなる。
ラスト主人公が生き残ったのか死んだのか、よくワカンナイ終わり方も吉村さんらしくてイイ。
上映の後、客席から拍手が起こる。オレも拍手した。サイコーのLIVEだった。

映画上映の後、ブッチャーズの秘蔵LIVE映像の上映。
そして最後は何と石井監督とブッチャーズ射守矢さんと小松さんが登壇!
劇場スタッフに石井監督が「来年もこの日復活上映やるよね?まだ死んでない!」と迫り(笑)
射守矢さんと小松さんも「吉村はしつこいんですよ。粘り強い」と煽る。
スタッフ少し困った様子で「来年も上映します」と約束。でもスタッフさん嬉しそう。
また場内は拍手に包まれる。愛に溢れた瞬間だった。

そう、来年も此処でまた会いたい。大黒たちに。そして、吉村さんに。
オレはブッチャーズは最後の2年間チラと聴いただけ。
本格的に聴き出したのは吉村さんが逝ってから、だ。
この映画を通じて、オレは吉村さんと逢えたのだ。

吉村さんも、この映画も死んでない。まだ、つづいているんだ。
世間的には終わっても、オレが「つづいてる・」と思えば終わらない。
神様とか世の中のルールなんて関係ない。思うのは自由だ。
オマエらに、オレのアタマの中はいじらせない。ざまぁ見ろV(^^)



昨日は午前中はゴミ拾い。ウォークマンでブッチャーズの曲を大音量で流しながらゴミ退治。
午後から嫁@パンダと日本橋岩合光昭さんの「ネコライオン」写真展を観に行く。
この写真展、3年前恵比寿に見に行った。
http://blue.ap.teacup.com/nagawa/809.html
日本橋まで歩いて行く。風が涼しくてキモチよく歩ける。道中、色んな猫さんに遭遇。
会場は三越。本館・新館のあちこちに猫のオブジェがある。何となく岩合さんに似てる(T▽T)

写真展は盛況。前回と違う写真もあって楽しめた。
ネコとライオン。同じ「ネコ科」だけど並べて観ると全然違う。
ライオンの眼つきの獰猛さ、筋肉のつき方は猫とは全く違う。

展覧会の後は、旨い餃子を食す。嗚呼、楽しい1日だった。
嫁@パンダも「今日は楽しかったな」と満足そう。
ウン、こういう「良い1日」があるから生きていける♪


今日は1日、家でノンビリ過ごしてます。明日からゴタゴタのバーゲンセール。
休んで備えよう。

我が家のヨモちゃん。このコは・・ライオン?猫?

ライオンは大変そう。甘えっ子のにゃにゃんでイイさ。な、ヨモちゃん☆
コメント

森林浴2016

2016年05月23日 | 日々の泡(日記)
週末は仕事でバタバタ。結論が出ないまま翌週に。
精神的な疲れだのモヤモヤが色々残る。ま、仕事なんざ、そんなモンだけど。

土曜日は嫁@パンダと小石川植物園まで散歩。
暑いけど、適度に風が吹いてキモチいい。
近くの神社に猫さんがたむろしている。


植物園の中は緑で溢れていた。

表情豊かな樹々。特にこいつは中々イイ面構えをしている。

なんかジブリ作品に出てきそうな面持ち(^_^;

歩いているうちにココロが鎮まるのを感じる。森林浴効果って奴か?
そういえば2年前の夏、此処に来た時もココロがざわめいてた。
溢れる、暴力的な迄にキレイな緑の中を歩いてたらココロが鎮まってた。
http://blue.ap.teacup.com/nagawa/866.html
今回も此処に来て落ち着いた。大体、たかが仕事のゴタゴタだ。どうでもイイ。

たっぷり歩いてウチに帰って酒盛り。旨い!V(^^)

今日は定期検査でお休み。週末たっぷり歩いたおかげで合格V(^^)
帰宅して録画していた「海街Daiary」を観た。是枝監督作品。
静かな映画だった。
映画の中で食堂のおばさんが主人公の少女に言うセリフが響いた。
「あなたは宝物よ」って。

我が家の宝物。ヨモちゃん。今日は仲良しだったね☆

明日から来月までゴタゴタの本格活動開始。ホント、面倒くさい邪魔者たち。
ま、しゃーねぇな。これがオレの仕事だ。
一匹、一匹、確実に仕留めていこう。な、ヨモちゃん☆

コメント

南相馬ボランティア~あれから、はじめたこと

2016年05月15日 | 東北のためできること
週末、会社である部長に対して提案をしたら相手が激昂。
曰く「自分の仕事じゃない」「指示じゃないならやらない」「何をやるか、そっちで決めろ」。
そこからは延々口論、不毛な議論が続く。有意義な意見交換なんて皆無。(T▽T)
彼の言い分も分かる。唯でさえ忙しいのに、仕事を増やしたくないんだろう。
オレも間違ってないが、彼も間違ってない。冷静に話し合えば、落とし所はある筈だ。
でも、そうはならなかった。疲れたぜ(^_^;

金曜日の深夜から福島南相馬にボランティアに向かう。チーム福幸藤桜さんに参加。
今年2回目。10人程度でワゴン車に乗って向かう。
途中6号線を通って原発周辺を通過。そのとき・・線量計の数値が一気に上がった。
そのとき感じたことは・・・決して、忘れまい。


今回のミッションは或るお宅の裏山の竹の伐採。
崖に生えている竹を伐り出し、枝打ちして丸切りしトン袋に積める。
午前中、ボクは竹の伐り出し、枝打ちを中心に作業。
暑くて汗が出てくる。息が出来ず、マスクを外す。午前の作業で既にバテる(^_^;
おまけにオヤツ用に置いておいた飴の袋がいつの間にか、カラスに盗られていた。
恐るべし、福島。ナメたら、いかんぜよ。


お昼休みにこのお宅の御主人一家が差入れに来てくれた。地元のシュークリームを食べて元気が出る。
午後はひたすら枝打ち。パールを上手く扱えず軽く怪我をする。反省。
それからも竹とひたすら格闘。切った竹をどんどんトン袋に詰める。
夕方、ある程度作業が段落した処で終了。終わった後はメンバーで記念写真。
作業中は苦しかったり疲れるが、終わった後は「やった!感」がある。だから、またやれる。

ボラセンに戻って報告してさぁ帰ろうと言う時に一寸したハプニングが。
今日の1日の終わりがこれですかい?恐るべし南相馬(T▽T)

帰りは温泉に漬かって御飯を食べて東京に向かう。
チームメンバーがボランティアや南相馬に係わった経緯を伺う。
「そうした、そうせざるを得なかった」ひとたちのお話。学ぶことが多かった。

窓の外を通り過ぎる空を視ながらリクオの「あれから」を聴く。
「あれから何を終わらせたんだ 僕らは始めたいんだろう」の一節が響いた。


リクオのこの歌を聴きながら、週末の仕事でのいざこざを思い出してた。
「何もしない」のも選択の1つ。決して間違ってない。
オレだって「しないこと」「やりたくないこと」山ほど・・或る。
でも、この日視たもの。6号線、高い線量、人が住まない家、御礼を言ってくれた一家。
これらの事には、311の後、動いたから逢えたのだ。あのまま何もしなかったら絶対、逢えなかった。

何もしなくちゃ、何も動かない、何も変わらない。腐って死んでいくだけだ。
それがたまらなくイヤだった。だから、とりあえず走り出したんだ。
この日、それを改めて確かめる事ができた。行って良かった。

今年は諸事情でボランティア開始が遅れた。
でも、2月の元春仙台ライブ、先月のアラバキと東北にはイッパイ愉しい想いをさせていただいた。
このお礼参りは絶対します。こう見えてもオレは義理堅いんでね。(゚゜)\バキ☆

さ、次回は山元町か、荒浜か。南相馬もまた必ず行くぜ。
な、ヨモちゃん。やるしかないよ、な☆

コメント

「写真と音楽で伝えたいこと」そして「キヨシローからの伝言」

2016年05月08日 | Art・本・映画
週末の土曜日は2つのイベントに行きました。
1つは日比谷図書文化館で開催された安田菜津紀とタテタカコ「写真と音楽で伝えたいこと」。
シリアと東北の現在についてのトーク&音楽イベント。
もう1つは音楽ライター萩原健太さんによるキヨシローについてのトークイベント。
「キヨシローからの伝言」。

〇「写真と音楽で伝えたいこと」
先ずは安田さんのイベントに参加。この日のイベントは3部構成。
安田さんが撮った写真を映しながら、東北、シリアについて話す。
その後は安田さんとタテさんのトークイベント。
最後はタテさんの弾語りに安田さんが写真を付ける。
http://www.jps.gr.jp/20160507/


東北についての話は陸前高田を中心に311から現在までの話を。
安田さん自身が被災の当事者であること、また安田さんの父上と漁師さんの熱い交流
の話に胸が衝かれる。
「復興が進むことと心が前に進む事と必ずしもイコールじゃない」の話は印象に残った。
また、シリア、ヨルダンの難民キャンプの話は・・・凄まじ過ぎて書き様が無い。
そんな酷い状況で、イスラム国により後藤さんや川栄さんが処刑されたときに
ヨルダンの方やシリアからの難民の方が示した優しさ。
・・・これには声が出なかった。同じことが日本人、オレに出来るだろうか?

タテさんと安田さんのトークは何とも不思議な女子会トーク(^_^;
同じテーマについて話してるのに、それぞれ勝手な方向に走るが着地点は同じ(T▽T)
写真、音楽がこういった大災害の際に果たす役割について、
安田さんが「写真や音楽ではお腹は満たせないし、瓦礫も取り除けない。でも、
表現者はこのモヤモヤした感情とつきあっていかねばならない」と語っていたのが
印象に残った。
最後はタテさんの弾語りに安田さんが様々な写真を付けていく。いわばVJ。
シリア、カンボジア、東北の子供たちがタテさんの曲に重なる。何か胸が熱くなる。
最後は「しあわせのうた」。・・・・来てよかった。

会場を出ると横の日比谷野音から大きな音が聴こえる。今日はキヨシロートリビュート。
当日券があるらしい。一瞬「行こうか」と迷ったが・・・やめた。
今日は、別の形でキヨシローに会うから。ということで青山に向かう。



〇「キヨシローからの伝言」
音楽ライターの萩原健太さんと川崎徹さん(!)がキヨシローの曲を掛けながら、
キヨシローとの想い出、様々なエピソードを語るイベント。
健太さんはキヨシローとはインタビューで数度会った程度でありリスナー目線で語るスタンス。
川崎さんはご自分が書いた小説のキヨシローに関する部分を幾つか朗読していた。


語りの合間に都度RCやソロ、HISの曲が掛かる。「500マイル」が掛かったのは嬉しかった。
色んなレア話や宝物の様なエピソードが聴けた。
ここには書ききれない。いや、書けない。うん、書けないな。
代わりに、健太さんと川崎さんの印象に残ったコメントを幾つか書きます。
2人とも「気を遣う人だ」との印象は共通していた。
〇川崎
「どんなイヤな仕事でもキヨシローは逃げない。チャボとリンコは逃げる。」
 「キヨシローは『自由と愛』を恥かしげも無く言える」
〇健太さん
 「キヨシローはいつも真っ当なことを言っていた」
「キヨシローの根本はずっと変わらなかった」
〇川崎さん
 「キヨシローは死んでいない」

最後は「愛と平和」と「アイ・シャル・ビー・リリースド」が掛けられた。
「愛と平和」は初めて聴く。ストレートなラブソングが真っすぐ胸に刺さる。
そして「アイ・・」は大好きな曲。オリジナルのディランを遙かに超えている。凄すぎる。

貴重な話が色々聴けた。キヨシローが益々好きになった。
今年もトリビュートライブは行けなかった。行かなかった。
でも、アラバキ、このイベントと別の形でキヨシローに触れることができた。
それで十分。それで満足だ。オレは十分「しあわせハッピー」だ。

帰宅して「愛と平和」を早速ダウンロードした。
「愛しているってボクはまだ、まだ言い足りないのさ」って歌詞にグッと来た。
おじちゃんは何度も何度も「愛してマス!」って言ってたのに、まだ足りなかったんだ。
・・・・凄いな・・・。

ヨモちゃん。おじちゃんはやっぱサイコーだねV(^^)


コメント

9年目

2016年05月04日 | 日々の泡(日記)

今日は父の命日。9年目。
あんたの血を証明するどころか、汚している気もするが(笑)

あんたが居なくなってから、あんたに話したいことがイッパイ
できたと云うのもアホすぎる。
あんたがこっちにいるときはロクに話さなかったのに。

嫁@パンダと話しているとき、あんたが楽しそうだったのを憶えてる。
オレ同様、あんたは嫁@パンダのオモシロさをちゃんと見抜いてたんだ。
そこはチャンと共有できてた。
ヨモちゃんにも逢って欲しかったな。

相変わらずオレはバカだ。うろうろおろおろ生きてる。しゃーねぇなぁ(^^;

これからも見ててくれ、オレのバカっぷりを。
オレはバカだが、まだ、白旗をあげる積りはない。
頼んだぜ☆

コメント

アラバキロックフェス2016最終日レポ後編

2016年05月03日 | オトの記憶(CD、ライブ)

アラバキ最終日、最後に観るのは「BRAHMAN THE COVER」。
BRAHMANはチャンと聴いてないけど、TOSHI-LOWの東北支援活動は知ってたし
彼のインタビューは色んな処で読んでたし、是非見たかった。
会場は、みちのくステージ。早目に入ってステージ正面が見える場所に陣取る。

〇BRAHMAN「The Cover」
先ずはBack Horn、9㎜ Parabellum Bulletのメンバー
によるBRAHMANのカバー大会。客席の野郎たちが野太い声で歌う。
何か知らん曲ばかり・・あれ?もしかして、これって「BRAHMANトリビュート」?
(゚゜)\バキ☆)(゚゜)\バキ☆)(゚゜)\バキ☆

ここからBRAHMANメンバーが登場。
次から次にゲストが登場して、BRAHMANのナンバーや縁の歌を歌う。
TOSHI-LOWもメンバーもゲストもホント嬉しそう。
自分がBRAHMANのファンだったら、もっと楽しめたんだな、と思うと残念。
ただ、BRAHMANの曲はメロディラインがハッキリしていてサウンドがラウドで
知らなくても充分楽しめる。

このLIVEで今回初めて観るアーティストたち。
エゴラッピン、SION、吉野寿&SAナオキ、チバユウスケ、Back Horn錚々たるメンバー。
エゴラッピンは気になるアーティストだったので、見れて嬉しかった。
そして、馴染みあるエレカシミヤジ、ハナレグミ、民生。
TOSHI-LOWはエレカシの「too fine life」(アルバム「生活」収録)なんて渋い曲を
選んでミヤジと熱唱。民生のゆるい感じ、歌うとさっさと退散する感じがとても良かった。

そして最後に紹介された中川敬、うつみようこ。歌うは当然「満月の夕」。
TOSHI-LOWはこの曲を311の直後から歌っていたらしい。
中川の三線で始まるTOSHI-LOWメインで歌われる。
多く集まった人も真剣に聴いている。この日、この歌を聴くのは3度目。
拍手喝采の中、終了。うつみさんの「満月3兄弟!」の紹介が素晴らしかった。


まだまだ祭りは終わらない。鳴らないアンコールの拍手にバンド登場!
「こっからはフツーのLIVEだ!」ということでBRAHMANのソロライブ。折角なので見る。
激しいサウンド。2曲目からTOSHI-LOWは客席に飛び込み、客の上に立つ。
その周囲でモッシュが起きる。凄い光景だ。
モッシュやダイブはあるけど暴力的なムードは皆無。
お客さんのバンドへのLOVEとリスペクトが溢れているから。
あれは彼ら也のコミュニケーションの取り方だと思う。
途中で細見武士が飛び入り!TOSHI-LOW同様、客席に飛び込み客の上に立つ!壮観!
2人はお互いへのリスペクトを交感する。
大宮エリーさんがこれを見て「二艘の船」と表現したが、まさにそんな感じ。

そこからがもう凄かった。TOSHI-LOWが熱く語ったこのイベント、そして東北への想い。
「似合わなねーとか分かってるんだよ!でも『誰かがやらなくちゃいけない』なら、
その『誰か』になるんだ!」の熱いメッセージにはガツンと来た!
しかも、このLIVEの翌日、BRAHMANは水害に合った常総に行って支援LIVEをやるという。
その行動力に唯々アタマが下がる。

大盛り上がりの中、LIVEは終了。何も言えん。素晴らしい物を見せて貰った。
BRAHMAN、機会があれば聴こう。TOSHI-LOWにはまた逢いたい。また見たい。


アラバキもこれで終了。会場を横切ってバス乗り場に向かう。
祭りは終わった。
アーティスト、スタッフ、集まった音楽ファンの皆様ありがとうございました!<(_ _)>
東北への愛と熊本への想いに溢れた素晴らしい2日間でした。


翌日新幹線で東京に戻る。
ヨモちゃんは矢鱈甘えてくる。何だよ?シッターさんにも甘えていたくせに。
しょうがないなぁ。こいつぅ~!(゚゜)\バキ☆)(゚゜)\バキ☆)(゚゜

アラバキ行って良かったな。ホントに楽しめた。
馴染のアーティスト以外にもサカナクションやアジカンみたいな
普段あまり触れていないアーティストのLIVEが見れた。
また、Rei、GLIMSPANKY、大森靖子の新しいアーティストにも出逢えた。
一番印象に残ったのは清水ミチコとTOSHI-LOW。この2人は凄すぎた。

野外フェスはこれまで、ずっと行きたかったけど中々踏み出せなかった。
でも嫁@パンダが提案してくれた御蔭で今回素晴らしい体験が出来た。
嫁@パンダが一緒なら翔べるんだ。

今回アラバキに行ったことで、また東北を好きになっちまったな。
東北LOVE!東北サイコー!また、行くぜ!

嫁@パンダにベッタリのヨモちゃん。なんだ?その甘えっ子顔は?(T▽T)

コメント

アラバキロックフェス2016最終日レポ前編

2016年05月02日 | オトの記憶(CD、ライブ)

アラバキ2日目、最終日。初日以上に濃い内容なのでレポを2つに分けます(笑)
2日目は見たいアーティストが盛り沢山。朝早く出てシャトルバスに乗る。
昨日よりは時間が掛かったけど、それでも開始前に無事到着。
この日はGLIM SPANKY、清水ミチコ、アジカン、大森靖子、
ソウル・フラワー・ユニオン、最後にブラフマン「The Cover」を見る予定。
ウルフルズやくるりは体力や時間を考えて断念。

○GLIM SPANKY@花笠
今年になってハマった男女ユニット。インストアライブは見たがバンド形式LIVEは初めて。
レミ嬢は花柄のシャツ。似合ってる。「ワイルドサイドを行け~褒めろよ」でスタート。
ギターの亀本クンは前に出てきて客を煽り、VOレミ嬢はハスキーボイスでシャウトする。
次から次にロックナンバーを繰り出し煽る。サポートのベース&ドラムもパワフルでイイ!
レミ嬢は二コリともせす次から次に歌いギターをかき鳴らす。20代前半なのに威風堂々。
亀本クンのギター凄い。近い将来、ギターヒーローとして名を馳せるのでは?
ラストは大好きな「大人になったら」。これもバンドアレンジで強烈なロックになってた。
うーーーん、凄いモノを見た。デビューして間もないのに既に風格が或る。
今度はソロライブを見たい!


○清水ミチコ@磐越
自分的にはこのフェス最大の目玉(笑)。昔からミっちゃんは好きでDVDを持ってるがLIVEは未見。
 大勢の客が詰めかけている。ミっちゃん普段着で登場して気さくに話す。
 「他のアーティストは1つの声しか出せないけど、ワタシは10や20は当たり前、40、50
 を目指します!」と言ってライブ開始。
 美しいピアノに乗ってお馴染みの桃井かおりやユーミン、矢野あっこちゃん、
井上陽水、森山良子のモノマネのホンモノが見れて、もう大感激。客席は爆笑&喝采。
そして、キヨシローのモノマネも!マネでもまたキヨシローに会えてウレシイ!

 他にも女優やタレントのモノマネも披露。愛情と悪意に満ちた茶化し(T▽T)
 その後は「歌唱法コーナー」で各アーティストの歌い方教室。
 ここ・・ヤバすぎて書けません。(T▽T)山○○○、M○○○○○○○にはホントに笑った。
 最後まで見たかったが、泣く泣く退場。
 でも、ホント楽しかった!何気に超大物に噛みつく姿勢に好感を持った。



○休憩
 ミっちゃんを見てた嫁@パンダと合流。またMOTO友さんとも偶然会う。
 音楽話を色々。アラバキ初心者の我が家。この方が居てホントにココロ強かった。感謝☆
 嫁は真心ブラザーズ、ボクはアジカンを見に。一旦別れる。

○アジアンカンフージェネレーションズ@みちのく
アジカンはアルバムを1枚、シングルを数枚聴いた程度。アジカンのライブも未体験。
 でも、Gotchの「The Future Times」には都度刺激を貰ってるし彼のインタビューは
 よく読んでる。御礼の意味も込めてアジカンのLIVEをチャンと生で見たかった。

 開始時間を間違えて後半から見る。凄い人。メンバーは豆粒状態。
 雄大なギターロック。曲は正直知らないが、熱い演奏、声を嗄らして歌うGotchの姿に見入る。
サカナクション同様、「見せたい世界」「伝えたいもの」が確としてあって懸命に伝える
 姿勢に感銘を受けた。ある種のリアルさを感じた。


○大森靖子@荒吐
 大森さんは過去カーネーションのイベントで2回見た。何度かアルバムを聴こうと
 試聴したが、キャラの強烈さに引いてしまいチャンと聴くまでに至っていない。
 でも、この前DLで買った「無修正ロマンチック延長戦」(直枝さんとのデュエット!)
 がサイコーに良かったので今回チャンとライブを見たかった。

 予想通り強烈なライブだった。靖子嬢はフリフリのスカートを履いて叫び喚き駆け回る。
 客を煽り感情を露わにぶつける。早口すぎて歌詞がまともに聴き取れない。
 心地よさゼロ。このコ、滅茶苦茶イタイ。見てるのツライ。思わず目を背けたくなる。
 同時にこんな若い女の子のココロの叫びが50代のオッサンに真っすぐ届いてくる。
 イタイのがなんだ?ロックなんてイタくて当たり前だ。そんなことも忘れたか?
 直枝さんの狂ったようなギターがアラバキの空の下に吠える。そのオトに酔う。
 靖子嬢は客席へのこじれたLOVEを全力で表現していた。Gotchと違う意味でリアルだった。
 強烈な毒薬を無理矢理呑まされた感じ。でも偶には猛毒もイイもんだ。意外と美味かった。
 大森靖子、また見たい。作品もチャンと聴いてやるぜV(^^)

 
○ソウル・フラワー・ユニオン+うつみようこ@荒吐
前も書いたがSFUは決して詳しくない(笑)曲は有名のしか知らんし。
 SFUのワンマンライブは1回しか見たことがない。でも、矢張り見たいバンド。

 サウンドチェックの段階で既にバンドメンバーが登場し1曲歌う。
 メンバーが引っ込み改めて登場!うつみさんがコーラス&大皷で入る!やった!
 1曲目は「風の市」。ボクは今回近くで見たくて比較的前に陣取った。しくじった!
 お客は跳ねてグルグル回り出す。SFUのライブで前方に行ったら危険と知っていたのに!
 その後は中川は「ニューエストモデル30年なんで、こっからニューエストモデル再結成!」
 うわ~!そんなスペシャルな!来てよかった。
 「こたつ内紛争」生まれて初めてナマで聴いた!奥野のピアノソロに燃えた!
 続いては「ソウルフラワークリーク」!うつみさんの弾丸ラップが凄い!
 「エンプティ・ノーション」ではTOSHI-LOWが飛び入り。シャベル持ってるし(T▽T)
  TOSHI-LOWは客席に飛び込み、客の上に立つ!SFUのライブに鬼が来た!
 最後は「海行かば 山行かば 踊るかばね」。そして「満月の夕」。
 客席は踊り歌う。オレも嫁も歌う。この歌は・・何度聴いてもイイもんだ。



ここまでGLIM以外は、そんなに聴き込んでないアーティストばっかり。
でも、いずれも素晴らしかった。新鮮だった。こういう出会いもフェスならでは。

そしてこの日の最後、最大のイベント「ブラフマンThe Cover」に向かう。
実はボク、ブラフマンもチャンと聴いてない。コレとの対バンで1回見たきり。
しかも、このイベントを「ブラフマンとゲストが洋邦の名曲をカバーする」趣旨
と思ったら「ブラフマントリビュート」だったんですね!
何という勘違い。アホ。ブラフマン&ゲストの皆さん、失礼しました!<(_ _)>

でも、締めくくりに相応しい強烈なライブでした。ということで後編へ。
(゚゜)\バキ☆)(゚゜)\バキ☆)(゚゜)\バキ☆

コメント

アラバキロックフェス2016 初日レポ

2016年05月02日 | オトの記憶(CD、ライブ)
行ってきましたアラバキ。先ずは初日のレポ。
新幹線で仙台に向い一旦ホテルに荷物を預ける。会場は山の中。
昨年は会場に到着するまで混乱が有った様だけど、バスに乗るまで、乗ってから会場まで
ホントにストレス無く進んだ。スタッフの皆さんの采配に感謝☆
入り口前でリストバンドを装着し、さぁいよいよ入場!


先ずは嫁@パンダと会場内を散策。広い。テントが並び、大勢の人が歩く。
寒いので慌ててコートを羽織る。

今回は馴染みのアーティスト、有名なアーティスト以外のアーティストも見たかった。
HANAGASAステージでポラリス、HATAHATAステージでピロウズを見る。
ポラリスはFISHMANS的な漂う系の歌世界(bはFISHMANS柏原譲)。ウン、割と好きかも。
ピロウスは人気あるバンド。大勢の人が集まってた。ノリが良いビートロック。
元春やコレに通じるメロディラインやフックが楽しめた。
で、ここからはお目当てアーティストのLIVEに参加。

○「KING ALL STARS」@磐越ステージ
 リハから加山雄三(以下「若大将」と略)が登場。当然、見るのは初めて。
本番開始。若大将、若い!分厚いロックサウンドに負けてない張りのある声。
 ギターが滅茶苦茶上手い!!バンドメンバーはもうカッコいいとしか言えない。
ウエノコウジのベースは初体験。コ―タローがギター弾くとタイジが「若旦那!」と煽る!
 タイジのジミヘン風味のギターもイイ。
 若大将はご機嫌で終始客席に話し掛ける。ジェントルな物腰が何となく元春を思わせる。
 ステージの上の旗がはためき、ステージ上を鳥が飛んでるのがイイ感じだった。
 ベンチャーズやプレスリーのcoverやオリジナルを決めて最後は「海よ」で終わる。
 いやぁ、見て良かった!
  


○コレクターズ@花笠ステージ
 いきなり「タフ」からスタート。盛り上がり曲ばかりを立続けに演奏。
 加藤クンは来年の武道館LIVEに触れ「みんな有休取って、場合によっては親戚を○○
(自粛(笑))してでも来てくれ!」としっかり宣伝。
 最後は「Tシャツレボリューション」。コール&レスポンス。東北でこれを聴けるとは!
 リーダー終わりを歌い方を・・少し間違えてた(T▽T)
でも、東北でコ―タローのギターが聴けて大満足。
 

 
○休憩1
 少し休んで場内を歩く。寒いし、小雨が降ってる。
 場内をうろついている間に発見。津軽ステージの横におじちゃんがいた!
 アラバキの何処かでキヨシローに会えたら、と思ってたので嬉しかった。
 おじちゃん、此処にいたね。逢いたかったよ♪
 

○サカナクション@みちのくステージ
 人気バンド。今回見たかったアーティスト。人気バンドだけあって最大のステージで演奏。
 大勢のお客さんが詰めかけステージが見えない。山口一郎クンが豆粒程度に見える(^_^;
 サカナクションはシングルを数枚持ちアルバムを3枚聴いた程度。
 でも、メディアで取り上げられることが多く、その独特の世界観を生で体験したかった。
 レーザー光線を使った派手な演出、そして打楽器チームとのコラボ。
 最近までやってたツアーの構成を野外フェスにそのまま持込んでる所に彼等の誠意を感じた。
 響くリズムに場内はRAVEパーティーと化する。
 その後に続く「アイデンティティ」「ルーキー」「新宝島」「AOI」のヒット曲連発。
 「これを見せるんだ!」という絶対的な意志と自信。いやぁ圧倒された。
 オールドロックファンには彼らを「ロックじゃない」と揶揄する人も居るが・・・
 オレは圧倒的にロックを感じた。また見てみたい。
 


○休憩2
 辺りはもう暗闇。寒い。ホットワインを買って飲むとかなり温まった。
 サンボマスターや民生を見たい気がしたが、かなり疲れている。
 この日の最後に、気になっていた「あのヒト」に会いに行くことにする。

○ニセ「忌野清志郎」@Extra Stage @ MOVE LOUNGE
 他のステージより小さなステージ。そこにニセキヨシロー(笑)が登場!
 ホンモノより小柄!でもメイク、派手な衣装はまさにキヨシロー!
 見た瞬間・・・涙が溢れて止まらなかった。この東北でキヨシローに逢えた!
 キヨシローは「今年はオレのトリビュートが無いから自ら登場した!」
 「去年より集まってるじゃないか」「それにしても寒いな」と毒を吐く(T▽T)

 いきなり「JUMP」でスタート。
キヨシローのソロライブに行かなかったオレは初めて生で聴く曲。
一緒にジャンプしちゃったよR(^^
 続いては「トランジスタラジオ」!そして「あふれる熱い涙」「I LIKE YOU」!
 わぁ!オレが好きな曲ばっかり歌ってくれる。しかもマントショ―まで!
 キヨシローは後輩バンドホフディランの宣伝(笑)をして、彼らの「SMILE」をカバー。
 これが、ほんわかムードの実に良い曲だった。
 「デイドリームビリーバー」を大合唱して一旦退場。
 アンコールに直ぐ登場して東北、熊本の被災について温かいメッセージを送る。
 オーラスは当然「雨あがりの夜空に!
 最後キヨシローは「がんばれ!東北!がんばれ!熊本!」と叫んで去って行く。感無量。
 



○帰着
 ここでボク等は初日を終了。バスで仙台駅前まで戻る。帰りもスムーズ♪
 4組見たらもう疲労困憊。2日目は見たいアーティストを絞り込むことに。
 疲れが出てどっと眠ってしまった。
 こうしてアラバキ初日は無事終了しました。

○おまけ:ヨモちゃん
 ヨモちゃんはお留守番。
シッタ―さんの報告によると、遊んでもらってゴロゴロ喉を鳴らしていたとの事。
 行く前はあんなに嫁@パンダに甘えていたのに・・・(T▽T)
 
 (パンダちゃんはいつ帰ってくるにゃ?)
コメント