僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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ソウルフラワーユニオン&カーネーション「闇鍋音楽祭」SFU編 

2011年03月27日 | ノンジャンル

第二部はソウルフラワーのLIVE。休憩時間に客席最後部に移動。
ソウルフラワーライブ客席前はかなり凄いことになると聞いてたので尻尾を巻いて避難(^_^;
でも結果的にはライブ全体・特にお客の反応がよく見えて良かった。

中川とメンバーが入ると客席怒号の様な歓声。「みんなの笑顔を見に来たで」と中川破顔。
その瞬間客席に大きな安心感が広がるのを感じた。如何に信頼されているバンドか実感した。

演奏が始まるとステージが一気に輝きだす。中川もメンバーもニコニコ。
ステージ上は明るく祝祭ムードが広がる。
カネの内省・攻撃性とはまた違う。あ~こんなほのぼのムードのライブなんだ。
中川が歌う度に客席は反応し声を挙げ、手を広げ踊る。
コーラスの上村美保子さんはニコニコしながらダンスを披露。
奥野のキーボードが結構フューチャーされてる。スタカンのカバーには吃驚。
おそらくボクが今まで見て来たライブで最も華やかで明るいムードのライブだった。

曲目は正直よく分かりません(笑。多分最近のアルバムを中心に演奏されてたのでは?
途中でリクオの「アイのウタ」をカバー。これは素晴らしかった!
客席も「シャーララララ」のコーラスを一緒に歌う。男性の声が大きい。
で歌・演奏も素晴らしいが傑作だったのは中川のMC。以下抜粋。


・思ってたより集まってるな。2、3人しか来ないと思ってた。
・今回の地震で力のある奴は力を出せ!技術のある奴は技術を出せ!
 金のある奴は金を出せ!何にも無い奴は元気を出そう!
・「自粛するな!自粛しろ!」って意見があるがどっちも賛成できない。
 自粛してる人は被災地にココロを砕いて自粛してる。
・オレ等の仲間が現地で色々がんばってる。今何もできないって無力に思ってる人も
 順番を待っとけ。
・(客席から「実家に帰らんで良かった」という声があって)
 今日は君の人生話を聞いてるヒマはあらへん。「島根?」って聴いてへん(T▽T)
・このツアーでこの話をするのは3回目。
 けどオレは一流やから初めて来た人のために何度でも同じ話をしてやるで。


まぁよく話す話す。客席も気さくに話しかける。
で阪神大震災のときに被災地で演奏したエピソードもいろいろ話してくれた。
演奏後サイン会になったけど子供が「こんな有名でない人のサインもらってもしゃぁない」
と言った話とか、旧い民謡を演奏したらお婆ちゃんが喜んでくれたとか。

中でも印象的だったのは阪神大震災で被災地の人がマスコミについて
「みんな、がんばれって言ってさっさと帰るのが腹立つ。
 なんで一緒にがんばろうって言わないんやろう」という話。
今回の地震報道でも、それは感じる。
勿論心を込めて「がんばって」と言う報道関係も多いだろう。
ただ、残念ながら画面からそれは伝わってこない。
とりあえず「がんばれ」と言っておけば励ましてるポーズとして無難に収まる。
そんな安易さを感じることが多い。多すぎる。
自分は安全な場所で血を流さず傷ついてる人に「がんばれ」とエールを送る。
そういう人間には・・・絶対なりたくない。ならないように生きよう。

そして唄われた名曲「満月の夕」。SFUヴァージョンは凄く明るく楽しい。
現在(いま)此処に居る、生きている、それを高らかに祝福し謳いあげる。
客席も一緒に歌う。みんな楽しそうだ。この景色は・・・凄かった。感銘を受けた。

「満月の夕」が引き鉄となって後半クライマックスに。
阪神大震災の際現地で歌ったという「がんばろう」が凄まじかった。
ベースのJIGENさんが唄う「秋田音頭」、オーラスは「海行かば山行かば踊るかばね」
中川は笑いながら三線やエレキを弾き倒す。奥野はキーボードを叩きつける。
上村さんは踊る踊る。そして客席・・・叫び踊り唄う。
これはホントにライブか?祭りじゃないのか?それとも何かの決起大会では?

アンコールはカバー大会。阪神大震災の際、神戸で大合唱になったという「安里屋ユンタ」
「さぁ~よいよい」をみんなで大合唱。オレも唄いました。
「ピープル・ゲット・レディ」の日本語カバーも楽しく歌う。
そして大団円。最後の曲名も知りません(笑。明るく楽しく終りました。

残念ながらカネとの共演はなし。まぁ終ったの夜10時過ぎだしね。
ホントは晩御飯は外食にして経済に貢献したいとこですが遅いので帰宅しました(^_^;
ヨモギが一人で留守番してるしね。
帰宅するとヨモギは嫁@パンダに甘えまくり。寂しかったのかい?ゴメンね。


色々考えさせられるライブでした。今まで見たことのない明るいライブ。
決してボクの好みのオンガクではない。今後もアルバムを熱心に聴く事はないだろう。
でも圧倒的な魅力に溢れている。無視はできない。機会あればライブはまた見たい。

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ソウルフラワーユニオン&カーネーション「闇鍋音楽祭」カネ編

2011年03月27日 | カーネーション
昨夜渋谷でソウルフラワー&カネLIVEが有り行って来ました。
長くなるので2つに分けます(^_^;

チケット購入したのは地震発生前。地震の影響で中止か?と思いきや決行とのお知らせ。
ボク自身最初行く事に迷いがあった。電車が動いてるか?帰れないのでは?の不安もある。
そして被災地が大変なときにライブを楽しんでイイの?というキモチもあった。
でも「中止しない」という中川と直枝さんの覚悟とファイトに応えたかった。
基本売られた喧嘩は買う主義なので(違うって^^;)

実は以前ソウルフラワーというか中川は苦手なバンド、シンガーでした。
10年前「アンチェイン」というアルバムで聴いた中川のどす黒い声に恐怖を感じ
以来殆ど聴かず。ただどんとイベントで中川の生の声と破天荒なキャラに触れ
徐々にそのトラウマは解消。嫁が持っているニューエスト、ソウルフラワーの
アルバムを聴くうちにその魅力が分かるようになりました。
ただ、正直言うとソウルフラワーのアルバムってどれも同じに聴こえますが(^_^;
ボク自身はニューエストモデルの方が好きかな?。(゜゜)\バキ☆。(゜゜)\バキ☆

会場は渋谷O-WEST。表参道から歩いて向かう。
渋谷駅前の3つのビジョンは消えている。あの暴力的な音が消えて静か。キモチいい。
道玄坂・円山町は大勢の人で賑わっている。派手なカッコの若者が募金を呼掛けてる。

会場に入ると震災に向けての募金箱が設置。嫁と2人で僅かながら募金しました。
オレってイイ奴(゜゜)\バキ☆。(゜゜)\バキ☆

ライブは中川の挨拶から開始。「ハンドマイク似合わへんやろ?」のコメントに爆笑。
先ずはカネから。ナオエさん、エレキを持ってる!今回は節電モードでは?
「やるせなく果てしなく」からしっとり開始。ナオエさんの声とギターが広がる。
その瞬間、自分の中にあった棘や澱が溶けてゆくのが分かった。
続いて「Real Man」いきなりこれか!一挙にエンジンがかかる。
ここからはキーボードで奥野真哉がゲストで参加。なんて豪華な!
ナオエさんはニューエストと岡村靖幸があれば他の音楽が無くても過ごせるそう。
今回の共演について「光栄です!」と嬉しそうに叫んでた。

「十字路」「New Morning」と「闘う歌」2連発。
ナオエさんはエレキを掻き鳴らし叫ぶ。自分の感情が解放されていくのが分かった。
嗚呼、オレ、エレキギターのオトに飢えてたんだ。そう感じた。
この状況でライブ見れるだけで贅沢。それは分かってる。
でもアコギやアンプラグドでなくて激しく凶暴なエレキのオトそれが聴きたかった。
そして、この場にいてナオエさんのエレキに癒されてる自分がいた。

ナオエさんは地震には一切触れず「いつもどおりのライブ」を展開する。
でも、気合の入れ方がハンパなかった。声もギターも気迫に満ち満ちてた。
「ANGEL」の一言一言が刺さる。「この悲しみ」のヤクザなギターに手を鳴らす。
そして「ジェイソン」!!奥野はいきなりの共演でこんな難曲を弾かされるのね(T▽T)
「Edo River」ナオエさんは客席を煽り歌わせる。
でここで終わりかと思ったら「夜の煙突」に突入。
アンコール・共演用に取っとくんじゃないの?

ナオエさん前にグイグイ出てくる。客席はもう大騒ぎ。狂騒。
オレは後半のソウルフラワーのことを忘れて踊りまくった。最高!
最後メンバーを紹介してカネはここで終了。ナオエさんは最後まで残って手を振って退場。


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甘えん坊の猫さんたち

2011年03月20日 | 
我が家のヨモギはチョー甘えっこ。
いつも嫁@パンダにベッタリ。


でボク等が住んでいる荒川区にはお散歩猫さんが多い。
飼い猫を外で飼っているのをしばしば見かけます。
で人なれしてるのか、声を掛けると結構寄って来ます。

このコは近くの商店街でよく見かけます。声をかけると「に゛ゃー」と返事します。

このコはあるお宅の前で見かけました。声を掛けると嬉しそうに飛んで来ます。
撫でると嬉しそう。ボクや嫁の指を舐めたりゴロゴロ転がったりホント楽しそう。

今日谷中霊園に行くと近くで飼っている黒猫さんが矢鱈甘えた声を出してました。
頭を撫でてあげるとボクの膝の上に乗ってきました。カワイイ奴だ。

ウチのヨモギさんも負けないくらいの甘えん坊。
朝、ボク等が起きてこないと「ふにー」と寂しそうに鳴く。
嫁がお出掛けしようとすると足にしがみついたり噛んだり大騒ぎ。

もう我が家に来て2年。そろそろ大人になろうね。お坊ちゃん♪


(追伸)
今日上野公園の側を通ると大学生が何人も声を涸らせて被災地への募金を呼掛けてた。
すごく一生懸命でボクも嫁もささやかながら募金しました。
ボクが大学時代の時はこういう募金を呼掛けるなんてしなかったな。
照れくさいとか或いは醒めてたとか、そういうムードが確かに有った。

でも最近の高校生や大学生は世の中のため色々行動をしている。
以前日暮里周辺を散歩してたらゴミ拾いしてる大学生の集団を見かけたし

地震の後、「恥ずかしい行動をする大人たち」が多く見られる。
でも一方で他人のためがんばる「カッコいい若者たち」が確かにいる。
若者が大人に対して失望しない様な、大人として恥ずかしくない行動をしたい。
今日そう思いました。
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HAPPY BIRTHDAY!!MOTO

2011年03月13日 | 佐野元春
こういう状況でこの様なことを書くのが適切かワカリマセンが。
地震に負けて言いたいことを言わないのもイヤなので。

今日は元春55歳の誕生日だ。おめでとう!
こんな哀しい状況だからこそ大声で叫びたい。おめでとう!おめでとう!

元春から公式HPのTOPにステキなメッセージが寄せられた。
「それを「希望」と名づけよう」
http://www.moto.co.jp/
読んでてシャンとなった。自分の誕生日にファンに励ましのプレゼントを贈るなんて。
9.11の時の「光」配信といい、このヒトはすごい。ホント尊敬する。

ホントはライブ会場でバースデイソングをみんなと歌いたかったけど仕方ないね。
楽しみは先にとっておこう♪

元春のメッセージをうけて自分に何が出来るか考えよう。
少なくともニュースを見て暗い顔でため息をつくことじゃないだろう。

この状況でオレという「個人」に何が出来るか?
安否がわからない東北の友人を探すか、節電をするか?寄付をするか?献血するか?
明日からの仕事をマジメにするか?

考えろ、考えろ>自分。「クラレッタのスカート」を直すために。
とりあえず、今日はゴミ拾いをします。
こういう勇気を与えてくれた元春にありがとうを。そしておめでとう☆

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理想の逝き方

2011年03月05日 | 日々の泡(日記)
ここ数ヶ月で夜アタマがボンヤリすることがある。
意識がハッキリせず周囲の風景が霞んで見える。眩暈とも違うミョーな違和感。
最初は病気か?と不安になったが単なる仕事疲れや運動疲れみたい。(^_^;

眩暈が起こったとき最初は不安だったけど最近は楽しむことにした。
休日の夜、食事してお酒を呑んで嫁がいて、ヨモギがいて。何かシアワセ。
そう思うとふんわりとした気分でまどろんで・・・最高じゃないか。
これがもしかして「いつか」って奴か?楽しいなぁ。このまま逝ってもイイかも。
そういうと嫁に「さっさと逝ってワタシ達を解放してくれ」と云われた(T▽T)

40歳を超えたあたりから「死」を身近に感じるようになった。
入院したり父親が亡くなったことも原因かも知れない。
若いときに比べて疲れやすい、気力が続かない、怒りも長続きしない。
「ま、いっか」「悩んでも仕方ない」「あきらめよう」そう思うことも増えた。
明らかに生のエネルギーが衰えている。減っている。ハッキリと感じる。
あと数年で50歳。人生の終わりに確実に近づいている。

でも「死ぬこと」はそれ程怖くはない。
嫁とヨモギと毎日笑って生きてる。もう十分楽しませてもらった。
何も不満はない。思い残す事はない。十分むくわれた。いつ逝ってもイイ。

といいつつ重病にでもなったら死に怯えてオタオタする気がするが(^_^;

死ぬのは別に怖くはないが「死ぬならこう逝きたい」という条件を決めている。
これだけは絶対譲れない(どれだけ注文が多いんだ笑)
 ①嫁やヨモギよりも絶対先に逝く。一人残されるのは絶対イヤ。
 ②死ぬ場所は絶対「自分の家」。住み慣れた我が家の畳の上で逝きたい。
  会社で倒れてそのまま息絶えるなんて真っ平ゴメン。病院もゴメン。
  嫁やヨモギの側で逝きたい。
 ③最後の瞬間は嫁とヨモギのパンチを喰らって「アハハハ」と笑いながら逝きたい。

これを嫁に云うと「やめてくれ。外で逝ってくれ。迷惑かけないでくれ」と一喝。
更に「最後は嫁とヨモギの手にかかって逝きたい」というと
「ワタシとにゃにゃんのトラウマになるじゃないか」と嫌な顔をされましたr(^^;

死んだからって嫁とヨモギとお別れってワケじゃない。死後も一緒さ♪
幽霊となってその辺を漂って嫁とヨモギを鑑賞して楽しく過ごします。
「嫁はおもしろいな。ヨモギはカワイイな」ってね。
嫁は「キミがその辺に浮かんでると空気が澱むから絶対わかる」と一蹴。
「死んでるんだからそれ位の楽しみはイイだろ?」と言うと眉をひそめられました。

にゃにゃん、オレより長生きしろよ。
オレは土の中で「嫁とヨモギいつ来るかな?来たら3人で楽しく暮らそう」
ってワクワクドキドキしながら楽しみに待ってるからさ。(゜゜)\バキ☆


アホで不謹慎なことを書いてスミマセン。<(_ _)>
でも死ぬことなんざ怖くない。オレは死後も楽しく愉快に過ごしてやるんだ。V(^^)

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