僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
コメント欄はモラルを守った上で御自由に書込みどうぞ。

ひまわり~仙台若林区ボランティアレポ

2012年08月26日 | 東北のためできること
金曜日の夜から仙台若林区にボランティアに行ってきました。
前回行ったのは6月。今回も前回同様JTBのツアーを利用しました。
上野からバスに乗って仙台に向かう。道中、伊坂さんの「夜の国のクーパー」を読む。
思わぬ設定にドキドキ。バスの中ではあまり眠れず。

朝食は塩釜市場の定食屋さんでいただく。何でも「鶴瓶の家族に乾杯」で紹介されたそう。
鮭イクラ丼、美味かった~!おばさんがボクの格好からボランティアと気付いたのか
「暑いけど頑張ってね」と言ってくれたのが嬉しかった。


仙台に着いて先ず深沼海岸を見学。仙台ボランティアもここを見るのも4回目。
この周辺はまた津波が来る危険があるので人は住めない。
戻りたい人の「また住みたい」と書いた看板や黄色いハンカチを飾っている。
行政に対する攻撃的な文章も見られる。読んでて胸がつまる。
大きな瓦礫は重機で撤去されたけど、それだけで復興が終わるわけじゃない。
周辺は平地状態。誰も住まず、また壊れた建物や一箇所に山と積まれた瓦礫。
この瓦礫はどう処理するのだろう?何処が引き取るのだろう?
「現実」を目の前に立ちすくむだけ。何も言えない。

ここの景色は何度見ても胸が痛む。いつまで経っても馴れない。

海岸のあちこちにヒマワリが咲いている。地元の学生ボランティア「reRoots」
の皆さんが被災者が此処に戻るとき、あまりに殺風景だと気が滅入るだろうから
ヒマワリを植えて気分を明るくなってもらうため植えているとのこと。
荒れた地に花を咲かせる・・・とてもステキなことだ、素晴らしいことだ(v_v)”


reRootsの学生さんの指示の元、ある農地の雑草除去と瓦礫除去。
農地は手入れしないと雑草が伸び放題、また地面に細かい瓦礫が残っていて
これを取り除かないと作付けが出来ない。
参加者と一緒になって作業。参加者の中に陽気なお爺さんがいて和気藹々と活動。
ただ・・暑い。睡眠不足もあって30分ほどでフラフラ(^^;)ゞ
参加者皆さん、頑張って雑草がどんどん取り除かれる。対してワシのペースは遅れ気味。
うーん、ボランティアも既に6回目というのに情けないぞ。

お昼休み。暑さにやられて食事を残してしまう。スミマセン<(_ _)>
参加者の皆さんと話す。今回、現地の人とは話せなかったが参加者と話せたのは良かった。
reRootsのリーダーに例のお爺さんが話しかけ笑いを誘う。良いムードメーカーだ。
日陰で少し眠り体調回復。午後は涼しくなってきた。よし!頑張るぞ!

午後は瓦礫の撤去。津波の影響で土の中に色んなモノが入り込んでいる。
石、木片、金属、セトモノ、ガラス。これを一個一個拾って取り除く。
午前中より順調に進むが、途中で手足にミョーな痺れが出てきた。暑さのせい?
お昼過ぎまで作業。雑草はほぼ取り除かれ瓦礫も沢山撤去できた。
ウン、これで農家さんが前に進めたら良いな。

帰りは「reRoots」に寄って「復興風船」と「カメの根付」を購入。
カメは仮設住宅に住むお年寄りが作ったもの。その代金は支援に使われる。
風船の代金は「reRoots」の活動費に使われる。

現地が復旧するには現地のボランティア団体を応援するのは絶対必要。

帰りはスーパー温泉で一息。体のアチコチにミミズ腫れや痣が出来ている。
うーん、今回は暑さにやられて全力で頑張った!とは言えないなぁ。
「暑さなんぞ蹴散らしてやる」と言ってたのに情けない(^^;)ゞ

帰りのバス。窓の外には仙台の風景が広がっている。見ていて胸がつまる。
宮城県は被災地の中で復興が進んでいると言われる。
でも、1年経っても未だ戻れない人、仮設住宅住まいの人は居るし、
農地の整備も進んでいない。これはまだまだ支援が必要ってことだ。
それは忘れちゃイケナイし忘れない。忘れない、だけじゃなくって行動しよう。


帰宅するとヨモギが甘えてきました。よしよしオレが居なくて寂しかったのか?

仙台ボランティア。今回の出来はイマイチだったな。ま、次回がんばるさ。
ホンキのオレはこんなもんじゃない。次回はオレのホンキを見せてやるよ(゚゜)\バキ☆

来月も予定が合えばまた行こう。あのヒマワリに逢いに行こう。



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文庫本になるのを待てなくて

2012年08月23日 | 伊坂幸太郎
今日は他社との交流会。いろいろ有意義な話が出来て刺激的だった。
他の会社の状況を聞いて、やっぱりウチの会社はフツーじゃない、と分かった。
「ここはヘンだ」と感じた自分の感覚は間違ってない。それが分かって良かった。

そのまま直帰。明るいうちに家に帰るのはキモチいい。夕暮れ空がキレイ。

帰りに本屋で伊坂さんの新刊「夜の国のクーパー」を購入。


伊坂さんの本は基本文庫本で買う主義。文庫本なら軽いし持ち運びに便利。
伊坂さんの本は何度も読み返すのでハードカバーよりも文庫本が良い。

でもこの作品は「猫と戦争、そして何より、世界の秘密についてのおはなし」
という内容。猫!ねこ!ネコ!世界の秘密!オレが好きそうな内容。
これは文庫本化まで待ってられない(゚゜)\バキ☆
ということでハードカバーで買っちゃいました(^^;)ゞ

実はこの本を買ったのはもう1つ理由がある。
明日の夜また仙台にボランティアに行く。
ボランティアのときはいつも伊坂さんの「終末のフール」と「仙台ぐらし」を持参する。
この2冊は仙台を描いていてホントに好き。何度読んでもココロに響く。
でも今回は新しい本を持っていきたかった。

ボクがボランティアを開始して1年。いつも必ず伊坂さんの本を持って行ってる。
何度も何度も読んだ「旧い友人」の様な本たち。
でも、今回からはあたらしい友人(本)を連れて心機一転を図りたかった。
「猫、戦争、世界の秘密」・・紹介文を読むだけでワクワクする。
また「世界を変えるステキな物語」が繰り広げられるのだろうか?
「魔王」や「重力ピエロ」「ゴールデンスランバー」「モダンタイムス」みたいな。
それは・・きっとオレに「闘う力」を与えてくれるだろう。

仙台も暑いだろう。ま、気にしない。ちょうどいいハンデだ。
東北の人はいろんなモン背負ってるんだ。暑さなんぞ蹴散らしてやる。

さ、にゃにゃん行ってくるよ。ホントはキミを連れて行きたいけどそれはムリだし。
伊坂さんの本をお供に、がんばってくるからね☆

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花火大会

2012年08月19日 | 日々の泡(日記)
週末お休み。午後は嫁と近所でお買い物&猫めぐり。
色んなところで猫さんに遭遇。下の猫さんはお稲荷神社で会いました。
嫁に向かって「ハァ~」と威嚇。中々気合が入った猫さんだ(^_^;

夜は友人の招待で二子玉川花火大会に。ボクは3年ぶりに行く。
駅前は観光客で混雑。
絶好のポイントでお酒を見ながら夜の光の饗宴を楽しむ。

以下撮影した花火の写真。撮るタイミングがむつかしくて殆どは失敗。
人魂みたいな写真ばかり(^^;)ゞ
比較的キレイに撮れた写真をUPしました。




二次会は渋谷で。オンガクやサブカル話ですっかりアツくなる。
とても楽しく過ごせました。参加者の皆様サンクス<(_ _)>

マツリの翌日。今日はボクも嫁も気がぬけてボンヤリ。
ボクは近所でゴミ拾いしましたが何か気合が入らない(^^;)ゞ

夕方から嫁@パンダはコレクターズライブでお出掛け。
ヨモちゃん、嫁が居なくて退屈そう。ゴロゴロ寝てます。

さ、残った休日。ボクもノンビリ酒呑んでゴロゴロ過ごしますか(゚゜)\バキ☆
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七尾旅人インストアライブ@新宿タワレコ

2012年08月18日 | 七尾旅人
昨夜は新宿タワレコで七尾クンのインストアライブ。
実は当日まで忘れていました(笑)ツィッターで七尾クンの書込み見て思い出した。
幸いライブ整理券は手帳にはさんで持ってる。よし行くぞ。

会場は新宿タワレコ7Fイベントスペース。
イベントスペースには既に大勢の人が集まってる。ボクは前から5列目位に陣取る。
次から次に人が増えてくる。七尾クンって・・人気あるんだ。
「Rollin`Rollin`」のヒットで注目されてたのは知ってたけど・・
ボク的には「アングラ・実験音楽・前衛」のイメージが強かったのでこの人気は意外。

七尾クン、リハでマイクチェック。「サーカスナイト」や「Rollin`Rollin`」の一節
を弾くと客が湧く。「今日はこの曲やんないよ~」というと客は「え~!」と返す。
「いいね。このガッカリ感。これぞライブ」と七尾クン、嬉しそう。
タワレコの女性スタッフをイジる。「ウチのメンバーにならない?女性メンバー
が1人いると売れるし」とジョークを飛ばす。
いや、キミもっと売れたいなら先ずその髭を剃りなさい。折角のイケメンが勿体ない。

一旦退場していよいよ本番。人が多くて熱い。身動きが取れない。
スタッフの呼び込みで七尾クン登場。拍手喝采。
七尾クン「新宿タワレコはいつもボクの作品を揃えてくれて応援してくれる。感謝」
「前回はノリノリでコール&レスポンスしたけど今日はしっとりやります」と気さくにトーク。
その後、七尾クンは先日までいた東北、福島の話をする。


 ・プロジェクトFUKUSHIMA!のイベントで行ったら去年笑ってなかった福島の人が
  大笑いしてたのが嬉しかった。
 ・東北って言っても被害が街によって全然違う。南相馬に行ったけど1年前のまま。
 ・311以来、矢鱈「正しい・マチガイ」で2つに分けようとする。仲良しなのにケンカも
  起こる。でも音楽はもっと曖昧な視点で寄り添える。それが音楽の良いところ。

七尾クンの話を聴きながら思わず頷いた。
今回のアルバムは凄く優しい。傷ついた人に寄り添ってる。その優しさにウソがない。
リアルな優しさ。それは七尾クンが東北に実際に行って見て生まれた歌だからだろう。

福島話の流れで「圏内の歌」から開始。いつも以上に優しく響く。客席シンと聴く。
そのまま「サーカスナイト」に。さっき「やらない」って言ってたのに(^_^;
アルバムのバンドヴァージョンも良いけど弾語りもイイなぁ。

七尾クンは店内で掛かる音楽やお喋り、物音に勝負を挑むか、のように歌う。
声、ギターの音色が大きく響き他のオトが消えた。もちろん錯覚。でも、そう感じた。
続いて「湘南が遠くなっていく」。これは・・・名曲だなぁ。
サザンの「真夏の果実」に並ぶくらい、夏、海を歌った良い歌。

で、いよいよ最後の曲。「なんか聴きたいのある?」と客席にリクエストを募る。
ワシ思わず「Memory Lane!」と回答(゚゜)\バキ☆周囲にいた女性もうなずく。
でも他の方のリクエスト「リトルメロディ」を採用。これも名曲なので文句なし(^^;)ゞ

10分に亘る大作。オンガクへの信頼、歌の力で壁を超えようという意志を紡ぎあげた唄。
七尾クンは静かに真っ直ぐと歌う。ココロにストレートに入ってくる。
ラスト七尾クンが煽って客席とコール&レスポンス。静かだけど力強い歌声たち。
七尾クン、うれしそうに何度も叫ぶ。吠える。最後にエネルギーが爆発した!

ライブ後はサイン会。これは参加せず。折角の機会、勿体ない気もしたけど
アーティストを前に話すことなんざありません。(^^;)ゞ

帰りの電車の中。凄く満たされた気分の自分がいた。ライブ、良かったな。
歌声が真っ直ぐと届いてきた。変化球投手と思ったら超剛速球を持ってやがった。
もっとライブみたいな。
リクエスト却下された「Memory Lane」は絶対ライブで聴きたい。
来年1月にある渋公ライブ行こうかな~。もう少し考えてみよう。

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横浜美術館・奈良美智展「「君や僕にちょっと似ている」

2012年08月15日 | Art・本・映画
夏休み2日目。嫁と横浜美術館の奈良美智展に行く。
奈良さんの作品は幾つかの展覧会で見てるしポストカードやグッズは色々持ってる。
ただ、単独の展覧会を見るのは初めて。
http://www.nara2012-13.org/

桜木町から歩いていく。ランドマークタワーの横に巨大なオブジェが建っててパチリ。

展覧会は程よい混み具合。老若男女、色んな世代のお客さん。親子連れも多い。
この作家の人気の高さを改めて感じた。

展覧会はこの1、2年の新しい作品を展示。矢張りモチーフは少女が多い。
また、今回はブロンズ像も展示されている。
あるスペースは部屋の様に象った空間に絵やオブジェや奈良さん撮影の写真が所狭しと溢れてる。
BGMにはロックが流れてる。なんか・・・ここキモチいい。居心地がいい。
ステキなアートがあふれててロックが流れてる空間・・ここ、好きだ。

気に入ったのは少女がギターを持って「このマシンはファシストを殺す」と
書いてある作品、後、猫と並んで「年貢の納め時」と書いてある作品。
この猫の絵がまた何ともキュート。奈良さんというと犬のイメージがあるけど猫もイケる。

初期の作品に比べると少女が大人の女性になってる、というか。
鋭い視線はそのままに何処か柔らかさや優しさを身につけた感じ。
会場にいた10代の少女たちはこれを見て、何を感じたんだろう?
おとなのボクじゃワカラナイ、感じられない何かを感じとったんだろう。

作品を見てる間、アタマの中でロック、いやパンクが鳴ってた。
ブランキーやミッシェル、ナンバガやbloodthirsty butchers。
挑発的で攻撃的でかつ激しく優しいロック。それがピッタリの作品たちだった。

最後は牙を剥いてニヤリと笑う少女の絵で終わってた。カッコいいな。気に入った。

すっかり満足。嫁も満足した様子。
写真はミュージアムショップで買ったポストカードとチロルチョコ。カワイくてカッコいい。


展覧会の帰りは嫁と一寸した興奮した言い争いをしながら帰途に着きました。
ホント、このコは楽しい、オモシロい。

ヨモちゃんは嫁@パンダが帰ってきたのがウレシイのか、絶好調。
嫁に甘えたり走り回ったりして大はしゃぎ。
をいをいオレに対する態度と全然違うじゃん。キミはどんだけ嫁が好きなんだ?\(T▽T)/

夏休みは今日でお終い。明日から仕事。ハァ~(-_-;
楽しい休みだったなぁ。会社も仕事も忘れてホント楽しかった。
明日から社会復帰できるか不安。ま、2日頑張ったらまたお休み。
テキトーに流して週末を待とう(゚゜)\バキ☆

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お留守番&鋤田正義展

2012年08月13日 | Art・本・映画
ボクは土曜日から夏休み。ただ月曜日に定期検査があるので遠出はなし。
嫁は逆に山形に帰省。日曜日の朝、颯爽と出発。ボクとヨモギはお留守番。
ヨモちゃんは「え~?パンダちゃん、いないの?こいつじゃツマンナイ」って顔してる(^_^;

まぁそう言わず仲良くやろうや。

月曜日の定期検査に備えて多少歩いて脂を落としたい。
早速の日曜日、どっか行くか。でも中々腰が上がらない。
いつも週末のお休みは嫁@パンダとお出掛け。でも一人じゃ何か動く気になれない。
オレは子供か?(゚゜)\バキ☆

ジッとしてても仕方ないのでネットで何かオモシロいイベント無いか検索。
で恵比寿の東京写真美術館で鋤田正義の写真展が開かれていることを知る。
鋤田正義。ロック好きな人ならこの人の写真を必ず1度は見たことがある筈。
デヴィッド・ボウイ、T-REX、YMOのアーティスト写真やジャケ写真で有名。
世界的な評価も高い人。これはオモシロそうだ!行ってみよう。

外は暑い。恵比寿は日曜日ということもあって程よい賑わい。
ガーデンプレイス内ではキレイなモデルのお姉さんが何かの撮影をしてる。

東京都写真美術館は結構ひさしぶりだなぁ。10年位前はよく行ってた。
写真展のポスターがカッコいいデザイン。

http://syabi.com/contents/exhibition/index-1651.html

〇鋤田正義展
 入るといきなり「アラジンセイン」の頃の派手な装いのデヴィッド・ボウイの写真。
 ロンドンパンク、東京ロッカーズ。何かの写真集で見たことがある写真が目の前にある。
 ともかくシックでカッコいい。以前見た植田正治さんの写真に通じる魅力。
 デヴィッド・ボウイの「HEROES」のあの有名な写真も並んでる。興奮。
 YMOの「ソリット・ステイト・サバイヴァー」のジャケット。
 このジャケの生写真をこの目で実際に見る日が来るとは!ありがたや(v_v)”
 YMOのメンバー80年代の写真と今のメンバーの写真が並んでる。
 80年代の写真は全員、眼がイッてる。ギラギラして殺気立ってる。
 今の写真は穏やかな表情。でも細野さんだけが少し違う世界を見てる。

 最後の広いスペースには洋邦のいろんなアーティストの写真が並んでる。
 わぁ~!シナロケの「真空パック」だ!布袋も氷室もいる。あ、ベンジーだ。
 高橋優と木村カエラがいる。鋤田さんって今でも現役なんだ。確か70歳超えてるんでは?
 キヨシローとチャボさんが並んでる写真(2008年復活祭時)にはグッと来た。

 そして、もう1つ目を囚われたのは元春の写真。初めて見る写真だ。
 撮影時期は1986年。カフェボヘミアの頃?モノクロで射るような眼でこっちを真っ直ぐ見てる。
 YMOと同様に尖っている。地味だけど凄い写真だ。
 
場内はボクより少し年齢が上のお洒落な女性たち。そして若いお洒落な男女。
みんな真剣に見ていた。ボクはロックの歴史に触れて大満足。
あの元春の写真に触れただけで来た甲斐があった。
折角なのでカタログを買おうか?と思ったけど持合わせが少なくて断念\(T▽T)/
この展覧会9月末までやってるので、また来よう。あの元春にはもう1度会いたい。

その後は恵比寿をぶらぶら歩く。もう少し街歩きをしてみたい。
そういえば代々木に小林武史プロデュースの空間があったな。行ってみるか。
http://www.yoyogi-village.jp/top/index.php
でこの「代々木ヴィレッジKukuru」行って見ましたが正直ウーン。

新しいコンセプトを込めてるんだろうけど正直ちょっとお洒落なスペースって感じ。
狙いは共感するところもあるけど、出来たものは何ていうかバブリーな匂いがした。
80年代後半、東京でこういう感じのスペースやギャラリーが乱立してたような記憶がある。
言いたい放題言ってますね、様は自分の趣味と合わないってだけです。<(_ _)>

で帰宅。ヨモギは寂しかったのか、やたら甘えてくる。~( ̄∇ ̄~)(~ ̄∇ ̄)~
よしよし、いいコ、いいコ。ボクは狂喜(アホ)(゚゜)\バキ☆

昨日歩いた効果か今日の検査結果は良好V(^^)
今日は真っ直ぐ帰宅。家でノンビリTV見て過ごしてます。

さ、にゃにゃん。もうすぐ嫁@パンダが帰ってくるぞ。明日からまた3人で遊ぼうな☆

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七尾旅人「リトルメロディ」

2012年08月10日 | 七尾旅人
今週は七尾旅人のニューアルバム「リトルメロディ」が発売。

七尾クンはこの1年で聴き出した。幾つかのアルバムを聴いたけど作品ごとに全く違う。
「billon Voices」は聴き易かったし、斬新さに魅かれたがその他のアルバムはウーン(笑)
「911FANTASIA」は曲の多さ(30曲!3枚組!)、ミュージカル仕立の構成、
何より911というテーマの重さに正直ひいた部分も。
「蜂雀」「パンクアダージョ」(18曲入り!)は光る部分はあるが聴き込むまでは至らず。
だから、今回のニューアルバムも買うのは悩んだ。独特の世界を受入れられるか不安があった。
でも一方でかなり興味あった。

批判ばかり書いてるが七尾クンの書く曲は独特で他のアーティストに無い魅力がある。
アルバム全体としてはイマイチでも(スマン笑)ピカリと輝く歌が必ずある。
「蜂雀」の「ぎやまん」や「おやすみタイニーズ」のメロディラインはクセになるし
「911FANTASIA」の「少し浮かれて」「airplane」はもう驚愕した。
国際貿易ビルに突っ込んだ飛行機に乗った人のキモチを歌のテーマにする奴がいるとは!
「billon Voices」は歌だかラップだか叫びかワケが分からない作品を連発。笑った。
こういうのを異才・天才というんだろう。天才のやることは凡才には理解できん。
だけど無視できない。気になる。

この1年で色んなイベントで彼のライブに触れて場を創るエネルギーにも惹かれてた。
でニューアルバム、思い切って買ってみました(長い前置き(^^;)ゞ)


聴いてみて・・・凄く・・満足感、充足感に包まれた。
今までのとがった作風と全く違う。「歌モノ」フツーに聴ける。
基本、弾語り+バンドサウンドでまたサウンドもソウルで柔らかい。
どうしたんだ?今まで持ってた牙を引っ込めたのか?ナイフは片付けたのか?

いや、違う。牙はチャンと生きてる。ナイフは鋭く光ったままだ。
このアルバムで七尾クンは311で傷ついた世界に取っ組み合ってる。
単なる創作のモチーフではなく「生きていくためのテーマ」として向き合ってる。

七尾クンは東北支援活動も積極的に行い東北でライブもやってる。
しょっぱなから福島に棲む人の放射能への不安を綴った「圏内の歌」
他にも度々出てくる「もう戻れない」「魔法が解けた」「ぜんぶ嘘だと言ってくれ」
といった何処か哀しく諦めたような歌詞。
明らかに「あの日以降の世界」を描いてる。
極めつけは「Memory Lane」これは明らかに被災地の光景を描いてる。


 「戻れない場所で君はまだお姫様」「どうしても帰れないの?」
 「瓦礫の街で 君はまだ諦めないまま」
 「どこ行くの?教えてよ ここを離れて どこいくの?」

この歌を聴いたとき。この1年で見た東北が一気にフィードバックした。
仙台荒浜、石巻、いわき、荒れた海岸、山ほどの瓦礫、笑って話す現地の皆さん。
泣きそうになった。同時に温かく優しいキモチになった。なれた。

そう、このアルバムは311後の傷ついた人、風景に優しく寄り添ってる。
オンガクを創るために悲しい事件をテキトーにネタにしてハイおわり、じゃない。
傷ついた人のために何かをしようとしてる。歌、オンガクの力を信じて。
あくまで優しく、温かく真っ直ぐと「闘ってる」。全力で。全身全霊をこめて。

このアルバムを聴くと東北ボランティアで見た光景を思い出す。
でも、決して悲しいキモチにはならない。むしろ温かく優しいキモチになる。
仙台の空、荒浜で会ったおじいさんたち、農家のおじさん、その笑顔。
いわきの海、畑、石巻の山ほど積まれた瓦礫・・思い出して・・泣いて笑ってしまった。
オンガクを聴いて東北を想ってこんな優しいキモチになれるなんて。

そして「サーカスナイト」「Memory Lane」を聴くと矢鱈「あきらめてたまるか」と力が湧く。

最終曲「リトルメロディ」・・・熱い力に溢れてた・・ただ聴いた。

 「いつかかなえてみせるって 小さなメロディ」「これからやり直せるさ」
 「どんな壁も越えてゆけよ 小さなメロディ」
 「何億光年の遠すぎる時間を 短い歌で超えよう」

なんだ、こいつ、矢鱈熱い奴じゃん。ロックじゃん。
あの独特のファッション、話し方からレイドバックした奴かと思ってたけど全然違う。
ホントは凄い熱い優しい歌うたいでロックシンガーだったんだな。
今までは前衛的なスタイルで尖った方向でエネルギーを撒き散らしてたけど
今度はストレートをズドンと放り込んできたんだ。潔いくらい。真っ直ぐと。

若いの、やるじゃん。キミはまだ、あきらめてないんだな。
オレもそうだ。あきらめたくない。腹が立つこと、ウンザリすることばかりだけど
あきらめるのはイヤだ。逃げるのもイヤ。オンガクに力を貰って闘い続けたい。

次、東北に行くときはこのアルバムを旅のお供に連れて行ってあげよう。
「東北」をステキに描いてくれたお礼だ♪

ウチの王子様はゼリーを前にドキドキ。目がキラキラ輝いてます\(T▽T)/
キミのオモシロさ、愉快さもオレのエネルギーだよ♪


さ、にゃにゃん。明日から夏休みだ。いっぱい遊んで楽しくすごそうな☆


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ヒロシマの空

2012年08月05日 | NO NO NO WAR
明日8月6日は広島に原爆が落とされた日。
写真は2年前、ヒロシマに訪れたとき撮ったもの。
原爆ドーム、平和祈念館。
あの日ヒロシマで見たものはボクの記憶にしかと刻まれた。絶対忘れない。


ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ、沖縄。
国や政治や経済の都合に振り回され傷ついた土地、人々。
国は傷ついた人たちを守らず見捨ててきた。
そして多くの人が差別を受けてきた。
何の責任も無いのに、更なる被害を受けてきた。

その事実を忘れまい。そして同じ過ちをすまい。

ヒロシマの空はとても美しく明るかった。ヒロシマはホントに美しい街だった。
それがただ、うれしかった。来てよかったと思った。

この春、いわきに行ったときも同じ様に思った。
ヒロシマも福島も1回行ったきりだけど好きになった。

ヒロシマ、福島、いつか、また行こう。
そして長崎も沖縄ひめゆりもいつか訪れてみたい。
自分の足で行って見て感じる。
それが過去何も知ろうとしなかった、何も行動して来なかった
ことに対する、せめてもの・・・贖罪になれば、と想う。

明日が穏やかな晴れでありますように。そう願わずにいられない。
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けっこんきねんび~10年目~

2012年08月01日 | 日々の泡(日記)
今日は結婚記念日。10年前の今日(仏滅だった笑)ボクは嫁と入籍しました。
あれから10年。「もう10年」なのか?「ようやっと10年」なのか?よくワカリマセン(^^;)ゞ
いや「なんとか10年」か。なんとか10年持ちました(^_^;

とりあえず嫁@パンダには感謝のキモチしかありません。
こんな男(やつ)から逃げ出さないで10年間も一緒に居てくれたものだ。
嫁のガマン強さ、忍耐強さには唯々平伏するのみです<(_ _)>

嫁と出逢った切っ掛けは元春。12年前カフェボヘミアで知合って交流が始まった。
その時は、まさかこんな長い付き合いになるとは露とも思いませんでした(笑)
知合って1年目に交際開始、2年目で結婚。遠距離恋愛なので結婚まで数回しか会ってない。
嫁はよくぞ結婚してくれた、なと思います。未だに、嫁@パンダは
「結婚はキミの錯覚だ」「役所に出した婚姻届はキミの偽造だ」と言い張ってますが(^_^;

ボクの方は嫁@パンダと結婚して人生が楽しくなりました。
いや、ホントの人生は嫁と出逢ってからはじまったのかも知れない。
それまでは死んだ様に生きてたし、誰かと暮らすなんて夢の夢だった。
ずーっと独りで生きて独りで消えていくんだろうな、とそう諦めてました。

嫁と暮らすようになって楽しいことがイッパイ。
なんたって自分の嫁が「パンダ」って凄いでしょ?有り得ないV(^^)
おまけに、このヒト、とてもオモシロいし愉快だ。嫁と居ると毎日オモシロい。退屈しない。
このヒトと出逢って腹から笑えるようになった。ホンキで笑えるようになった。

嫁と暮らしているから何とか社会の中で生きていける。そこそこ、まともに生きていける。
社会不適合者にならなくて済んでる。
もし未だに独りだったら何をし出かしたか?ゾッとします。
嫁と暮らしてイッパイ笑って自分の中に棲んでた暗闇が消えて無くなった。ありがたや。

そして、嫁と出逢わなかったら自分の家を持つなんて思いつきもしなかった。
嫁と出逢わなかったらゴミ拾いなんてしないし、ヒロシマにも行かなかった。
まして、東北ボランティアなんて絶対しなかった。
嫁と散歩するようになって東京の街の魅力にも気付いた。東京の楽しさを知った。
何より、ヨモギとも出逢わないまま人生を終えてたでしょう。
この、にゃにゃんと出逢うと出逢わないでは人生全然違う。

嫁との出逢いはボクの人生(くらし)を変えました。たぶん明るいほうに。

世の中、いろんなイヤなニュースばかり。仕事も順調とはいえない。(^^;)ゞ
でも、外がどうだろうが気にしない。オレは此処にいる。ここに3人で居る。
ウチはサイコー、嫁は最強で、にゃにゃんはチョーオモロい。それでイイじゃないか?
これ以上、何がいる?もう十分もらった。むくわれた。

ちなみに、嫁の野望は「世界征服」らしいです。「どこまで進んでるんだ?」と質問すると
「まぁ着々と」とのお返事。でヨモギは世界征服の象徴(アイコン)らしい。\(T▽T)/

ね?ウチの嫁オモシロいでしょ?このヒトにはホント敵いません。完敗です。(゚゜)\バキ☆


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