僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
コメント欄はモラルを守った上で御自由に書込みどうぞ。

器と猫力

2015年03月22日 | 
もうすぐ年度末。仕事が極めて順調に進んでいる。
毎年クレームをつけられる部門の監査も揉めることなく終わった。
その他の仕事も多少の波はあるけど、まぁ何とか凌いでいる。
オレのスキルがあがったのか?そんなワケない。
50になって単に「気にしなくなった」んだろう。仕事で落ち込むなんてアホらしいし。

週末の休み、毎月恒例の近所のゴミ拾い。今回は大き目の袋を用意した。
そうすると、いつもよりデカいゴミが出てくるわ出てくるわ。
いつもの小さい袋だと諦めて拾わなかった。でも今日は袋が大きいので余裕で拾ってゆく。
そのときフと思った。「器が大きいと、その器に見合った障害が起きるのでは?」と。

仕事もそう。出来る奴に仕事が集まる。出来る人はどんどん大変になる。
でも出来ない奴、仕事しない奴はいつまで経っても楽、何もしないで遊んでる。
それって不公平、理不尽だと思ってた。
でも、そうじゃないのかも。「器」が大きいから、その分色んな試練が出てくるのかも。
会社の同僚、S君なんて正にそう。大変な仕事を1人でチャンとこなしてるし。

オレ?オレは・・・別に器なんてデカくなくてイイ。
試練は器を大きくするための試練だって?要りません。成長なんて興味ないし。


お昼から嫁と谷中周辺を散歩。そしたら猫さんが出てくる、出てくる。
谷中霊園でお墓の横で白い猫さんがお昼寝。
更にはとある通りで猫だまりに出逢う。この白黒は「にゃぁ」と鳴いて少し遊んでくれた。

今日は青砥~高砂~柴又周辺を散歩。

そうするとまたまた猫さんが出てくる、出てくる。全部で20匹くらい会ったかも。

嫁@パンダは「どうだ?ワタシの『猫力』は?」と鼻高々。
ハイ、キミにはとても敵いません。嫁の「器の大きさ」に猫さんが寄ってきたんでしょう(笑)

嫁の「猫力」の集大成=ヨモちゃん。

最高傑作です。(←親バカ^_^;)

さ、明日からまた仕事。今週でいよいよ年度末。
その前に2つ面倒なプレゼンが待ってる。揉めないとイイな。
ともかく穏便に済んでくれればそれでイイ。「そこそこ」でイイんです。


(「パンダちゃん、こいつ、ちっちゃなオトコにゃ」)
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ヨモちゃん6年目とコレクターズ

2015年03月16日 | 
昨日3月15日はヨモちゃんが我が家に来た日。
6年前のこの日、ヨモちゃんは我が家の一員になりました。
この写真はウチに来た時のヨモちゃん。ちっせぇ~!

これは現在(いま)のヨモちゃん。6年経って大人の男になりました。(^_^;

でも、相変わらずの甘えっ子ですが。(^^;

昨夜はヨモちゃんがウチに来た記念日ですが、ボクも嫁@パンダもお出かけ。
夜はコレクターズのクアトロマンスリーライブがあるので。
そういえば去年のこの日もボクはカーネーション、嫁はコレクターズのライブに行ってたな。
ゴメンね、ヨモちゃん。(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆

2月から6月まであるコレマンスリー。ボクは2月と6月に参加。
「Power Of Love」から始まりそのまま「3Dメガネ」へ突入。カッケー!
中盤ロックオペラなんてレア曲の演奏があった。
アルバムは数回聴いただけ、ライブで聴いたのは初めてだけどカッコいい。
後半からアンコールは加藤クン、弾けまくってた。嗚呼、楽しかった。
コレワンマンライブ初体験の友人も楽しんだ様子で何より。

帰宅するとヨモちゃんは寂しかったのか、嫁@パンダにスリスリ甘える。
キミはホントに嫁が大好きなんだねぇ。
でも最近はボクの横で眠ったりボクの頭にチュってしてくれたし少し仲良し♪
これからも仲良く暮らそうな。

今日は定期検査で会社はお休み。昨日ライブで暴れたせいか、数値は順調♪
昨日出来なかった分たっぷりお祝いしましょう。
ヨモちゃん、サイコー!ヨモちゃん万歳!ヨモちゃんブラボー!
(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆


(おとなのオトコです♪)

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福島南相馬ボランティア記

2015年03月15日 | 東北のためできること
昨日は福島県南相馬にボランティアに行ってきました。
先月、とある旅行会社のボランティアツアーに申し込んだけど人が集まらず中止。
別の団体のツアーも同様の理由で中止。
何とか相馬に行きたくて探しているうちにボランティア団体「援人」のツアーを見つける。
金曜日の夜、東京駅前に集合してワゴンカーで福島に向かう。参加人数10名。
常磐道が開通したこともあって思ったより早く到着。

南相馬にボラに行くのは昨年4月以来。すっかりご無沙汰。スマン<(_ _)>

今回の作業場所は小高区。その前に原町区の津波の被害跡や慰霊碑を見学。
いつも参加の旅行会社ツアーだと原町区の様子はあまり見ない。
原町区は被害が少なかったのかな、と思ってたがトンデモナイ勘違いだった。
土地は荒れ、多くの方が亡くなっている。今回、これを視てよかった。

小高区に入ってボランティアセンターでセンターリーダーの講話を聞く。
南相馬の状態も色々変化があったことを知る。そして作業場所に向かう。
今回はある農家さんのお宅で籾殻の撤去作業。
宅地内に山ほど或る籾殻を除去し除染処置をするための準備作業。
((注)籾殻の除去作業のみで「除染」は行ってません))

ここに住んでいた方は原発事故の影響で避難している。小高区は現在誰も住んでいない。
昼間の帰還は許可されているが、夜間は禁止。放射能線量も決して低くは無い。
((注)1日作業したくらいでは影響の無い数値レベルです))

リーダーの指示のもと、籾殻を集めてトン袋に積んでいく。
最初は元気よく作業できたが、後半はかなりバテた(^_^;
トン袋が重くて運んでいるうちに足腰が痛くなりフラフラ、情けない。
でも、力いっぱい作業ができた。
半日作業して30個近くのトン袋が出来たが、全部は終わらなかった。残念。

作業はメンバー間でお話しながら楽しく出来た。
でも・・南相馬の現状・・正直去年4月来たときより復旧が進んでいるとは思えない。
(あくまでボクが「視た部分」では)
放射能の線量、避難者に対するある部分でのケア不足。課題は多い。
その話をしたときリーダーは悔しそうだった。

帰りは二本松で「浪江焼きそば」をいただく。いつもはSAで食事なので地元のお店で食べるのは嬉しい!
大盛りを頼んだけど食べきれず残してしまった。スミマセン、でも美味しかったよ♪
東京駅に到着して解散。再会を約して別れる。

帰宅後、録画していた「東北Z まちのうた」を見る。
相馬をモチーフにしたくるりの歌「SOMA」についてのドキュメンタリー。
知人のレコード屋さんが大々的にフューチャーされていたのが嬉しかった。
フレスコキクチ、蔵菊地蔵、松川浦、自分が行った場所も沢山出てきた。
ウン、相馬もまた行こう。

福島南相馬・・色んな問題がある。前に進めない部分もあろう(勿論、前に進んだところも)
避難している方の苦しみ、残って暮らしている方の逡巡・・・オレなぞには想像つかない。
でも・・それでも福島はステキだ。良い処が沢山あるし楽しい発見が沢山ある。
行くたびに好きになる。
相馬、南相馬は仙台と並んでオレにとって大切なピンポイントだ。

写真は南相馬の空、サイコーにキレイだ。
また行こう。この空に逢いに行こう。☆

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元春35周年アニバーサリー前夜祭「Tonight Show Featuring Motoharu Sano」

2015年03月13日 | 佐野元春
今年は元春デビュー35周年。この前、30周年を迎えたと思ったら、あれから、もう5年経ったのね。
ここ最近、急に元春の活動が活発になってきた。新曲発売、そして35周年キックオフイベント。
ハコはお馴染恵比寿リキッドルーム。会社を定時で脱出して行ってきました。

場内はギッシリ満員。1階フロアの後方に嫁と陣取る。
昔はこの規模のハコで元春見れるなんて考えもしなかったなぁ(^_^;
でも、ホールで見るよりライブハウスで見る方が好きだな。

第一部は元春とコヨーテバンドのライブ。「誰かが君のドアを叩いてる」「ポップチルドレン」
というレアな曲でスタート。「ポップチルドレン」はバンドによる演奏は初めてかも!
どっちもコヨーテバンドらしいソリッドな演奏。アッキーが楽しそうにギター弾き倒す。
ここで一息。佐野クン、急に「ご隠居話」を始める。相変わらずの不思議さ。(T▽T)
と思ったら現在の政府のやり方に皮肉を言って「国のための準備」に突入!
ギター2人のワイルドな演奏に血が逆流する。
今、このタイミングでこの歌を歌う。佐野クンなりの「異議申し立て」なんだろう。

そこからは進行がグダグダ。佐野クン、何度も曲順を間違えて確認してた。(T▽T)
新曲「君がいなくちゃ」も当然演奏。瑞々しいメロディ。
これを10代で書けるってスゴすぎ。そして10代で書いた曲を今、何の衒いも無く歌える。
そのことに驚く。

元春は35年を迎えたことに「35年間、ボクを友だちのように扱ってくれてありがとう。
おかげでさみしくなかった」と御礼を言う。いえいえ、こちらこそ助けて貰ってます。
ただ、佐野クンとプライベートで友人になりたいか?はちょっと勘弁(^_^;
ライブは「La Vita e Bella」で終了。この曲を聴いてると知らずに拳を握ってる。
7曲、40分程度。短かったけど充実したライブだった。80年代曲一切なしが何とも潔かった。

第二部は落語家立川志らべさんとのトークイベント。志らべさん自身、ファンだそう。
志らべさんの元春をネタにした小噺に爆笑。細かい処までよく知ってるなぁ。
そして元春が登場。「ソングライターズ」よろしく志らべさんとトーク。
志らべさんの「佐野さんは吉野家に行ったりするんですか?」の質問にウケる。
それからも繰り出す質問が一々ツボをついてくる。ああ、このヒトホントにファンなんだ。
しかも現在の作品もチャンと聴いて自分なりの解釈を持ってる。
落語家だけあって佐野クンの歌詞についての分析も独特。
その辺の音楽評論家のインタビューより余程オモシロい。

印象的だったのは度々「下町気質、江戸っ子気質」が話題になったこと。
特に志らべさんが「佐野さんが言う『Cool』は落語で言う『粋』に通じる」との発言に
元春が「ボクは『正しいか、悪いか』で決めない。『粋か?野暮か?』で決める」
と言ったこと。これは凄く腑に落ちた。
さっきの「国のための準備」もそうだけど元春はクドクドと自己主張しない。
「NO!」も「Why?」も全部歌で語る。そこに何とも「粋」を感じる。

何でもかんでも「正しいか、間違ってるか」で判断してちゃ息がつまる。
「正義」や「Love & Peace」は他人を傷つけて貶めるために使うものじゃない。
「ツマンナイ正義」よりも「オモシロいあやまち」だってあるんだ。
二項対立はツマンナイ。野暮だ。だから、そこには行きたくない。住みたくない。

最後に今後の計画が発表。シングル、アルバム発売、ツアー、詩集その他。
をいをい、元春ダイジョウブか?ま、楽しみが増えて嬉しいけどさ(笑)
ああ、楽しかったな。行って良かった。嫁も堪能した様子。

そして、今日は佐野クン59歳のおたんじょうび!おめでとう!!
来年で還暦かよ?マジですか?
こんな60歳が・・・いるのか?信じられない。まさに「少数民族」。
ファンになって30年。今後もついていきますぜ。

元春の歌をお供に今夜旅に出ます。さぁ始めるぜ。オレの4年目を☆
じゃ、行ってくるね。にゃにゃん☆

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ひかり

2015年03月11日 | 東北のためできること
今日で東日本大震災から4年目。
2時46分にネット上で追悼を言うのも、黙とうするのも・・・
何か違う気がする。(あくまで「オレ自身の問題」として)
勿論、追悼のキモチはあるけれど・・・それをネット上に
書くのは何か違う。絶対違う。

311、4年目が近づくにつれ、何か矢鱈怒りの感情と違和感が湧き上がって
止まらない。進まない復興、政治の対応、東電の対応、
数値データを並べて「復興格差」を語る評論家、無関心な人。
「4年目」という記号を暴力的に流すメディア・・・なんかおかしい。
なんかへんだ。
未だに荒れ果てた福島の映像に、未だに住む場所が決まらない被災者の
皆さんの疲れた表情に・・・また怒りを覚える。
なぜ、4年経ってもこの状況なんだ?おかしいだろ?
誰が邪魔をしてるんだ?どいつだよ?出てこい!
そして、何より未だに何もできていない無力な自分に・・・腹が立つ。

アジアンカンフージェネレーション「ひかり」。
4年前、震災直後にGotchが書いた歌。
彼が震災を通じて感じた感情をそのまま書き連ねた歌。
この歌が現在(いま)の自分に一番しっくり来た。
http://www.uta-net.com/movie/159985/

Gotchはこの歌の中で歌っている
 ″せめて僕は覚えていよう 東京の街で途方に暮れた日々を″
 ″せめて僕は憶えていよう 圧倒的なこの無力を″

4年前の今日を忘れない。あのとき感じた無力を。絶対に忘れない。
そして、今日この日に感じた怒りも絶対忘れない。いや忘れちゃダメだ。

この無力感と怒りを晴らすには東北に行くしかない。
だから、行こう。オレにはそれしかない。

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映画「悼む人」

2015年03月07日 | Art・本・映画
金曜日の夜、渋谷に映画「悼む人」を観に行った。
天童荒太原作、堤幸彦監督、高良健吾主演。2年前くらいに原作は読んだ。


http://www.itamu.jp/
事件の起きた場所を訪れ死者が「誰に愛されていたか」を聞き祈りをささげる青年静人。
彼は「死者のことを記憶する」ため事件が起きた場所を訪れ死者の知人に会い
生前の人となりを聞きノートに記録し祈りを捧げる。
彼の行為を喜ぶ人、恐れる人、忌み嫌う人、嘲笑する人。色々いる。
他人にどう言われようと静人はひたすら死者を悼む。犯罪者、善人、分け隔てなく。
そんな彼の行動は夫を殺した女性、母を棄てた父を憎む雑誌記者、癌で余命わずかの母親
色んな人を巻き込み・・ある奇跡を起こす。

堤監督の演出はストレート、重いテーマに正面から取り組む。
ボクは「TRICK」「SPEC」みたいなトリッキーな演出よりこっちのほうが好きだな。
「明日の記憶」や「コヨーテ、海へ」も素晴らしかったし。

俳優、撮影、音楽。どれも素晴らしかった。
大竹しのぶ、ARATAの強烈な演技に対し高良健吾の「ただそこに居る」演技が素晴らしかった。
そして静人が「なぜ悼むのか」その理由を説明しなかったのも良かった。
理屈や理論だの要らん。「そうしたいから、そうせざるをえないから」。それで十分だ。
原作同様、見終わった後の余韻は「爽やか」だった。心地よい感触が残った。

自分自身、この年齢になると「死」について考える事も増えてきた。
自分自身の病気だったり父や友人との別れ、広島、沖縄を描いた作品に触れたり、
そして・・・311・・・。
色んな出逢いや別れの中で感じたのは「忘れたくない。憶えておきたい」だった。
確かに死は哀しいし痛いしツラい。その最中にいるときは「忘れたい」と思う。

でも・・別れた人たちは自分にとって大切な愛する人だ。
いや、人だけじゃない。大好きな場所だったり風景だったり・・・・
それを「忘れる」のは・・「無かったことにする」のは・・・絶対違う。
悲しみや傷みも自分にとっては大切な感情だ。なら棄てちゃダメだ。
むしろ受け容れよう。ずっと自分の中に残して行こう。
だから、毎日想う、祈る。そうすれば「悲しみ」は友達になる。「悼み」は日常になる。

だから静人の行動はスンナリ受け容れられた。共感できた。
もしかすると、今後自分がどう生きるべきか、どう「死」に向かい合っていくか、
について示準になる映画かも知れない。観てよかったと思う。


311からもうすぐ4年。東北に行くたびに亡くなった方、傷ついた東北の地に悼みを感じる。
一方でこんな理不尽なことが起きることに怒りを憶える。
その悼みと怒りは4年経っても消えない。

忘れねーぞ、消さねーぞ、ずっと憶えてる。ずっと想ってる。だから、行こう。何度でも。

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たこ焼きパーティ

2015年03月01日 | 日々の泡(日記)

週末打ち合わせを2つこなす。そこで見えてきた問題。うーーーーん、どうしようか?
社員は皆、一生懸命頑張ってる。でも「世の中」は次々と色んな面倒を押し付けてくる。
コンプライアンスだのグローバル化だの・・。
オレ自身「コンプライアンス」を生業にしてる人間だから、これを疎かにしちゃイケない
のは重々承知だ。
でも昨今のコンプライアンスは過剰すぎる。ただただ締め付けるだけで息が詰まっちまう。

週末の休日。昨日は陽気が良い。ヨモちゃんは窓辺で日向ぼっこ♪

昨夜は音楽友達を我が家に招いてたこ焼きパーティ。
元春の映像やタモリ倶楽部を観ながら呑んで食って話して楽しかった~♪


結構沢山呑んだけど全然悪酔いしていない。こういう呑み会なら毎日でもしたい。(゚゜)\バキ☆
ヨモちゃんは少しおとなしかったかな?
昔ならお客さんが来たなら「歓迎!」って感じでお客さんに甘えてたりしてたけど
最近は遠くから見てる感じ。大人になったってことかな?(^_^;


この方たちと知り合って今年で15年目。長い付き合いです。
いつも遊んでくれてThanks☆ 今年は元春ツアーがあるから、また会えますね。

今日は北千住周辺を散歩。ビジネスシューズがボロボロになったので買い替える。
今日から3月。「あたらしい靴」に履き替えて気分一新してがんばろう♪

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