僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
コメント欄はモラルを守った上で御自由に書込みどうぞ。

反戦歌

2010年08月29日 | NO NO NO WAR

今週末、「広島」に行く。「原爆ドーム」をこの目で見るため。
で日本のロックに「反戦歌」ってどれ位あるのか?考えてみた。
歌詞の中で具体的に反戦を歌っていなくても
「戦いから受けた苦しみ・痛み・喪失」を歌った歌=勝手に反戦歌と見なします。

以下がボクが「反戦」を感じる歌。

○佐野元春「光」「愛のシステム」「誰も気にしちゃいない」
○坂本龍一「ZERO LANDMINE」
○Cocco「Heaven`s hell」「ジュゴンの見える丘」「お菓子と娘」「風化風葬」
○ブーム「島唄」「子供らに花束を」「墓標」「いつもと違う場所で」
○元ちとせ「死んだ女の子」
○桑田佳祐「平和の琉歌」(サザン)「ROCK AND ROLL HERO」(ソロ)
○忌野清志郎「明日なき世界」「イマジン」(RC)「JUMP」(ソロ)
○ザ・タイマーズ「偽善者」
○浅井健一「悪いひとたち」(ブランキー)「透明の戦場」(JUDE)

作品によっては「反戦歌じゃない!」って異論ある人もいるでしょうが、
「ながわセレクション」ということで御勘弁を(^_^;

書いてて思ったのは沖縄について歌ったシンガーは結構居るけど
「ヒロシマナガサキ」について歌っている人って極く僅かだ。

ちなみにブームの「島唄」はラブソングではありません。
「恋人の別れの歌」って・・誤解してる人多いけど。
この歌はひめゆり学徒隊の女性の別れ(死別)を描いたものです。
このエピソードを知ったとき作者のMIYAの真面目さにうたれた。
そういう想いの強さがあるからこの歌は世界中で愛されているんだと思う。

昔はメッセージソングって苦手だった。斜に構えて避けてた。
でも最近は「衒いなくまっすぐと語る」って大切じゃないか?と思う。

逃げたら、そこで終わりだ。まずはチャンと見て聴く。すべては、それから、だ。

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サマーピクニック

2010年08月28日 | Art・本・映画
今日も暑い。午後から嫁とお散歩。
いつもは近場を歩くんですが今日は目黒まで足を伸ばす。
東京都庭園美術館で開催の「有元利夫展」を見るため。
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/arimoto/index.html
有元さんの作品は宮本輝の小説の表紙で何点か見て印象に残ってた。
同美術館は庭園の中にあるので散歩を兼ねて行きました。

JR目黒駅から歩いていく。庭園前のレストランでランチ。
ぺペロンチーノが絶品!
この美術館、昔は外務大臣や首相官邸として使われていたらしい。
なんとも瀟洒な造り。

有元さんの作品は少し丸いキャラクターをメインにした欧風のムード。
宗教画の様な静かな絵。作品を見てると音楽が聴こえてくる。
有元さんは好きなクラシックを鳴らしながら絵を描いてたらしい。
実際ビバルディをモチーフにした作品も幾つかあった。

ボクがイメージしたのはバッハ。シューマン。そしてプリファヴスプラウト。
色使いがすばらしい。空の緑とも蒼とも言えない不思議な色に魅了された。
ふわふわした何とも不思議な絵。なんかボンヤリした気分になる。
嫁も楽しんだ様子。

展覧会の後は庭園の中を散策。愛らしい動物のオブジェが陳列。

庭園の中は緑と光に溢れている。場所によっては涼しい風が吹いてる。
新しいデジカメで写真を撮りまくる。結構イイ写真が撮れた♪


美術館を出ると「パンダ」をあしらったレストランが!
しまった!ランチはここで取るんだった。まぁそれは次回のお楽しみで(笑)


ヨモギは絶好調。嫁の実家から送ってきた野菜の段ボール箱に収まってます。
箱入り猫(゜゜ )\バキ☆
明日は嫁はライブでお出かけ。ボクとヨモギでお留守番♪
2人で祥子さんのDVDでも見ようか♪

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新しいカメラ

2010年08月24日 | 日々の泡(日記)
今年は機械が矢鱈壊れる。
嫁のPC、ボクのPCは故障。ボクの携帯はボタンカバーが剥げている。
そしてデジカメもお釈迦。

普段写真は携帯で撮影してるけど画質がイマイチ。
来月広島に旅行するので携帯で無くチャンとしたカメラで撮影したい。
でもお金が掛かるし・・・
と思ったら嫁が新しいデジカメを買ってくれました!Thanks!!

これがニューマシン。FUJIFILMの「FINEPIX JX280」。


で早速ヨモギの写真を撮影。
左は嫁が撮影、右はボクが撮影。


画像が前のデジカメや携帯より全然キレイ~!
ヨモギが可愛く且つハンサムに撮れてる!

これからが楽しみ。どんどん写真撮るぞ~!
もちろんヨモギの写真も、ね☆

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ネット復活

2010年08月23日 | 日々の泡(日記)
我が家のPC暫く故障してましたが今日復活!
これでHPとブログの更新が出来る!

山形の夏休み、元春「ソングライターズ」の講義参加(鈴木慶一の回)
他いろいろ書きたいことがあります。
ヨモギの写真もイッパイ撮りためているので徐々にUPしていきます。

乞うご期待!!(って誰か期待してる人はいるのか笑?)

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「in motion 2010 僕が旅に出る理由」ライブレポ

2010年08月17日 | 佐野元春
先週末は嫁の実家山形で夏休み。ノンビリ過ごしました。
空の色が東京で観るより蒼く高い。野菜も美味しい。
ネットやPCからも離れてホントノンビリと過ごしました。

ヨモギはその間ペットシッターのお姉さんに甘えまくりだったらしい。
毎日の報告メールと写真にボクと嫁は大爆笑。\(T▽T)/
キミは遠く離れてもオレ等を楽しませてくれるんだねぇ。

土曜日昼に東京に戻り夕方元春のスポークンワーズのライブを見に渋谷に。
ボク等は第二部を見ました。そこで感じた雑感を。

旅行から帰って来たばかり。寝るんじゃないか?と心配でしたが杞憂でした。
嫁は元春のスポークンワーズライブは初体験ですが楽しんだ様子。
佐野クンが背を向けた椅子に座ったときは「カワイイ」と呟いてた(^_^)

ボクとしては先ず新作が聴けたのが嬉しかった。
ライブで演奏される作品はどうしても「エーテルのための序章」に偏り勝ち。
もっと最近の詩作を生で聴きたいと言う気持ちがあったので新作演奏は嬉しかった!
しかもニューヨークをモチーフとしたこの作品がまたカッコよかった!!
旧作の詩も「インターネット・検索」等、現代風にアレンジされてたのも良かった。

後、佐野クンの言葉の選び方がポップソングとは明らかに違う。
もっと攻撃的・過激・暴力的な言葉が紡がれる。
佐野クンの静かな語り口で読まれるからスマートに聴こえるけど・・
あれ、その辺の「人生語りますラップ」より余程パンクでハードコアだぜ。

気に入ったのは「僕が旅に出る理由」。なんか染みたな。
「我絶望する、故に我希求する」だっけ?あのフレーズは良かった。
「あ~絶望が先にあってもイインだな。絶望が在るから希望も在るんだ」そう思えた。

そして佐野クンのあの声。あのリズム。もう最高。
サウンドに乗って紡がれるあの声がオレの脳や神経に侵入して掻き回す。
ヘンな感覚。覚醒したようなトリップしたようなヘンな感じ。
眠るなんて勿体無い。こんな刺激的な体験そうは無い。
酒も煙草も無しで白昼トリップできるんだ。
こりゃスゲエ体験だ。
いや、酒や煙草よりもこっちの方が絶対脳みそにも体にもイイって。

バンドのサウンドも・・自由自在。あれ何処まで事前に決めてるんだろう?
皆勝手に演奏してるようでチャンとアンサンブルになってる。
なんかバックバンドというよりも実験の場という感じがした。
井上さんのキーボードもただただ素晴らしかった。

アンコールがあったのはビックリ。最後は場内拍手喝采。
オレ、思わずスタンディングオベージョンしちゃったよ(^^;)ヾ 
ああ、ホント刺激があった。楽しかった。そして「開放」された。

ライブの後は友人と呑み会。佐野クンを肴に呑む喰う。楽しい!

今でも思い出すと自然に笑みが零れてくる。ホント楽しかったな。

で想ったのはあのオーディエンスの中に10代、20代の若者はいなかったのかな?
例えば佐野クンの講義を受けている学生さんとか。
「ザ・ソングライターズ」で佐野クンに興味を持った若い音楽ファンとか。
若し見ていたら・・・ウレシイな。キミ等は凄いモノを見たんだぜ。
友達に自慢してくれてイイ。

そして・・若し見てないなら・・・それは残念だ。勿体無い。
脱臭されたパンクやグランジ、ラップより余程過激で刺激的な時間を過ごせるんだ。
これは見ないと損するぜ。
何が損なのか?はよくワカランが・・
オレたちは知ってるぜ。この楽しみを。イイだろ?V(^^)

ってオッサンが若い人を挑発してどーする?ハシャギ過ぎ(゜゜ )\バキ☆
次回はCOYOTEバンド渋谷、横浜に参加予定。これを楽しみに頑張るぜ☆

(余談)
佐野クンが「1センチ、2センチ、3センチ」と読むときに・・・
親指、人差し指、中指を交叉する仕草をしてたけど・・・
あれ、学生時代「理科の授業」で習った「フレミングの法則」を思い出しちゃった。
「フレミングの法則」は以下サイトでご参照あれ。
http://www.geocities.jp/hiroyuki0620785/k4housoku/fureming.htm

アートなライブの最中にこんなアホなこと考えてスンマセンr(^^;)”

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夏休み

2010年08月11日 | ノンジャンル
明日というか今日から夏休み。
嫁の実家の山形に行ってきます。
土曜日に帰ってきて夜は元春のスポークンワーズ。

でボクは9月も夏休みを取りました。
ヒロシマ原爆ドームを訪れるため。新幹線チケットも既に取った。
これで行かざるを得なくなった。逃げるワケには行かなくなった。

嫁を誘ったら「そういうのは人に誘われて行くんじゃなくって
自分で行きたくなったら行くもんだ」とのこと。
カッコいいぞ、嫁@パンダ(゜゜ )\バキ☆

ヨモギはボク等が旅行に行くのを感じてるのか甘えッ子モード爆発。
嫁に矢鱈甘えています。
ボク等がいない間はGWにお願いしたペットシッターさんのお姉さんが
見てくれます。ヨモギはこのお姉さんが大のお気に入り。
ヨモギ、お姉さんにたっぷり遊んでもらいな。
ただオレたちのこと忘れちゃやーよ(^_^; お留守番頼んだよ☆


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ヒロシマ

2010年08月06日 | NO NO NO WAR
今日はヒロシマに原爆が落ちた日。
朝のニュースで祈念式典の様子を放映してた。
若い女の子が「興味無い」みたいなことを言ってた。

それを見て非難するキモチが湧いたけど・・・・
考えてみればオレも昔同じだった。興味無いというか逃げてた。
高校生のとき長崎に行った時も原爆資料館は殆ど見ずに帰った。
重くて怖くて恐ろしくて・・・逃げてた。
オレに彼女を非難する資格なんぞあるわけがない。

ここ数年「戦争」に関するものに意識的に触れるようになった。
映画「ひめゆり」、NHKの特集番組、こうの史代さんの漫画。
それぞれに何かを感じたけど・・・なんなんだろう?この感情。
悲しいような痛いような申しわけないような・・・。

一番感じたのは「恥かしい」だった。知らなかった。知らなすぎる。
ずっと逃げてた。目を背けてた。そのことが恥かしかった。

そして・・・知りたいと想った。
知るためには・・・先ずやるべきは「見る」ことだ。
実際にその場所に行って歩いて自分の目で見ることだ。
TVやネットを通じてじゃなくて・・・自分自身で。

だから・・行こうと思う。ヒロシマ、ナガサキ、ひめゆりに。
勿論・・・戦争の傷跡を残した場所は他にもある。
でも・・・先ずここを目指そう。

行ってどうなるか、どうしたいか、は別にない。
ただ行きたい。見たい。感じたい。それだけだ。

先ず最初にヒロシマに行こう。
原爆ドーム、広島平和祈念館を見よう。今度は怖がらずに、まっすぐと。

決めたなら早めに行動だ。待ってたらキモチが消える。醒めちまう。
仕事がんばるぞ。休みを取るぞ。
オレは絶対この夏の間に行くぞ、行ってやるんだ~!!!
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楽しいとき

2010年08月06日 | 日々の泡(日記)
昨日は遠来の友人が東京出張。晩御飯をご一緒する。
以前よく行ってた渋谷の串焼き屋に落着く。

互いの近況、家族の話をする。
途中から年下の友人も参加。音楽話その他色々話す。

店員さんが「いいちこロード、GOGO!」とノリがいい。
ボクは梅酒をイッパイいただきました。
このお店は食事もお酒もホントに美味しい。
でも何よりも美味しいのは友人との話。とっても楽しい時間でした。

異性を前にしても気楽にフランクに話せる。
結構ズケズケ色んなことを聞いたかも(^^;)ヾ 
あと、嫁とヨモギの写真を見せて自慢話(バカ(゜゜ )\バキ☆)
会社では有り得ないな。会社では女性社員と目を合わせないし(^_^;
プライベートな話なんて先ずしない。
でもこの人たちとは10年来の付合い。気兼ねなく話せる。

実は昨日会社で少しムカつくことあったんだけど・・・
友人と呑んで話してるうちにそんなこと忘れちゃった。消えちゃった。
友人と楽しく話してるとココロがキレイになっていくのがわかる。
よどみやゆがみがきれいスッキリと流れていく。

3時間近く呑んだかな?再会を約束して別れた。
ウン、楽しい時間をありがとう。また会いましょう。

帰宅後はしゃいで話す夫に嫁は呆れ顔。
ゴメン、だって楽しかったんだもん(゜゜ )\バキ☆

元春ツアーは今月から開始。また会えるとイイですね。
いや、きっと会えますね。また呑みましょう。

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伊坂幸太郎「砂漠」

2010年08月02日 | 伊坂幸太郎
伊坂幸太郎さんの「砂漠」を今日読み終わった。
「告白」がかなりヘビーな内容だったのでポジティブな作品が読みたくて
帯の「世界はきっと変えられる」の惹句に惹かれて購入。伊坂作品は初めて。

読後の感想は「読んでよかった」と「西嶋サイコー!」だった。
登場人物は仙台の大学生4人。「砂漠(社会)」に出る前の日常を描いてる。
主人公は矢鱈滅多熱く理想を語るおデブさん西嶋。
ともかくコイツのキャラが最高。見かけはカッコ悪いが言う事が素晴らしい。曰く。

「俺たちがその気になれば、砂漠に雪を降らすことだって余裕でできるんですよ」
「この国の大半の人間たちはね、馬鹿を見ることを恐れて何もしないじゃないですか。
 馬鹿を見ることを死ぬほど怖れてる馬鹿ばっかりですよ」
「偽善を嫌がる奴に限って、自分のためには平気で嘘をつくんですよ」
「今目の前で泣いてる人を救えない人間がね、明日世界を救えるわけがないんですよ」

名言だらけ。熱いな・・熱すぎる。しかもコイツは口だけじゃなくて行動する。
あきらめないでがんばって奇跡を起こす。
読んでて痛快だった。拍手喝采だった。

この作品青春ドラマとしてホント優れていると思う。
西嶋以外のキャラのココロの揺れも丁寧に描かれていて好感を持てた。

伊坂さんの作品は多数映画化されている。これもそのうち映画化しないかな?
でもキャスト誰だろう。西嶋・・合う俳優さんいるかな?
いっそ俳優さんじゃなくてサンボマスターの山口隆クンなんか合ってそう。
それか銀杏BOYZの峯田クンも合ってるかも(細身だけど)
西嶋に惹かれるクールビューティ東堂は誰だろう?香椎由宇かな?杏?

伊坂作品、2冊目も早速購入(^_^;
次は「グラスホッパー」に挑戦します。異能の殺し屋たちが主人公。
「砂漠」とはまた別のテイストを楽しめそう。

なんか久しぶりにハマリそうな作家さんに出逢った感じ、じっくり堪能しよう♪
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8年目

2010年08月01日 | 日々の泡(日記)
今日も午後から近場を猫めぐり。
暑いせいかあまり猫さんは外に居ない。
それでも住宅街を歩いているとなんとも人懐こい黒猫さんと遭遇。
ボクと嫁が近づくと「にゃあ」と鳴いて寄ってくる。
他にも何匹か野良さんと遭遇。散歩した甲斐がありました。

散歩してると思わぬことも。
買い物に寄ったスーパーで何故か会社の役員がいた。
あちらはボクに気付かず。慌てて物陰に隠れるボク。
嫁は呆れて「フツーに挨拶すりゃいいじゃん」と失笑(^_^;

晩御飯は嫁がステーキを焼いてくれました。赤ワインと合って美味い!
実は・・・今日は8回目の結婚記念日でした。
なんとか8年もちました。こんなアホ夫に付き合ってくれる嫁に感謝<(_ _)>

ヨモギに「なんかお祝いくれよ」と言うと「ボク知らな~い」という顔されました。


嫁、ヨモギ、これからもヨロシク頼むぜ。逃げないでね(゜゜ )\バキ☆
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