僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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映画「BEATCHILD1987」を観てきた

2013年10月27日 | オトの記憶(CD、ライブ)
今日は嫁と噂の映画「BEATCHILD1987」を見に行ってきました。
熊本県で1987年にあったオールナイトロックフェス。
豪雨の中で豪華ミュージシャンが出演したという伝説のフェス。
雑誌で読んだことあるけど、当然映像は見たことが無い。
http://www.beatchild.jp/

都内でも上映していたけど、何れも上映時間は夕方や夜。
ヨモちゃんがウチに居るのでなるべく早く帰宅したい、ということで
嫁の提案でお昼から上映している千葉中央ニュータウンまで見に行く。
ウチだと千葉、結構近いし。

イオンの中にあるシネコン。客は3割程度の入り。年齢層は高い(^_^;
映画ススタート。先ずは映像の美しさに目を見張る。
南阿蘇の美しい景色、サイコーのシチュエーション。
ここでオンガク聴いたらキモチいいだろう。
リハするアーティストも凄く楽しんでる。
尾崎豊が渡辺美里と談笑してたり、ブルハのメンバーがレッドウォリアーズと
話してる姿が新鮮。
やがて天候は悪化し、豪雨。お客はずぶ濡れ。雷も鳴ってるし。
ボクも数年前、狭山ロックフェスで豪雨の中のライブは見たがあの非じゃない。

主催者は「ライブを決行!」との決断し客席は湧く。
今なら絶対中止だろう。結果として事故が無くても相当非難されるだろうし。
それほど、あの雨は酷い。
ともかく頑張ってライブを見てるお客さんが凄い。若いとはいえ、よく乗り切った。
あの不利な条件でまともに楽器のサウンドを鳴らしたスタッフも凄い。

当時は聴いてないブルーハーツ(でも曲は知ってる)やレッドウォリアーズ
は新鮮に楽しめた。ヒロトもマーシーも今、全然変わってないのが凄い。
岡村靖幸はデビューして直ぐぐらい?凄いダンス。正に和風プリンス。良い意味で笑える。
白井貴子のところで凄い雨で一旦中断。開始してからもギターがイカれるし。
でも、白井貴子は豪雨の中、かえって活き活きとしてパフォーマンスする。
渡辺美里に通じる「元気系女性シンガー」。当時、少し興味あったが結局聴かなかった。
ハウンド・ドッグや渡辺美里もそう。パワフルなR&Rや真っ直ぐの青春ロック。
自分とはかけ離れすぎて聴かなかった。
でも、あの場に居たら、オレもきっと一緒に盛上がっただろうな。

今回見て一番しっくり来たのがストリートスライダーズ。この前、蘭丸を見たから?
昔ベストアルバムを少し聴いただけ。でもノレた。
BOØWYは今、見てもカッコいい。布袋さんはソロよりもBOØWYがイイな。
尾崎豊・・・メロディはサイコー、でも歌詞の世界はやっぱりダメかも(^^;)ゞ
でも、「魂こめて」とはこのことと言うんだろう。その姿には見入ってしまった。

渡辺美里・・うーーーーん、やっぱオレには真っ直ぐ過ぎるわ(゚゜)\バキ☆
もし、こういうオンガクを若い頃に聴いてたら違った人間になってたかな?
そして、最後に・・・元春!
夜明けの雨上がりのサイコーのシチュエーションで登場。
「ストレンジデイズ」「サムデイ」の演奏には鳥肌経った。

野外フェス、オンガクは楽しいけど終演後の帰る作業はまた大変。
お客さん、もうドロドロ。ホント、凄まじいとしか言えない。

とても楽しめた。正直、ナレーションがくどいしエンディング曲も???
また、各ミュージシャンのサウンドや歌詞がやっぱり80年代!って感じで
正直気恥ずかしい部分もある。でも、それも含めて楽しめた。
90年代になると、こういうキラキラした楽観的な感じはオンガクから消えていく。
矢鱈ポジティブで前向きなあの時代だったからこそ出来たイベントだろう。

嫁も楽しんだ様子。帰り見た夕暮れはとてもキレイだった。

ヨモちゃん、オンガクって楽しいね、サイコーだね。

さ、また明日から現実との格闘だ。あのお客さんたちを見習って何とか乗り切ろう。
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Soggy Cheerios 『1959』発売記念コンサート@渋谷WWW

2013年10月24日 | カーネーション
直枝さんが鈴木惣一郎と組んだユニット「SOGGY CHERIOS(ソギーチェリオス)」。
同い年、共にポール・マッカートニーファンの2人が組んで創ったアルバム「1959」
は何とも不思議な味わいを持った作品だ。
アコギでポップだけど、どこかズレた感じ。カネとも直枝さんのソロとも違う。
歌詞も干支だの御餅だのが登場してユーモラス。
そんなユニットのライブが彼の渋谷WWWであるので行って来た。

先ずは直枝さん、鈴木さんが登場してコントを繰り広げる(T▽T)
直枝さんがギャグを飛ばしてる!これだけで「いつも」と違う!
でゲスト堀込泰行(EX:キリンジ)が登場。共演、と思いきや先ずは堀込選手のソロコーナー。
直枝さんと鈴木さん、引っ込む。え~!何これ?\(T▽T)/\(T▽T)/

堀込泰行の音楽は初めて聴く。ポップなメロディ。湿り気のある声がいい。
お洒落でスマートだけど・・・どこか「ひねてる、ねじれてる」。
6曲ほど演奏して拍手喝采の中、去っていく。オモシロい。また見てみたい。

いよいよソギーチェリオス登場。直枝さんも鈴木さんも椅子に座って演奏。
「百八つの恋」からスタート。どこか、「はっぴいえんど」の「風をあつめて」
を思わせるメロディ。
「明日も」は実に良い曲。これは鈴木さんが歌う。巧くは無いけど味のある声だ。
以下、直枝さんはずっと座ってアコギ、エレキは最後まで弾かず。
対して鈴木さんはギターだけでなくマンドリン、ドラムと色々弾きこなす。
バックバンドがまた素晴らしい。それこそ「キャラメルママ」が蘇ったような感じ。
そう、どこか「はっぴいえんど」「70年代」に対するオマージュ的な音世界だった。
「ポール・マッカートニー」の「ラム」というか、ポップなのに何かヘン、歪んでる。
その「ねじれ、ゆがみ」が何とも心地いい。

途中で遠藤賢司やキヨシローのカバーをするというサプライズも。
直枝さんはエンケンとの不思議な縁を話して「雨上がりの街を」をカバー。
これも何とも不思議な味わいのある演奏だった。
そして鈴木さんはキヨシローの「君を信じてる」のカバーを。
直枝さんがコーラスをつける。直枝さんがキヨシローを歌ってる!感動(v_v)”

後半は激しい曲が続く。「19時59分」では直枝さんがシャウトする。
「ロックンロールが空から降ってきた日」は激しいビートに乗って「紅白の御餅」を歌う(^^;
そういえば、「はっぴいえんど」も「お雑煮」について歌ってたな。
最後は「曇天 夕闇 フェリー」。曇り空を思わせるような不思議なメロディ。
ボクは何となく東北の空を想い出してた。

アンコール。残った曲は「あれ」のみ。
先ずは堀込選手が呼び込まれ、続いて「細野晴臣、鈴木慶一」の御大二人が登場!
場内、大歓声!&拍手。2人とも凄い存在感。仙人2人が居るみたい\(T▽T)/
「1959」ラストはこの2人が歌う「とんかつの歌」で閉じる。

細野さんと慶一さんがいきなり旧い、はっぴいえんどについて雑談。場内爆笑。
で「とんかつの歌」スタート!


 ♪とんかつが喰えなくなったら死んでしまいたい♪

オリジナルは森繁久弥が歌ってた旧い映画の主題歌。
直枝さんが途中で絶妙のファルセットを聴かす。慶一さん踊ってるし。
細野さん、慶一さん60代、直枝さん、惣一郎さん50代、堀込クン40代。
3世代の「ねじれポップ」アーティストが並んで歌ってる。
直枝さんと細野さんが並ぶ絵なんて、滅多に見れない。ありがたや。

拍手喝采の中、ライブは終了。嫁も楽しんだ様子。
チェギーソリオス、オモシロいな。今後も活動は続くとのこと、また見たいな。

ヨモちゃんは一人でお留守番して寂しかったのか、今日は矢鱈甘えっこ。
ボクにチューしてくれたし\(T▽T)/\(T▽T)/

最近、ツイてないことばかり。ヘンな夢見るし、精神状態もかなり悪い。
でも昨日のライブで少し「邪気払い」が出来たかも。

明日も、来週も面倒は続く。テキトーに「邪気払い」しながら何とか乗り越えよう♪
 


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竹内栖鳳展と仙ガイ

2013年10月13日 | Art・本・映画

昨日から連休。初日の昨日は美術館をハシゴしました。
先ずは東京国立近代美術館の竹内栖鳳展を。
http://www.momat.go.jp/Honkan/takeuchi_seiho/
以前1回見に行ったけど、展示替えがあったので再度行った。

前回とはかなり展示内容が変わっていた。
あの有名な「斑猫」の絵も展示。どの絵も活き活きとしている。
獰猛なライオンの姿、可愛らしい猫、雀。お洒落な風景画。
このヒトは本当に好きなモノを楽しく描いてるんだな。

その後は丸の内まで歩く。秋空が広がっている。ただ、かなり暑かったけど(^_^;
東京の中心地、高層ビルが並ぶ。「エラソーに建ちやがって」と毒づくボクに
嫁@パンダは「エラいんだよ。キミより遥かに」とツッこむ。
どういうわけか嫁@パンダには「あやまれ」と言われる。
このコはホントにオモシロい\(T▽T)/\(T▽T)/

続いて出光美術館の「仙ガイ禅画の世界展」を見る。
http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/present/index.html

相変わらずの独特の世界、ヘタウマのマンガみたいな絵に大爆笑。他のお客さんも笑ってる。
絵に添えられた文章も笑える。老人の集まった絵に「死にそこない」とか付けてるし。
イイなぁ「笑えるアート」。
作品の歴史的背景や作者の経歴なんぞ、どーでもイイ。
大事なのはオモシロいか、オモシロくないか、リアルか、リアルでないか、それだけ、だ。

その後は馴染みの餃子屋で晩御飯。帰宅してドラマ「東京バンドワゴン」を見る。
原作ファンとしては、あの世界観を映像化できるか?不安でしたが杞憂でした。
実に丁寧に創っていてスタッフさんの作品に対する愛情を感じた。
亀梨和也が結構ハマっていたけど、やっぱり「我無人」の玉置浩二がイイ!
みごとに「我無人」になっていた。決めゼリフ「LOVEだねぇ」も良かった!

ヨモちゃんは嫁@パンダに撫でられてシアワセそう。
「愛が足りない」ボクだけど、ウチは例外。こんな愉快なパンダとにゃにゃんが居るから。
我南人を見習って、オレもつぶやいてみるか・・
「LOVEだねぇ」(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆

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5つになりました

2013年10月07日 | 
土曜日深夜にボランティアから帰宅して翌朝は筋肉痛の嵐(^^;)ゞ
日曜日はウチでノンビリしようか、と思ったが夜、渋谷にカネ出演のイベントに行く。
最初は行く気無かったけど、玉城宏志(玉ちゃん)がゲストで参加すると聞いて急遽参加。
ハコは渋谷ラママ。10年位前、マチルダロドリゲス(玉ちゃんの現在のバンド)を
見によく通ってたなぁ。久しぶりだ。懐かしい。

ライブはサイコーに素晴らしかった!玉ちゃんは3曲目からずっと参加。
相変わらずの轟音ギターに直枝さんの声やギターが一瞬消されそうになる。
直枝さんもギターや声のボリュームを上げて対抗。轟音×轟音で爆音。
ま・さ・か、カーネーションと玉城宏志の共演が見れるとは!
生きてて良かった!ロックを好きで良かった!\(T▽T)/
2人の荒々しいギターの音色に包まれてオレはシアワセ。
直枝さんと玉ちゃん、轟音を鳴らしながら「お?そうくるか?」と顔を見合わせてニヤニヤ。

中盤、ローザの「だけどジュリー」が鳴らされて直枝さんがメインボーカルを取るシーン
には涙が零れそうになった。最後の全員の「ぶぃ!」は嬉しかったなぁ。
クライマックスはまだまだ続く!
「ダイナマイトボイン」を玉ちゃんのギターで聴けるとは!~( ̄∇ ̄~)(~ ̄∇ ̄)~
「遠くへ」での直枝さんの噛みしめるような歌い方に前日見た南相馬の景色を想う。
玉ちゃんは荒々しくも美しいギターを鳴らす。
アンコールは当然「夜の煙突」!踊って跳んで叫んでサイコー!
玉ちゃん「また呼んでくれよ」と言ってた。そう、この組合せ、また見たい!もっと見たい!

今日は定期検査で会社はお休み。ボランティアとライブの効果か、数値は良かった(^_^;

そして、今日はヨモちゃんの、おたんじょうび♪
ヨモちゃん、「5さい」になりました!!
特別サービス、ヨモちゃんの「ラブリーな写真」(親バカ(^^;)ゞ)をたっぷり楽しんでください☆

嫁@パンダにだっこされてアマアマ。なんだよ?そのデレデレの顔は?\(T▽T)/
キミはホントに嫁@パンダが大好きなんだねぇ\(T▽T)/
いつまで経っても「あまえっこ」の坊ちゃんだね。

ヨモちゃん、毎日楽しいだろ?ウチに来て良かったね☆
ヨモちゃん、ウチに来てくれてありがとう。キミのおかげで毎日愉快に過ごせてるよ。

「おとな」になんて、ならなくていいさ。いつまでも「こども」でイイよ。
楽しいのがいちばん♪これからも、ハッピーにすごそうな。王子☆

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南相馬ボランティアレポ

2013年10月06日 | 東北のためできること

5月の南相馬ボラは暑さにやられて全然働けなかった。
そのリベンジをしたい。倍返し、いや100倍返しだ!(゚゜)\バキ☆

今回はこちらの団体のツアーに申込んだ。
http://3dcadseminar.web.fc2.com/index.html
会社を定時で出て早目に帰宅。嫁と晩御飯を食べてヨモちゃんと遊ぶ。
「あまちゃん」の最終回を見て気合いを入れる。よし、行くぜ。

東京駅で集合。バス中で自己紹介。大学生、親子連れ、官僚、ボクサー色んな人が居る。
総勢40名。こんなに多くの人が東北を気にかけてる。
中にはボランティアに50回以上行っている強者もいる。心強い。

今回の目的地は小高区。原発事故のため住民が避難し今年一時帰宅が認められた町。
隣の原町区の道の駅で朝ご飯。こちらは人が歩いたり犬の散歩、店が開いてたり
「生活のにおい」がある。

小高区に入りボランティアセンターに。「負けるもんか小高区」のコトバが力強い。
名物センター長の挨拶に思わず笑ってしまう。
今回のボクのミッションは「工場の瓦礫撤去」、よしガンばるぞV(^^)

現地ボランティアから貰った地図を元に班長と目的地まで歩く。
普通の住宅街。旧い蔵、瀟洒なお宅が並ぶ。凄くキレイな街並み。
でも、誰も住んでいない。「生活のにおい」が無い。
あるお宅の窓から部屋に呑みかけのビール缶が置いてあるのが見えた。
もしかして311からそのまま?何とも言えない感情が湧いてきた。

手違いで工場での作業は中止になった。ボラセンに戻って次の指示が出るまで待機。
中止は残念だけど「南相馬の現在(いま)」を視れて良かった。
指示が出てまた移動。ミッションは「個人宅での草刈り」。
行ってみると、これまた立派なお屋敷。でも・・やっぱり誰も住んでいない。
隣のお家は半壊状態。目の前には荒れた土地が広がっている。
此処は・・・2年半前のままだ。あれから前に進めていない、進めないんだ。

班長が放射能数値を図ると0.5マイクロシーベルト・・低くはない。
でも、除草すれば放射能数値が下がり除染と同じ効果がある。よし!やったる!
メンバーひたすら草刈りをする。雑草だらけの庭もキレイになる。
開始が遅かったので休憩は取らず昼休みも短め、ひたすら草を刈った。
これで少しでも放射能の数値は下がっただろうか?
ここの住民が「戻れるようになる」には未だ時間が要るだろう。
でも、自分の家が雑草や放射能に塗れているのはイヤだろう。
少しでもキレイにして、戻ったとき喜んで貰えるなら・・・ウ・レ・シ・イ☆

午後1時間作業をして終了。短時間だけど集中して出来た。満足。
前回のリベンジは果たせたかな?
荒れ地に咲く花、雨に濡れてキレイ。

ボラセンに戻り集合写真を撮る。皆さん、疲れながらも良い笑顔をしている。

帰りは温泉に浸かる。カラダのアチコチが痛い。
でも、この痛みは「オレが確かに南相馬に来た」という証拠だ。
FBに「南相馬でボランティア」と書くと相馬の知人が喜んでいた。
ウン、喜んで貰えてウレシイ。

帰りのバスの中で参加者が感想を述べる。皆さん街の様相にショックを受けたそう。
それはオレも同じ。南相馬に来るのは今回で3回目。でも、慣れない。
あんなに美しい街に誰も住めないなんて・・その理不尽な現実に声が出なくなる。
皆さん「また来たい」と仰ってた。オレも同じキモチ。また来るぜ、絶対だ。

帰宅して風呂に入って酒を呑んで一息。ヨモちゃんは少しだけ甘えてくれた(^_^;


今回のボランティアは短期間だけど集中して取組めた。
前回の仙台で「リアル」を取りもどし、今回の南相馬で全力で取り組めた。
一時期陥ってた「飽きや倦み」が消えたような気がする。
以前、持っていた「情熱」を取り返せたような・・・そんな気がする。

今年、もう1回か2回、東北に行くかな?次回は荒浜にするか。また南相馬にするか。
「鉄は熱いうちに打て」って言うしね(゚゜)\バキ☆

「頑張った自分へのご褒美」として今夜はカーネーションのライブを見に行きます。
そして、明日はお休み♪ステキなことがある日♪♪
ヨモちゃん、たっぷりあそぼうな☆

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