僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
コメント欄はモラルを守った上で御自由に書込みどうぞ。

夜の1コマ

2010年11月30日 | ノンジャンル
ヨモギはダンボール箱が大好き。
今日、嫁が通販で買ったものが届いて早速その空き箱にダイブ♪
凄い目をキラキラして楽しそう。で写真を撮ろうとカメラを向ける。

途端にヨモギは不機嫌な顔に。ヨモギはカメラを向けられるのが苦手なのです。

でも、嫁@パンダが写真を撮るときは凄く良い表情するじゃんか~。
なんでワシがカメラを向けると不機嫌になるの(T○T)

ま、それでもハンサムボーイだけど、さ♪(゚゜)\バキ☆

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高野寛「渋谷のど真ん中 vol.2」ライブレポ

2010年11月28日 | オトの記憶(CD、ライブ)
昨夜は渋谷で高野寛クンのLive。
ライブの前は嫁とお買い物。東急ハンズで来年の手帳とカレンダーを購入。
ハンズの前には「チェルシーホテル」の建物。
NYの件のホテルはパティ・スミスや色んなアーティストが住んでたホテル。
日本のコレはライブハウスなんですね(^_^;

買い物が終わって嫁と別れて一人会場に向かう。ハコは「Mtレイニアホール」。
このハコ来るの今年で4回目だ(笑 道玄坂はすっかり紅葉。少し肌寒い。


ボクの席は2階中央前から2列目。7月のライブでは2階最後列だったから少し良くなったかな?
実際全体が見えて凄く見易い席だった。場内は満員。女性の方が比率が高いかな?
今回のライブはレコーディング中の新曲や未発表曲中心の演奏。挑戦してるね(^_^)
BGMが終わり客電が落ちて高野クンが1人で登場。
以降、曲の解説をしながら演奏。まぁお客さん聴いた事ない曲ばかりだし。

「時間の流れを早すぎると感じる」「夕暮れがオーロラみたいに見えた」
高野クンが日常で見かけた情景や感じることを素直に描いたウタたち。
初めて聴くけど何処かで聴いたような見たような温かいキモチになる。
ボクは「タイムドロップ」「マジックデイズ」が好きかな?何かグッと来た。

ただ途中で古い曲も結構演奏された。「夜の海を走って月を見た」は嬉しかったな。
これ歌詞をよく読むと公害・動物虐待・・凄いことを歌ってるんだよなぁ。
途中で権藤知彦さん(horn)、宮川剛(Per)が入って演奏。
「プロテウスマーチ」のセッションはカッコよかった!
そのまま「目覚めのマーチ」に入るか?とドキドキしたけどこの曲だけで終わり(^_^;
高野クンのエレキは結構ハード。直枝さんに通じる暴力的な音を奏でる。
客席は立って踊る、は無いけど熱い手拍子を繰り返す。凄い熱気!汗が出てきた。

途中でカバー曲を3連発。最後の曲は世界的な某有名バンドのロックチューン。
高野クンは日本語詞をつけたそうだけどCD化は出来ないそう。
色々と制限があって、演奏するとしたら「ライブ限定」なんだそう。
凄く良かっただけに勿体無い。いっそ「日本語詞」だけ朗読してレコーディングしたら?

後半も新曲。クリスマスの曲は良かった。
日本のクリスマスは騒がしい。渋谷駅前の十字路に雪が降れば静かになってイイ。
そんな発想で生まれた唄。幸宏さんの「X'mas Day In The Next Life」に通じる佳曲。
最後は「相変わらずさ」で明るく楽しく終わる。

当然アンコール。ここからはヒットチューン3連発。
「虹の都へ」「ベステンダンク」「夢の中で会いましょう」。
お客さんは手拍子しながらコーラス。会場全体が温かいムードに包まれる。
聴いてるうちに泣きそうになる。最初「なつかしさ」で感動したかと思ったけど違う。
昔の自分を思い出したんじゃない。現在(いま)の自分に響いたのだ。

再度アンコール。高野クンは「一番旧い曲」と言って「See You Again」を歌う。
デビュー時より遥かに力強く且つ柔らかい声で。
「また会いましょう」きっと色んな意味が込められていたようなそんな気がする。

この曲で終わり。高野クンは何度も「ありがとう」と言い手を振って去った。
やっぱり爽やか青年だったな。(^_^;

行って良かったな。新曲どれも良かったし。静かながら熱いライブだった。
高野クンとボクは同い年。いつの間にか50歳近くなっている。
今回見て「おたがい大人になったな。遠くに来たな」そんな風に感じた。
デビュー当時高野クンはアイドル扱いされることに必死に抵抗してた。
ヒット曲を歌うことに居心地の悪さを感じてた。でも今は自然に歌ってる。
その姿に自信と落着きを感じた。一方で「余裕」「現状維持」なんてない。
今でも新しい事に挑戦してる。だから今回「新曲中心」のライブをしたんだろう。
見せたいのは「過去(むかし)」じゃない。あくまで「現在(いま)」なんだろう。
だからオレは感動したんだと思う。

来年出るというニューアルバムに期待。次回のライブもまた見よう。
同世代のミュージシャンが何処に行くのか?行き着くのか?見届けさせてもらうよ。

今日は田端・西日暮里周辺で猫巡り。カワイイ猫さんに沢山会いました。
帰ってきたらヨモギがボクの足にしがみついて甘えてきました。
こいつぅ~。オモシロさじゃキミが一番さ♪

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This Is M`s Story 4~くらやみの中の光  

2010年11月26日 | 佐野元春
元春マイヒストリー第4弾。一体何回続くのか?(^^;
前回ハートランドの解散を知って、もうショックでした。
で解散ライブが横浜スタジアムである。でもボクは関西在住。見れない(T○T)
当時は遠征して東京でライブを見るという発想が無かった(爆)

と思ったら何とその春、東京に転勤となりましたぁ!!\(T▽T)/\(T▽T)/
6月から東京本社に赴任。千葉にある会社の寮に住むことに。
早速、ぴあに「Land Ho!」のチケットを買いに。当然売切れ(^_^;
で諦めてたんですが同じ部署の先輩と呑んでいるとき「音楽は何聴くの?」
「佐野元春です」「今度横浜でライブやるんでしょ?行くの?」
「チケッ無くて」「ウチのカミさんファンクラブに入ってて1枚余ってるよ。行く?」
「え~!行きます!行きます!」ということで無事チケットをゲット(笑

新しい部署での仕事はかなり大変でした。東京での慣れない暮らしに参ってました。
そんなとき買ったのが「Golden Ring」。元春とハートランドのライブヒストリー。
これを聴いて「R&Rナイト」「ハートビート」が特別な曲だと理解できました。
何ていうか凄く勇気をもらえた。励まされた。それは今も一緒。
落ち込んだとき、このアルバムを聴くと力が湧いてきます。

でいよいよ「Land HO!」当日。早目に横浜スタジアムに到着。
当日ファンクラブ主宰で色んな企画があったらしいんですがボクは知らず。
まして「赤い靴」を訪れるなんて発想もなし。
生まれて初めて見る佐野元春&ハートランドのライブ。解散ライブが初めてのライブ。
生憎の雨。花をもらい着席。スタンドのかなり上の席。
スクリーンに元春のメッセージが映る。ウェイヴを繰り返す客席。
ライブが開始。先ずはハートランドが登場。元春が登場。怒号の様な歓声。
確か「ナイトライフ」で始まったと思う。客席は一緒に歌う、凄いノリ。
初めてナマで聴く「アンジェリーナ」いえ、どの曲も初めてライブで聴くんですが(笑。
初期の名曲が次々と演奏される。元春が一々カッコいい。ハートランドもイカシテル。
これが佐野元春か!これがハートランドか!凄いな。解散するなんて勿体無い。
「インディビジュアリスト」、元春の走る振りがやっと見れた!
「新しいシャツ」で元春が手をひらひらさせる。
ボクの前に居た親子連れがそれを真似する。お父さんは50歳くらい?
でも嬉しそうに一緒に真似してた。ボクも当然一緒に踊った。
後半、「ロックンロールナイト」元春は途中で歌うのを止める。
客席は当然のように歌う。ハートランドは元春をサポートするように演奏。
元春は再び歌い出す。そしてあの爆発するような叫びを繰り返す。何か泣けてきた。
終盤、元春は上半身裸になってステージを駆け巡る。
そして「悲しきレイディオ」。テレビで見たあのシーンが目の前で現実となる。
元春と客席のコール&レスポンス。「ここに嫌な奴はいないのさ!」夢の様な時間。

アンコール「サムデイ」。客席は一緒に歌う。元春はニコニコしている。
スクリーンにはハートランドのメンバーの表情が映ってる。真剣な表情。
最後、元春は何度もギターをかき鳴らしメンバーを紹介し手を振って去って行った。
解散ライブだけど湿っぽさは全然無かった。
ボクはもらった花束を手に意気揚々と帰りに着いた。
「おわりだけどはじまり」なんかそんな気分だった。

後で知った事だけどこのライブには嫁も見に来ていた。
そして後にネットで知合いになる友人もここに数人いた。そのことは嬉しかった。

ハートランドは解散したけど元春の活動は続く。
「This」の復刊。サークルツアーのドキュメント「ワン・フォー・ザ・ロード」。
これは何度も読んだ。特に元春のバースデイをファンとハートランドが一緒になって
お祝いした仙台公演のエピソードは印象に残った。
しばらくして岩岡五郎さんが撮影したライブ写真集「Re-MEMBERS」が発売。

その年の10月。ロンドンに一人旅。元春の「ナポレオンフィッシュ」と
「NO DAMAGE」を持って行く。
紅葉のハイドパークを歩きながら聴いた元春は最高だった。
元春がロンドン滞在時に行った本屋「コンペディアウム」にも行った。
ただ行くと直ぐ閉店時間。もっと見たかったな。写真撮ったけど無くしちゃったな。

仕事は相変わらずダメ。人間関係もダメ。東京に成れず京都にしょっちゅう帰ってた。
好きな女性が京都に居たから。でもそのうち失恋。京都にも寄り付かなくなった。

まもなく元春は新しいバンドを作ってツアーを開始。チケットは取れなかった。
スカパラとの共演・・・見たかったなぁ。
そしていよいよニューバンドと作ったアルバム「フルーツ」が登場。
ハートランドとは全く違う演奏。曲調。元春の色んな魅力が詰まったアルバム。
特に後半のメドレーは大好きです。暴力的な音の渦。他にない魅力が溢れてる。
フルーツツアー開始。チケットは相変わらず入手できない。府中の森劇場の公演だけ入手。
喜び勇んで行く。ただこの公演・・大好きな「楽しい時」も「経験の唄」は演奏されず。
でも「欲望」を初めてライブで聴けたのはウレシイ。
「ロックンロールナイト」を演奏したのは意外だった。
割とコンパクトにまとまったライブだけど満足だった。次も行こうと思った。

ボク自身の生活はサイアク。死んだように生きてた。寮を出てアパートを借りる。
会社と自宅を行き来するだけの生活。友人も恋人も居ない。
休日は疲れきって寝るだけ。映画も音楽もイマイチのめりこめない。
唯一パティ・スミスの新譜だけがココロに響いた。
仕事はダメで部署が異動。上司、部下みんなにバカにされてた。
「ながわさんは何が楽しみで生きてるんですか?」と問われ答えようが無かった。
生きてる楽しみなんてない。やりたいこともない。夢もない。
会社をやめたい。こんなトコいたくない。でも転職先の当ては無い。
そのうちココロを病みだす。医者に行ったら「自律神経失調症」と診断される。
通院するがますます気分が塞ぐ。
死にたいがその勇気も無い。ただ生きてるだけ。息をしてるだけ。
暗黒の30代。二度と思い出したくない戻りたくない時代。

でも、このままじゃイケナイと思ってた。このままじゃダメだ。
ここにいたらダメになる。いつか抜け出そう。絶対ここから出てやる。
そんな時は必ずサークルツアーのライブビデオの「ロックンロールナイト」を見た。
あの元春のシャウトに励まされた。

そのうち元春のニューアルバムが出ると聴いた。
前作「フルーツ」が素晴らしかったので期待イッパイだった。
いかしたロックチューンが沢山つまってるんだろうな。
激しくせつないロックンロールでオレを力づけてほしい。

ニューアルバム「The Barn」を購入。また渋いジャケットだな。
なんかブックレットの写真もえらくレイドバックした感じ。
なんかカントリーぽくないか?

そして「The Barn」を聴いて・・・・・ボクは唖然としたのでした(この項続く笑)

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おめでとう、加藤クン

2010年11月23日 | オトの記憶(CD、ライブ)
昨夜はコレクターズ加藤ひさし君の50歳のバースデイ。
下北沢Gardenで記念ライブあり。仕事の後、駆けつけました。
場内はお客さんでギッシリ。先に入ってた嫁を発見して一緒に見る。

ライブは相変わらず素晴らしい。このバンドのライブを見始めて9年。
がっかりしたりイマイチだったと感じた事は1度も無い。
加藤クンのボーカルは50と思えないほど張りと伸びがある。
メンバーの演奏もパワフル。Qちゃんのドラムの響きは強烈。

加藤クンは祝福の声に嬉しそう。でも相変わらずの悪ガキトーク。
アグネスチャン、サンボマスター、HARRY。
コータローとのロック漫談はサイコーにオモシロい。
なんでロックミュージシャンなのに、こんなトークが巧いんだ?(T▽T)

お客さんの盛上がりも凄い。一緒になって歌って踊って。
モッシュやダイブがあっても不思議じゃないくらいの盛上がり。
(コレのファンはそういう危険行為はしないけど^^;)

TheWhoのカバーやゲストのザ・ピロウズ山中さわおクンとの共演も
良かったけど何より数々の名曲が聴けるのがウレシイ。
「東京虫バグズ」のイントロ聴いてオレ思わず絶叫した(^_^;
「今が最高!」「ロックンロールバンド人生」名曲だなぁ。

最後は「リグレイ」と「僕はコレクター」当然一緒に歌いました。
終わったら汗だく。キモチよかった~!楽しかった~!

実はこの日仕事でちょっと嫌なことあったけどすっかり忘れた。
最高のロックバンドのライブはいやなことを忘れさせてくれる。

ボクはコレの熱心なファンじゃない。未だに曲名ワカンナイし(^_^;
でも、このバンドは大好き。
もし、これからロックを聴こうとする若いヒトがいれば、
先ず最初に推薦するのは「コレクターズ」だ。絶対。
曲も演奏も善いし、メンバーのキャラは立ってるし何よりライブが素晴らしい。

でこのバンドに望む事はただ1つ。でかいハコでやって欲しい。
昨日みたいなこじんまりしたハコも勿論イイ。普段やってるクアトロもイイ。
でも、もっと広い大きなハコでこのバンドを見てみたい。
そういう意味では来年1月の渋谷AXは楽しみだ♪

ともかく、加藤クン50歳おめでとう。
オレもあんたみたいに
「立派な大人になれなくても愉快な大人」になれるようにがんばるぜ☆


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お留守番たのんだよ

2010年11月20日 | ノンジャンル
今日は、実家京都で用事があるので一泊旅行。

大の甘えん坊、嫁大好きのヨモギが一人でお留守番。
寂しがらないか?心配。
今回は一泊なのでヨモギが大好きなペットシッターのお姉さんも来ないし。

そういうと嫁は「だいじょうぶだよ。ワタシらが居なくてノビノビ遊ぶよ」と苦笑。
むしろ、オレの方がヨモギと離れがたい。たった一泊なのに。(゜゜)\バキ☆

実家では「日曜日も泊まって月曜日は会社休んでゆっくりしたら?」と
仰ってますが・・・・そんな恐ろしいこと、勘弁してください(^_^;
日曜日朝の新幹線で早々に東京に戻ります。ステキ王子が待ってるしね♪

ヨモギももう大人。一人で大丈夫だよね?でも掃除機見ると怖がってるけど(^_^;

留守居役、しっかり頼んだよ☆



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素晴らしき日常

2010年11月14日 | 日々の泡(日記)
昨日は新宿タワレコに直枝さんインストアLiveを見に行った。
嫁は少し疲れ気味ということで今回はパス。一人で新宿に向かう。

電車の中で「HOPKINS CREEK」を聴く。スキマだらけ、キッチュでサイケな音世界。
直枝政広というヒトの「素」に触れたような気分になる。
2枚目のボーナストラック集、「裏切り」「ひとりとふたり」「墨堤にて」。
ローファイなギターに乗って直枝さんは呟くように唄う。
電車の外の風景に重なる孤独で孤高な声。
聴いてるだけで「旅をしてるような」キモチになる。それは「あてのない独り旅」。
妄想の中の「ロードムービー」。こういうウタやオトは日本じゃ中々出会えない。
海外ではジョニ・ミッチェルやリッキー・リー・ジョーンズがいるけど。
日本だとこういう「旅のようなウタ」を描くのは、祥子さんくらいか?

インストアライブ。直枝さんは福島の兄弟音楽ユニット、ブラウンノーズと演奏。
「大食漢」では色んなオモチャを使って遊ぶ。楽しそう。
「野いちご」では実にキレイなギターを聴かせてくれた。
「ひとりとふたり」ゆれる不安定な歌。空気が変わる。日常の軸がぶれ出す。狂う。
CDショップという日常空間の中にいきなり大きな裂け目が開き、世界が歪み出す。
恐ろしいけどキレイ。最後は「Juicy Lucy」「ギターに映る空」で「美しく」終わる。
この2曲で「幻想」から「現実」に戻れた気がする。

ライブの後はサイン会&握手会。キンチョーして上手く話せない。
直枝さんは二カーっと笑い握手してくれた。(^_^;

帰り。電車の中で直枝さんのウタが蘇える。窓の外の世界が「ずれて」視える。
カネとは明らかに違う世界。幼稚で幻想的、毒に溢れた底が見えない狂気とゆがみ。
僅か30分程度のライブなのに、戻れない世界に引きずり込まれたような気がする。

帰宅後、気分が悪くなる。眩暈がしてカラダが上手く動かない。
神経がプツリと切れてしまってようだ。ココロとカラダがつながらない。
しばらくジッとしてると直った。直枝さんの邪気にやられたかな?(^_^

今朝は久しぶりにゴミ拾い。ウン、体調は大丈夫。気分よくゴミ退治。
午後から嫁とお散歩。根岸、入谷からアキバへ。いつも通りの日常。
散歩中、色んな猫さんと会う。みんなボクを見て逃げていく(T_T)
あるアパートの前でなんともイイ面構えの猫さんがいた。
背中を撫でようとすると「シャー!」と怒り爪を立てられました(T▽T)


その後も猫さんと遭遇。全部で7匹くらい会ったかな?
嫁に「どの猫さんもカワイイけど、ウチのヨモギは目がくりっとしていて
一番カワイイよな?」と言うと「飼い主はみんなそう思ってる」とバッサリ(T▽T)

浅草からはスカイツリーが見える。上野では樹々が黄色くなってる。

全部で4時間半くらい歩いたかな?ゴミ拾いの時間も含めると6時間近く歩いた。

休日、ライブも好いけど、やっぱり嫁と散歩するのが一番だな。
嫁にそういうと「ワタシはそうでもない」とまたまたバッサリ(^_^;
でも、やっぱりこういう「何でもない日常」が一番楽しくて大事。
幻想や悪夢や毒は「音楽」や「小説」、つくりものの世界で味わえば好い♪

散歩の帰りにケーキを購入。ヨモギ、今日のデザートはケーキだよ♪
楽しみだね。ってキミは食べられないけどね。(゜゜)\バキ☆(゜゜)\バキ☆

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This Is M`s Story 3~元春いろいろエピソード

2010年11月13日 | 佐野元春
ハートランド解散を知るまで一気に書きましたが
80年代、90年代は元春は雑誌、TVで結構取上げられる機会が多かった。
当時の印象に残っているエピソードを幾つか書きます。
ただし、何しろ古い話なので記憶違い多いと思います。
マチガイに気付いても「見てみぬ振り」をして下され。(゜゜)\バキ☆(゜゜)\バキ☆


○サウンドストリートの山下達郎さんの曜日に元春、大瀧詠一さんがゲスト。
 達郎さんと大瀧さんの語る薀蓄に元春は口を挟む余地なし。
 後にFMステーションで収録の様子を元春がレポート。
 収録の後3人で晩御飯を食べ、大瀧・達郎の音楽トークは続いたそう。
 元春曰く「彼等の前ではボクはひよっこです」。
 流石の佐野元春もあの2人には太刀打ち出来ないか、とミョーに感心。

○シングル「ジャスミンガール」発売当時、元春はFMのDJをしてた。
 (TOKYO FM系「ティスティ・ミュージック・タイム」)
 新曲がファンに評判の良いことを凄く嬉しそうに語ってた。

○ぴあで元春を特集したムックを発売。確か「ぴあミュージックコンプレックス」
 とか言う名前の本だと思う。銀次さんとの対談、ニール・ヤングについて、
 元春が影響を受けたレコード等、後の「サークル・オブ・イノセンス」に
 繋がる内容。あとがきで元春は「ぴあの女性編集長があまりに美しく、
 見惚れてボーっとしているうちに本を出すことが決まってた」と書いてた(^_^;

○当時の雑誌は元春のニューアルバムが出るたびに特集。
 特に「Sweet16」発売時の「R&R NEWSMAKER」の力の入れようは凄かった。
 元春が高い椅子に座る写真を表紙にロングインタビュー。写真もカッコ良かった。
 「The Circle」が出たときは「BRIDGE」で「佐野元春の10曲」特集あり。
 10曲目渋谷陽一さんはニューアルバムから「新しいシャツ」を選んでた。
 オレはそれを読んで「何で『君を連れて行く』を選ばない!」と渋谷さんの
 感性を疑った。
 「新しいシャツ」も良い曲だけどあのアルバムだと「君を連れて行く」でしょう!

○矢野顕子さんが「スーパーフォークソング」で元春の「サムディ」をカバー。
 原曲とのあまりの違いに愕然。FM802で矢野さん特集があり元春がコメント。
 元春は少し照れながらジェントルなコメントを寄せる。
 それを聞いた矢野さん「佐野さんってホントいい方♪」・・・
 何かその言い方が近所のお兄さんを評する奥様みたいな感じで良かった(T▽T)

○「NO DAMAGE2」が出た後「ハートランドからの手紙」の文庫本が発売。
 元春の色んなコトバには刺激を受けた。特に「オマエのソウルは大丈夫か?」には。
 詩集をチャンと読んだのもこれが初めてかも。
 当時チャボさんの「だんだんわかった」も愛読。
 今まで触れようとしなかった「詩」という表現の魅力を知った時期でした。

○サザンの桑田さんがNHKFMでDJを担当。番組終わるとき「佐野元春でした」という
 ギャグを飛ばすのが印象的でした。当時桑田さんは「最近、日本で発売された信頼
 すべきアルバム」として「Sweet16」を挙げていました。
 或るインタビューでは「佐野は笑える。ボブ・ディランの真似をさせたらアイツは
 一番だ」と言ってました。いつか共演なり対談・・してほしいものです。

○「路上のイノセンス」は愛読していました。デビュー当時の元春のエピソードは
 ほとんどこの本で知りました。最後の諏訪優さんの後書きも大好きです。
 パート2・・・読みたかったな。もう、その望みも適いませんが。

○あるレンタルビデオ屋でボクが元春のビデオばかり借りるので店員さんが気を
 利かせて「OUT TAKES」「ナポレオンフィッシュツアー」「MOTO CLIPS」を
 ダヴィングしてくれました。そのテープ、どっか行っちゃったなぁ。

○月間アフタヌーンか週間モーニングで新人の漫画家さんが「レンタル」という
 作品を発表。レンタルビデオ屋の若い店員の青春模様を描いた漫画。
 その中で「Heartbeat」や「赤い靴」のことが取上げられていた。
 もう1度読んでみたい。


こうして書いてみると、結構色々あるもんだな。
「見た、読んだ、聞いた」ばかりでオレ自身の青春の想い出と全くリンクしてない
のが哀しいが(^_^;
まだ色んなエピソードあるけど切が無いのでこの辺でやめときます(笑

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This Is M`s Story 2~元春にはまる

2010年11月13日 | 佐野元春
元春を追いかけようと決めたものの相変わらずCDは聴かず。
ただ雑誌インタビューは必ず読んでました。当時は今と違って色んな音楽雑誌があった。
ロッキングオン、GB、シンプジャーナル、FMステーション、週間FM。
VOLUME1なんてのもあったな。創刊号表紙が矢張り元春だった。
他のミュージシャンとは違う知的且つ哲学的な発言に心酔してた。
そう、当時元春は僕にとって「聴く人」ではなくて「読む人」だった。
聴くのはもっぱら桑田さん、坂本龍一、スティング、ホール&オーツだった。

就職して1年目。東京に出てきた。人間関係はサイアク。音楽にのめりこんだ。
会社の寮で同僚とも付き合わず、一人部屋でCDばかり聴いてた。
その中で、元春の「Heartland」を聴いた(レンタルで^^;)
ダビングしたテープ、音質の悪いラジカセ。でも元春のパワーは伝わってきた。

「カフェボヘミア」収録曲以外の曲をチャンと音源で聴いたのは初めて。
ラジオで聴いてはいたけど「アンジェリーナ」も「ガラスのジェネレーション」も
「R&Rナイト」も「サムデイ」も初めて聴いたのはライブヴァージョン。
「ガラスのジェネレーション」や「R&Rナイト」がファンにとって重要な曲とは
丸で知りませんでした。歌詞に特別な思い入れも無いし。(そもそも知らないし^^;)
「つまらない大人になりたくない」のトコで何であんなに盛上がるか不思議だった(^^:
ただ原曲とアレンジがかなり変わってるのは初めて聴いても分かった。
そして元春とハートランドのパワーはともかく凄かった。ますます惚れた。

社会人2年目転勤で福井へ。相変わらず仕事も人間関係もダメ。音楽や本にのめり込む。
当時は人気ミュージシャンのライブビデオをレンタルで見れた。
「カフェボヘミアツアー」ライブビデオで「クリスマスタイム・イン・ブルー」
でお客に歌わせて嬉しそうに飛び回る元春の姿は凄くステキに見えた。
更に、当時の最新アルバム「ナポレオンフィッシュ」を聴いた。

正直・・・よく分からなかった。難解なアルバムというのが当時の印象。
「ブルーの見解」「ふたりの理由」を聴いて
「なんでチャンと歌わないで歌詞を読むの?良いメロディなのに勿体無い!」
と憤慨。そうボクは「ポエトリーリーディング」なんて知らなかった!(爆)
一方で前作で見られた歌詞の鋭さは益々磨きが掛かってた。
「愛のシステム」「ボリビア」の挑発的な歌詞に矢鱈盛り上がったな。
当時「日本のロックを考える」みたいな番組が沢山あって元春は結構TVに出てた。
最近当時の映像を見て、元春の「BとEとAとT」発言に仰天しましたが(^_^;

翌年元春はデビュー10周年。「MOTO SINGLES」を聴く。初めて初期の曲をチャンと聴く。
「ガラスのジェネレーション」「ニューエイジ」、ライブと全然違うじゃん。
初期の曲は50年代のロックンロールぽい曲が多いのね。
何かキラキラしすぎ、あまり好きじゃないかも。
オレはVISITORS以降の曲の方が好きだなぁと思ってました。

社会人3年目。また転勤(笑。実家に戻る。仕事と人間関係は少し改善。
ここの職場で初めて「働くことの楽しさ」を知る。
アルバム「TIME OUT!」はイマイチ、ピンと来なかった。一方元春関連の本は必ず購入。
「10years By」「路上のイノセンス」「ミスターアウトサイド」。
「ぴあ」で元春を特集したムック本・・あれは楽しかったな。
(他に桑田さんや高野寛バージョンもあった気がする)
そうやって少しづつ元春の歴史、過去の活動を知る。

元春は「約束の橋」をヒットさせCM出演したりTVの音楽番組で演奏。
確かクリスマスの番組でディズニーランドで演奏したのは印象的だった。

ラジオで萩原健太さんが「次の佐野元春のアルバムは凄い!」と絶賛。
それを聴いて「Sweet16」を購入。
元春のアルバムを「買ったのは」これが初めて。(゜゜)\バキ☆(゜゜)\バキ☆
これは直ぐ好きになった。サウンドも歌詞もカッコいい。
好きなのは「廃墟の街」「ハッピーエンド」。「ハッピーエンド」ライブでやらんかな?

NHKで「ロックンロールポエトリー」を放映。そこでの映像にまた衝撃を受ける。
ともかくハートランドの紡ぎ出すサウンドが凄かった。
「新しい航海」が全然別の曲になっていたのにはビックリ。
その後「ノーダメージ2」が出てあのヴァージョンが収録されてた。嬉しかった。

当時ライブはサザン、チャボさん、洋楽。元春には行かなかった。
その後、アルバム「サークル」が出る。これにはハマッた。
当時、仕事は順調ながらもボクは色々苛立ってた。
失恋したり、自分がどう生きていけばイイのか見えず矢鱈怒り混乱してた。
当時のその気分にこのアルバムはピッタリだった。
「欲望」は何度も聴いた。「The Circle」の否定的表現の連続に勇気をもらった。
そして「君を連れて行く」。それはかって聴いたことの無い歌詞だった。
ロックってこんな表現が出来るんだ!驚いて感動した。

佐野元春が、自分の中で「最高の場所」を占めるようになった瞬間だった。

翌年の春、NHKBSで「ライブレジェンド」を2夜に亘って放映。
「サークルツアー」武道館の様子を流してた。それは凄まじい映像だった。
叫んで跳んではねる元春。とんでもないオトを出すハートランド。
熱い声援を送るファン。なんだ?これ、こんなライブは見たことがない!!
映像だけど・・・ガンガン響いてきた。見た後、呆然とした。
で「次のツアーは絶対行く!これは見なくちゃイケナイ!!」と決心。

しばらくして、土曜日夜のNHK-FMの番組に元春が出演。
彼の口から告げられたのはなんと「ハートランドの解散」でした・・・・。

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またひとつ

2010年11月11日 | ノンジャンル
齢をとりました。今日で46歳。
46歳か・・・元春が鎌倉でスポークンワーズライブを成功した齢ね。
桑田さんが「ロックンロールヒーロー」を出した齢。
ナオエさんが「Wild Fantasy」を出した年齢。
オレ同い年で何を成し得たんでしょうか?って比べる対象が凄すぎ?
上見て暮らすな下見て暮らせ(゜゜)\バキ☆(゜゜)\バキ☆

今更年齢を重ねることに何の感慨も湧きませんが・・・・
後4年で50歳か?50・・このオレが50歳?ハァ~イイのかね?

仕事帰りの電車の中、直枝さんの曲を聴きながらそんなこと考えると、
何か不安定な気分になってきた。悲しくもないのに泣きそうになる。なんで?

今日は「誕生日」ということで仕事は早目に切上げ。(゜゜)\バキ☆
嫁がステーキを振舞ってくれました。肉はイイ。肉を喰うとハッピーな気分になる。

食後にケーキ。嫁がチーズモンブランケーキを買ってきてくれました。
紅茶とあわせて食べる。上品な甘さ。美味しい~!甘いものも幸福をもたらすね。

ケーキと知って黙ってられないのはこのコ。すっかりエキサイト。

ケーキを奪取しようと襲撃しますが悉く防御。
嫁が膝の上で抱っこすると大人しくなる。甘えっこさん♪


今日は肉は美味かった。ケーキが甘かった。ヨモギは可愛かった。
嫁@パンダと話して楽しかった。
新たな1年を迎えるにあたっての決意や意思表明。そんなのありまへん。
いつも通り「そこそこ」楽しく過ごせればそれで良いんです。

と相変わらず、ゆるゆるなバースデイでした。これでいいのか?これでいいのだ♪

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ナオエさん「HOPKINS CREEK」Delux Edition

2010年11月09日 | カーネーション
今日は直枝さんソロアルバム「HOPKINS CREEK」デラックスエディション発売日。
会社の帰りに新宿タワレコに行って購入。
CDショップに行くの久しぶりだなぁ。祥子さんのシングル購入以来。半年ぶり?

今日はPERFUMEや嵐のアルバム発売日らしく店内は凄く混んでた。
CDショップが混んでるのを見るのは楽しいぞ。

このアルバムは10年前に発売された。今回はその再発版。
1枚目はリマスタリング、2枚目は当時の秘蔵音源を集めたボーナストラックCD。

このアルバム、嫁が持っていたので何度も聴きました。
福島の兄弟音楽ユニット、ブラウンノーズと直枝さんのコラボレーションで作った。
全曲自宅録音。楽器も直枝さんのギターとブラウンノーズの手持ちの楽器のみ。
手作り感溢れる自由な、でも何処か美しさと狂気を称えたクレイジーなアルバム。

今日、2枚目のボーナストラックを聴いた。
「BUFFULO」「ひとりとふたり」「墨堤にて」。ライブでは聴いてた曲。
初めて音源をチャンと聴く。
どれも音質は決して善くない。曲もヘビーで内省的。でも「リアル」だった。
10年前のウタとオトにもかかわらずリアルに迫ってきた。刺さってきた。

直枝さんのソロはカネとは少し違う。カネよりも「一人」「独り」が際立つ。
直枝政広という男の「ゆれ」や「ゆがみ」がよりリアルに伝わってくる。
それが、堪らなく好きだ。愛おしい。
その「ゆれ」「ゆがみ」「ねじれ」は多分オレの中にもあるものだから。

昔の曲だろうが演奏だろうが関係ない。
「ゆれ」も「ゆがみ」も古びない、風化せず妥協せず消えてない。
だから「リアル」だ。どうしようもなく。

当分はこのオトにどっぷり漬かって過ごしそうだ。

ヨモギは今日も嫁の膝の上でうつらうつら。そこは心地いいの?

そう、「ゆれ」って奴は結構キモチいいのだ。オモシロいのだ。
それで傷つこうが安定なんざオモシロくない。もうしばらくはゆれていよう♪

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