僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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太郎に逢いに行く

2021年12月18日 | Art・本・映画
昨日は11月休日出勤した代休を取得。ただ夕方から会議あり。
折角のお休み。何処か行こうと思いついたのが南青山にある岡本太郎記念館。

この1年色々煮詰まっていた。特に後半は色々考えてしまうことが多かった。
いや。。この1年だけじゃない。
ここ数年色んなことがあり過ぎて自分がどんどん弱っていくのを感じてる。
最近、やたら涙もろいし。
久しぶりに太郎に逢って自分に気合を入れたかった。

表参道駅から歩いて太郎記念館に到着。
扉に書家柿沼康二さんが猛々しい字で太郎のコトバを書いてる。これを視てシャンとなった。


庭がヘンなイキモノで溢れ返ってる。どいつもこいつも笑ってる。
よぉ久しぶりだったな。元気だったか?
オレは子供のときから色んなヒトに「ヘンだフツーじゃない」と言われてきた。
庭にいる子たちを撫でながら・・・ココロが裸になっていくのを感じてた。
此処はイイ。此処ではヘンなのがフツーだ。
フツーじゃないからって追い出す奴もいない。此処に居るとホッとする安心する。
此処はサイコーだ。オマエ等滅茶カワイイぜ、いかしてるぜ🎵



中に入る。太郎さんと敏子さんが笑顔で迎えてくれた。2人の笑顔を見た途端涙が出て来た。
太郎さんと敏子さんをイキモノが取り囲んでいる。どいつもこいつもカワイイぞ☺

太郎さんのアトリエも観た。自分がどんどん元気になっていくのを感じた。


2階では書家柿沼康二さんと太郎作品とのコラボ。
太陽の塔のオブジェに遠慮会釈なくコトバを叩きつけてるのが爽快だ。
太郎さんをレジェンドだのカリスマに祭り上げて不可侵のモノにするのは違う。
大いに弄って楽しむ方がオモシロい。太郎と柿沼さんのコラボ滅茶苦茶愉しめた。


記念館を出た後、独りで歩きながら色々考えた。
人と話すより絵を見たり音楽聴いたり本を読む方が好き。
子供のときからそうだった。
ヒトと話すときは準備しないと出来ない。緊張して話がまとまらなくなる。
まして非難や罵倒されると、もうワケがわからなくなる(^^;
イイ齢してこれだ。情けない。
だから、なるべく他人と深い関係は持たない様にしてる。
最初は仲良く付き合えても長く付き合ってると大体拗れる上手くいかなくなる。
そうやって色んなヒトから離れた。幾つかは追い出された(笑)。
子供時代、学生時代、前の会社、今の会社。友人とか仲間と呼べる人はいない。
愚痴をこぼしたり、悩みを相談する人も居ないし、ましてオレに相談する人も居ない(笑)。

オレ・・・凄いさみしいニンゲンだったんだな。この日、そう想った。
一方で、それは凄く楽だ。今更新しい人間関係なんて築きたくない。
そこでトラブルとか揉め事に巻き込まれるのも真っ平ゴメン。
さみしいかも知れないが、それがオレの選んだ道だ。仕方ない。あきらめよう。
答が出ない自問自答を繰返す。いつだってオレはこうだ(^^;

でも太郎に逢って独りで歩いてるうちに少し元気が出た。
友人は少ないけど、それでも何人かはいる。そのヒトと偶に逢って呑めればそれでイイ。
そして家族3人、穏やかに生きていければそれでイイ。

渋谷でSMAPの持ってないアルバムを買って帰宅。夕方からの仕事は問題なく終了。
今日1日で色々できた。
太郎に逢って渋谷で美味しいラーメン食べてSMAPアルバム買って色々考えた。
まぁ、悪くない1日だった☆ そう考えると少し明るい気持ちになれた。

元気になれたのは太郎と逢ったおかげだ。太郎、ありがとな。
アンタに逢うと・・・ココロの鎧がぶっ壊れて素直になれる。
また逢いに行くよ。じゃぁな太郎V(^^)

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