ほぼ週二 横浜の山の中通信

人と異なる視点から見る

トランプ君しか選べなかったアメリカはもうお終い

2018年11月15日 | 国際・政治(欧米)

トランプ君が大統領に就任した時、日本ではその手腕に期待した人より、こんな奴が大統領になったら世界はどうなるんだ!と思った人の方が多かったと思う。

 

そのような雰囲気の中でも、「トランプ大統領は、周囲の人たちをうまく使うのなら、レーガン大統領のように化ける」と書いた人たちが少数ながらいた。2年経った今、大外れのその人たちの感想を聞きたい。

 

ところで、トランプ君はこのブログに多大の貢献をしています。そのリスト29件を下にあげます。今から見ると当たったり、当たったり、外れたり。

 

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トランプ君について書いたブログのリスト

2018.11.15現在で29件。数が多いので、一部しかリンクを張りません)

 

20161012日「トランプよ お前はサル!」

20161128日「トランプショックその1  アメリカの政治こそ経済で動く」

20161129日「トランプショックその2 トランプの変節を期待するのと実際にそうなるかは別!」

20161202日「トランプショックその3 これから4年はトランプリスク」

20161208日「孫正義とトランプ会談」

20161211日「孫正義とトランプ会談(続き) トランプ大丈夫か?」

20170106日「アメリカのNo.2叩き」

20170109日「米中密約? トランプはどうする?」

20170112日「トランプよ、お前はやはりサルだ!」

20170114日「大統領閣下の噂は小説よりも奇なり

20170124日「大統領閣下は寒い国のスパイ

20170127日「アメリカは本来のアメリカに戻る! 何が悪い!」

20170204日「土産が欲しいトランプ大統領と手ぶらで来たプーチン大統領」

20170210日「日米首脳会談はお化け屋敷」

20170216日「日本への厚遇に中国は困った」

20170222日「移民社会はもうお終い!」

20170325日「習近平とトランプ会談」

20170427日「トランプ君はビジネスマン」

20170509日「小学生に人気の漢字ドリル」

20170518日「独裁経営者のトランプ君は流儀を変えられない」

20170610日「うんこトランプ」

20171112日「トランプ大統領とのゴルフで起きた安倍首相の珍事」

20171115日「ガキ大将トランプの意地悪」

20180317日「トランプ・ショックはある?」

20180326日「安倍君は終わり、ついでにトランプも終わり」

20180512日「米朝トップ会談はどうなる?」

20180516日「米朝トップ会談はどうなる? 続き」

20180519日「米朝トップ会談はどうなる? 続きの続き」

20180528日「トランプ君の交渉術と『責任は俺が取る』は当てにならん」

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頭が混乱したら、物事は初めに戻ってみるという格言があるので、トランプ君も初めに戻ってみよう。そうすると、彼の問題はやはり「ロシア」。

 

状況証拠は真っ黒。ロシア問題に関するアメリカ国内でのトランプ君の態度は異常だし、中国などの他国に対する態度とロシアに対する態度が全く違う。ロシアがトランプを助けて大統領にした疑惑だけでなく、ロシアはトランプの何らかの弱みを握って脅しているとか、ロシアでトランプ君が利益を挙げられるように図ったとか、ロシアとトランプ君の関係に何かあると思わざるを得ない。トランプ君は、ハニートラップに簡単に引っかかって、脅されているという可能性が最も高い。(私の推測です)

 

それでも、トランプを支持する人たちがアメリカに約40%いるのが理解不能。敵国ロシアと何らかの結びつき、あるいは利害関係のある人物に、自国アメリカの運命を預けるとは信じられない。アメリカで選挙権を持つ人の約40%は、頭がおかしいとしか思えない。

 

昔、中国の最高指導者の鄧小平は「黒い猫でも、白い猫でも、鼠を捕るのが良い猫だ」と言ったとか。トランプ流に言い換えると、「ロシアと繋がっていても、いなくても、アメリカまたは共和党にとって良い政策をするトランプは良いヤツだ」と言うことでしょうか。

本当にアメリカ人はアホばかりだ。

 

2018.11.15




これなあに? ブルーシートと「らっきょ」と「うそぺん」

2018年11月12日 | うんちく・小ネタ

①アメリカのブルーシート

 

TVを見ていたら、アメリカの犯罪現場だったか、現場をブルーシートで覆っていた。あのカッコ悪いブルーシートって日本だけじゃないの? そもそも、ブルーシートってアメリカにあるのかな? 日本を真似た? そんなとこ、真似る必要は無いと思うけど。

 

②「らっきょ」が減った

 

私は酒のお伴に「らっきょ」を食べるので、いつも同じ容器に入れて冷蔵庫にある。昨夜、ふと気がついた。昔は「らっきょ」が容器の縁までいっぱいだったが、昨日買って来た「らっきょ」は六分目しかない。減らし過ぎ!

 

③「うそぺん」ってなあに?

 

TVを見ていたら、画面に「うそぺん」と出ていたので、何か新しい商品ロゴかと思ったがそれにしては、変? 正確には「うそぺん」ではなく、“USOPEN” でしたが。

 

しばらくして、これは「うそぺん」ではなく、“US OPEN” と気がついた。テニスの試合でした。変なところでくっ付けるな!と思ったのは私だけ?

 

2018.11.12

 

 


移民政策は自民党に亀裂を作る

2018年11月09日 | 国際・政治

今秋の臨時国会に事実上の移民法の入国管理法改正案が提出されて、可決を目指すと報道されている。自民党の支持者が多い中小企業経営者や農家の中には移民を安い労働力として期待しているはず。(自民党は「移民」とは言っていないが、実質的に移民を受け入れる法律です。移民じゃないとしても、移民を受け入れる道筋をつける法律です)

 

しかし、自民党支持者の保守的な人たちの中には、本来住んでいる日本人だけが日本人だと思っている人が多く、移民を嫌っているはず。そういう自民党の地盤の人たちが、他国から移民してくる人がどんどん増えるのを賛成するかな? これら移民を嫌悪する人でも、入国管理法改正案に反対して自民党支持を変える人はいないと思うけど。

 

自民党内部でも、この入国管理法改正案の問題点の議論は生煮えだと思う。もっとも、日本では懸案を議論しだすとなかなか結論が出ないので、既成事実を作ってなし崩し的に進めるのが自民党の常套手段なので、生煮えのうちに法案を通してしまいたいと思っているはず。

 

この入国管理法改正案の扱いを間違えると、自民党内部に亀裂を深めることになる。それが原因で自民党は分裂しないだろうけど。

 

2018.11.09




弁護士と防災ヘリと墓石 ~非難あびたら極限まで御免 その5~ 

2018年11月08日 | ニュース

①弁護士はそんなに偉いのか?

 

20188月、富田林署接見室から、凶悪犯が弁護士と接見後に逃走した。弁護士は接見後に警察署員に「接見が終了した」と連絡せずに帰ったそうな。弁護士が警察に「接見が終了した」という連絡は必須ではなく、好意だとか。

 

この警察署からの逃走は、新聞やTVのマスメディアは、口裏を合わせたように警察の不備ばかりを取り上げていますが、「警察が悪い!」だけが問題なのか?

 

普通の社会人なら、訪問先に何も言わずに帰るか! 社会人としておかしいだろ! 引きこもりじゃあるまいし、連絡しろよ! 何を勿体ぶっているんや! 連絡したら、弁護士は弁護士自治に違反すると思っているのかな。それとも、弁護士は「警察ごときに連絡できるか!」と特権階級の沽券にかかわると思っているのかな。

 

脱走犯が弁護士に「俺が警官に連絡しておく」と言ったという報道もあるが、弁護士は依頼者であれば、凶悪犯でも信用するのか? 弁護士はお人好しなのか、アホなのか、通常の常識が通用しない社会人失格者なのか?

 

②防災ヘリで救った人より、事故で死んだ人の方が多いのでは?

 

20099月、岐阜県の防災ヘリ、奥穂高岳に墜落し、3名死亡

2010年、埼玉県の防災ヘリ、救助活動中に秩父市の山中に墜落し、5名死亡

2017年、長野県の防災ヘリ、救助訓練中に山中に墜落し、9名死亡

20188月、群馬県の防災ヘリ、山中に墜落し、9名死亡

 

これはブラック・ジョークです。防災ヘリ、いらないんじゃない。オスプレイをアメリカでは「未亡人製造機」と言うらしいが、防災ヘリも「未亡人製造機」じゃないの?

 

2018.11.10追加)

・岐阜の事故を追加し、内容を付け加えました

防災ヘリ墜落が、関東北部・長野・岐阜の一帯で続いたのは偶然? 山岳地帯だから? 他の要因もある? 他の地域で墜落したヘリはあったけど、防災ヘリが墜落したかなあ? 思い出せない。(追加ここまで)

 

80歳代男性の運転する軽自動車が墓地に転落し墓石を押し倒すが軽傷

 

2018813日の長崎市。80歳代男性が運転する軽自動車が運転を誤り、墓地に転落して墓石を押し倒して止まった。運転者は軽傷。

 

これもブラック・ジョーク。軽自動車が燃えて、運転手がそのまま墓に入れば手間がかからなかったのに。まあ他人の墓ですが。

 

今日はここまで。

 

2018.11.07

 

 


週刊東洋経済の記事について ~メディアに物申す その60~

2018年11月04日 | メディアに物申す

週刊東洋経済は週刊ダイヤモンドとともに、2大経済誌と言われていますが、最近は2誌とも活気がない。今回はその2誌のうち、週刊東洋経済です。鉄道の話だけにしようと思ったのですが、ついでにネタの棚卸をしました。

 

  • 何じゃこれ! 週刊東洋経済の言う「グローバル・エリート」とは?

 

これは、数年前の週刊東洋経済電子版の記事です。

「グローバル・エリートは見た!×××」という連載記事が出ていた。「グローバル・エリート」とは聞きなれない言葉だし、「グローバル」ってどういう意味? それに自らを「エリート」と呼ぶ人は珍しいし、最近は「エリート」という言葉はあまり使わない。

 

記事を書いた人は在日朝鮮人で、東南アジアで商売(どういう商売かは不明)をしているようです。記事の内容は日本の批判だけで、内容に新味があるわけでは無い。日本を批判するのが習い性の「グローバル・エリート」の在日朝鮮人に、週刊東洋経済がスペースを与える意味がわからん。

 

最も呆れたのは、この「グローバル・エリート」と名乗る人の母親が出て来て、記事を書いていたこと。そのうち一族郎党が出て来るかもしれないと思ったが、私はこの連載を無視したので、その後の経緯はわからない。週刊東洋経済の意図が全くわからない記事でした。

 

  • 鉄道ライターは太鼓持ち

 

私は鉄道が好きで、鉄道系の雑誌、ピクトリアル・ジャーナル・ファンを時々見ます。昔読んだジャーナルの「旧川越鉄道の思い出」は面白かった。旧川越鉄道は国分寺と川越間を結ぶ単線非電化の鉄道だったが、東上鉄道(現在の東武東上線)との競争に負けそうになり、東村山から新宿まで一気に複線電化の路線を作ったという、西武新宿線の話。

 

ところで、最近の週刊東洋経済の電子版に鉄道関係の記事が出ているが、昔読んだ記事の焼き直しがほとんどで新味がないし、その鉄道に都合の悪い話は出て来ない。焼き直しではない記事は、中身がおかしい。

 

ここからが本論です。1030日付で「『学芸大学』『都立大学』駅名変えなかった理由」という電子版の記事が載った。内容は、「学芸大学」駅や「都立大学」駅周辺の住民は、駅名の変更を望んでいないので駅名を変更しないのは正しいという内容。

 

この記事は、なぜか京急の駅名変更の話を織り交ぜている。京急の駅名変更の件は、大昔につけられた駅名の中には、現代と合わなくなった駅名があるので、現代にあった駅名に変更しようという主旨です。この京急の考え方からすると、「学芸大学」や「都立大学」という駅名は時代に合わないので変更するべきということになるが、この記事を書いたライターは無理矢理こじつけて結論を逆にしている。

 

このライターは、初めから「学芸大学」や「都立大学」という駅名を変える必要が無いという主旨でこの記事を書いているので、それをカモフラージュするために、全く別の京急の駅名変更の件を持ち出して、論点を捻じ曲げている。

 

ここで確認しておきたいのは、鉄道の駅名は今まで住民の都合だけで決めたことは無い。住民の意見を聞きながら、鉄道会社が主体的に決めるというのが建前。

 

東急は太鼓持ちを動員することなく、潔く諦めて「学芸大学」や「都立大学」という詐欺的な、時代に合わない駅名を変更するべきです。ここは中国ではない。週刊東洋経済は東急社長の会見を載せたからと言って、東急の尻馬に乗らないように。

 

「学芸大学」駅や「都立大学」駅周辺の住民は、いつまで昔の名前に頼っているのか、と情けなく思う。確かに両駅の周辺にはこれといったシンボル的なものは無い。そして「学芸大学」や「都立大学」という名前だけが輝いているのが悲しい。

 

(おまけ)

「学芸大学」駅や「都立大学」駅周辺のような状態が東京以外で起きると、「元気が無い」とか、「新しいことをする意欲が無い」とか、いろいろ批判するけど、東京だと批判しないのはなぜ? 近くの人が怒ると怖いから?


2018.11.04