怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

教員免許更新制導入の動きを慎重に見守るvol.2

2005-12-06 00:34:44 | 教育
教員免許の更新制導入など提言 中央教育審議会中間報告(asahi.com)

やはりきた。
1.10年程度ごとの20から30時間程度の研修による免許更新。
2.教職大学院構想の現実化。
3.1の現職教員への適用に対する含み。(ということは、現実化を目指してくるだろうな。)

>子供とうまく接することができず、きちんと授業ができない指導力不足教員が年々増加するなど、教師への信頼回復が課題となっていることを背景に審議が進められてきた。

M教員対策ならばやめてほしいところだ。
信頼回復がこんなことで成り立つという考え方が稚拙だ。
退行気味の中教審は早いとこ解体してほしい。
(だいたい、議事を読む限り、まともな議論さえ成り立っていないではないか。)
世間、社会の様相の見方があまりにもマスコミ当たりと同じように、一方的に流れすぎている。
彼等のための研修をもうけてほしいものだ。

参考リンク
教員免許更新制導入の動きを慎重に見守る


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
免許更新制の裏目的(資格の無価値化による社会の階層化) (こが)
2005-12-06 23:59:47
こんばんは。こがです。



yo先生に同感です。『現政権と世の中に媚びるだけの茶坊主どもに、現場を荒らされるのはもうたくさんだ!』と言いたいところですね。



ところで、この教員免許更新制度問題ですが、やはり私の睨んだ通り、これは教員免許に限らずあらゆる免許の更新問題と水面下で密接不可分のようです。つまり、いわゆる”規制緩和”絡みの延長線上の問題であるようです。



実際これを示唆するものとして、医師免許の更新制度等が政府直轄の民営化会議とやらでしきりに議論されています。つまり、全ての資格の頂点とも言うべき医師免許の価値を下げることで、医師の特権を大幅に奪い取り、そこからなし崩しに他の資格の権益を根こそぎ奪い去ろうという魂胆でしょう。これをすると、労働力単価がほぼ全職種で一気に暴落しますから。労働力単価が下がれば、当然雇う方である経営者(といっても大企業だけですが)にとっては、こんなに好ましいことはないわけです。何しろ安い単価で”合法的”に人材を酷使できますから。(実際、この推進者はオリックスの●内はじめ、阪大の本●など現政権の御用商人と御用学者ばかり。)そしてこの背後には、実は米国がいます。(例の年次改革要望書がらみです。郵政も大型店舗も全部これ絡み。)



結局、全部の職種を”民営化=株式会社化”して、全て(米国が)直接支配しようという腹でしょう。当然教育方面も重要な標的の1つでしょうね。何しろ農業も全面的に株式会社化するつもりらしいですから。農協潰しもそれが真の目的ですし。(教育も学校が全部民営化されて株式会社化されれば、否が応にも”階層化”されてしまいますから。)



それにしても、必要以上の民営化や規制緩和は愚行にすぎないということは、例の設計書偽造事件を通じてはからずも証明されたというのに、一体いつになったら多くの国民はこのことに気づくのでしょうかねぇ…。大方みんな欲ボケして、現状認識すらできなくなっているのかな?本当に呆れ果てますね。



(だらだらと長くなってしまって、本当にすいません。以後気をつけますので。)
返信する
警鐘 (yo)
2005-12-07 07:19:39
JRの時も、電々公社のときもしかりです。

「真綿で首を絞められる」なんて表現がありましたが、真にだれが泣いているのかといえば、実は当事者の内、応分の責任負担を抱えていた末端の者だと認識しています。

加害者、被害者という見方でなく、そんな悲壮な叫び声もかき消される昨今の世の中が情けないという考え方でこれからも書いていきたいものです。

きっと郵政民営化でもそういった人が出るでしょう。

>大方みんな欲ボケ・・・

その通りで、「ボケている間に・・・」ということにならないように、声を上げていかなければいけないですね。

こがさんの見通しはその通りだと思います。



そうそう。この程度の長文は歓迎です。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。